プキ日記

NEWプキの家

島は狭いということか!?

今日も朝からキビ刈りに汗を流しておりますが、今日はケンユウさんの畑の収穫作業ということで、10時の休憩に奥さんが差し入れ持って来てくれて、それから十六日で帰ってきてる奥さんの妹さんも差し入れ持って来てくれて、さらにはお二人のお父さん(オジー)も超スローな車でやって来たら、みんなで楽しい休憩時間を過ごしてます。

それにしてもなんだか気になる、オジーが気になる・・・

畑のオジーはたくさん知ってるけど名前までは知らなかったりで、このオジーも畑のオジーの一人としてしか印象にないはずが、なんだか気になる気になる、この顔にピンときたら!みたいな感じなのです。結局思い出せないまま休憩タイムは終了し、だけどずっと気になっていて、考えて考えてようやく思い出しました。なのでケンユウさんに オジーは2年くらい前に事故してない!?って聞いたら 何でそんなこと知ってるか!?って言うので だってその時僕が助けたんだもん!

そう、2年前の夏のある日、カブトムシさんとのガイドの途中で思いっきり横転してる車を発見し、まさかと思ったけどよぉく見たら運転席にオジーが乗っていて、助けに行くぞ!ってダッシュで車に飛び乗って助手席のドアを開け、オジーを引っぱり出して救出したのでした。だけどケンユウさんの口から思いがけない一言が。オジーは消防の人に助けられたって言ってたよ!?いやいやそんなはずは、そもそも警察と救急車は来たけど消防なんて呼んでさえいないからね。

まあどちらにしても無事助かったから良かったし、僕が助けなくてもその後来た車がみんな止まって助けに来たから、その場に僕が居合わさなくても結果は同じだったろうしね。それにしてもあの時のオジーがケンユウさんの奥さんのお父さんだったなんて、やっぱり島は狭いなあと思わずにはいられないのでした。

さて夕方は建築現場へ、今日も職人さんが二人くらいでせっせと作業してくれていたみたいで少しですが変化が。

窓の上にも型枠が!

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そんな姿を見届けてから帰ると、また今日も新たなるアイテムが届いておりました。

それはまたしてもメグミパパさんからの新築祝いの品で、同じものが2セット・・・

エアコンです!

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新しいプキの家は6月頃にオープンの予定なのでまだまだ先は長いですが、こんな感じでちょっとずつ前に進んでおりますです。

なにげに日々変わっていく姿はなかなか楽しくて、このまま完成しないのもアリかと思ったりもするけれど・・・

それじゃあみんなに怒られちゃうね!?

危機一髪!

今日はジュウルクニツですね。え!?ジュウルクニツをご存じない?ジュウルクニツは十六日、十六日は旧暦の1月16日のこと。ここ宮古島ではこの日がご先祖さまのお正月というわけで、お昼からは会社も学校もお休みでみんな揃ってお墓に集まりご先祖さまを供養するのです。

なのでキビ刈りも今日はお昼まで、朝から小雨と寒風吹きすさぶ今日の宮古島は風の強さはよく分からないけど波の高さ5mっていうから台風接近中なみの荒れっぷりです。そんななか張り切って収穫作業をしていたんだけど、ここで危機一髪な事件が発生。

今シーズンから共に畑で共に汗を流す仲間ケンユウさんがハーベスターに絡みついた草を取ってるから、僕も隣で絡みついた蔓をブチブチちぎって手伝ってたんだけど、突然 ガガガガガッ!!って大きな音と共に激しい衝撃が手首に走り、その瞬間やっちまったと思ったら・・・

高速で回転するノコ刃が接触!

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完全にやってしまった、本当に手首から先が飛んでしまったかと思ったんだけど、偶然というか運が良かったというか腕時計が当たって僕自身は全くの無傷で済んだのでした。もし時計してなかったらと思うとゾッとしちゃいます。手首が切断されて大量の血が流れ、だけどその分軽くなってキビ刈りダイエット1日で目標達成されちゃったりして・・・・ってそんなこと言ってる場合じゃないか!?

というわけで僕の身を守ってくれた腕時計さん、かわいそうに名誉の負傷をしておりました。

ネジとその横に削られた傷が!

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僕は幸運にも何事もなく済みましたが、皆さんも目の前に回転する刃があったらその時はくれぐれも気を付けてくださいね。まあ日常生活でなかなかそんな場面に遭遇しないでしょうが。

そんなこんなでお昼までで作業は終了し、その後は十六日に誘われたんだけど雨で濡れちゃってるしまた来年誘ってってことで、帰ってお昼食べたらすぐ準備して、怪しげな場所に潜入し・・・

一体何を!?

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ここはヤマちゃん先生の倉庫、使ってないスペースを借りて今のところキッチンの流し台を置かせてもらってます。新しくなるプキの家ですが、厨房設備は中古にしてみました。もちろん考えあってのことですが、中古なのでメグミさんと二人ピカールとスコッチブライト持ってせっせと磨いてピッカピカにしてやろうと頑張ってます。

そして外の雨が止んできたら今度は建築現場に向かい、以前取っておいてもらったアスファルトの山を、とりあえず作業しやすいようにきれいに並べようということに。さすがに道路の舗装に使われるアスファルトは厚みもあって重いからひとりでは動かせないのでメグミさんも一緒に動けるときに来たんだけど、ますはこれからと二人で持って、せえので持ち上げたら・・・・マジっすか!メグミさんの方1ミリたりとも持ち上がってないし、全く微動だにしてないんだけど フン!って顔だけ踏ん張っていて、その後は笑って僕まで持ち上がらなくなっちゃうし困ったもんです。

なので小さいのは僕ひとりで・・・

ウォリャ~!

