プキ日記

束の間でも楽しかったね!

ダイビングの朝は早い朝で、朝食の時間ギリギリまで寝るんだって言ってたリオちゃんミオちゃんミオ先輩ですが、私は15分前、私は10分前、私は5分前で大丈夫!って言ってた皆さんですがすでに6時55分、予定の時間まであと5分なのに誰も起きて来ないからお部屋のドアノックしては おはよう朝だよ~!って。そしたら一応昨日言ってた通りの順番でお部屋から出てきた皆さんです。

さすが身支度は早いから朝食の準備してる間に顔洗ってバッチリ目覚めたら、まだ夜も明け切らぬ時間だけど・・・

夜明け前のいただきますを!

今日は今日こそは晴れて欲しいねって言いながらのんびり朝食タイムを楽しんでたらもう出発まで時間がない、それじゃあ急いでお出掛け準備をとごちそうさましたら、ひとまず明るくなってきた窓の外を眺めては・・・

やっぱり気になっちゃうよね!

1泊だけだし出した荷物も少ないしダイビングの準備も慣れたもの、あっという間に荷物まとめて準備万端ということで、ならば最後にあれをやっておかねば。

というわけでタプーちゃんを抱っこしたらみんな揃って写真をってその前に、ワンコが苦手だっていうリオちゃんのために・・・

思いっきりのけ反ってるし!

リオちゃんのためにっていうかただ遊んでるだけっていうか、もうお別れになるから心残りのないようたっぷり楽しんだら、みんなで外に出て荷物車に積んでこれにて完了です。

ではみんなで1枚写真をと看板囲んで並んだら、最後は笑顔で・・・

今日も1日楽しんで!

最初の予定ではダイビング仲間の男子チームも一緒に3泊の予定だったのが色々予定変わって3人で1泊だけになっちゃって、しかも昨日は日が暮れてから到着だったし今朝はもうお別れだし共に過ごした時間は束の間だったから、今度はゆっくり遊びに来るね! タプーちゃんまた来るからね! 今度は暖かい時期にまた来ます!ってそれぞれにまた来るよの言葉を残してます。

そして最後は名残惜しいからみんなで取り囲んでは・・・

タプーちゃんまたねって!

今日はきっと晴れるからダイビング楽しんで!そう言っては手を振り走り出す車を見送るのでした。

そこからはひとまずタプーちゃんのお散歩のんびり行って、帰ってきたら年賀状の準備とか師走だからやるべき事も色々と。そして夕方もまたロングお散歩楽しんでは 筋肉痛が辛いね・・・っていつも歩くの遅い僕らなのにより一層重い足取りで歩いていたら、海沿いの道を向こうから手を振りやって来る車が。誰だろう何だろうと思ったらリオちゃん達で、天気がいいからドライブしてたの!って、なので晴れて良かったねって言いながら車のドア開けタプーちゃんとじゃれ合ってもらったりして。

夕日もキレイに見れそうだね!って笑顔でお別れしたらプキの家まで帰ってきて、そしたら思ってたとおりいい感じの夕日がプキビーチの向こうに沈んでいくのが見えてます。だけど彼女たち、さっきの場所からあの方向へあの時間進んだら・・・

今頃街のど真ん中かな!?

ここから見る夕日は最高に綺麗なのになあって思いながら、だけどそんなことより 太股の裏が! 私はお尻が痛い・・・って老夫婦のように痛い痛い言い合いっこしてるダメダメな僕らです。

明日には治ってくれるかな!?

今日は何の日!?

今日は朝から二人揃って用事があってお出掛けし、これは確実に筋肉痛!ってな事になったりニセ農業青年みたいな写真を撮られたり色々あって、帰ってきたらお客さん迎える準備をバキバキの体にムチ打って頑張ってます。

ダイビングしてから夕方到着の予定が 3本潜ることになったので遅くなります!って連絡があって、本当に遅くてプキの家に着いたのはとっくに日も暮れ7時を過ぎてたもんね。そんなわけでたっぷり潜ってからやって来た本日のお客さんは、仕事仲間なんですという女子3人リオちゃんミオちゃんミオちゃんです。リオちゃんミオちゃんミオちゃん・・・・えぇい分かりづらいわ!というわけで、ひとまず年齢的なところからミオ先輩とミオちゃんということにしてみますか。

遅くなりました!ってまだ乾ききってない髪が寒々しい感じでやって来たら、時間も時間だからパパッとチェックインを済ませちゃって、その間にもタプーちゃん可愛い可愛いって二人のミオちゃんだけどリオちゃんだけは 私はちょっと犬苦手なんです・・・ってことで、その後 まだ魚の方が好き!って言葉に全員からブーイングの嵐だったからね。

まあそれはそれとして・・・

ワンピースに夢中かい!?

とりあえずショップでシャワーも浴びたしお腹空いたしということで、みんな仲良くソファーでワンピース読んでる間に急いで夕飯の仕上げをと思ったら、なんだかミオ先輩が妙なところをチェック中。何をそんな細かいところ見てるのと思ったら、いや建具の造りが気になったから!って、3人揃ってそっち系のお仕事だってことなのでいきなりではありますが建築話しで盛り上がっちゃって、いやいや話しは後だまずは料理をと厨房に入ってせっせと作ります。

そして 出来たよ~!って声掛けマンガを本棚に戻してテーブルに着いてもらったら、海から上がって飲むオリオンはさぞ美味しいことでしょう・・・

乾杯だよ!

その後グイッとジョッキを傾けたら3人揃ってなかなかその体勢崩れなかったからね、口から離したくないって状態キープしてたからね。

ヒロユキさん特製プキご飯はお気に召したようで、これソースは分かるけど本体は何!?とか言いながら、そしてちょっとスパイシーな料理をミオちゃん大きなお口で頬ばったら、大きすぎてしゃべれないかと声掛けると こうがいえんがいはいの!ってなに言ってんのかと思ったら、口内炎が痛いの!ってそうですかそいつは残念でももう一口みたいな。

ダイビングの話しはもちろんだけど、資格取得に向けた熱いトークで盛り上がっては受かった人落ちた人それぞれの思いを語ったり、地元自慢的な話しで盛り上がったりダメだしされたりワイワイと。そして食事の後もまだまだ甘いの食べつつ飲みながら、登場したタプーちゃんと遊んでるっていうか・・・

もてあそんでるっていうか!?

そんなわけでここまでは和やかで賑やかな時間が流れていたんだけど、突如この流れは断ち切られることに。

ドンドンドン!!突然玄関ドアを激しく叩く音が響いたら何だ誰だと出てみると、そこには知った顔が、そして酔っぱらった顔が並んでいて、いやちょっと飲もうと思ってさ!って突然何なわけ。まあ何なわけっていうかその辺は分かってはいたんだけど、今日は冬至、冬至といえばここ狩俣地区では各班ごとに朝から男達が大量の祝い料理を作り夜は班長の家にオジー・オバアを招いて盛大にお祝いするという風習があって、だけど僕ら今日は参加できなかったので申し訳ないなあとは思っていたんだけど、お祝いが終わってその流れで ヒロユキと飲むぞ!ってオジサン達が一致団結やって来たのです。

なのでミオちゃん達に大丈夫と確認したらどうぞどうぞということで、なぜだか玄関からではなくデッキからオジサン達がなだれ込んで来たら・・・

まずは乾杯から!

何事だか状況が理解出来ない彼女達に 今日は何の日か知ってるか!?って狩俣の冬至の話しをするのかと思いきや、冬至っていって1年で昼が一番短く夜が・・・ってそれくらいはみんな知ってるからね、そこの説明いらないからね。

そして今日はお祝いの日だからということで、持ってきた泡盛を水で割ったら小さいグラスを要求し、宮古のしきたりだから!って・・・

オトーリ回しちゃってます!

だけどみんな明日もダイビングだから無理して全部飲まなくてもいいからねってことで、飲みきれない分はオジサン達がバッチリフォロー。

そこからは自分達で作った料理を振る舞っては これはウチの班のだから!とかそれぞれ自慢し合ったり、これはウチの奥さんが作ったヤツ!って得意げだけどいやいやそれ僕が作ったのだからね、オジサン達来る前からテーブルに並んでたからね。そしてみんなが一番興味を引かれたのは素潜りで20m以上潜れる現役海人の写真や動画で、タンク無しでスゴイスゴイ!ってダイバーなら憧れちゃうよね。そして一番タジタジだったのは、俺は孫の顔見に自分から行ったりはしないんだ!ってそんなオジサンの個人的なこと至近距離で聞かされてもって状態のリオちゃん最後は 本当は行きたいんだけどな!ってそんなん知らんし。

そんなわけで散々楽しんだオジサン達が最後の決めゼリフを噛み噛みで爆笑の中帰っていったら いやいや本当にお疲れさま!ってことで、明日も早いけどもうちょっとだけ楽しんだらそろそろお開きとしましょうか。最後にタプーちゃんの歯磨きしたら カワイイ~こんなの初めて見た!って言いながら・・・

写真撮ったり足ツンツンしたり!

