プキ日記

学生さんではありません!

今朝はなかなかにいい天気ではありませんか。なのでキビに行くのに一眼レフ車に乗せて出発したら、いい感じの朝日が芭蕉の木の向こうから上がってきたから車を止めて1枚。

素敵な朝日でした!

Dsc057834_2

朝日は綺麗でいいんだけど、そのままお日様ギラギラの天気だとキビ刈りにはとっても過酷な状況となってくるのです。なんだかんだでもう3月、日差しもキツくなって来る今日この頃ですから。

お昼には電気屋のタテツさんからお呼びがかかり、現場にてエアコンスリーブの位置確認で立ち会いです。呼ばれたのは予定の位置に開けられないということだったからで、まあたいした問題ではないのでちょっと横へ。それとこちらは先日僕が発見して、これってドアが当たるんじゃない!? 当たるか? 多分・・・というわけで設計士さんにも確認してもらったらやっぱり当たるということで、ちょっとだけ横に・・・

移動した照明スイッチです!

Dsc001774

まあこれくらいのことは事件と呼ぶほどのことでもないので、今の僕はもうビクともしませんから。

そしてお昼からも張り切ってキビ畑で汗を流していたら畑の主のオジーがやって来て、僕を見つけると畑の中まで入ってきて一言 どうもどうもご苦労さん、ところでアンタは学生さんか!?

来た来た久しぶりに言われちゃったよ学生さん。もう8年くらい前かな、キビ刈りを始めた頃の僕はそれはそれは初々しく、よく学生さんかと聞かれたものでした。だけどもう顔も真っ黒だしなにより僕が今学生だったら何浪、いや一体何十浪してると思ってんねん!って心の中でオジーに突っ込み入れながらも、違うんですよ~って普通に返す大人な対応を見せておきました。

オジーの言う学生さんとは、農大生なんかが研修で島を訪れサトウキビの収穫を体験したりということが宮古島では結構あって、そんな大学生と間違っちゃうらしいのです。まあオジーから見れば僕もまだまだ未熟者ということか。

そんなこんなで日は暮れて、本日3月1日は本物の学生さんにとって節目の日となっております。今日は高校の卒業式、進学や就職で島を離れる子が多い宮古島では高校の卒業祝いを盛大に行う風習があって、今夜はいつもお世話になってるタダシさんの三男坊が無事卒業し進学で那覇に行くということなのでキビ刈りの後お祝いに駆けつけました。本日の主役は友達と遊びに行ってるようで大人達が祝のオトーリを回しまくってますが、なかなか写真を撮るような雰囲気でもなかったので、トヨイチお父からメグミさんへのオトーリですが・・・

お祝いの雰囲気だけでもどうぞ!

Dsc001834

未来のこの島を支えるであろう若者達、彼らのこれからの成長を願うばかりであります。

あぁ一言いっておきますが、学生さんか!?はあくまでオジーから見てのことなので、僕の顔見て 学生だって、プププッ!とか笑ったりしないようくれぐれもお願いしますよ。

結構傷つきやすいタイプなのですから!

慣れ親しんだ場所を離れて・・・

重大発表って何!?って声があっちからもこっちからも聞こえて来ますが、もったいつける必要もありませんので単刀直入に、新しいプキの家はこんなところに出来るんだよ!の発表をしますよ~ということで。

今までも新しいプキの家はどこに出来るんだろうとプキの家ファンの皆さんからは質問が相次いでいたのですが、まあその内知らせるからと秘密にしていて、その間に遊びに来てくれた人にはヒントを与えてプキの家探しを楽しんでもらったり、観光ガイドの時には建築現場をご案内しては「新しいプキの家初の〇〇」ってことでいろんな初めての事をする遊びが定番化したりしておりました。そして一部マニアなファンの間では、日記に出てくる数少ない情報や写真からその場所を想像する楽しみを見いだす人がいたり、某師匠のブログで漏洩した情報を見て 知ってしまった!と嬉しそうに報告してくれる人がいたり、本当にいろんな形で愛されているなあということを感じております。

では順を追って。まずは街から県道230号線を北上、池間島目指してひた走り、こんな看板が見えてきたら・・・

もうすぐですよ!

Dsc001764

ここから島で一番北側にある集落に入っていきます。そこから交番を過ぎ学校を過ぎると、わかりやすい感じでその存在を主張する商店の姿が見えてきます。

見えましたね!?

Dsc001754

ここを左折し海へ向かって走り、最後に右に曲がったら新しいプキの家に到着です。

そのまま勢い余って足場を上り屋上まで足を踏み入れたらちょうど夕日が沈む頃、赤く染まった空と遠くにプキビーチが・・・

こんな場所にあるのです!