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ウォリャリャリャ~っ!!

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そんなに持ち上げる必要全くないのですが、カメラ構えるから不必要ながら持ち上げてみましたが重いので腕プルプルしちゃってます。まあ今日に限っては、プルプルする腕あって良かった!と思ったりもするのですが。

結局何回言ったかわからんくらいに マジっすか!を連呼しつつもなんとか運び終え、その後はメグミさんはなかなか現場に来れないのでちょっと落ち着いてプキの家を見学ツアーしております。今日はもちろん職人の皆さんもお昼で帰ってるから誰もいませんが、またちょっと進んでるのが分かります。

廊下の向こうにリビングを見てます!

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というわけで今日はヒヤッとする場面もありましたが、これから作業も本格化してくるし安全第一で頑張っていかねばと今日のことを教訓にしていこうと改めて思うのでした。

とりあえず僕は無事であったとご報告しておきますが、メグミさんは・・・

明日の筋肉痛確定です!

ここに宣言します!

本日も快晴なり、いつもなら1月からの製糖期は僕もサトウキビの収穫を手伝ってるんだけど、今年は新しいプキの家の準備があるから無理なんだと言ってたら結局工事も遅れてズルズル来てしまい、そんなこんなで・・・

畑に来ちゃってます!

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今年もタダシさんを中心に頑張ってるキビ畑に遅ればせながらお手伝いにやって来ましたが、青空の下で久しぶりに汗を流すのはなかなか気持ちいいもんですね。ただ最高気温24℃はこの時期ちょっと暑すぎではなかろうかと。

ハーベスターも頑張ってます!

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以前にもお話ししたかもですが今年のキビは未だかつてないくらいに出来が悪く、製糖期も短く終わりそうな雰囲気です。なのでこれからあと1ヶ月くらいかな、せっかくやるならば目標を持ってやってやろうじゃあないかということで、ここでひとつ宣言をいたします。

今年もキビ刈りダイエットやっちゃいます!

目標はキビ刈り終了時点で3キロダウン、1ヶ月で3キロなら無理なく普通に落とせるちょうどいい頃合いではないかなあと思うのですがいかがでしょう。実は先日遊びに来たユッキーヒロユキさんちょっと太ったね!?って言われちゃって、そりゃあアナタ15キロもダイエットしたら世の中全てがひと回り大きくも見えるでしょうって思ったんだけど、測ってみたらちょっと増えてたんだよね。この先プキの家が完成に向かうにつれお祝いもいっぱいあるし、さらに太る要素満載なので今の内に一旦体重を落としておこうと思ったわけ。なのであまりないパターンかもですが、リバウンド前提のダイエットなのです。

そして今日は作業を終えてから現場に、ちょうど夕日が落ちるタイミングだったのでプキビーチにも足を運んでみました。この時期にしては珍しい風向きだったから、普段は穏やかなはずのプキビーチも結構波が押し寄せてきて、そんな波と夕日を・・・

これはこれでいい感じ!

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ここに来るととっても心癒されるのです。いいないいなあ、ここでオリオン飲みたいなあ!そう思っちゃうのです。

だけど車で来てるから、いや・・・

キビ刈りダイエットだからダメなのです!

着々と!

2月に入って寒い日が続いておりましたが、今日はようやく寒さも少し和らいできた宮古島でございます。

だけど全国的には大寒波が押し寄せ大雪で被害が出たりと大変なようで、今日から来るはずだったお客さんも、飛行機が飛ばないということではなくこの雪で家を空ける訳にはいかない状況になってしまったと、泣く泣くキャンセルとなってしまったのでした。今まで台風でのキャンセルは毎年あったけど大雪でというのは初めてのことでしたが、また雪が溶けた春にでもぜひ遊びに来てくださいね。事故のないことを願ってます。

そんなわけで今日も現場の様子を少しご紹介。

製糖期真っ只中の宮古島、なのでみんなサトウキビ畑に出ちゃって職人さんもなかなか集まらず仕事は捗らないらしいのですが、今日もちょっと進展がありました。まずはこちら・・・

でっかい木箱!?

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いえいえ木箱ではありません、これ全部型枠用の合板なのです。こういうのって何回も使い回すものらしいんだけど、今回たまたま新品が導入されてラッキーってことなのでしょうか。

そして壁のブロックも一応これで全部積まれたことになるのかな、柱部分や窓の周辺の型枠が取り付けられ始めました。

木が入ると家っぽくなる!?

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宮古島ではほとんどのお家がコンクリート造だけど、コンクリートやブロックのみって景色はなかなか無機質で味気ない感じだよね。やっぱり木のぬくもりが欲しいみたいな。まあここに登場してる木はコンクリートを流し込むための型枠なので、結局最後には撤去されちゃうんだけどね。だけど最終的には自然素材をふんだんに使った内装になる予定なので、どうぞどうぞ楽しみにしていてくださいね。

今日は日曜日だっていうのに型枠工の職人さんは日没まで頑張ってくれていて、休日返上でご苦労様です!って言ったら、早めにやっておかないと後になって追われたら大変だし 慌ててやって仕事が雑になるのは嫌だからね!って嬉しいこと言ってくれるじゃあないですか。こんな想いを持っている人達にプキの家を造ってもらってるって、本当に嬉しくありがたいことです。

だけどこちら、宮古島にもこんな人がいるんだね・・・

壁に落書き!?