明日もダイビングで出発早いから朝食ギリギリまで寝ていたいと 私は15分前、私は10分前、私は5分前で大丈夫!ってことなので、じゃあ起きて来なかったら起こすからゆっくり休んでとお休みなさいの挨拶を。

そんなわけで冬至の夜は・・・

長く楽しい夜となりました!

雨でも楽しい宮古の旅を!

願い届かず雨の朝、っていうかもう完全に雨って予報だったからせめて小降りでそして風収まってと思っていたんだけど、それさえも叶わぬ横殴りの雨が窓を叩いてます。だけどもそんなことには負けてられないと前向きなユウコさん朝ご飯までには戻りますね!って雨の中朝のお散歩傘さして出掛けてたからね。笑顔で帰ってきたからね。

そんなわけで笑顔はいいけどせっかくブローした髪もグシャグシャで帰ってきたら朝食タイムはのんびりと、そして準備したら夜の飛行機まで精一杯に楽しまねばと張り切って観光ガイドに出発です。

どうしようか何しようか敢えて決めずにリクエストはちょっとだけ、あとは天気と気分にまかせて行きますかということで、まずは先日やぶさめをやったんだという貴重な経験をお持ちのユウコさんなのでお馬さん見てはカワイイカワイイ言ったりして、お次は車降りて横殴りの雨の中を海へと・・・

早くも傘壊れちゃった!

こんな荒れた天気でもなお青い海に感激しては やっぱり来て良かった!って嬉しそう。

そして昨日も大神島でずっと眺めてたんだという大好きな岩を見にやって来たら、身を乗り出して・・・

楽しみ方は人それぞれ!

ちなみに僕のより華奢な感じのするユウコさんの傘ですが、折り畳み傘って元々折り畳めるようになってるから風に煽られ折れても平気だったりして、見た目に反して意外にこういうとき役立つようです。

奇岩を楽しんだり綺麗な貝殻拾い集めては嬉しそうだったり雨のビーチを楽しんだら、そこからは緑のトンネルを抜け石段上がった先に広がる景色を見渡しては 広いな~素敵だなあ!ってご満悦。ちなみに傘を横に持ってるのは、雨が上がったわけじゃなく・・・

横殴ってるだけだから!

そこからはまた青い海眺めながらドライブ楽しんでは 晴れだったらもっとキレイってことよね!?ってもちろんもちろん、なので次はぜひ晴れをといつ頃来ようかって早くもそんな話しをしたりして。

サトウキビ畑の道を突き進みながら、今日は雨で止まってるけど早くも稼働し始めてるハーベスターを見学してはサトウキビの収穫作業のお話ししたり、そしてここなら岩大好きさんを満足させつつ雨をしのげるかと岩のアーチがあるビーチにやって来たら、これは私の中の世界遺産、いや宇宙遺産だわ!って言ってる言葉はよくわからんですが言いたい気持ちはよく分かるみたいな。

そして奥にある岩穴にしゃがみ込んだらここからは、色々と語りながら雨宿りっていうか・・・

岩と波を眺めてます!

雨でもこれだけ楽しんでくれるならビーチでお弁当を、とはさすがにならず、美味しい宮古そばで温まったり プキの家のより辛くないね!?って言いながらコーレーグースたっぷりかけたりランチタイムを楽しんだら、さあさあ後半戦も張り切って行きますよ。

唯一行きたいって言ってた場所がそっち方面だからここからは海沿いの道をまたおしゃべり楽しみながらドライブして、やって来たのはこちら・・・

強風の東平安名崎!

ここでも眼下に点在する岩を前へ前への勢いで見てるから 今は落ちないで!って自分の言葉に今はってなんやねんと思いながら、でも強風に煽られ本気で危ないからね。

岬の先端まで歩いたら、ここでは砕ける青い波と真っ白な波飛沫を飽きることなく眺め、そして本日唯一といってもいいリクエストの場所にやってまいりました。それは海宝館、貝殻の展示をしてる施設なんだけど普段来ることはないから僕も久々で、お友達に聞いて興味があったんだというユウコさんはひとり有料の展示室へ。

海の世界を楽しんで!

なにげに僕も入ったことないと思うんだけど、思ったより良かったよ!って巻き貝が怖いとか言ってたわりに楽しめたようで良かったねって言いながら、断崖絶壁の海を眺めつつ次にやってきたのは岩好きなら絶対気に入ってくれるだろうというスポットで、雨で滑りやすい石段を足元注意しながら降りて・・・

やっぱり気に入ったね!

そんなわけでたっぷりと雨の宮古を楽しんだ観光ガイドもそろそろ終わりの時間、夜の飛行機までまだ時間があるから 街で降ろそうかそれとも空港がいい!?って聞くと、いいものいっぱい見たし体験したからこれで満足頭の中も心も満たされてるからあとは空港でのんびりしますってことで、次は暖かくて晴れた日にまた来ますね!って笑顔でお別れとなりました。

そりゃあ晴れてくれるに越したことはないけれど・・・

雨でも楽しい宮古の旅だったね!

1泊2日の宮古旅行だから!

さあ今日からプキの家再開張り切っていきますかと気合い入れるんだけど、今朝はタプーちゃんのお散歩行けない雨降りな1日の始まりとなってます。なのでなかなか気持ちが入らないけどそれじゃダメだとだらけ切った体にムチ入れて、ひとまずお客さん迎える準備したら雨も上がったので1週間以上放置状態だった庭のお掃除頑張ってます。

旅行の間も宮古は雨降りの日があったみたいだから庭の木も芝生も野菜達も結構大丈夫な感じで、だけどそれってつまりはそういうことで、雑草達もグングン伸びてるから菜園コーナーで雑草まみれになってた島ラッキョ達を助けてあげねばと、せっせと草取りしたらスッキリしたけど・・・

イマイチ分かりにくい!?

元々は全部緑一色みたいな状態だったからね、メチャメチャ頑張ったんだからね、やる前に撮っておいたら良かったね。

こんなお天気の中ではありますが夕方お客さんがやって来るんだけど、初めての宮古島でしかも1泊2日の旅だと聞いてるからあまりに残念なんとかしなけりゃと、何がしてあげられるか考え作業開始と思ったらタプーちゃんが誰か来たよと教えてくれて、思いがけず早くに到着のお客さんが雨のお庭でニッコリ笑顔。

というわけで本日のお客さんは初めての宮古島を楽しみにやって来たユウコさん。大神島に行ってから夕方チェックインと聞いてたんだけど、雨だし早々に戻ってきたら 港からオバサンが車で送ってくれたんです!って親切な人がプキの家まで乗せて来てくれたんだそうな。そんな久々のゲストを大歓迎のタプーちゃんは、それはもう興味津々で・・・

カバンに行かないで!

鼻グリグリ突っ込んではカバンに夢中のタプーちゃんに ウチにネコがいるからかなあ!?ってきっとそういう事じゃないからね、だけどその後上着脱いだらそっちに興味がいったのはネコちゃんの匂いがしたからかもね。

残念ながら雨降りだけど 空港着いた瞬間また来ようと思ったの!ってくらいに宮古気に入っちゃったようで、ひとまずチェックインしたら荷物置いてお散歩してきますと。だけどユウコさんユウコさん、荷物ここでいいですよね!ってまあ別にいいけどさ、今お部屋を案内したところだから荷物はお部屋でいいじゃない、リビングに置きっぱなしじゃなくてもいいじゃない、本当にお家みたいな感覚だったから!ってそれはそれでリラックスできて良いことだけど。

張り切って行ってらっしゃい!