Dsc001814

というわけで新しいプキの家は慣れ親しんだ久松集落を離れ、島の北の端っこ狩俣集落に移ることになりました。

久松にはとっても愛着があってまた新しいプキの家もここでとの思いもあったのですが、よりプキの家らしいプキの家にということで2年以上も島中探し回った結果、この地に新しいプキの家を建てることを決めました。まあ細かい経緯については、酒でも飲みながらゆっくりと語りますか。

宮古島の地図でいいますと・・・

本当に端っこだね!?

Static4_2

街から離れ今までと比べて便利さだけはダウンですが、沖縄の離島まで便利さや街を求めて来てるわけじゃないよねと、特にプキの家を楽しみに来てくれる人達はそうだろうと思うのです。

その代わり島の原風景が残る自然豊かな環境も、手付かずの海岸線が続く綺麗なサンゴの海も、のんびりとした時間の流れも、何もかもが今までより数段アップしておりますのでより一層プキの家時間を楽しんでいただけるのではないかと思っております。海の美しさも、感動的なまでの夕日の美しさも、そして数え切れないほどの星空も、ぜひぜひみんなに見てもらいたいなあ。

新しいプキの家、まだ建築中の姿を見ただけでみんな喜んで楽しみにしてくれてるので、完成したらもっともっとみんなに愛されるプキの家になるのではなかろうかと。

その完成を僕らも楽しみに頑張ってますが・・・

みんなも楽しみにしててね~!

またしても!

今日も朝からキビ刈りですが、10時の休憩にまたしてもあの人がやって来ました。それはあの時のオジー。

そう、2年前の横転事故で僕が助けたオジーが、キビ刈りご苦労さんとジュースとパンと、それから助けてもらったお礼にとたくさんたくさんお土産抱えてやって来たのです。だけどひとつ残念なことが、今刈ってるのオジーの隣の畑なんだよね・・・

そんなキビ刈りですがお昼にはまた建築現場へやって来ると、外された型枠がきれいに並べられて整理整頓行き届いてます。

出来る人は片付けもしっかり!

Dsc001674

天井の型枠がしばらく外せないから大きくは進展しておりませんが、地味に水道とか電気とか、出来そうなところから少しずつ進んでいるような気がします。

そしてそのままプキビーチまで歩いてみると、今日はちょっと穏やかな天気だからか一艇だけダイビングボートが浮かんでおりました。プキビーチ、結構サンゴがいっぱいでダイビングポイントでもあるようです。

夏にはまた泳ごう!

Dsc001734

そしてお昼からも今度こそオジーのキビを刈り、3時のオヤツも戴いちゃったら次なる畑をまた頑張って、だけどあまりにも突然の幕切れとなりました。

真夏のスコールみたい!

Dsc001664

その直前まで青空広がっていたっていうのに、突然目の前も見えないくらいの大雨にやられて片付けさえも出来ないままに強制終了となりました。

そんなわけで帰ったらオジーにいっぱい戴いたお土産をテーブルの上に広げてみると、あれやこれや・・・

いっぱいだね!

Dsc056784

それだけオジーの思いも強かったということでしょうか。

さてさてダイエットも終わったことだし甘いものでもいただいて体力回復させながら、この大変な時期を乗り切ろうっと。

次回はそろそろ重大発表といきますか!

その全貌が明らかっぽい感じに!

またしても雨の宮古島。色々と確認しておかねばならぬことがあったので朝から現場に行くと、早くも型枠が外されておりました。

屋上部分です!

Dsc001434

とはいってもまだ屋上や壁の型枠だけで、天井部分はさすがにその重さを支えられる強度が出るまでしっかりと固まってから外さなきゃなので、3週間くらいはかかるそうです。

だけど外観を見ればパッと見はもうその全貌が明らかになった感じで、その姿はとっても・・・

シンプルなのです!

Dsc001574

そんなわけで色々と見て回っていたら、待ち合わせていた電気工事のタテツさんがやって来ましたが、日曜日だっていうのにご苦労様です。

まずは未定のままだった換気口の位置を確認したら、巨大なドリルを取り出して出来たばっかりの壁に・・・

豪快に穴空けです!