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いえいえ違いますね、これは水道の配管位置を書き記したものです。水とお湯と排水と、これは洗面台の配管だね。

予定よりは遅れているものの、着々と進んでいる新しいプキの家の工事。始まるまでは本当に気持ちばかりが焦っていたけど、これは無理だと頭を切り替えGWまで今のプキの家を開けることにしたからもう大丈夫、ちょっと心に余裕をもって工事の進行が見れるようになってきた今日この頃です。

余裕ついでに僕も壁に落書きでもしちゃおうかと思ってみたりもしましたが、完成してから同じように落書きする人が続出しても困るからやめておきましょう。

良い子のみんなは真似しないでね~!

節分ですから!

プキの家1月最後のお客さん達を迎えた辺りから続いていた晴天も一昨日まで、昨日からまた真冬の天気に逆戻りで雨と寒さに頭も体も活動停止状態となっております。

なので気になる工事の方もなかなか捗らないようで、現場に行ってもあの日の活気はどこへやら、人も少なくポツポツと落ちる雨に打たれながらの作業となっております。それでもそんな中働く男達の顔はなかなか凛々しく、だけど作業を頑張ってる分・・・

見えなくなってきたね!?

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というわけで晴天だった壁の立ち上げ作業初日ほどペースは上がらないまでも、着々と積み上げて窓の位置もハッキリ分かるくらいまでになってきました。

今日のところはこんな感じ!

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お願いしていたものは出来上がっていたけど頼んでいたのと形が違ったから監督にお願いして、また後で修正してもらえることになりましたので、形が出来たら写真撮ってお見せしましょうね。

そしてプキの家へと帰ったら、こんな物が届いておりました。それは新しいプキの家で使う・・・

洗面ボウルです!

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こちらはメグミパパさんからの新築祝いということで、蛇口もついて2セット戴きました。新築祝いに洗面ボウルも不思議な感じですが、これとは別に後でまた新築祝いが届く予定で、もちろんそっちも新築祝いとしては不思議な感じかもですが、こちらのリクエストなのでパパさんが不思議キャラってわけではないのです。

そんな今日2月3日は節分の日、というわけで今年も幸運が続くようにとメグミさんが恵方巻きを買ってきたんだけど、そんなこととは知らず今夜は飲むぞと張り切って僕は僕で刺身屋さんで新鮮なお刺身買って来ちゃったので、お寿司と刺身という取り合わせですが・・・

より一層の幸運を!

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今夜の宮古島は14℃と真冬の寒さだからさらにキムチ鍋で温まりながら、南の島の冬の夜長を過ごすのでした。

ところで今年の恵方巻きはどの方角を向いて食べるべきだったでしょうか、3種類あったから3つの方角を向いて食べてみましたが・・・

外れてたら意味ないのか!?

いいかもいいかも!

早いもので今年も早1ヶ月が過ぎ2月に突入いたしましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。宮古は思いがけず暖かい日が続いておりますが、本土の方は大寒波で大雪が降ってるようで心配ですね。

今日は朝から用事があるのでその前に、昨日お願いしていたことを再度確認しに現場へと足を運びました。

青空の現場は最高だね!

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晴天の現場は活気に溢れ、僕も何か作業したくなっちゃいますが、とてもとても素人が手を出せるような感じではありません。

なのでこんな感じでお願いと作業員のオジサンに頼んでるその横では、ユニックが次から次にブロックの山を敷地内に降ろしていきます。

安全第一でお願いします!

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そんなわけでしばらく作業を見守ったら用事で街まで、そして夕方も見に行こうと思っていたお昼過ぎ、突然の揺れに慌てふためくことに。震源地は宮古島近海、震度3の地震だったようです。

普段から大きな地震はほとんど発生しない島なので結構みんなビビッてましたが、被災地の人達もその周辺地域の人達も、こんな思いをしょっちゅうしてるんだと思うと辛いなあと改めて思うのでした。

そして夕方再び現場へ、するとちょうど作業も終わりという頃でみんな片づけしたりのんびりしたり。今朝降ろされていた壁のブロックは、早くもこんなに・・・

建物っぽくなってきたかな!?

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こんなに早くに積めるもんなんだねって言ったら 本当はもっと出来るけど1日で6段までって決まってるんだ!ということだそうで、それ以上積んだら目地が潰れたり傾いたりするんだろうね。

そんなわけで1日でガラッと雰囲気変わったプキの家、ちょうど夕日が西の空に傾いてきたのでプキの家全景の向こうに夕日が沈む海を入れて、一枚撮ってみましたが・・・

いい感じじゃない!?

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もちろんリビングやウッドデッキは道路側ではなく海側なので、新しいプキの家では天気が良ければこの景色がいつでも見れるってわけです。

そしてそのままプキビーチへ、水平線の上には雲がかかり最高の夕日とはいかなかったけど、それでもここからの景色は・・・

いいかもいいかも!

