みんな揃って最後の朝は曇り空の朝。だけど曇りだなって思いながら空を見てるのは僕とメグミさんだけで、今日もまた誰ひとり起きてこないから 朝だよ~火事だよ~!ってお目覚めいただく朝なのです。そんなみんなのためにシャキッと目覚める刺激的なデザート用意したら、酸っぱ~い!ってそうでしょうそうでしょう狙い通りだから。
食事の後はそれぞれ帰り支度して、エリコさん御一行もヒデ爺とお姉ちゃんも同じ夜の便で帰路につくのでこれでお別れじゃあないんだけど、ひとまず準備が出来たらお別れとなりますです。最終日もギリギリまで楽しむヒデ爺とお姉ちゃんは観光ガイド、そしてエリコとリッキーとサトワちゃんはこの後ワンコ達のお散歩行ってから出発ということで、みんな揃って看板前に並んだら・・・
今度は9月に!
今回初めて冬の宮古だったけどいつも9月にみんなで遊びに来てるエリコさん御一行なので、帰ったらまた500円貯金頑張るね!ってことで、そんなみんなに見送られつつ観光ガイドに出発です。
前回のガイドで嵐の中どうしても行きたいって無理矢理船に乗ったけど結局雨宿りしに行っただけの大神島にリベンジしたいって言ってたんだけど、曇り空だしリベンジは快晴の日にしようって今日もノープランなスタートとなってる本日の観光ガイド。なのでまずはここからと昨日のシーンを再現しては、私が行くの!?ってもちろん助手席の女子が行くに決まってるじゃない。草かき分けて突き進んだら確認して戻ってきて、そしたらニッコリ笑顔で・・・
本当に大丈夫なのか!?
昨日サトワちゃんが突撃した険しい道を同じように見に行ったお姉ちゃん、戻ってきたら大丈夫だよって言うんだけどそんなはずはないってもう1回確認したら 私だけなら行けそう!っていやいや車が通れるかどうかだからね、そういうことじゃあないからね。
そこからは 宮古の桜を見てみたいなあ!ってヒデ爺のリクエストで車を走らせながら、もちろん真っ直ぐに向かうわけじゃなく今度はなんとか通れそうな険しい道を突き進み、お姉ちゃん恒例の島の味覚を色々楽しむジャングルツアーとなってます。あるかなと期待していた果実はまだ時期じゃなく無理だったけど、貴重な種を見つけたら殻割って皮剥いて油分の多いその実を囓ったり、食用の果物のまだちっちゃい実を囓ってみたり、そして昔の人は食べたんだという木の実を囓ったら 今までで一番美味しい!って言いながら、ビビってるヒデ爺にも食べさせてみたり。
どうなのどうなの!?
美味しかったけど最後はちょっと苦み渋みが口に残るから、お口直しにサトウキビを囓らせてもらおうと人の良さそうなオジー・オバアの畑を探して走ります。そしたら集落の中に思いがけないものを発見し、見て見て!って言ったらお姉ちゃんも えっ!?ってなり、車停めたら3人揃ってカメラ構えては興味津々と恐る恐るが入り交じる中辺りを見渡しながら歩を進めます。
で、その先に何が居たかというと言いますと、それはそれは巨大な・・・
ダチョウさん!
間近で見るとなかなかの迫力で、それがさっき車の窓から風に揺れるサトウキビの向こうに顔だけ出てるのが見えたからビックリだったわけ。人慣れしてるのか僕らに興味津々のダチョウさん、餌箱に乾パンが入ってたから お姉ちゃん食べてみたら!?って言うもさすがにそれは無理って当たり前、他にもヤギや馬や牛にネコなんかもいて、ただ人だけはいないって状況なのでした。
ではまた車走らせ今度こそサトウキビ刈ってるオジー・オバアを見つけたら、私が!?って言いながらもちろんレディーファーストですからお姉ちゃんに突撃してもらい、優しいオバアが甘いの選んで切ってくれました。
ただどう見ても・・・
食べきれない長さだね!