Dsc001604

現場には色々あるもので元々の図面通りにはいかないこともいっぱいあるから、進んだこと決まったこともあるけど今日もたくさんの宿題を持って帰ることとなりました。(つまりは今日もたくさんの問題が発生したってことですな)

それにしてもですよ、新しいプキの家が色々ありつつも進んでいるのは良しとして、それにしても近頃お客さんの姿が全然見えないなあと思っちゃったりなんかしちゃってるのではないでしょうか。そうなんです、何を隠そう近頃誰も来てませんから。

1月末で閉めちゃうよ~!と告知していたのを工事の予定で撤回して、だけど真冬の宮古にいきなり来る人もなかなかいないわけで、しかもホームページをいろんな所にリンク張ってもらっていたのも解除していたから、もうほとんと新規のお客さんはプキの家の存在すら知らないみたいな状態なのではなかろうかと思ったりしてるわけ。だけど春休みからGWまで、延期を喜ぶプキの家ファンのみんながたくさん遊びに来てくれることになってます。もちろん少しだけど初めてのお客さんもね。

なので作業と平行して気分転換に遊ぼうかと、いや遊びだなんって言っちゃいけない、全力投球で皆さんを迎えたいと思っておりますのでみんなも全力でかかってらっしゃい。

いっぱい遊ぶよ~・・・・って言っちゃった!

それはそれは大量の・・・

あの日以来、そう、スラブ祝いの日が終わってからというもの毎日毎日雨続きで、まあどっちにしてもコンクリートが固まるまでは工事も一段落だし影響はないのだけれど、キビ刈りの方は本格的に影響が出まくってるようです。雨で収穫がストップしてるから、工場がしばらく休みになってしまったのです。

そんな今日の朝はもちろんキビ刈りがありませんから、とりあえずはお祝いで戴いた大量のお酒の山をどうにかしなければ寝る場所もない(わけはないですが)というわけで、ヤマちゃん先生の倉庫へ移動しようということでとりあえず玄関の方へと運んできましたが、改めて見てみても・・・

飲みきれる日は来るのか!?

Dsc057754

車いっぱいに詰め込んだらメグミさんに運んでもらって、僕はタダシさんから呼び出しがかかったのでマンゴーのハウスへと急ぐと、ポツポツと落ちる雨の中ハウスの上に上がってビニール張りのお手伝いを。

だけど元々高所恐怖症の僕が、しかも雨でツルッツルに滑るハウスの上で、さらにはハウス専門の職人さんが滑って転ぶ姿を目の当たりにした後にテキパキと動けようはずもなく、それでもなんとかお役に立とうと頑張ってます。

ハウスと雲の境目がわからないね!?

Dsc001374

お昼には冷えた体をみんなで宮古そば食べては温めて、だけど最後には土砂降りとなって切りのいいところで終了となりました。

そんなビニールがかけられ雨風から守られているマンゴーさんですが、ハウスに入って見てみるとなんだか様子が変。今年はサトウキビを始めカボチャや冬瓜など冬野菜が寒さと長雨と日照不足でかなりの被害が出てるんだけど、マンゴーも例に漏れず開花がかなり遅れてる様子。

まだ蕾がポツポツある程度。。。

Dsc001394

みんな楽しみにしているマンゴーさんですが、今年は時期が少し遅れるか、もしくはこのままいくと不作の年になってしまうかもです。太陽よどうか顔を出しておくれよ。

そして帰ったら頼んでいたものが届いていたので封を開けると、色々出てきました・・・

フローリングのサンプルです!

Dsc057764

もちろん宮古にも建材屋さんがあって普通はそこから仕入れるんだけど、やっぱり種類が少なくて希望のものがなかなかないもんで、ネットにお世話になろうということでサンプル依頼してみたのです。

だけどフローリング材のような大きくて長くて重いものは、こんな離れ小島まで運んでもらうのに相当な運賃がかかるのですよ。だけどそこをなんとかクリアしなければ。

今日も体と頭フル回転で頑張ったので、5日ぶりにちょっとだけお酒飲んじゃいましたけど・・・

まだ完全復活ではなかったみたい。。。

終了のお知らせです・・・

楽しかったお祝いの反動で辛く苦しかった1日を終え、昨日にはなんとかかんとか8割方復活し、本日ようやく9割方復活です。まだ完全復活とは言えませんです・・・

そんな今朝は土砂降りの天気でさすがに今日こそはキビ刈りはお休みとなり、久しぶりにのんびりとした朝をちょっとだけ過ごしたら、やるべきことが溜まりに溜まってるからテキパキと作業に勤しんでおります。

そしてそしてなんということでしょう、お祝いもあって飲んだくれていたっていうのに、体重計に乗ってみたら思いがけず本日目標の3キロダウン達成しておりました。宣言してから約半月での達成は予定外だし、しばらくお酒飲む気にもならないだろうからさらに減っちゃいそうでヤバイなあと思ったら、タイミング良くタイミングの良いものが・・・

美味しそうなドーナツ!