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なんていうんでしょうか、たまらなくいいのです。

そして本当にこれからこの場所に住むんだなって思うと、ワクワクが込み上げてきちゃうのを止められないのです。もちろんみんなのために新しく作ってるプキの家なんだけど、同時に自分達の終の棲家になるかもしれない場所なんだもんね。

みんなでこの景色を見れる日を僕らは心から楽しみにしてます。

みんなも楽しみにしててね~!

プレッシャーからの解放!?

昨日のバナナさんに続き、今日はユッキートシヤくんも最後の朝となりました。

当初の予定では1月末でプキの家は一旦お休みに入ると告知していたから、彼らが予約してきてくれたときは最後のお客さんだよって伝えていたんだけど、トシヤくんは なんだか凄いですね!って、そしてユッキーは 最後の人になりたいプキの家ファンがいっぱいいるだろうに私みたいな2回目の人が申し訳ない・・・ってよくわかりませんが妙にプレッシャーに感じてたみたい。でも全然そんなの関係ないっていうか、まあ光栄に感じていただけてるならそれはなによりだけど、結局最後のお客さんじゃなくなっちゃったしね。

最後の朝をみんなで楽しんだらまずはユッキーから出発ですが、昨日からずっと 帰りたくないよぉ!の連続で、最後に来てそれがピークに達してるので、だったら帰らなきゃいいじゃない!って言うと ヒロユキさんのイジワル!って言われ、じゃあ帰って!って言ったら 冷たい!って言われ、ユッキーが喜ぶこんな時最適な答えって一体何なのでしょうか。

また来週!・・・ってか!?

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そんなわけで後ろ髪引かれまくりのユッキーを見送ったら、こちら夕方の飛行機で帰るトシヤくんはさらにのんびりしてからお昼になってようやく動き出しました。

若干雨が心配ではありますが、自転車で出掛けますってことなので どっちがいい!?って、どっちというのはつまり初日は先日買った新しい自転車を一番乗りだったから、また新しいのがいいか、それとも引退前の自転車を最後に乗りたいかってことで、それじゃあ両方乗ってみようかな!ってことなので・・・

ラストランです!

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そしてちょっと帰りの飛行機の時間が気になりだした頃ようやく帰ってきたんだけど、妙に息切らしてるなあと思ったら 間違って東平安名崎の方へ向かってました!ってそれはヤバイヤバイ。

そしてたっぷりと買ってきたお土産は・・・

なかなか素敵なチョイスです!

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古い自転車はカゴがちっちゃかったからお土産全部は入りきらなかったようで、走ってたらモズクが飛び出しちゃいました!ってそいつは大変失礼いたしました。

そしてみんなで食べましょうって冬瓜のパイを買ってきてくれたのでコーヒー入れて、だけども楽しい時間は過ぎ去り彼にもまた最後の時が迫ってきました。なので トシヤくんは帰りたくないよぉって言わないの!?って冗談交じりで聞いてみたら、思いがけない返事が返ってきました。そんなこと言ったら寂しくなるじゃないですか・・・

そんなわけで結局プキの家最後のお客さんとなるはずだったお二人さんは、プキの家最後を飾るにふさわしいお二人だったことがわかり、本当に心から嬉しく思います。結局最後じゃないんだけどね。

そんなトシヤくんを見送ったら、ちょうど現場監督から電話があって今すぐ現場に来てってことなので車走らせやって来ると、建物の周りではユンボが2台・・・

土を埋め戻してます!

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呼ばれたのは他でもない、僕がお願いしていたことがあったので、それを確認しに来て欲しいということなのでした。ちょっとお庭で面白いことをしてやろうと思っているのですが、まあ形になったら発表しますのでしばらくは楽しみに待っててくださいね。

一方昨日で基礎の型枠が外された建物は、明日からの作業の準備が着々と進んでいるみたい。床が出来たら今度はもちろん壁というわけで・・・

大量のブロックです!

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床と天井はコンクリート、そして壁は構造用のブロックで躯体を作っていきます。

ここまでは平面だったのが、ここから先は壁が組上がり完成のイメージが出来てきそうです。今しか見れないこの瞬間を日々楽しみながら・・・

寒い冬を乗り切ろうっと!

今日は一転のんびりと!

昨日の朝グロッキーだったバナナさんは完全復活ですが、病院でお泊まりだったバナナ姉さんが心配だなあと思っていたら、峠は越えたようでもうひと休みしてお昼前にバナナさんが迎えにいくってことで一安心。と思ったら今度はユッキーが久しぶりのプキの家でテンション上がって久しぶりのお酒を飲み過ぎちゃって二日酔いでヘロヘロって、一体どうなってるのプキの家の人達は。

だけども今日はユッキーと観光ガイド、またしても予報が外れ青空広がってるから張り切って出発したら、本日のリクエストは昨日行けなかった前浜ビーチと新しいプキの家と、それからあとは・・・・旬なところ!ってことなので、まずはリクエストを2つ同時に叶えようとやって来たのは、こちら・・・

宮古ブルーの海!