お見送りしたらさっきの続きを頑張って、そしてなんとか大丈夫かとメグミさんがタプーちゃんのお散歩行ってる間にユウコさん帰ってきたら、あんまり楽しくてビーチ4つも行って来ちゃった!ってそれはそれは頑張ったね。

ではちょっとお部屋で休みますってことなので僕はまたさっきの続きとそれから夕飯の準備を頑張って、タプーちゃんもお散歩から帰ってきたらみんなのんびりとした静かな時間を過ごしてました。だけど静寂は突如破られお部屋のドアが開いた瞬間タプーちゃんワンワン吠えて あんなに大人しかったのにどうして!?ってビックリだけど、お出掛けしていたユウコさんがお散歩中に帰ってきてたとは知らなかったタプーちゃん、突然お部屋のドアが開いて出てきたから思いがけない登場にタプーちゃんの方がビックリだったみたい。

そして夕焼けもないままに日は暮れ夜が来て、お待ちかねの夕飯タイムが始まります。いつもよりもお待ちかね感たっぷりなのは久々プキの家再開で乾杯が出来る僕らと、それからユウコさんは雨降りのドタバタで結局お昼食べてないんですということで、お酒飲めるけど弱いから空きっ腹にはキツイからまずはお茶で乾杯となりました。そして美味しい美味しい言いながらひとまずお腹を落ち着けたら、ようやくお酒で・・・

乾杯できたね!

チビチビ飲めるようにとシークワーサーの果実酒で乾杯したら、宮古に来たいと思ったきっかけ語ったり僕らのこと色々聞きたいと質問責めにあったり奄美の旅を語ったり、雨音かき消すようにワイワイ賑やかプキの家の夜を楽しんでます。

そして食後はユウコさんから頂いた手土産を、タプーちゃんに見つめられながら・・・

そんなに見たら食べにくいって!

キビ団子のようなでもちょっと違うミルク風味のお餅がいい感じのお菓子をいただきながら、だけどユウコさんは違うの食べててそれは夕方僕が作ったサーターアンダギー。何かしてあげようと考えてちょうど生地を作ろうと準備してるときにやって来て、ちょうど今から揚げようかと準備してるところにお散歩から帰ってきて、ちょうど出来立てホヤホヤを食べてもらおうかと思ったらお部屋で寝てたからそうもいかず、だけどその気持ちも含めて喜んでいただけて良かったし、美味しいからもう1個!ってお味も気に入っていただけて良かった良かった。

そこからは話しのスケールも地球規模に膨れ上がったり壮大な感じになってきたり若干スピリチュアル的な感じになったり哲学的になったりつまりは僕ら防戦一方だったりして、1泊2日で強行した念願の宮古旅だから時間が経つのも忘れて楽しんでます。なので途中からはタプーちゃんもソファーで丸まり目を閉じて、そんな姿を見てカワイイカワイイと近寄ったら、寝てるところ申し訳ないけど・・・

ナデナデせずにはいられない!

最後はタプーちゃんの歯磨き見たらネコは絶対出来ないから凄いねって言いながら、この手がカワイイ!って無防備にひっくり返ってガシガシ磨かれながらピョコンと並んだ短い手をギュッと握ってはご満悦。

明日はなんとか雨上がってくれないかなと願いながら、最後はタプーちゃんの耳をナデナデしたらお休みなさい。

雨のガイドは勘弁だから!

旅の余韻とお土産と!

念願だった奄美旅行、ご覧の通り思いっきり楽しんできました。思いっきり楽しんだせいで体重1.5キロほど増えてたけれど、1週間の旅でこの程度で済んだのはいっぱい歩いたおかげかな。メグミさんは船酔いの影響もあってそんなに増えてないっていうし、いつも通りの食生活だったタプーちゃんは逆に体重減ってスリムになってたからね。プキの家のゲスト達は2泊とか3泊の旅で2~3キロ増えたとか普通に言ってるからね、まあプキの家がそれだけ太って帰る主たる要因かも知れませぬが。

帰ってきてからいつもの散歩道をタプーちゃんと共に歩きながら、メグミさんと二人で今回の帰省旅のことをあれやこれや語っては色々思うこともあったりします。楽しかったことはもちろん宮古がそうであるように奄美も変わったことがたくさんあったし、久々の再会を果たした仲間達の姿や語り合ったこと、今回の旅でいろんな刺激を受けこれから僕らこの島でどう生きていくのか考えるきっかけにもなったかなって、振り返ってみても本当に充実した有意義な旅だったなと。

そんな旅のお土産は、カラオケ大会でみんな集まったときにとお菓子や泡盛なんかを大量に持っていったから持って帰る方が断然少ないと思っていたら、意外にも行きと変わらぬボリュームで帰って来ちゃいました。お菓子や黒糖焼酎はもちろんだけど他にも色々あったので、ここで今回持って帰った奄美のお土産ベスト5を紹介してみようかと。どれが1番とか敢えて順位はつけないっていうかつけようもないっていうか、なので登場する順番と順位は関係ありませんがまずはこちら。

言わずと知れた活き車エビ!

ハルユキ兄タカヨ姉に頂いたピッチピチの車エビ、帰ってきた日はもちろんその翌日はさすがに休肝日にしようと思っていたけどやっぱりエビさんが新鮮な内に食べたいと、昨日はエビ味噌の濃厚ソースを天ぷらに絡めた一品とエビの殻のかき揚げ作ったらどっちも抜群に美味しかったです。

続いて2つ目のお土産はこちら・・・

串団子ではありません!

奄美の三味線の弦とバチ、色が黄色いのはパッと見て分かるけど、実は弦の太さが沖縄のとは全然違ってメチャメチャ細いんだね。細いって事は高い音が響くってことで、この弦だからこそ奄美独特のもの悲しくそして裏声の入る曲を奏でるあの音色を響かせるわけですね。そして竹を細く薄く削って作られたこのバチで敲くように弦を弾くので、奄美の三味線は蛇皮が破れないようナイロン製の人工皮を使うようです。三味線本体は沖縄のとほぼ一緒なので、ちょっとお遊びで弦張り替えて弾いてみようかなと。

では3つ目はこちら・・・

奄美のお味噌!

味噌といってもお味噌汁に使う味噌じゃなく、豚味噌とか魚味噌とかピーナツ味噌とかお茶請けっていうかおかずっていうか酒の肴というか、そういうのに使う粒味噌なのです。沖縄にも宮古にも油味噌ってのがあるけれど、あれはお味噌が濃いからご飯のお供だったりおにぎりの具だったりまた別物で、あの頃豚味噌が好きでよく食べてたなと懐かしく思いながら旅行中何度も食べては やっぱりこれ美味しい!と思ったから、豚味噌を買って帰るんじゃなく自分で作ろうとお味噌を買って来ちゃいましたのでもしかしたらプキの家で登場するかも知れません。

そしてこちらも僕が大好きだった・・・

奄美特産のミキ!

当時僕とプキちゃんの大好物だったミキ、お米とサツマイモにお砂糖加えて発酵させた甘くてちょっぴり酸っぱくて濃厚な飲み物なんだけど、沖縄では缶のしか売ってなくて味も残念ながら僕の口にもプキちゃんのお口にも合わず今回久々飲めるととっても楽しみにしていたのです。12年ぶりのミキは やっぱりこの味!と懐かしいあの頃の想い出そのままのお味でした。

そしてそして最後はこちら、これが順位を付けられなかった原因というかなんというか・・・

リベンジの証です!

ご覧の通りカラオケ大会で個人賞いただいた時の副賞の記念メダルですが、賞品が出るって聞いてきっとビール1ケースとかそういうのだと思っていたらまさかまさかメダルとは。頂いたはいいけどどうしたものかと思ったりもしたけれど、また奄美に帰省したときカラオケ大会があったら首にぶら下げ第1回大会の受賞者として堂々ステージに立ってみようかと。

そんなわけでまだまだ旅の余韻に浸りながら、ちょうど全国的な大寒波で宮古も寒い寒いからやる気も出ないし目一杯服着込んでタプーちゃんのお散歩行くのが精一杯だし、きっとみんなも旅から帰ったらこんな感じなんだろうな、いやさすがにここまでだらけちゃいないかなとか思いながら日々を過ごしてます。

だけども今夜は気合い入れて行かねばならぬ、どこへ行くのかと言えばアヤメ会の忘年会でぶんみゃあに。

結局飲んでるんだけどね!

僕らだけで貸し切りの店内でのんびり楽しんではお土産の黒糖焼酎みんなで飲んで、コタロウさんのギターと共に久しぶりに三線弾いたらマサ坊師匠が歌って盛り上がり、最後は師匠とナオちゃんとメグミさんと共に4人で二次会ごちそうさまでした。

ここまでダラダラした生活を過ごしてきたけれど、いよいよ明日からプキの家再開気合い入れて頑張らねばと・・・

いや明後日からだったかな!?

素敵な旅をありがとう!