Dsc001354

先月遊びに来たバナナ姉さんが、あの時ご迷惑をお掛けしたお詫びに・・・ということで贈ってくれたのでした。心配こそしたけど全然迷惑ではなかったのにね。お酒にしようかとも思ったけどということだったけど、いやいやドーナツで大正解でしたよ。ありがとねバナナ姉さん!

というわけで、とりあえずは・・・

本日キビ刈りダイエット終了を宣言します!

もう酒なんて飲まないなんて・・・

昨日は2時間遅れではあったものの無事スラブ打ちも完了し、盛大にお祝いも出来て最高に幸せな一日となりました。が、しか~し!その反動は大きく朝から猛烈な二日酔いにやられちゃってるヒロユキさんなのです。

昨夜タダシさん明日は片付けしてからキビに行こうかと・・・って言ったら ちゃんと朝から来ることでお前への信頼が・・・ってそれ言われちゃったらもう返す言葉もなく、だけど今日は雨の予報だからお休みかもと期待していたら、残念ながら夜中に降った雨は明け方には止んでいて、なのでいつもよりさらに早起きしたら早速建築現場へと直行です。

まずは左官屋さんが夜中まで頑張ってくれたその成果を見なければと足場に上がると、昨夜もピカピカだったけどさらに磨き上げられた屋上が・・・

スベッスベです!

Dsc001144

いい仕事してくれたなあと喜んでいたらお向かいのケンジお父さんも気になるのかして見に来たので、上がって見てご覧よってことで並んでその仕事っぷりを眺めては、その出来映えに・・・

元大工さんも感心しておられました!

Dsc001194

スラブ打ちの翌日は急激に乾燥しないように水を撒くんだそうで、だから雨の天気が最高なんだってことなんだけど、微妙に降りそうで降らない天気だから結局撒きに来なきゃかもしれませんね。

そんな新しいプキの家、今現在の全景はこんな感じ。

あんまり変わり映えしないか!?

Dsc001254

次はコンクリートが固まって型枠が外れた時点で、かなり違って見えるんだろうなあと思ってますよ。そんなわけでスラブ打ちの後の状況を確認したら昨日お借りしたイスとテーブルを元通りにお返しして、僕はそのままキビ刈りに向かいます。

いつもなら二日酔いで行ってもキビ刈りに汗を流せばお昼には完璧に復活するんだけど、なんだか今日は全く様子が違ってさらに悪化してきてる感じでいつもの5分の1くらいしか動けていない自分が歯痒く、だけどそれより何より辛くて辛くて。そこまで飲んだって感じでもなかったのに、やっぱりいろんな意味で緊張感もあったし精神的なものも大きいのかなと思ったりもして、だけどよくよく考えたらその原因が分かりました。

昨日は朝からお祝い準備で料理作った後お昼には現場へ直行し、夜は各テーブルを周りながら皆さんと談笑しつつ飲んで、結局お昼も夜も全くなんにも食べてないってことに今更ながらに気づいたのでした。なので胃の中には泡盛とオリオンだけ、そりゃあ酒も回るし猛烈な二日酔いにもなるわな。

さらに酷くなるばかりでついにお昼前、畑の真ん中でリバースしちゃって、泣きながら帰ってやろうかと思ったりもしたけどもう大人だしここは頑張らねばと。一緒にキビ刈りしてるエイサク先輩この世の中から酒なんてなくなればいいのに!って言いながらも折れそうになる心をなんとかつないで耐えていると、僕の心を癒してくれるものが畑に登場して・・・

放し飼いポニーさん!

Dsc001264

癒しが二日酔いの治りを早めてくれるのか、その因果関係は未だに解明されておりませんが、今シーズンで一番辛かったこの1日をなんとか持ちこたえることが出来ました。そんなキビ刈りからの帰り道、不動産屋のチーさんから電話があって 昨日はお祝いに参加できなくてごめんなさいね、また近い内に飲みましょう!って、飲みましょうのその言葉だけで辛かった今日が蘇ってくるような気分になりながら事情を説明して、だけど もう酒なんて飲まないなんて言わないよ絶対!

それでもこれだけは言っておきました。

しばらく酒飲みは無理かも・・・

スラブ祝いの日!

さていよいよ今日はスラブ打ち&スラブ祝いの日となりましたが、天気は晴れの予報が曇りに変わり、だけど風も穏やか気温も寒かった昨日までとは違ってポカポカ春の陽気に包まれてます。

昨夜もキビ刈りから帰ってバタバタと準備して、今日も早起きしたら朝からお祝いの料理に腕を振るってます。具だくさんのソバを作ろうと昨日大鍋を借りてきたから、とりあえず下準備で具材切ったら仕上げは現場で。そしてメインのオードブルは10台作る予定なので、作るのはまあ頑張って作れるだろうけど盛りつけやおにぎり作ったりとなんだかんだで大変だから、ご近所のマリコさんにお手伝いを要請。すると一緒に志願した応援団が着いてきましたが・・・

ピアちゃん!