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レンズキャップの色と背景の海の色とがピッタリ同じだから、透けてるような不思議な感じに見えるよね。

というわけでまず最初にやって来たのは前浜ビーチなんだけど、普通に観光の人が行くエリアではなくレンズキャップに使われた写真を撮ったその場所に、つまりは旬な場所にやって来たってわけ。だから色合いが同じに見えるのは当然のことなんだね。

ユッキーに合わせて今日は僕も一眼レフ持ってきたから、その後は撮影大会みたいな感じになってますが、最近カメラ教室に通い始めたんだというユッキーは最高の被写体を前に嬉しそうに写真撮ってはニッコリ笑顔です。

ではお次はまたまた旬な場所へってことで街の方へと引き返し、やって来たのはバナナ姉さんのお見舞いです。この後バナナさんが迎えに来たら荷物まとめてそのまま島を離れちゃうからお別れもしたいしってことでやって来たんだけど、さすがにちょっとやつれた感はあるけどもう大丈夫ってことで、笑顔でお別れするのでした。その後バナナさんがお迎えに来て一旦プキの家に戻ったら、僕らは一緒に撮れなかったけど・・・

復活のポーズ!?

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そこからはまた旬な場所、バナナさんが大好きそうなスポットで撮影会やったら、今日もまた胃が悪い人なので軽い食事を買ってプキビーチを目指しましょう。

噂のプキビーチはたいそう気に入ってもらえたようで、波音を聞きながらのランチを二日酔いも忘れて楽しむのでした。そして今日はそんなこともあろうかとシートを用意してきて正解、お腹が満たされたら薄曇りの快適な気温も相まっていい感じに眠くなってきたので、リクエストにお応えしてとっても贅沢な時間を・・・

お昼寝タイムです!

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これってガイドなのか!?とかそんなツッコミはご無用、ユッキーがそれを望むならば、添い寝もまた立派に観光ガイドなのですよ。

そんなわけで永遠の眠りについたかの如きユッキーの横で僕は足早に流れる雲を眺めながら、途中で雨が落ちてきたけど3粒だったので問題なし、最後は雲が切れてギラギラの太陽にたまらずユッキーが目覚めたら、1時間ほどのお昼寝タイムは終了です。

ではそのまま歩いて建設現場に行くと昨日コンクリート流したところだし今日は日曜日だから作業はお休みで、新しいプキの家に興味津々のユッキーと共に色々見ていたら水道屋のカツオさんがやって来て、ちょうど確認したいことがお互いあったので話してたんだけど、ユッキーはカツオさんのしゃべってることが全然理解できなかったみたい。方言でしゃべってたわけじゃないのにね。

現場は楽しいね!

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コンクリートが固まってなかったら手形を付けたかったユッキーですが、さすがに1日経てばカッチカチに固まっちゃってたね。

今日は元々の予定でもそうだったし二日酔いからのスタートということもあって、のんびりとした一日を過ごしてますが、ここから本日唯一となる激しい時間が始まりますよ。

そして僕はあっという間に、ユッキーはもうちょっと時間をかけて激しい時間は終了しました。

何をしたのかというと・・・

戦いの跡!

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そう、これは前回のガイドで恥ずかしいまでの完敗を喫したかけっこのリベンジ、その勝負の足跡です。前回同様カメラのムービーセットしたらユッキーの合図でスタート。シュタタタタっ!て駆け抜ける僕の後から小走りでスタスタと走ってくるユッキー。まあダイエットに成功しただけあって前回よりは身軽に走れてるような気もするけれど、ユッキーのリベンジが叶う日は永遠にやって来そうにありませんです。

ではそろそろ楽しくのんびりしたガイドも最後のポイント、青い青い海を眺めては思い思いにシャッターを切り、そして青空に似つかわしくないものを僕からユッキーへ手渡したら、本日最後の旬は・・・

バナナさんと同じポーズで!

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昨日のガイドでバナナさんが三線弾いてたその場所その岩の上に座ったら、手渡した傘を三線に見立て、旬なポーズで締めくくり。

そんなガイドから帰ってきたら、お昼に到着して自転車でお出掛けしていたお客さんが帰ってきました。というわけで本日のお客さんは、初めての宮古島に初めてのプキの家なんだけど、3年も前からプキの家の日記を見ては楽しみにしてくれていたトシヤくんです。そんなトシヤくんなのでバナナさんのことも日記で見て知っていて、ユッキーとも住んでる場所がご近所ということで意気投合し、またまた繋がってるなあと感じながら一体感をもってプキの家らしく楽しんでます。姉さんを見送ってから自転車でお出掛けしていたバナナさんからは、先日のを交換してもらったワンピース41巻を無事いただきました。

そしてバナナさんは今夜が最後の夜だからみんなからのリクエストで三線弾いたら、お次は前回三線体験したユッキーが弾くんだけど、あの頃より上達したの!って本人自信満々も、時空のゆがみを感じるような音色がプキの家いっぱいに響いております。そしてこちら、サックス奏者なんだというトシヤくんに三線が回ったら、バナナさんの熱血マンツーマン指導が入ってますが・・・

なぜに爆笑!?

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だけどこの辺りまでが限界だったみたい、昨日ほとんど寝てないんだというトシヤくんはこの後完全にスイッチ切れちゃって、横で見ていても もうダメだダメだ!ってタオル投入したくなるようなフラッフラ状態で、夢でプキの家に来たことがあるんです!って言ってたくらいに楽しみにしていたのに残念ながら睡魔には勝てず早々とダウンしちゃうのでした。

そんなわけでのんびり楽しんだ本日のプキの家。最後は明日の天気はどうかなって言いながらデッキに出て星空を見ていたら、思いがけずUFOを発見したり、きっとみんな嘘だと思うだろうけど本当にあれはUFOだったはず。

そんな朝目覚めてから夜眠るまで濃いぃ1日となりました。

明日も朝を迎えるのが楽しみだね!