旅の最終日って大体こういうもんだよねって感じ、1週間の旅で初めて雲ひとつない青空広がる奄美の朝。

さすがに今朝はのんびりしていられないからパッと目覚めたら、朝ご飯もいいやとコーヒーだけ飲んだら帰り支度をバタバタと。8時半にはチェックアウトでホテルの人にも 静かでお利口さんでしたね!ってタプーちゃん褒められちゃって、確かに初めての旅行でちょっとドキドキしたけど飛行機も船もずっとハウスに入りっぱなしだった宿も全然問題なしだったね。

では重い荷物抱えて車まで辿り着いたらいざ出発、最初に会えなかったメグミさんがお世話になった人達に会いに行ったらようやく顔が見れて、先生も奥さまもお元気そうで良かったです。では昨日約束したとおりまた根瀬部方面に車走らせたら、途中でよく泳いだり夕日見に行ったりした大浜海岸へ寄り道しては、せめてあと1日いたかったなと思わせる・・・

青一色の空を見上げたり!

寒い寒い朝ではあるけどサーフィンしに来てる人達がいたりして、そんな姿を眺めながらビーチを歩いてるんだけど、白砂の浜だったのが海流が変わったかすっかり砂が流され岩肌が露出して、あの頃とは全然違う景色になっちゃってたね。

ではそろそろ行かねばとやって来たのはハルユキ兄タカヨ姉の待つ養殖場、お土産あるからということで今日獲れたて新鮮活き車エビを こんなにいいの!?ってくらいに頂いちゃいました。そこからはまたのんびりおしゃべり楽しんではタカヨ姉にならって エ~エ~!ってみんなで連呼して、今度はこっちが遊びに行くから!ってハルユキ兄と お正月にまたエビ送るから!ってタカヨ姉にお別れしたら空港目指して出発です。

だけどまだ寄り道すべきところは色々あって、まずは隣の知名瀬集落にやって来たら、当時僕が持っていたボートを浮かべていた港を眺めては・・・

沖でシュノーケルとか魚釣りとかしたねって!

そこからは街を抜け途中で運転交代してもらって助手席から懐かしい景色を写真撮ったりしながら空港を目指し、途中で行きも気になっていた石釜で焼くパン屋さんがあったので今夜と明日食べようと入ってみたらどれもこれも美味しそうで思わず必要以上に買ってしまったね。

焼きたてを食べたいけど我慢我慢、僕らには行かねばならぬ場所が。というわけで次にやって来たのはこちら、一昨日も食べたような気がするけれど・・・

またジェラート!

本当はケーキ屋さんに行きたかったけど時間的に厳しいってことでジェラートになったけど、島の材料使ったジェラートはなかなか美味しかったし今日は晴れで暖かいし結果オーライちょうど良かったね。

1時にはレンタカー返さなきゃだからのんびりしてもいられない、空港とは反対側の海沿いの道を北へ向かい、デザートと順番逆ではあるけど仕方あるまい最後のランチはやっぱりこれで。

奄美といったら鶏飯だね!

元祖鶏飯の店というだけあって地鶏の丸鶏で出汁を取ったスープが絶妙で、それに旅の間ずっと食べて飲んで疲れ切った胃に優しくて旅の終わりに食べるには最高のメニューだねって言いながら、サイドメニューにシシ肉の炙りとか注文しちゃってますけどそれどうよ。

最後にバタバタするのは嫌だとちょっと時間に余裕をもって動いてたから、このまままっすぐ空港へ向かうにはちょっと早い。なので曇り空で見た土盛海岸を今一度青空の下で見てみようとやってきたら、あの日はあまりキレイじゃないねって言ったのを前言撤回せねばなりますまい。

今日はいい色してますよ!

いっぱい歩いていっぱい走っていっぱい砂掘ったらタプーちゃんも大満足、ではそろそろいい時間だし最後に車の中をキレイに掃除したら空港へと向かいますか。レンタカー返したら空港まで送ってもらい、タプーちゃんは行きと一緒で寂しそうな顔することもなく連れてかれちゃって、最後にちょっとだけお土産買ったらさあ飛行機に乗り込みますか。

ちっちゃい空港のちっちゃい飛行機に乗るもんだから、那覇行きのプロペラ機へは自分の足で・・・

歩かなきゃ!

ちょうど飛行機乗るタイミングで雲が広がってきたから飛び立つ飛行機の窓から鮮やかな島の姿は見れなかったけど、最後晴れてくれたし暖かかったし良かったなと思いながら、また帰ってくるよと小さくなっていく島を見ながら帰路につきます。

そして那覇経由で宮古空港に降り立つと、こちらも曇りでどんよりしてるけど、ああ帰ってきたんだなあと思うのは見慣れた景色とそれから真っ昼間快晴の奄美より夕方曇りの宮古の方が暖かいって感じるところかな。車走らせ見慣れた道を北上しプキの家に到着したら、玄関開けて久々の我が家です。

帰ってきたね~!

いやあ当たり前だけど落ち着くわぁ!って言っては床に転がって、だけど倒れるのは全てを終えてから。まずは荷物運び込んだりタプーちゃんのハウスをキレイにしてあげたり。そして夕飯の準備はさすがに旅を終えてガッツリ作る気力はないけれど、気力のなさよりこれを今夜食べずにどうするという方が勝るから、頂いた車エビの箱を開けおがくずに埋まったエビを取り出すと暴れる暴れるおがくずが舞うよ、元気いっぱい大変だよってあたふたしながら頑張ってなんとか調理完了出来ました。

今夜のメニューは地鶏の炭火焼きに石釜のパンに、それからハルユキ兄とタカヨ姉にいただいた活き車エビをせっかくなのでお刺身と頭は塩焼きで。

懐かしき島一番の贅沢な味!

今までピチピチ跳ねていたエビはプリップリで甘くてトロリととろけてたまらんたまらん、塩焼きにした頭もミソの味が濃厚で香ばしくてビールが進む進む。その後はまだまだ飲めるよ食べれるよと勢い余って紹興酒で酒蒸しにしたらこれがまた絶品、素材が良ければ何しても美味しくなっちゃうよね。

それにしてもハルユキ兄にタカヨ姉、僕らに嘘をついたよね。朝の出荷が終わったら残ったのをお土産に持って帰ってもらおうと思ってるんだって言ってたのにこの見事に形の揃った特大車エビはどうよ、この日一番のを僕らに渡したでしょ。本当に本当にありがとう!

そんな旅の余韻に浸りながら飲んでる僕らとは違って、ようやく住み慣れた我が家に帰ってきて落ち着いたか気が抜けたか、全てを出し尽くしたタプーちゃんは・・・

早くも夢の中へ!

奄美を離れ早12年、ずっといつかは行くぞと思いながらようやく今回第二の故郷へ帰省することが出来たけど、とっても楽しみにしていたけれど、想像以上に楽しく充実した旅になったのは僕らを温かく迎えてくれたみんなのお陰。

僕らこれからもこの島で頑張っていくからね、またいつか必ず遊びに行くからね、皆さんもお元気でまた笑顔で再会しましょう。

素敵な旅をありがとう!

当時を偲ぶ一日を!

奄美4日目の朝は今日こそ晴れが期待できる朝。なので7時の目覚ましにシャキッと目覚めたらバタバタと準備して、今なら繋がるかと島の友達に電話したらお昼に会うことに。
ではその前に奄美のお土産買っておかねばと歩いて街に出たら、お酒とか美味しそうなのとか、それからこれを・・・

島の味噌!

