プキ日記

2014年 12月 の投稿一覧

1泊2日の宮古旅行だから!

さあ今日からプキの家再開張り切っていきますかと気合い入れるんだけど、今朝はタプーちゃんのお散歩行けない雨降りな1日の始まりとなってます。なのでなかなか気持ちが入らないけどそれじゃダメだとだらけ切った体にムチ入れて、ひとまずお客さん迎える準備したら雨も上がったので1週間以上放置状態だった庭のお掃除頑張ってます。

旅行の間も宮古は雨降りの日があったみたいだから庭の木も芝生も野菜達も結構大丈夫な感じで、だけどそれってつまりはそういうことで、雑草達もグングン伸びてるから菜園コーナーで雑草まみれになってた島ラッキョ達を助けてあげねばと、せっせと草取りしたらスッキリしたけど・・・

イマイチ分かりにくい!?

元々は全部緑一色みたいな状態だったからね、メチャメチャ頑張ったんだからね、やる前に撮っておいたら良かったね。

こんなお天気の中ではありますが夕方お客さんがやって来るんだけど、初めての宮古島でしかも1泊2日の旅だと聞いてるからあまりに残念なんとかしなけりゃと、何がしてあげられるか考え作業開始と思ったらタプーちゃんが誰か来たよと教えてくれて、思いがけず早くに到着のお客さんが雨のお庭でニッコリ笑顔。

というわけで本日のお客さんは初めての宮古島を楽しみにやって来たユウコさん。大神島に行ってから夕方チェックインと聞いてたんだけど、雨だし早々に戻ってきたら 港からオバサンが車で送ってくれたんです!って親切な人がプキの家まで乗せて来てくれたんだそうな。そんな久々のゲストを大歓迎のタプーちゃんは、それはもう興味津々で・・・

カバンに行かないで!

鼻グリグリ突っ込んではカバンに夢中のタプーちゃんに ウチにネコがいるからかなあ!?ってきっとそういう事じゃないからね、だけどその後上着脱いだらそっちに興味がいったのはネコちゃんの匂いがしたからかもね。

残念ながら雨降りだけど 空港着いた瞬間また来ようと思ったの!ってくらいに宮古気に入っちゃったようで、ひとまずチェックインしたら荷物置いてお散歩してきますと。だけどユウコさんユウコさん、荷物ここでいいですよね!ってまあ別にいいけどさ、今お部屋を案内したところだから荷物はお部屋でいいじゃない、リビングに置きっぱなしじゃなくてもいいじゃない、本当にお家みたいな感覚だったから!ってそれはそれでリラックスできて良いことだけど。

張り切って行ってらっしゃい!

お見送りしたらさっきの続きを頑張って、そしてなんとか大丈夫かとメグミさんがタプーちゃんのお散歩行ってる間にユウコさん帰ってきたら、あんまり楽しくてビーチ4つも行って来ちゃった!ってそれはそれは頑張ったね。

ではちょっとお部屋で休みますってことなので僕はまたさっきの続きとそれから夕飯の準備を頑張って、タプーちゃんもお散歩から帰ってきたらみんなのんびりとした静かな時間を過ごしてました。だけど静寂は突如破られお部屋のドアが開いた瞬間タプーちゃんワンワン吠えて あんなに大人しかったのにどうして!?ってビックリだけど、お出掛けしていたユウコさんがお散歩中に帰ってきてたとは知らなかったタプーちゃん、突然お部屋のドアが開いて出てきたから思いがけない登場にタプーちゃんの方がビックリだったみたい。

そして夕焼けもないままに日は暮れ夜が来て、お待ちかねの夕飯タイムが始まります。いつもよりもお待ちかね感たっぷりなのは久々プキの家再開で乾杯が出来る僕らと、それからユウコさんは雨降りのドタバタで結局お昼食べてないんですということで、お酒飲めるけど弱いから空きっ腹にはキツイからまずはお茶で乾杯となりました。そして美味しい美味しい言いながらひとまずお腹を落ち着けたら、ようやくお酒で・・・

乾杯できたね!