Dsc000714

これがプキだったら美味しそうなのを目の前に大変だったろうけど、ピアちゃんは食べ物にあんまり興味を示さない子なのでお利口さんで見守ってくれてます。メグミさんには飲み物や荷物を車に運んでもらったりと役割分担で着々と準備は進み、1時頃からスラブを打つということなので、とりあえず作るだけ作ってしまったら残りはお二人さんにお願いして、僕は立ち会いと確認すべきこともあるので一足お先に現場へと急行。

そんなわけでお酒満載の車を走らせ現場に到着したら、まだ作業は続いていて・・・

最後の追い込み&チェックです!

Dsc056844

1時のスタートまであとわずかですが、それでもまだトントンカンカンガチャガチャと音を立てながら作業は続いていて、そんな建物の内部を覗いてみると・・・

なんだか牢屋っぽい!?

Dsc056854

型枠を支えるサポートが縦に横に、所により斜めにも入れられて建物をガッチリ固定しているんだね。

作業の方はなんとか間に合うということで、僕は現場監督と一緒にお祝い用のテントの設営に取りかかります。結構な人数に声掛けたからテントも2張り用意してとお願いしていたんだけど今日はもう一軒お祝いがあるそうでひとつしか用意できないってことだったんだけど、風向きを考えて建物の陰に建てたらテントひと張りがやっとのスペースしかありませんでした。

左官職人さんも手伝ってくれてます!

Dsc000754_2

テントが立ったらイスとテーブルを、だけどこちらはさすがにイス20脚程度じゃ全然足りないので、お向かいさんの倉庫にあったイスとテーブルを借りてきて、まだ足りない分は監督が手配してくれるとのことで一安心。

テントを設営していたら汗かいちゃうほどの陽気となってますが、ちょうどいい感じに冷たいミストがクールダウンさせてくれると思ったら、屋上ではこんなことを・・・

水撒きしてます!

Dsc000774

こうやって型枠を濡らして水分を含ませることで、この後コンクリートを打設したとき急激に水分を吸収してしまうのを防ぐ効果があるそうです。

それにしてももう2時を過ぎてるってのにまだコンクリートが到着しなくて監督が確認取ってるんだけど、午前中にも一軒スラブ打ちがあったみたいでちょっと遅れてるみたい。そうこうしてる内にメグミさんが到着し、そしてこちら・・・

設計士さんも到着です!

Dsc056964

颯爽と登場ですが、昨日まで寒かったから今夜のお祝いに備えて中には防寒着を着込んでおります。

そしてこちらはバッチリ作業も終了して、ホッと一息ついてる職人さん達。

ありがとうございました!

Dsc056984

それにしても来ない、コンクリートが来ない、どうしたんだろうとその場にいた誰もが心配していたら、予定を2時間以上過ぎてようやく到着です。

待ちわびましたよ~!

Dsc057004

では早速スラブを打ちましょうと思ったら、ポンプ車では手作業でなんだかコンクリートを作ったりしてるし、ミキサー車ではネコ車に一杯だけコンクリートを流し入れたら運んでるし、なんだか地味ぃに作業が進められていてモタモタしてる感が漂ってます。

だけどネコ車で運んでいたのは検査用の検体だそうで、検査員の方が型に入れたらそれを台の上で外して、これはきっと・・・

固さとか水分量を見てるのかな!?

Dsc057064

試験用の型枠から外した後のコンクリートの高さを計っていて、それとは別の型に流したのはきっと固まった後で強度検査をする分じゃないかと。そんな姿を設計士さんも確認してOKが出たら、ポンプ車も動きだして・・・

いよいよですね!

Dsc057024

ポンプ車の真後ろにミキサー車がスタンバイしたらコンクリートを流すパイプが伸ばされ、鉄筋が張り巡らされた新しいプキの家の屋根にはそれを待ち受ける職人さんが大勢こちらもスタンバイOK。

エンジンの回転数が上がり轟音と共にコンクリートの打設が始まりました。そんな姿を設計士さんと現場監督が、兄弟揃って色違いのヘルメット被り・・・

見守ってます!

Dsc057104

現場監督とこの後の段取りや、まだ決まっていない内装関係の仕様のことなどこの時間で少し相談したら、僕らも足場に上がって作業を見守りますか。

間近で見るその姿はなかなかの迫力で、高く長く伸びたポンプはまるで巨大な生き物のようで・・・

圧倒されちゃいます!