のんびりお買い物してたらもうこんな時間と慌ててホテルに戻り、タプーちゃん連れていざ出発。
向かうは我が町根瀬部を越えた大和村、島で海の仕事していた頃からの友達ヒロシとバス停前で待ち合わせして2分遅れでなんとか到着したら久々の再会に笑顔で握手して、ここから懐かしい道を懐かしい話ししながらドライブスタートです。

あの頃毎日通った海沿いの道、奄美大島は山の島だから急カーブの続く道が多いんだけど、島の西側を通るこのルートが一番のワインディングロードだから本当に大変で、当時僕の愛車の軽ワンボックスは3ヶ月に1回くらいのペースでタイヤ交換してたからね。そんなルートを よくこんな道を毎日通ってたよなあ!って助手席のヒロシと語りながら、この12年を埋めるようにいろんな話しをしながら僕らが働いていた養殖場を目指します。途中には僕らがいた頃にはまだなかったトンネルが出来ていて随分近く便利になったよねって、するとパッと視界が開け海が見えてきたら下って最初の集落に懐かしき職場が。

変わらぬ景色と変わった景色と・・・

職場の建物も事務所も巨大な冷蔵庫が並んでた倉庫もエサの倉庫も桟橋に浮かぶ船もあの頃のまま、だけど今はもう養殖はしていないから湾内に浮かんでいた養殖の生け簀はなくなっていて、唯一すぐ目の前にタイとかフグとかちょっとだけ入れていた生け簀がポツンとひとつだけ残っていて、今はもうほとんど役目を終えたように見えるその生け簀には熱帯魚やウミガメが元気に泳いでいてメグミさんがひとり嬉しそうに見ています。

社長に会えたらと思って来たんだけど留守のようで、いつもこの陰で昼休みに寝転がってたよな!とか ここで朝ラジオ体操して俺はこの辺に立ってたな!とか当時を懐かしみながら二人で語ってたら車が入ってきて運転席にあの頃と変わらぬ社長の姿が。一瞬誰だか気付いてない顔の後に おぉヒロユキか!って笑顔で握手を交わし、まあゆっくりして行けと甘い甘いコーヒー入れてくれてお昼も食べていけと魚やらおにぎりやら出してくれて、コーヒーと南蛮漬けは合わんな!って笑いながら、僕が去った後の話しなんかを熱く語ってくれてます。

これもまた懐かしい時間!

いっぱいおしゃべりしてすっかり長居しちゃったらお元気でと言葉を交わし車を走らせたら、当時のメンバーなんかの話しも出てきて懐かしいねまた会いたいねって言ってたのがいきなり願いが叶い、車走らせ5分と経たぬ内に あれそうじゃないか!?ってヒロシが言うから車止めたらまさにそれ、共に汗を流したオジサン達MMコンビが今も一緒に仕事中。

お腹はLLコンビだけど・・・

そうか宮古島で頑張ってるか!って大きなお腹から大きな声出して言っては懐かしんでくれて、早く言ってくれたら一緒に飲めたのに!ってヒロシに言ったら ワンだって今朝電話もらったのによ!って確かに悪いのは僕なのです。

そんなお二人さんとお別れしたらメグミさんが行きたがってたお店でランチを、だけどさっき社長に振る舞われた料理で結構満たされてるから、せっかくだしと食べたけどもうお腹パンパンはち切れそうだね。ではここでようやく登場タプーちゃん、ここまでずっと島一番の山道に揺られっぱなしだったからハウスから出た瞬間ダッシュしまくったり僕らにアタックしてきたり。だけどなぜだかヒロシの方には全然行かず、空気のように無視されまくりで両手広げたまま固まっては苦笑いのヒロシなのでした。ではそろそろ行きますか、帰りもまた同じ山道を本当によく毎日通ってたよなあとつくづく思いながら車走らせて、待ち合わせたバス停までやって来たら 頑張れよ、今度は宮古に来いよ!って声掛けここでお別れです。

今日はまだまだ行くところがあって、電話したら 今ならいるからおいでおいで!ってことでひと山越えたら下り坂の向こうに、いつもプキちゃんとお散歩したり泳いだりした根瀬部の浜が見えてきて・・・

いい景色!

ここで車止めて散策したい気持ちをグッと堪えまた後でとトンネル抜けたら、やって来たのはハルユキ兄タカヨ姉の待つお家です。

まあお家っていうか車エビの養殖場っていうか、ひとまずある人へのお土産をと車エビを贈る段取りしたら、作業の手を止めおしゃべり楽しんでます。そしたら水を抜いた生け簀で作業するスタッフの中に懐かしい顔が、いや懐かしいっていうか顔見た瞬間メグミさんと二人揃って笑っちゃったからね、どうしたマサシそんなにポッチャリして!って。あの頃はまだ二十歳過ぎでちっちゃくてすばしっこくて可愛かったマサシも結婚して子供3人30半ばのお父さん、今でも走るのは速いんだ!って言葉もまた虚しく響いて笑っちゃう微笑ましい姿に思わず 12年ぶりに来てマサシが一番変わったよ!って不名誉な第一位の称号を与えてしまったからね。

せっかくだから写真を一枚撮ってみたけど、一段低い生け簀の中にいるのを利用して・・・

お腹は写らぬよう撮ってみたよ!

明日はまた朝来れる!?って最終日はお昼過ぎの飛行機だからまあなんとか段取りつけられるけど何って聞いたら、お土産渡そうと思ってるから!って言葉に 来る来る!ってまあ軽い二人だこと。

それじゃあ今からちょっと行って来るわとお別れしたら、またトンネル抜けて根瀬部の集落へ。今度こそと車止めたらタプーちゃんも一緒に降りて、ここからは懐かしき集落内を散策して回ろうかと。

なにげなくそして懐かしい景色!

この角曲がった奥が確かあの人のお家だったよねって、そうそうこの川でウナギ突いたり手長エビ取ったりしたよなあって、この先にイノシシの檻があったけどなくなってるねって、当時の記憶や想い出を振り返りながらの散策はなんだか帰省以上に帰省感があって、そんな景色を眺めながらのんびり歩いてるとワンコに遭遇ワンワン吠えられて、家の人が出てきたらマサカズ兄昨夜はどうも!ってマサカズ兄には当時買ったボートを運んでもらったりお世話になったしちょっとおしゃべり楽しんだら、その奥ショウヘイ兄のお家を訪ねてみることに。

ヒロヤス兄とかスエアキ兄とかカラオケ大会でいろんな人の顔を見れたけど、当時青壮年団で一番お世話になっていたショウヘイ兄には会えなかったのでピンポン鳴らしてみたら、残念ながら山へ出掛けてるということで奥さまとおしゃべりしてはよろしくお伝えくださいと。

そこからは道路を渡っていつも遊んだ浜へ、ずっとメグミさんが違和感あるって言ってた理由が分かって僕らがいた頃より道路から浜に降りるところの波除けが50センチくらい高くなっていて集落内から海が見えなくなってたんだね。確かに当時はみんなここに腰掛けておしゃべり楽しんだりしていたけど今じゃそれも無理、だけど理由を聞いたら数年前の台風で大波が集落の中まで押し寄せかなりの被害が出たんだそうな。そんなわけで入り口は変わったけど根瀬部の浜は変わらぬ景色のまま、当時プキちゃん連れてお散歩していた砂浜を・・・

抱っこはしないよタプーちゃん!

ではそろそろ行きますか、昨夜カラオケ大会の時隣のオバアに会って 明日家に遊びにいらっしゃい!って誘われてたので訪ねてみることに。あ~いらっしゃい私がいない間に来たのかと思ってたの!って嬉しそうな笑顔で迎えてくれて、まあまあ上がって上がってと中に通されました。昨夜の公民館も底冷えっていうか本当に寒かったけどやっぱり宮古より全然寒いから、オバアのお家もコタツにホットカーペットで暖をとっていて、ほっこりしながら出してくれたお茶とそれからイカ味噌をいただきつつおしゃべり楽しんでます。

あの頃は毎日のようにバッタンバッタン大島紬を織る機織りの音が響くお家だったけど、足を悪くして去年でやめたんだということで織り機も手放したそう。私も来年80だからね・・・って言うんだけどまだまだ若い、っていうか逆に当時はまだ60代だったんだね。あの頃と全然変わらないよ!って言いながら逆に当時からもう80近いかと思ってたとは言えない失礼極まりない僕なのです。

では最後に一枚・・・

いつまでもお元気で!

また会いに来るからねって声掛けたらお外に出て、見送ってくれるっていうんだけどその前にちょっと見ておきたいと細い路地をもう少し奥へ。一軒隣りに何があるといえばもちろん僕らが住んでいた家で、今は別の人が住んでるということだけど留守のようなのでちょっと外から眺めては、当時と変わらぬ姿にここに明かりを灯し僕ら2人と1匹住んでたんだねと物思いに耽ってみたり。

懐かしき我が家です!

本当はもっとゆっくり色々見て回りたかったけどすっかり日も暮れ辺りも暗くなってきたから行かねばと、表通りに出てオバアとお別れしたら、ちょうど仕事を終え山から下りてきたタクちゃんの軽トラがやって来て 今から晩飯行く!?ってことで一旦帰って迎えに来てくれることに。

軽トラだし まさか荷台に!?って聞いたら3人乗れるから大丈夫と、なのでホテルの前で待ってたら確かに3人乗れる車でやって来た。旅の始まりは那覇で焼き鳥からだったけど最後の夜もまた焼き鳥で締める事となり、タクちゃんの運転でお店までやって来ましたが・・・

こちら3人乗りの愛車です!