妹と姉と順番に・・・

今日はバナナ姉さんとガイドの予定がバナナさんも便乗で一緒に行くことになったんだけど、そのバナナさんが昨夜のお祝いで勢い余って食べ過ぎちゃって、今朝はグロッキーな感じから1日をスタートさせております。

それでもなんとか準備が出来たら出発し、一昨日のガイドで教えてもらった昔の人が食べたんだという実を姉さんにも味わってもらったりしつつ、山のようなサトウキビを見たいというお二人さんのリクエストで製糖工場へとやって来ました。すると山盛りサトウキビを満載したダンプがやって来てそいつを二人で激写したり、塀の向こうの工場を撮ろうと並んで必死にカメラ持った腕をのばす後ろ姿を見ては、滑稽というかやっぱり血の繋がった姉妹なんだなあって。

お次は壕とかガーとかが大好きなバナナさんのリクエストで壕を探して車走らせてますが、事前に調べて地図をダウンロードしてきたんだって言うんだけど携帯の画面が暗すぎてなんにも見えず迷子になっちゃって、なので こんな時は地元に人に聞こう!ってことでサトウキビの収穫に汗を流すオジーオバアを発見したら、バナナさんに突撃してもらってますが・・・

だから見えないって!

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僕らでさえ暗くて見えないって言ってるんだから、畑のオジーに見えるはずもなかろうて。

とりあえず今僕らは全く見当違いの場所に来てるってことが判明し、半分くらいしか分からなかった説明をみんなで解読しながら目的地を求めて車を走らせたら、何度かの間違いの後でようやく発見。だけどその壕は思っていたのとは全然違って縦に奥へ奥へと続いていて、危なくてとてもとても中に入れるようなものではありませんでした。

その後はまたまたバナナさんのリクエストでガーを探して車を走らせ、途中オタマジャクシの大群に遭遇したりしながらも目的地付近まで来たんだけどまたしても発見できず、ここかと思い突撃するもぬかるみにはまって危うく脱出できないという危機に遭遇したり、だけどようやく目的の場所を発見すると、崖下までロープ1本が垂れ下がってるような状態では女性二人を連れて降りることも出来ずに断念するのでした。

その後は睡魔に襲われる二人を乗せた僕は睡魔に襲われつつも車走らせ、眠気冷ましにと気になっていたガーのような場所にやって来たら、壕とかガー担当のバナナさんに先頭行ってもらって奥へと進み、穴の奥までやって来たらまさかまさか、ぬかるんだ地面に足を取られて・・・

転けちゃいました!

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滑って転んで泥だらけになった自分の手を撮ったんだけど、そこに写っていたのは怖い怖いバナナ姉さんの心霊写真だったのです。首から先が・・・

そんな不吉なことがありつつも、とりあえず当初の目的は果たされお二人さんはバッチリお目覚めで、そろそろランチタイムなんだけど未だに胃の調子が復活しないバナナさんなのでジェラートくらい食べれるよねってことでカフェでランチとなりました。だけど結局バナナさんお水しか飲めないし僕はさっきのでジーンズのお尻も泥だらけでタオルを椅子に置いて座ってるし、3人揃って靴底泥だらけでタイルの床に足跡つけまくりだし、お店の方には大変ご迷惑をお掛けしてしまったと言わざるを得ないのです。

ちょうどランチの前に電話があって、午後から基礎のコンクリートを打つからと聞いていたので二人も楽しみにしてくれていた現場に行ってみると、現場監督に設計士さんはじめ作業員の人が大勢で作業したり見守ったり。そんな活気溢れるプキの家の工事現場は・・・

こちらでございます!

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一昨日見たときに張り巡らされていた鉄筋に型枠が取り付けられ、そこに次々とコンクリートが流し込まれていきますが、まだまだ先は長そうだなってことで一旦その場を離れ、バナナさんに僕から最高の誕生日プレゼントを。それはこれ以上ないロケーションでの三線タイム。

青い海を目の前に風に吹かれながらの三線は最高に気持ち良さそうで、そんな姿をバナナ姉さんと二人ちょっと後ろから眺めてます。それにしても今日はバナナ姉さんメインのはずがすっかり妹中心になっちゃって、だけどどちらも楽しそうにしてるからまあいいか。

最高だね!

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すると海を見て弾いているバナナさんは気付いてないんだけど、観光客の人達が続々とやって来てはバナナさんの演奏を聴いたり写真撮ったり、そしてパチパチと拍手しては立ち去っていきます。最後には ステージで演奏とかされてる方ですか!?って感激して声かけてきたオバサンに動揺してみたり。そんなわけで気持ちよく三線弾いてたら、すっかり胃が悪いのもどこかへすっ飛んじゃったみたいです。

池間島ではガーを探そうってことになって、だけど見つけられないからまた突撃して島のオバアに聞いてみて、だけど結局普通の井戸に辿り着くのがやっとでした。

その後はそろそろ終わる頃かともう一回現場に戻ってみると、バナナ姉さんちょっと寝ときますってことなので車に残したら、ちょうど作業が一時止まってるタイミングだったので持ってきた栄養ドリンクをバナナさんに渡したら、突撃しておいで!ってことで配っては・・・

ご苦労様っす!