Dsc057224

その先に群がるのは小人のように見えてしまう職人さん達ですが、それぞれ役割分担があってパイプの先を持ってコンクリートを次々流していく人、その横ではコンクリートがうまく流れるようにするためのバイブレーターを手にする人が二人、それぞれバイブレーターのコードを持って補助をする人、そして左官屋さんが鏝を手に平らにならす人がいたり庇部分なんかから溢れてくるコンクリートを鏝で受けて戻す人がいたり、柱部分の下では金槌持った大工さんが隅までコンクリートが行き渡るようにガンガン型枠叩いたり、全てがチームワークで動いていきます。

まさに職人集団!

Dsc057264

新しいプキの家は屋根コンクリートをポンプ車で10台流す予定だそうで、まだ今現在2台目で、まだまだ先は長そうです。

そんな感じで作業を見守っていると、早くもお祝いにと駆けつけてくれた方々が。ご近所さんの見物を除けば、本日のお祝い一番乗りは意外にもこの方・・・

マサ坊師匠!

Dsc057394

コーラスのナオちゃんと共に駆けつけてくれましたが、まだやってるのか!?って師匠、ようやく今で2台目か3台目、まだやってるどころか2時間以上遅れて今さっき始まったばかりですぜ。そろそろスラブ打ちも終わってお祝いが始まる頃かとやって来たマサ坊師匠でしたが、終了を祝しての乾杯も出来ず申し訳なかったです。

それでも一緒に作業を見守りながらスラブ打ちやスラブ祝いの段取りなんかを教えてもらったりして、師匠が帰ってから早速バタバタと準備を始めるのでした。テーブルのセッティングをしつつお向かいさんの倉庫のキッチンを借りて汁物の準備も着々と、その間にも作業は順調に進み、端っこの方から左官屋さんがテキパキと仕上げていきます。

まさに手仕事って感じ!

Dsc057414

今日はスラブを打つという大事な工事がある日という側面と、お客さんを招いてそれをお祝いするという側面とがあって、僕は快晴でみんなに新しいプキの家から見る青空や夕日や星空を見てもらいたいと思っていたんだけど、話を聞くと快晴の日はコンクリートの乾きが早く条件としては良くないみたいで、だけど雨ならそもそもスラブ打ちが出来ず延期、つまり薄曇りの今日は最高のスラブ日和なんだそうな。

そんな最高の天気の中、ポツポツとお客さんが来始めました。そして作業の方も大詰め、残すところあと1台か2台といったところでしょうか。

ラストスパートです!

Dsc057434

そして予定より2時間遅れでスタートしたスラブ打ちは、予定よりキッチリ2時間遅れの5時半頃に無事終了となりました。だけどまだ左官職人さんだけはこの後も鏝押さえを3回、まだまだ時間がかかるそうです。

では作業を終えた職人さん達も駆けつけてくれた仲間達もお酒と料理でもてなして、ある程度人が集まった時点で僕から皆さんへの感謝を込めた挨拶と共にオトーリを。

本当にありがとうございます!

Dsc000894

すでにかなりの人数なんだけど1周オトーリ回してる間にまた新たなメンバーが増えていたりして、なのでまたもう1周回したら、続きましてはメグミさんに繋ぎましょう。

よろしくです!

Dsc057494

手を伸ばしてこれはプキビーチの話でもしていたでしょうか、みんなからの拍手に包まれながらひとりひとりに挨拶してオトーリ回したら、今度は建築会社の社長さんと現場監督並んでお二人からのオトーリです。

いつもありがとうです!

Dsc057594

次から次へと集まる人人人、テントの中はすし詰め状態で追加したイスでも足りないくらいの状況です。そして来る人来る人みんなが口を揃えて言うのは、階段付けて屋上をビアガーデンにしたらいいのに!って、確かに足場の上から見る景色は最高だけど、今のところ階段付ける予定はないし、そもそもビアガーデンにする予定は今後もございませんからね。

そんな熱気ムンムンの中、次に登場しますは宮古島のお父さん、トヨイチお父から乾杯の音頭をよろしくお願いします。

有り難きお言葉をいただきました!