農業青年タクちゃんなので軽トラともう1台でっかいトラック持っていて、生ビールとウーロン茶で乾杯したらまた色々とおしゃべりしては飲んで、最後は農業について熱く語ったら奄美大島特産のタンカンを無農薬で作ってるタクちゃんなので 時期になったら送ってね!って美味しいタンカン楽しみにしております。

せっかくだし夜の街を歩いて帰るからとお店の前でタクちゃん見送ったら、最後の夜だしもうちょっとだけと二人で飲んでは色々語り合って、タプーちゃんの待つホテルの部屋にフラフラとした足取りで帰るのでした。

今日もたっぷり遊んだね!

島を走ってゴールはテープで盛大に!?

今朝はなかなか起きるの辛い朝も目覚ましとキュンキュン呼んでるタプーちゃんのコラボで目覚めたら、まずは足湯で残った疲れを取ってます。

そしてタプーちゃんのお散歩ついでに朝食は昨日買ったパン屋さんの隣にサンドイッチ屋さんがあったからメグミさんが買ってきてくれて、ではタプーちゃんも一緒に、いやタプーちゃんの入ってるハウスをテーブル代わりに・・・

いただきます!

あの頃が懐かしいビクトリーのサンドイッチ風のボリュームたっぷりサンドに満足したら、さあ昨日は島の北側見て回ったから今日は南側ということで張り切って出発です。

レンタカーに乗り込みまずは街の景色を楽しみながら最初に向かうはコンビニです。コンビニといってもみんなが知ってるようなお店は島にはなく地元ローカルなお店ばっかりで、でも買いたいものが買えればなんの問題もなし、今週分のジャンプをゲットしたらこれで一安心とまた車を走らせ街を抜けます。

本当はジャングルの景色を楽しみに金作原原生林に行きたかったんだけど、地面ぬかるんでるしいつものバモスじゃないから無茶は出来ないと諦めて、でもそんなときはトンネルの脇から続く旧道に出ればプチジャングル体験出来るの知ってるから、今はもうほとんど誰も使わない山道を突き進むと・・・

これぞ奄美って景色が迎えてくれます!

そんな懐かしい景色の中に僕らの知らないものが2つ。ひとつは数年前に奄美大島を襲った豪雨災害以降発生し続けているという土砂崩れの跡で、あっちの山にもこっちの山にも崩れた痕跡が残っていて今も尚片側通行だったり次の災害に備えて土嚢が積まれていたり痛々しい光景が広がってること。そしてもうひとつは緑の山に立ち枯れた木がたくさんあることで、それは全てリュウキュマツで原因は松くい虫による被害だそうな。なので道路沿いには倒木注意の看板があっちにもこっちにも立っていて、広がる山の景色も違う場所に来たような感じ。

そんなわけで山道をドライブ楽しみながら途中で滝を発見したり昔の小さなトンネルを通ったり島を南へ下っていって、眼下に海が見えたらクネクネした道を下ってそろそろひと休みとやって来たのは住用のマングローブ。プキちゃんともここで遊んだり走り回ったりしたよねと懐かしく思い出しながら、まだ地面がぬかるんでるからタプーちゃん歩く場所を選んでもらったり抱っこしたりでお散歩です。

そして展望台へと続く階段にやって来たら、元気いっぱい一気に駆け上がり・・・

いい景色!

奄美のマングローブは西表島に次いで二番目の規模だから、宮古のマングローブに見慣れた目にはスケール感が違うなあと感じちゃいますね。遠くにマングローブツアーのカヤックがゆっくり進む姿を眺めながら自然の景色と美味しい空気と緑の匂いを全身に浴びたら、まだ南の端っこまではまだまだだから張り切って行きますか。

延々山道走ってようやく古仁屋に到着したらもうお昼過ぎ、なのでランチをと思うんだけどこの辺りで何があるのか全然知らないから、こんな時は地元の人に聞けとお魚食べたいし港で網の繕いしてる漁師のオジサン達に話しかけると、この辺は魚は獲れるけどあんまりそういう店はないんだなあ!ってそんなことってあるのかい。それでもなんとか答えは出たようでお店の場所を教えてもらったら、スナックみたいで怪しいけど赤いお店だからすぐ分かるよ!って、そして やってなかったら刺身だったら食わしてやるよ!って言ってくれて、お礼を言ってお別れしたら言われたとおりに車走らせるとあったあった、確かに赤くて怪しげな佇まい・・・

カレーがイチオシっぽいし!?

まあ自分達で探していたら絶対スルーしてるよねって言いながら、でもせっかく教えてくれたし入ってみたらスナックっていうかライブバーみたいな感じで、カウンターの壁には黒糖焼酎と洋酒がずらりと並び反対側にはステージがあってドラムやギターが。さっきの漁師さん達の風貌からは想像できないお店だけど、注文した海鮮丼と角煮丼はどっちも美味しかったからね。ありがとね!

食事の後はそのまま古仁屋の街をブラブラと散策し、当時はこうやって歩くこともなかったもんね!って言いながらローカルな田舎の商店を覗いたりして楽しんで。

ではせっかくここまで来たし端っこまで行っちゃうかということで、懐かしい加計呂麻島を右手に海岸沿いを走って東の端っこヤドリ浜へ。だけど僕らもう限界、何が限界って美しいビーチに早く行きたくて我慢できないとかそういうことじゃなく、もう眠くて眠くて我慢ならぬとそのままシート倒して40分ほどお昼寝タイムに突入です。そしてこちら違う意味で限界タプーちゃんにいい加減出ようよと起こされたら、日射しが出たり雲に隠れたりの浜をお散歩楽しんでますが、あっちでもお散歩楽しんでるワンちゃんがいて近付いてきたら・・・

どうなのどうなの!?

互いに興味津々顔会わせるんだけど、とにかくワンワン吠えられっぱなしのタプーちゃんなのでこれは大変と互いに反対側に引っ張られて行くのです。

そこからまた古仁屋の街に戻ったらメグミさんがジェラートのお店に行きたいってことで車走らせながら探すんだけど全然見つからず、最終的には見つけたんだけどわざわざ見つけにくいようにそうしたのか花屋さんの奥がジェラート屋さんという不思議な作りのお店でした。

ちょっと寒いけど海辺で加計呂麻行きのフェリー眺めながら食べたらさあ頑張って帰りますかということで、さすがに疲れたのでここからは運転手交代してもらって名瀬の街を目指します。そして来る途中で行きたかったのに通り過ぎちゃった場所があったから帰りに寄ろうと思ってたらまた通り過ぎて、なので引き返してやって来たのはこちら・・・

奄美らしい海と山!

瀬戸内から加計呂麻の雄大な風景を見下ろす高台から望む景色は雲がなく夕日が出てくれたら最高だったけど、それもまた奄美っぽいというかなんというか曇りや雨の多い奄美らしい色合いということで。

でものんびりとはしてられない、今夜はある場所へ行かねばならぬので急がなきゃと車走らせます。なにげに名瀬の街は宮古よりも渋滞するから結構焦りながら、なんとか裏道使って街を抜けてすでに真っ暗だけど懐かしい道を懐かしい場所目指して急ぎます。

そしてやって来たのはこちら・・・

暗闇の中に人の気配が! 

このサイズの建物があってその手前には屋寝付きの土俵があって、もう何も言わずともお分かりでしょうがここは公民館、僕らが当時住んでいた根瀬部集落の公民館にやってまいりました。ちなみに奄美では公民館と土俵はセットみたいなものなのです。

僕らの帰省に合わせたというわけではないんだろうけど、ちょうどのタイミングで今夜ここで集落のカラオケ大会があるからと誘ってもらったのでやって来たのです。もしこれがなかったら僕らに合わせて青壮年団の忘年会をしようと考えてくれていたみたい、本当に有り難いことです。

ドアを開け公民館に入るとあっちにもこっちにも知った顔が並んでいて、12年の時を経て少々白いものやシワが増えた感じだけど、おぉ久しぶり元気にしてたか!ってみんな声かけてくれて一気に懐かしさが込み上げてきます。僕らがいた頃も別のイベントに合わせてカラオケ大会があるにはあったけど、単独開催はこれが初ということらしくステージの上には第1回根瀬部東西対抗カラオケ大会と書かれていて、司会のイッペイ兄が相変わらずの盛り上げっぷりで開会を宣言しています。

変わらぬ光景です!