チビチビ飲めるようにとシークワーサーの果実酒で乾杯したら、宮古に来たいと思ったきっかけ語ったり僕らのこと色々聞きたいと質問責めにあったり奄美の旅を語ったり、雨音かき消すようにワイワイ賑やかプキの家の夜を楽しんでます。

そして食後はユウコさんから頂いた手土産を、タプーちゃんに見つめられながら・・・

そんなに見たら食べにくいって!

キビ団子のようなでもちょっと違うミルク風味のお餅がいい感じのお菓子をいただきながら、だけどユウコさんは違うの食べててそれは夕方僕が作ったサーターアンダギー。何かしてあげようと考えてちょうど生地を作ろうと準備してるときにやって来て、ちょうど今から揚げようかと準備してるところにお散歩から帰ってきて、ちょうど出来立てホヤホヤを食べてもらおうかと思ったらお部屋で寝てたからそうもいかず、だけどその気持ちも含めて喜んでいただけて良かったし、美味しいからもう1個!ってお味も気に入っていただけて良かった良かった。

そこからは話しのスケールも地球規模に膨れ上がったり壮大な感じになってきたり若干スピリチュアル的な感じになったり哲学的になったりつまりは僕ら防戦一方だったりして、1泊2日で強行した念願の宮古旅だから時間が経つのも忘れて楽しんでます。なので途中からはタプーちゃんもソファーで丸まり目を閉じて、そんな姿を見てカワイイカワイイと近寄ったら、寝てるところ申し訳ないけど・・・

ナデナデせずにはいられない!

最後はタプーちゃんの歯磨き見たらネコは絶対出来ないから凄いねって言いながら、この手がカワイイ!って無防備にひっくり返ってガシガシ磨かれながらピョコンと並んだ短い手をギュッと握ってはご満悦。

明日はなんとか雨上がってくれないかなと願いながら、最後はタプーちゃんの耳をナデナデしたらお休みなさい。

雨のガイドは勘弁だから!

旅の余韻とお土産と!

念願だった奄美旅行、ご覧の通り思いっきり楽しんできました。思いっきり楽しんだせいで体重1.5キロほど増えてたけれど、1週間の旅でこの程度で済んだのはいっぱい歩いたおかげかな。メグミさんは船酔いの影響もあってそんなに増えてないっていうし、いつも通りの食生活だったタプーちゃんは逆に体重減ってスリムになってたからね。プキの家のゲスト達は2泊とか3泊の旅で2~3キロ増えたとか普通に言ってるからね、まあプキの家がそれだけ太って帰る主たる要因かも知れませぬが。

帰ってきてからいつもの散歩道をタプーちゃんと共に歩きながら、メグミさんと二人で今回の帰省旅のことをあれやこれや語っては色々思うこともあったりします。楽しかったことはもちろん宮古がそうであるように奄美も変わったことがたくさんあったし、久々の再会を果たした仲間達の姿や語り合ったこと、今回の旅でいろんな刺激を受けこれから僕らこの島でどう生きていくのか考えるきっかけにもなったかなって、振り返ってみても本当に充実した有意義な旅だったなと。

そんな旅のお土産は、カラオケ大会でみんな集まったときにとお菓子や泡盛なんかを大量に持っていったから持って帰る方が断然少ないと思っていたら、意外にも行きと変わらぬボリュームで帰って来ちゃいました。お菓子や黒糖焼酎はもちろんだけど他にも色々あったので、ここで今回持って帰った奄美のお土産ベスト5を紹介してみようかと。どれが1番とか敢えて順位はつけないっていうかつけようもないっていうか、なので登場する順番と順位は関係ありませんがまずはこちら。

言わずと知れた活き車エビ!