Dsc057654_2

それにしてもなんでしょう、僕らを中心にいろんなメンバーが集まったはずが、あっちでもこっちでも妙に会話が弾んでいるではないですか。やっぱり島は狭いというかなんというか、あの人とこの人が繋がっていたり、この人とあの人が先輩後輩だったり、なので ヒロユキあんたは何であの人と友達か!?って言われたりなんだかよく分からない状態です。

今夜は総勢60名くらい集まってくれたでしょうか、タダシさんからは ヒロユキこれが宮古に来てあんたらが歩いてきた足跡だ、大したもんだよ!と言われグッと来るものを感じながら、本当に感謝の気持ちでいっぱいになるのでした。建築会社の社長さんからも 島の人でもこんなに盛大なお祝いはなかなかないよ、集まったメンバーもまた凄いな!ってお褒めの言葉を。やっぱり普通移住者のお祝いだとほとんど移住組の集まりになるんだそうで、だけど今夜は移住組と島の人達とちょうど半分ずつくらいか島の人が多いくらい、自分達の人付き合いとしてもちょうどいいバランスだと思ってます。そしてタケさんあんたに会わせたい人がいるんだ!とその場で電話して、千代泉酒造の社長さんを呼んで紹介してくれたり、また新たな人の繋がりがこの場で広がっていく幸せを噛みしめつつ徐々にお酒が回ってきてます。

前回地鎮祭の時は早々とダウンしてしまった僕だったので、今回は後からやって来る人もいるわけだししっかりしなきゃと思っていたんだけど、すでに10時も過ぎ少しずつ帰り始める人もいて、それまで各テーブルを回りながらお相手していたのがドンと腰を据えることとなったら必然的に小さなオトーリが回るので、最終的には・・・

こんな感じですけどなにか!?

Dsc001074

今夜の僕は完全にホスト役、それが出来たのはメグミさんをはじめ朝も夜もお手伝いしてくれたマリコさんやドタバタの瞬間お手伝いさんとなってくれたシマブーや、そしてこちら最後まで頑張ってくれた・・・

サトコさんもありがとね!

Dsc057744

なぜにこんなアングルなのか、それはですねえ、足場に乗ってるからですよ。ちょうど左官職人さん達が休憩中だったので、途中経過ではありますがどんな感じに仕上がってるのか見てみようと足場の階段上がってみたら、なんということでしょう・・・

ピッカピカ!

Dsc057704

もうこれで完成でもいいんじゃないかと思うくらいに綺麗に仕上がってますが、まだまだ作業は続き今夜の終了は何時頃なのって聞いたら 夜中の1時か2時頃かな!?ってサラッと言ってますが実際大変なことですよ。

結局僕は最後の最後でダウンしちゃったそうで(記憶にありませんが)日付が変わる頃、一本締めでお開きとなったらしいです。

今日ここに集まってくれた皆さんありがとう。事情があって来れなかった皆さんもありがとう。そしてこの日記を見てるパソコンの向こうのみんなも・・・

プキの家を見守ってくれてありがとう!

いよいよ明日!

新しいプキの家の建築もいよいよ中間地点を迎えようとしておりまして、明日はいよいよスラブ打ちのお祝いとなります。スラブ打ちのお祝いっていうのは本土でいう上棟式(棟上げ式ともいいますね)と同じように行われるお祝いですが、儀式的なことは一切ないみたいで職人さんや仲間を集めて賑やかに飲んで食べてといった感じのようです。そしてもうひとつ上棟式と違うのは、木造建築ではないので棟を上げるという行程がないため、コンクリート住宅の多い沖縄では屋根のコンクリートを打設する日にお祝いをすることになってます。

そんな祝いの日を翌日に控え、それまでに作業を終わらせておかねばならない大工さんは大忙し。今日もキビ刈りの後現場にやって来るとまずは皆さんが明日迷わず来れるよう曲がり角に看板を設置し、そして現場の方ではイケマさんが薄暗い中ひとり残って追い込みの作業をテキパキとこなしてます。

本当にご苦労様です!

Dsc000564

キビの時期は本当に人が集まらなくて・・・ってことで、今日は日曜日だから休みの仲間を応援に呼んで作業を手伝ってもらったんだそうで、昨日もそして今日も真っ暗になるまでひとり残って作業を続けてくれています。

なのであんまり邪魔しないように建物を見て回ると、一昨日設置してくれた電柱がバッチリ立ってましたが、本当に頑張ってくれたんだなあと・・・

足場の中を貫いてるからね!

Dsc000584

そんな足場に上ってみれば見晴らし最高なのはもちろんですが、型枠の中には縦横無尽に張り巡らされた鉄筋が、その間には電気の配線があっちにもこっちにも。さらにはエアコンの穴や換気口や雨樋の穴なんかも開けられていて、本当に職人の皆さんご苦労様でございます。

バッチリですよ!

Dsc000544

型枠の準備は明日のお昼、スラブを打ち始めるギリギリまでかかりそうな雰囲気ですが、なんとか間に合うようにやってくれるものと信じてますので全く心配しておりません。

足場込みの全体像はこんな感じですが、こうやって見ると・・・

不思議な形に見えるね!