集落を西と東に分けての対抗戦だから団体賞もあれば個人賞で商品も出るからってことで、張り切って一組目から熱のこもった歌声が響いては拍手と指笛と声援が響いてます。そんな姿を僕は末席から眺めメグミさんは女性陣と一緒に見たりお手伝いしたりして、そして5組目まで終わったところでゲストの歌の後ひと休み。

するとここで司会のイッペイ兄が 今日はもう一組ゲストに懐かしい顔が二人・・・って僕ら前に呼ばれちゃってちょっと照れつつみんなに挨拶したりして。

皆さんお久しぶりです!

12年って言葉にすればただそれだけなんだけどそれはそれは長い年月なわけで、この街には僕らが島を離れた後も何組も人が来ては離れていったりもしてるわけで、もちろん僕らだって懐かしい顔もいれば顔見てようやく思い出したって人もいれば初めての顔もたくさんいるし、時の流れを感じずにはいられないわけで。

そんな中イッペイ兄がマイクを手に 根瀬部を離れて10年以上経ってね、普通は来ないしもう来なくてもいいわけだよ。だけど二人はこうやってずっと思いを持ち続けてまた来てくれて、嬉しいじゃあないですか!その言葉にグッと来たらそのまま深々と頭を下げ、拍手の中また席に戻り後半戦を楽しんでます。

そしてさっき挨拶した時宣言したから有言実行しなければと男はステージに上がりマイクを握るのです。何を宣言したかといえば島にいたときも一度カラオケ歌ったんだけどその時は残念な結果となったから、この12年で成長したってところを見せます!って。そしてその結果・・・

今宵一番の盛り上がりですけど!

いやぁ、本当にみんな喜んでくれて良かったなあ。島の田舎の集落だから過疎化高齢化の波はもちろん押し寄せてきていて、今夜ここに集まったメンバーも平均年齢60は下らないでしょうか。若かりし日の僕は自分の歌いたい曲を歌ってダメダメだったので、すっかり大人に成長した今(あの日もとっくに大人だったけど・・・)みんなが喜んでくれるようにここは演歌でいこうと雪國歌ったら拍手喝采客席から色とりどりの紙テープ持った人が駆け寄っては手渡され、なんだかこんな姿になっちゃってますけど。

そんなわけで西と東の出演者それぞれ10人ずつが歌い終えたらいよいよ集計そして発表となり、第1回根瀬部東西対抗カラオケ大会優勝チームは・・・・5対5の同点引き分けとなりました!ってなんとなく途中からそうなるような気はしていたけれど一応僕も東チームに貢献できたかなと。そして個人賞2人の発表、まずはひとりめは・・・・ヒロユキおめでとう!ってそうですかそうですか、それはそれはありがとう。受賞が嬉しいっていうか記念すべき第1回大会の受賞ということで、また来る日まで僕らのことみんな忘れず憶えてくれるかなというインパクト残せた嬉しさと、もらった商品これどうしようかってのが頭の中を駆けめぐってます。

これにてカラオケ大会は終了ひとまずみんなで片付けしたら、まだ全部は片付けず青壮年団を中心にメンバーが残って二次会がスタートです。

まだまだ歌ってるけどね!

ここからも久々の再会に地元の先輩方といろんなお話して楽しんでは 次は近々餅つき大会があるからおいで!ってそうそう来れはしないんだけど、素敵な時間を過ごさせてもらって僕ら幸せだなあと本当に感謝の気持ちいっぱいの夜となりました。

また必ず会いに来ます!

忘れたことと懐かしいことと!

奄美大島2日目の朝はゆっくり休んだからパチッと目覚め、なんとか雨も止んでくれたようでホッとしながら顔洗ってます。

ひとまずタプーちゃんトイレさせつつ朝ご飯を仕入に行こうと外に出たら、やっぱり奄美寒いよ~!って昨日までの与論からかなり気温下がってる感じ。特に当てもなく適当に歩いていたらパン屋さんを見つけたのでここにしようってことで、タプーちゃんがいるから交代でお店に入っては気に入ったのを選んでるんだけど、普段吠えないのに珍しく外からタプーちゃんの声が聞こえてきたから何があったと飛び出すと、残念というか微笑ましいというか・・・

怪しい人ではありませんから!


ホテルの部屋で朝食済ませたら、タプーちゃんにはちょっとお留守番してもらって街を散策といきましょうか。この12年でどれだけ変わったかなって思いながらまずは空港へと続く大通りを歩いてるんだけど、昨夜と同じで変わったとか懐かしいとかじゃなくメグミさんと二人して こんなに憶えてないもんか!?って本当に断片的にしか思い出せず、しかも今歩いて向かってるのは当時メグミさんがバイトしていたところで久々顔見せに行こうって通い慣れた道なはずなのによ。

残念ながらタイミングが合わず顔見せ出来なかったから、そこからは宮古ではあり得ないくらいの坂道を登って高台から街を見下ろし記憶を辿ってますが、僕ら二人揃って・・・

記憶喪失なのか!?

そこからも市街地を歩いては こんなお店あったっけ!?って、でもどう見ても30年くらい前からありそうな古びた店構えだったりして、自分達でも不思議なくらい。もちろんちゃんと憶えてる場所もあって、ちょっと覗いてみたかった奄美の三線屋さんに入っては奄美独特の弦とバチを買って、帰ってちょっと遊んでみようかと。

ひとまず街ブラ楽しんだら、帰ってタプーちゃん今日はバッグじゃなくケージのまま連れ出して、今日はここからバスに乗って空港を目指します。運転手さんに手伝ってもらってバスの座席に着いて出発したら、与論の倍のスピードにバスは倍揺れて不安そうな顔のタプーちゃんです。懐かしさとこんなのあったっけとが入り交じる景色を眺めながら街を抜け、ここでタプーちゃん人生初の・・・

トンネルだね!

このトンネルがまたガタガタした道で、暗いし激しく揺れるしトンネル抜けたらもうヘロヘロ状態のタプーちゃんなのでした。街から空港までちょうど1時間、ようやく着いたらやっぱり島は適当か、レンタカー屋さんが迎えに来るはずが来てないので電話して、待ってる間に島のオバサンが 可愛いワンちゃんだね!って声掛けて来て、今から飛行機で帰るのって聞くから今からレンタカー借りるんだけど飛行機とフェリーで宮古からワンコも釣れて来たんだって言ったら アゲ~!って、ああ奄美に来たなあって実感。

レンタカー借りたらいざ出発、せっかく島の北側に来たからそのまま北上し、だけどお昼食べられそうなお店もないままどんどん進み、そういえば以前プキの家のお客さんに聞いたカフェがこの先にあったはずと怪しげな細道を進んだら、オーシャンビューのカフェが見えてきた。気分は黒豚とか地鶏とか島の料理だったんだけどここはカフェ、なのでこんな感じの・・・

オシャレランチとなりました!

ポツポツと雨が降ったり止んだりの中ではあるけれど、海を眺めながらのんびりとしたランチタイムを楽しんで、その間タプーちゃんには車の中でひと休みしてもらってます。

ではそろそろ海に行くかと近くの土盛海岸に行ってみると、またポツポツ雨が落ちてきたからタプーちゃんはお留守番でちょっとだけ見に行くことに。住んでた頃はキレイだねと思っていたビーチだけど、どんよりした天気と荒れた天候を差し引いても宮古の海を見慣れた目にはやっぱり奄美色の海だねって感じに映っちゃいます。

とにかく寒いし!

お次はあやまる岬だけどあまりの寒さに今シーズン初のダウン着て、今度は雨が止んだからタプーちゃんも一緒に。海が一望できる場所までやって来たら、こんなのあったっけ!?ってまた見覚えのない公園みたいなのが眼下にあるんだけど、やっぱりどう見てもここ最近のものじゃなく記憶から消えてるだけみたい。せっかくなので下まで降りて荒れた海を眺めたり芝生の公園を走り回ったり、奄美らしい一面ソテツの森を歩きながら よく考えたらハブいるんだった!って急に怖くなったり。

そこから目指すは島の端っこ用岬、ここで道は行き止まりで見上げる絶壁の上に灯台がそびえ立ち、そこへと向かうメチャメチャ急でメチャメチャ怖い階段が。でもね、やっぱり見覚えないっていうかあり得ないけど 来るの初めてだね!?って。高いところ苦手な僕なのでかなり勇気振り絞って登り始めると、やっぱり親子は似るのかタプーちゃんも・・・

端っこ過ぎてそこ階段じゃないから!