ハルユキ兄タカヨ姉に頂いたピッチピチの車エビ、帰ってきた日はもちろんその翌日はさすがに休肝日にしようと思っていたけどやっぱりエビさんが新鮮な内に食べたいと、昨日はエビ味噌の濃厚ソースを天ぷらに絡めた一品とエビの殻のかき揚げ作ったらどっちも抜群に美味しかったです。

続いて2つ目のお土産はこちら・・・

串団子ではありません!

奄美の三味線の弦とバチ、色が黄色いのはパッと見て分かるけど、実は弦の太さが沖縄のとは全然違ってメチャメチャ細いんだね。細いって事は高い音が響くってことで、この弦だからこそ奄美独特のもの悲しくそして裏声の入る曲を奏でるあの音色を響かせるわけですね。そして竹を細く薄く削って作られたこのバチで敲くように弦を弾くので、奄美の三味線は蛇皮が破れないようナイロン製の人工皮を使うようです。三味線本体は沖縄のとほぼ一緒なので、ちょっとお遊びで弦張り替えて弾いてみようかなと。

では3つ目はこちら・・・

奄美のお味噌!

味噌といってもお味噌汁に使う味噌じゃなく、豚味噌とか魚味噌とかピーナツ味噌とかお茶請けっていうかおかずっていうか酒の肴というか、そういうのに使う粒味噌なのです。沖縄にも宮古にも油味噌ってのがあるけれど、あれはお味噌が濃いからご飯のお供だったりおにぎりの具だったりまた別物で、あの頃豚味噌が好きでよく食べてたなと懐かしく思いながら旅行中何度も食べては やっぱりこれ美味しい!と思ったから、豚味噌を買って帰るんじゃなく自分で作ろうとお味噌を買って来ちゃいましたのでもしかしたらプキの家で登場するかも知れません。

そしてこちらも僕が大好きだった・・・

奄美特産のミキ!

当時僕とプキちゃんの大好物だったミキ、お米とサツマイモにお砂糖加えて発酵させた甘くてちょっぴり酸っぱくて濃厚な飲み物なんだけど、沖縄では缶のしか売ってなくて味も残念ながら僕の口にもプキちゃんのお口にも合わず今回久々飲めるととっても楽しみにしていたのです。12年ぶりのミキは やっぱりこの味!と懐かしいあの頃の想い出そのままのお味でした。

そしてそして最後はこちら、これが順位を付けられなかった原因というかなんというか・・・

リベンジの証です!

ご覧の通りカラオケ大会で個人賞いただいた時の副賞の記念メダルですが、賞品が出るって聞いてきっとビール1ケースとかそういうのだと思っていたらまさかまさかメダルとは。頂いたはいいけどどうしたものかと思ったりもしたけれど、また奄美に帰省したときカラオケ大会があったら首にぶら下げ第1回大会の受賞者として堂々ステージに立ってみようかと。

そんなわけでまだまだ旅の余韻に浸りながら、ちょうど全国的な大寒波で宮古も寒い寒いからやる気も出ないし目一杯服着込んでタプーちゃんのお散歩行くのが精一杯だし、きっとみんなも旅から帰ったらこんな感じなんだろうな、いやさすがにここまでだらけちゃいないかなとか思いながら日々を過ごしてます。

だけども今夜は気合い入れて行かねばならぬ、どこへ行くのかと言えばアヤメ会の忘年会でぶんみゃあに。

結局飲んでるんだけどね!

僕らだけで貸し切りの店内でのんびり楽しんではお土産の黒糖焼酎みんなで飲んで、コタロウさんのギターと共に久しぶりに三線弾いたらマサ坊師匠が歌って盛り上がり、最後は師匠とナオちゃんとメグミさんと共に4人で二次会ごちそうさまでした。

ここまでダラダラした生活を過ごしてきたけれど、いよいよ明日からプキの家再開気合い入れて頑張らねばと・・・

いや明後日からだったかな!?