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全部で生コン車が11台ほど、まだまだ掛かりそうなのでよろしくお願いしますと伝えたら僕らはそろそろ戻りますか。だけど車に戻ったら姉さんの様子が変、なんだか気分が悪いようで苦しそうにしていて吐き気もあるみたい。だけどこの後の便で那覇に飛ばなきゃだから頑張ってって言いながらプキの家に帰ったら、プキの家が1月に閉まっちゃうと聞いて駆けつけてくれたユッキーが待ってました。

なのでお久しぶりの再会を味わいたいところではあるのですが、バナナ姉さんが飛行機乗れないくらいの状態なのでバタバタしちゃって、結局無理ってことで飛行機もキャンセルしてもう一泊泊まっていくことに。元々が今夜那覇泊で帰りが明日だったのが不幸中の幸いといったところでしょうか。だけど横になって様子をみていたバナナ姉さんさらに容態が悪くなって、バナナさんが病院に連れていったら腸炎じゃないかということで念のため今夜は病院にお泊まりということに。

その間ユッキーとお話ししていたら以前メールで聞かれていた話になって、そうそう僕のカメラのレンズを聞いたのは何だったの!?ってことで、その答えは新しいプキの家へのプレゼントだったそうです。というわけで手渡された箱を開けてみると・・・

カワイイ~!

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宮古ブルーの海をバックにプキちゃんの笑顔が可愛い、特製のレンズキャップをプレゼントしてくれました。

ユッキーありがとね!

姉さんのことは心配だけど心配ばかりで楽しめないじゃ逆にダメだし、お互いすっかり意気投合したユッキーとバナナさんが楽しそうに三線弾いて遊んでます。

仲良しさんです!

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ユッキーはバナナさんのことを、バナナさんはユッキーのことをお互いプキの家の日記で見て知っていたそうで、特にユッキーはバナナさんに興味津々で会えるのを楽しみにしていたみたい。

そんなわけで今夜はまた一段とバナナ姉さんの分まで賑やかに楽しんだら、みんなフラフラで今日一日を終えるのでした。

明日には復活していてね!

叶った人と叶わなかった人と・・・

今朝も昨日と同じく南の島とは思えないくらいの寒い寒い朝となった宮古島。そんな極寒の宮古島に朝一番の飛行機で降り立ったのは、気合い入れて前日の夜から那覇入りして来たバナナさんです。

とりあえずプキの家に到着したらそのまますぐに観光ガイドに出発し、脇目も振らずにやって来たのはこちら・・・

宮古木工芸です!

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もうバナナさんとここへ来るのは何回目でしょうか、今日は今日こそは今まで温めてきた想いを遂げるそんな記念すべき日となりそうです。というのも宮古が大好きで三線にはまり今ではサークルに通うほどの熱の入れようで、そしてもう2年くらい前から今回このタイミングで一生物の三線を手に入れるんだと計画して三線貯金していたバナナさん。

いきなり店の番犬に噛まれそうになったりして幸先の悪いスタートでしたが、マサキの案内でお店に入ったらたくさん並んだ三線を順番に弾いては音を確かめてます。そして値段的にも音的にもこの辺りかなっていう1本を見つけたんだけどその直後僕が鳴らした三線の音色があまりにも良すぎて 全然違う~!!ってなっちゃって、だけど予算オーバーだしと思ったらかなり安くしてくれて、ちょっと悩んでるような素振りもあるけど完全に心はそっちに行っちゃってて 後悔したくないからこれにします!って決断。その後はさらにオマケ付けてもらったり無理言って高いパーツを付けてもらったり。

それじゃあお支払いをということでこの日のためにと貯めていた貯金を鞄から取り出すんだけど、封筒に入ったボーナスを封も開けずにそのまま持ってきてて、それにはみんなで大笑い。そうこうしている内にバナナさんあこがれの人がお店に登場しました。それは三線職人の与儀さん、彼のCDを聴いて宮古民謡が好きになってそれを聴きながら練習してきたし、いつか与儀さんの作った三線を手に入れるんだと目標にしてきたある意味あこがれの人だったのです。だけどここを訪れるたびに物産展だったりで島を離れていて今まで会うことが出来ず、今日も免許の更新に行ってるんだって聞いてもうこのまま一生会えず終いなんじゃないかって、もしかして本当は実在しないんじゃない!?って思えるくらいに遠い存在だったのが念願叶って会うことが出来てテンション上がっちゃってるバナナさん。

というわけで与儀さんとマサキと三人で・・・

良かったね~!

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バナナさんが手に入れた三線はマサキが仕上げたんだということで、やっぱり職人らしく思い入れがあるそうで ぜひ大切に弾いてくださいね!って。だけどいきなりではありますがこの後ガイドに持ち歩いて雨のビーチで弾かなきゃと思ったら、思いがけない日差しが眩しいくらいに照らし始めました。

なのでお礼を言ったらその場を後に、すっかり長居してすでにお昼ということで、せっかくの天気になったしお弁当買ったら海を目指し、片手に三線もう一方の手にお弁当持ったら・・・

プキビーチに到着です!