ヒデ爺も同じ長さのもらったら、ありがとうとお礼を言ってお別れして、優しいオバアだったねって言いながら走り出してしばらくしたら突然お姉ちゃんが慌てふためいてます。どうしたどうしたって聞いたら カメラのレンズキャップがない!ってどこかで落としたか、仕方がないので畑に戻ってオバアも一緒に探してくれたけど見つからず、ならばとダチョウのところに戻ったら、僕は念のため出発前からなかった可能性もあるしプキの家に電話を。そしたらやっぱりダチョウのところにもなかったよと肩を落としお姉ちゃんが戻ってきて車内を探すもやっぱり見つからず、だけどなんということでしょう、こんなところにあった!ってカバンの小さなポケットに自分で入れてたお姉ちゃん。なのでまだその辺を探してるはずのメグミさんに電話したら謝って、畑のオバアにも知らせなきゃと行ってみるもお昼で帰ったみたいで会うことは出来ず、オバアごめんよと言いながらその場を後に。
そこからはようやく最初の話しに戻って桜を見に行くも、残念まだ開花してないみたいで花も葉もない貧相な姿を見ただけでした。ではそろそろお昼、今日は何にしようかいつものように初物に挑戦しようとやって来たのは島で採れたそば粉を使った日本そばのお店なんだけど、料理自体は島の雰囲気全くないので 僕が今一番旅行気分!って確かにそばといえばいつも宮古そばだからね。
では後半戦とやって来た広場では沖縄らしい遊具で遊んだりお姉ちゃんその身軽さを活かせず引っかかったりして、そのすぐ横から入れる緑のトンネルを突き進んだりその先ではもっと刺激的なことしようと今日一番人の多い場所にやってきたら、刺激的は刺激的でも・・・
そういう刺激的ね!
祝日の公園は子供連れの家族で賑わっていて、そんな中を恥じらいもなく子供達に混じって滑り台で遊ぶお姉ちゃんを僕らが激写するというなんとも不思議な光景が広がり、その姿を子供達もお母さん達も怪訝そうな目で見ているというとっても刺激的な体験をしております。みんなは真似しないでね。
その後はドライブ楽しみながら ヒロユキさん夫婦円満の秘訣は!?って聞いてくるからとっておきを教えてあげて、帰ったら早速実践してみてって言うんだけどどうやら実現はなかなか難しいみたいで二人して 実際それはなかなか厳しいよね!?って。お姉ちゃんのリクエストでハートの形した岩を見たいってことなので潮が引くのに合わせてやって来たら、読み通りなんとかギリギリその姿を海面から出してくれていました。
二重のハートでバッチリです!
ではそろそろ帰りの時間も迫ってきましたが残りわずかな時間も楽しまねばということで、神秘的で真っ暗で また私が先頭なの!?って場所を楽しんだり、ここで最後の食材を発見したらお姉ちゃんが囓っては、これ何の葉っぱなの!?って聞くからツルの部分を手に これ何色!?ってわかりやすいヒントを与えてあげたのに、紫色だよね、ツルがムラサキ!?って二人して全然分かんないって顔してるし、答え言ってるしツルムラサキや!って言ったらハッとした顔で爆笑のお二人さん。何が ツルがムラサキ!?やねんって。
そして本日最後は昨日エリコ達も見たコスモス畑、3人揃って一眼レフ構えてはそれぞれ写真撮ったりお姉ちゃんのブロマイドみたいな写真撮ったり 僕もですか!?って照れてるヒデ爺とのツーショット撮ったり楽しんで、季節外れの景色を満喫しています。
真冬らしからぬ光景です!
ではそろそろ帰らねば、沖縄風の天ぷらをオヤツに食べたいって言ってたから帰りに寄るも祝日で休みだったり営業時間が終わってたり天ぷら難民になりかけて、最後だと行ったお店も売り切れの紙が貼ってあって、だけどダメ元で聞いたら普通に いくついるの!?ってあるんやん。出来立てのをハフハフしながらプキの家へと帰ってきたら、いよいよお別れ ヒデ爺達も9月に来たら!?ってまた同じメンバーで再会も楽しいよね。手を振りお二人さんを見送ったら疲れてはいるけどなんとなくそんな気分でメグミさんと共に綺麗な夕日見ながらタプーちゃんのお散歩へ。
そんなわけで今日もギリギリまで観光ガイドを楽しんだけど、最初の突撃と最後のコスモスは昨日と一緒、スタートのプキの家と帰りの飛行機もみんな一緒だから、きっと空港で再会したらまたガイドの話で盛り上がってることでしょう。
今日も全力出し切ってヘロヘロだけど・・・
充実感たっぷりの疲労は悪くないもんです!