素敵な旅をありがとう!

旅の最終日って大体こういうもんだよねって感じ、1週間の旅で初めて雲ひとつない青空広がる奄美の朝。

さすがに今朝はのんびりしていられないからパッと目覚めたら、朝ご飯もいいやとコーヒーだけ飲んだら帰り支度をバタバタと。8時半にはチェックアウトでホテルの人にも 静かでお利口さんでしたね!ってタプーちゃん褒められちゃって、確かに初めての旅行でちょっとドキドキしたけど飛行機も船もずっとハウスに入りっぱなしだった宿も全然問題なしだったね。

では重い荷物抱えて車まで辿り着いたらいざ出発、最初に会えなかったメグミさんがお世話になった人達に会いに行ったらようやく顔が見れて、先生も奥さまもお元気そうで良かったです。では昨日約束したとおりまた根瀬部方面に車走らせたら、途中でよく泳いだり夕日見に行ったりした大浜海岸へ寄り道しては、せめてあと1日いたかったなと思わせる・・・

青一色の空を見上げたり!

寒い寒い朝ではあるけどサーフィンしに来てる人達がいたりして、そんな姿を眺めながらビーチを歩いてるんだけど、白砂の浜だったのが海流が変わったかすっかり砂が流され岩肌が露出して、あの頃とは全然違う景色になっちゃってたね。

ではそろそろ行かねばとやって来たのはハルユキ兄タカヨ姉の待つ養殖場、お土産あるからということで今日獲れたて新鮮活き車エビを こんなにいいの!?ってくらいに頂いちゃいました。そこからはまたのんびりおしゃべり楽しんではタカヨ姉にならって エ~エ~!ってみんなで連呼して、今度はこっちが遊びに行くから!ってハルユキ兄と お正月にまたエビ送るから!ってタカヨ姉にお別れしたら空港目指して出発です。

だけどまだ寄り道すべきところは色々あって、まずは隣の知名瀬集落にやって来たら、当時僕が持っていたボートを浮かべていた港を眺めては・・・

沖でシュノーケルとか魚釣りとかしたねって!

そこからは街を抜け途中で運転交代してもらって助手席から懐かしい景色を写真撮ったりしながら空港を目指し、途中で行きも気になっていた石釜で焼くパン屋さんがあったので今夜と明日食べようと入ってみたらどれもこれも美味しそうで思わず必要以上に買ってしまったね。

焼きたてを食べたいけど我慢我慢、僕らには行かねばならぬ場所が。というわけで次にやって来たのはこちら、一昨日も食べたような気がするけれど・・・

またジェラート!

本当はケーキ屋さんに行きたかったけど時間的に厳しいってことでジェラートになったけど、島の材料使ったジェラートはなかなか美味しかったし今日は晴れで暖かいし結果オーライちょうど良かったね。

1時にはレンタカー返さなきゃだからのんびりしてもいられない、空港とは反対側の海沿いの道を北へ向かい、デザートと順番逆ではあるけど仕方あるまい最後のランチはやっぱりこれで。

奄美といったら鶏飯だね!

元祖鶏飯の店というだけあって地鶏の丸鶏で出汁を取ったスープが絶妙で、それに旅の間ずっと食べて飲んで疲れ切った胃に優しくて旅の終わりに食べるには最高のメニューだねって言いながら、サイドメニューにシシ肉の炙りとか注文しちゃってますけどそれどうよ。

最後にバタバタするのは嫌だとちょっと時間に余裕をもって動いてたから、このまままっすぐ空港へ向かうにはちょっと早い。なので曇り空で見た土盛海岸を今一度青空の下で見てみようとやってきたら、あの日はあまりキレイじゃないねって言ったのを前言撤回せねばなりますまい。

今日はいい色してますよ!