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ヒロユキさんも一緒に弾いてよ!ということだったので僕も三線持ってビーチに降り立ったら、それぞれ三線ケースをテーブルにお弁当の蓋を開けます。するとバナナさんが突然絶叫するのでなんだろうと思ったら、ビーチに向かって傾斜してるから三線ケースの上をお弁当がスルスルと滑っていて、だけど全く反応出来ずにただただ叫んでるだけのバナナさんなのです。まあラッキーなことにひっくり返らず済んだから命拾いしたけど、一歩間違えたらひとつのお弁当を二人で分け合うことになってたかも。

では食事の後は早速ケースから三線を取り出したら、一緒に海を眺めながら弾いてます。いままでたくさんの人が三線を買って帰ったけど、バナナさんのが一番いい音鳴ってるんじゃないかと。まあ一番高級なの買ったってことでもあるんだけど明らかに僕のよりいい音だし、悔しいからバレないように交換してやろうかと思っちゃうくらい。

そんな強い思いを持って今回やって来たバナナさんなので、そろそろアレやっちゃったら!?って言ったらそうだねってことで一旦車に戻り、コソコソと人目を気にしつつ準備したらまたビーチに戻り・・・

衣装に着替えちゃった!

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念願叶って新しい三線を手に入れたらぜひやりたかったんだそうで、わざわざ三線サークルのメンバーに借りて持ってきていたのです。1月とは思えないくらいのジリジリと照りつける日差しを浴びながら、言われたとおり海を背景にしたバックショットと、それから言われてないけど動画も撮ったら嬉し恥ずかし大満足。

その後は気になっていたプキの家の建設現場に行こうってことで、そのままでいいじゃんって言うんだけど恥ずかしいからと衣装を脱いで行ってみると、現場監督はじめ職人の人が大勢でちょうど基礎の鉄筋を組んでるところでした。

鉄筋の密度がすごいです!

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現場の皆さんによろしくと伝えたら、リクエストにお応えして次に目指すは池間島の遠見台。ここでも三線持っててっぺんまで登ったら、見下ろす景色に見とれながら気持ちよさそうに弾いてるバナナさんなのです。

その後はサンゴの海が広がる岩場にやって来たら、誰もいないからとまた衣装を取り出して、北風ピューピュー吹く中で・・・

帯が着物が風になびきます!

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苦労しながらも着替えたら三線弾きながら日差し待ち状態ですが、すっかり雲に覆われその気配もないままに猛烈な北風に吹かれ過ぎて涙も鼻水も流れつつプルプル震えては我慢して、僕はそんなバナナさんの風下で丸まってるけど我慢の限界撤収です。

ではいよいよ本日の第二章、運命のご対面へと突撃です。

実は今回バナナさん記念すべき節目の誕生日ということで、自分へのお祝いに三線買うんだってずっと前から公言していたのです。それを聞いていたのは僕ら以外にもいて、それはとっても身近な人バナナ姉さんです。で、妹想いの姉は前回来たときに三線の爪を工房で手作りし、そして妹の旅のプランに合わせて内緒でプキの家に来たのです。もちろん僕らは聞いてるのでサプライズに協力しますよと快く受け、なのでバナナさんには内緒にしてたってわけ。

そんなこんなでバナナ姉さんの待つプキの家へと帰ってきたら、メグミさんをビックリさせよう!って僕の提案でまたまた衣装に着替えてもらって、もちろんビックリさせる相手はバナナ姉さんなんだけど、その格好で玄関開けて ただいま~!って。するとちょっとそわそわしながらも平静を装いシレッと座ってるバナナ姉さんがいて、その姿を見たバナナさんが一言・・・

来てるの知ってたで!!

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エ~~!うっそぉ~ん!!というわけで、姉の浅はかなサプライズはとうの昔に妹にバレバレで、なんだかそれに荷担した自分まで失敗したような恥ずかしいようなそんな気持ちにさせられちゃうのでした。なんでわかったん!?って問う姉に妹から順を追って説明がありましたが、確かに姉が浅はかで分かりやす過ぎであったと言わざるを得ませんです。

喜び落胆色々あったせいか今夜はなんだかみんなして早々と睡魔に襲われちゃってますが、明日が誕生日だからせめて日付が変わるまではってことで姉さんから差し入れの美味しい訳ありスイーツを戴いたり、もう寝ちゃうって状態になったら友達から電話がかかってきたバナナさんに代わり僕がバナナさんの三線を弾いてみたり。そしていよいよ時計の針が0時を指すよってところで記念すべき節目の誕生日をどう迎えようかと電話切ったばっかりのバナナさんはバタバタしちゃって、慌てて僕の三線を手渡したら音が合ってないから合わせるんだけど焦っちゃって、合わないままに日付は27日になっちゃってる残念なバナナさんなのでした。

だけどそんな妹に姉から花束が・・・

良かったね!

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だけど渡し方がいただけない、スーパーのレジ袋に入ったまんま、近所のオバアが野菜持って来たときのやり方でドスンと置いて、またしてもみんなから 姉さんガサツだから!って言われちゃってます。そして次の夜に渡すんだろうと思っていた手作りの爪もプレゼントしたら、それを付けてバナナさんから感謝の気持ちを込めた一曲を。

そんなわけで今回初めてバナナ姉妹が揃った本日のプキの家ですが、一方は念願の三線をゲットして夢が叶い、もう一方はまさかのサプライズ失敗という明暗クッキリハッキリ分かれた一日となりましたが、妹の誕生日を祝ってやりたいという姉の気持ちは十分に伝わったことでしょう。

素敵な想い出になって良かったね!