頼りなさ抜群の手すりは逆に怖くて手を掛けられないし、ビビリながら登ってくとようやく安心できる場所に。そしたら目の前には何年ぶりでしょうか小さな滝があって思わず写真撮ったりして、最後にもうひと頑張り急な階段上がってるとここでまた雨が降り出し行くか戻るかメグミさんと意見が分かれるも、慌てて降りるのは危ないから行っちゃえってことで、ダッシュで頂上まで上がったら灯台の陰で雨をしのぎます。

屋根はなくても横殴りの雨だから風下にいたら平気、しばらくして止んだら灯台の周りをグルッと回ると、ここでタプーちゃん台風以外じゃ人生マックスの猛烈な風に・・・

耳が耳が~!

というわけで激しく楽しい北の端っこ体験を満喫したら、ここからは海沿いの道をドライブしながら街を目指します。色々寄り道しながら帰ってきたらお風呂入ってサッパリして、もう着いてるから早くおいでよ!って電話があって慌てて外に出たら島の飲屋街屋仁川を目指します。

お店に入ると久々の顔がニッコリ笑顔で迎えてくれました。久しぶりに帰るよ~!って連絡入れてたら今夜飲もうってこととなり集まってくれたのは、僕らが住んでた根瀬部集落で仲良しだったタクちゃんハルユキ兄タカヨ姉と子供達。まずは久々の再会に乾杯したら賑やかな宴が始まって、そしたら見知らぬオジサンが声掛けてきて 写真を撮らせてもらいたいんですが!って何でしょか。お店の宣伝用写真ということで地元の南海日日新聞に載るそうで、いいよ撮って撮ってって・・・

カメラ構えてるところを撮ってみた!

ではせっかくだから僕のカメラでもということでお願いしたら、みんな笑顔で・・・

久々のメンバーで!

あれから12年、互いに色々変わった事もあるし聞きたいこともあるし、だけど一番変わったのはユウカアリサ、すっかり成長して高校生と中学生だけど僕らがいた頃はまだ4歳と2歳とかだったかな。アリサは絶対憶えてないだろうと思ったけどユウカはどうかなと聞いてみたら ワンちゃんは憶えてるよ!ってそうかそうかそうだよね、僕らだって色々忘れてるもんね。

いっぱい語っていっぱい飲んで気がついたらもうこんな時間、っていうか子供達ずいぶん前から座敷で転がって寝ちゃってたけどね。タカヨ姉と子供達が先に帰ったら、ハルユキ兄とタクちゃんと4人で奄美の夜の街を歩いてバーに行き、二次会に・・・

また乾杯!

また熱く語ってはカクテルとか黒糖焼酎とか飲んで、そして最後は カラオケ歌ってよ!って言うからじゃあ先にタクちゃん歌いなよって。さっきは12年経って互いに成長したなって話してたのに残念っていうかなんていうか、最初出会った時メグミさんが 怖い人がいたよ絶対あの人元ヤンだよ!ってビビってた強面タクちゃんが、12年の時を経て嬉しそうな顔してAKB歌ってるこの変わり様。

今夜はハルユキ兄にすっかりご馳走になっちゃったのでお礼を言って、フラフラと真夜中の道を奄美寒い寒い言いながらホテルの前でお別れするのでした。

久々の再会嬉しかったよ!

さよなら与論そしていよいよ・・・

昨夜から降り出した雨は夜中も降ったり止んだり繰り返したようで、目覚めたらメグミさんが準備してる間にタプーちゃんのお散歩はカッパ着せてちょっとだけ歩かせて、8時になったら宿で食べる最後の食事をテレビで流れる朝ドラ見ながら頂きましょう。

和洋折衷な朝食でした!

この辺りから本格的に雨の天気となってきたから、食事の後行けそうだったら近くのビーチまでお散歩しようと思ってたけど食堂とお部屋の往復でも大変な状態だからもちろん行けません。

お父さんが早めに出発するかと声掛けてくれてたのでのんびりと準備して、ではここでお別れ お世話になりました!ってお母さんと言葉を交わしたら、お父さんの運転する車は一昨日来た道を港まで。とはならずちょっと時間があるから色々見ながら行こうって言ってくれて、あっちのビーチこっちのビーチと・・・

ありがとう!

結局昨日と一昨日歩いたのと合わせて、ほぼ島一周見て回ったことになるのかな。
港に着いたらタプーちゃん全然歩かせてあげられてなかったし今日はこの後奄美大島に着くまでハウスに入りっぱなしになっちゃうから、地面の濡れてないとこ選んで歩いてもらっては、フェリーを待つ人達や港のオジサン達に愛想振りまいたりして。

ではフェリーもやって来たしプチお散歩もここまで、最後に喉を潤しなさいということで・・・

もうそこまで来てるからね!

ではいよいよ別れの時、ありがとうございますと握手したら昨夜言ってた通りあるものをひとつずつ手渡され、来たとき同様重い重いスーツケースとタプーちゃん持って階段上がったら、ひとまず手続き済ませタプーちゃんをペット部屋に入れてデッキに出ますか。

宿のお見送りとか色々いたけどすでにそこに残ってるのは港湾作業員の人達の他にはお父さんひとりで、いよいよ出航というタイミングでお父さんが指笛鳴らすと僕らさっき手渡されたものを思いっきり投げて、人生初のテープ投げを・・・

届くのか!?

今日も結構な北風が吹き荒れた天気なもんだからメグミさんのテープは下の階へと逆戻り、僕のは途中で切れちゃって結局お父さんの手にはもう片方の先が届くことはなく、ヒラヒラと風に舞う二色のテープを握りしめ・・・

イメージとは違うけど構わん構わん!

船の別れってこうだよね・・・って車や電車や飛行機とは違う余韻というか切なさというか、見えなくなるまで手を振る豆粒みたいにちっちゃいお父さんを見ながら思い、最後はゴミにならぬよう糸巻き巻きの要領で紙テープ回収したら、ここから夜の到着まではのんびりしたりネットは繋がらないけどパソコンに向かったり。

出航して2時間くらいで次なる島沖永良部に到着したら僕ら降りるわけじゃないからデッキから眺めてたんだけど、さっき与論の港で積まれたブタさん達が、ブタさん達が・・・

ここで降ろされどうなるの!?

そんな姿を見届けたらちょっと休憩お昼寝タイムに突入したり、奄美でも全力で遊べるように体休めてます。

そして次なる島は徳之島、もう日が傾き始めてるとはいえ船は北上を続けてるから海の色も島ごとに変わってきて、沖永良部までの青い海から徐々に奄美っぽい色合いに変わってきてる感じがします。それにさっきまでの珊瑚礁の島とは違って、雲に隠れるくらいの・・・

山だってあるし!

ここでもまたデッキに出て景色を眺めるんだけど、日が傾いてきたせいかそれとも北上してきたからか、はたまたその両方か、急に寒くなって 早く中に入ろう!って逃げちゃうくらい。
そんな感じなのでタプーちゃんは大丈夫かなと見に行ってみると、暗闇に浮かび上がるその姿は・・・

恨めしや~!?

やっぱり寂しいようでハウスのドア開けたらガシッとしがみついて離れなくて、だけどもうちょっとの辛抱だからと我慢してもらってペットルームのドアを閉めます。

なかなかこういう船旅ってのも出来ることじゃないし、奄美に着く時間も遅いし今日は車の運転もないから船で窓から海の景色を眺めつつ飲むってのをひとつの楽しみにしていたんだけど、なので与論出る前にちょっと買い出しとかしてきたんだけど、そろそろいい時間じゃないと思ったらなんだか聞こえてくるのは風の音、ではなく気がついたらメグミさんまたしても船酔いでフーフー辛そうです。

なので計画は断念僕はひとりプシュッと缶ビール開けては窓の外を眺め、そうこうしてる内に奄美大島にそろそろ到着の時間。すっかり日も落ち真っ暗な中、デッキに出て外を眺めると・・・

懐かしき名瀬の街灯り!

船が接岸するとこれが最後と頑張って荷物とタプーちゃん担いで船から降りると、奄美らしいといえば奄美らしい、冷たい雨が落ちる船着き場です。なのでホテルまですぐなんだけどタクシー乗って車窓からの景色を眺めては、懐かしい・・・っていうかここはどこ!?って懐かしいって言いたかったのに今どこを走ってるのかも分からないような感じ。よくよく考えたら島に暮らしていて船に乗るってことはなかったから、フェリーターミナルなんて島を離れる友達の見送りで1回来ただけかも。

そんなわけで12年ぶりの奄美再上陸は、連続で船酔いメグミさんなのでホテルに着いたら明日からに備えてゆっくり休む夜となりました。

復活して明日から楽しまなきゃ!