Dsc000634

実際にはほとんど凸凹のないシンプルな形になっているんだけど、それは数週間後、スラブが固まって型枠を外したときに全貌が見えるのではないかと思ってます。ちなみに写真がみんな薄暗いのは、天気が悪いのとキビ刈り終わってから現場に行ってるからなのですよ。

そんなわけで現場を後にしましたが、明日職人の皆さんには作業を頑張ってもらうので僕らは皆さんをもてなす料理とお酒を用意しなければということで、帰りにトヨイチお父のお家に寄って、こんなものを借りて来ましたが・・・

でっかいお鍋!

Dsc000664

およそ一般家庭には必要ないくらいの巨大な鍋ですが、明日は朝からこの鍋いっぱいのお汁と他にもたくさんの料理を張り切って作らねば。大変だけどお手伝いしてくれる仲間も来てくれるから、大変有り難くそして心強いのであります。

さてお天気はいかがなもんでしょうか。ここ最近はずっと曇りや雨の天気が続き、さらには北風が猛烈に吹いてるから心配ではあるけれど、なんとか青空広がるスラブ日和をお願いしたいと思ってます。

どうぞ宮古島の天の神様よろしくです!

慣れっこですから!

先日お願いしていたプキの家専用電柱の設置をしますということで朝から電話があり、ちょっとキビ刈りを抜けさせてもらって現場へ急行。

するとカッコいい車に電柱が・・・

思ったより長いんだね!

Dsc000374

担当の方に 今日はよろしくお願いします!と言葉を交わしながら設置場所を確認してみたら、なんということでしょう・・・

オジサンの足の下ですけど!?

Dsc000344

カラーコーンの立ってる辺り、つまりは足場の真下、先日設置場所について現場監督に確認したら全然大丈夫ですよって言ってたのは一体何だったのぉ~

これでは掘削機が使えないなあということになり、そしたら 手堀りしましょうか!?なんて作業員の方が言い出すもんだから、さすがに深さ2mの穴を手で掘らせるわけにはいかないってことで慌てて監督に電話して、一部足場を撤去することで対応してなんとか一件落着。今日もまた現場に立ち会っていて良かったと、もし僕がいなかったらそのまま手で掘らせてしまっていたかもしれなかったんだもんね。そんなこんなで連日のように問題発生の現場ではありますが、なんていうかちょっと慣れっこになって来たような気がするのは良いことなのでしょうかそれとも悪いことなのでしょうか。

今日もずっと雨がパラパラと降ったり止んだりの天気だったのが夕方になって猛烈な雨に変わり、なのでキビ刈りはここでストップ。もうすぐスラブ打ちのお祝いだからエイサク先輩冬瓜持って帰ってよ!ってことなので遠慮なく戴くことに。

エイサク先輩のハウスに入るとあっちにもこっちにも冬瓜だらけで、今日収穫して置いてあるやつの中から良さそうなのを選んで、ひとつふたつみっつよっつ・・・

5つは多くない!?

Dsc000414

もしかしたらちょっと小さく見えるかもしれませんがそれはエイサク先輩がでっかいから、僕が持ったら巨大に見えますから。これでお祝いの日には美味しい冬瓜料理を作りますよ~

そんなわけで今日も色々あった1日でしたが、帰ったらビックリ、そういえばそんなこと聞いてたような気もしますが・・・

ピアちゃんいたんだね!

Dsc000474

飼い主さんが結婚式に出席するということで今日一晩だけ預かることになっていたのを、あまりの忙しさにすっかり忘れていたのでした。

そして忙しい1日はまだこれでは終わらず、やることいっぱいなんだけどとりあえず準備したらメグミさんと二人車に乗り込み向かうは新しいプキの家の建つ集落の購買店の2階です。今夜はここでとある説明会があるからぜひおいでよと誘われてやって来たのです。

誘ってくれたのはこれからご近所さんになる僕と同じ名前のヒロユキ兄さんで、何の説明会かというと農家民泊の説明会だったのでした。これから修学旅行の生徒さん達をこの集落の農家さんや漁師さんが受け入れるんだということで、僕らはここで民宿をする事になるから何か関わっていける部分があるんじゃないかということで、とにかく話だけでも聞きにおいでよと誘ってくれたのでした。

こういう場ですから地域の人達とも顔を合わせ話する機会も持てたし、民泊の話もなかなか興味深いものでとても面白く、頑張って来てみて良かったなあと思いながら、ヘトヘトさんを乗せた車は帰路につくのでした。

大変だけど充実して楽しいんだね~!