いっぱい歩いていっぱい走っていっぱい砂掘ったらタプーちゃんも大満足、ではそろそろいい時間だし最後に車の中をキレイに掃除したら空港へと向かいますか。レンタカー返したら空港まで送ってもらい、タプーちゃんは行きと一緒で寂しそうな顔することもなく連れてかれちゃって、最後にちょっとだけお土産買ったらさあ飛行機に乗り込みますか。

ちっちゃい空港のちっちゃい飛行機に乗るもんだから、那覇行きのプロペラ機へは自分の足で・・・

歩かなきゃ!

ちょうど飛行機乗るタイミングで雲が広がってきたから飛び立つ飛行機の窓から鮮やかな島の姿は見れなかったけど、最後晴れてくれたし暖かかったし良かったなと思いながら、また帰ってくるよと小さくなっていく島を見ながら帰路につきます。

そして那覇経由で宮古空港に降り立つと、こちらも曇りでどんよりしてるけど、ああ帰ってきたんだなあと思うのは見慣れた景色とそれから真っ昼間快晴の奄美より夕方曇りの宮古の方が暖かいって感じるところかな。車走らせ見慣れた道を北上しプキの家に到着したら、玄関開けて久々の我が家です。

帰ってきたね~!

いやあ当たり前だけど落ち着くわぁ!って言っては床に転がって、だけど倒れるのは全てを終えてから。まずは荷物運び込んだりタプーちゃんのハウスをキレイにしてあげたり。そして夕飯の準備はさすがに旅を終えてガッツリ作る気力はないけれど、気力のなさよりこれを今夜食べずにどうするという方が勝るから、頂いた車エビの箱を開けおがくずに埋まったエビを取り出すと暴れる暴れるおがくずが舞うよ、元気いっぱい大変だよってあたふたしながら頑張ってなんとか調理完了出来ました。

今夜のメニューは地鶏の炭火焼きに石釜のパンに、それからハルユキ兄とタカヨ姉にいただいた活き車エビをせっかくなのでお刺身と頭は塩焼きで。

懐かしき島一番の贅沢な味!

今までピチピチ跳ねていたエビはプリップリで甘くてトロリととろけてたまらんたまらん、塩焼きにした頭もミソの味が濃厚で香ばしくてビールが進む進む。その後はまだまだ飲めるよ食べれるよと勢い余って紹興酒で酒蒸しにしたらこれがまた絶品、素材が良ければ何しても美味しくなっちゃうよね。

それにしてもハルユキ兄にタカヨ姉、僕らに嘘をついたよね。朝の出荷が終わったら残ったのをお土産に持って帰ってもらおうと思ってるんだって言ってたのにこの見事に形の揃った特大車エビはどうよ、この日一番のを僕らに渡したでしょ。本当に本当にありがとう!

そんな旅の余韻に浸りながら飲んでる僕らとは違って、ようやく住み慣れた我が家に帰ってきて落ち着いたか気が抜けたか、全てを出し尽くしたタプーちゃんは・・・

早くも夢の中へ!

奄美を離れ早12年、ずっといつかは行くぞと思いながらようやく今回第二の故郷へ帰省することが出来たけど、とっても楽しみにしていたけれど、想像以上に楽しく充実した旅になったのは僕らを温かく迎えてくれたみんなのお陰。

僕らこれからもこの島で頑張っていくからね、またいつか必ず遊びに行くからね、皆さんもお元気でまた笑顔で再会しましょう。

素敵な旅をありがとう!

当時を偲ぶ一日を!

奄美4日目の朝は今日こそ晴れが期待できる朝。なので7時の目覚ましにシャキッと目覚めたらバタバタと準備して、今なら繋がるかと島の友達に電話したらお昼に会うことに。
ではその前に奄美のお土産買っておかねばと歩いて街に出たら、お酒とか美味しそうなのとか、それからこれを・・・

島の味噌!

のんびりお買い物してたらもうこんな時間と慌ててホテルに戻り、タプーちゃん連れていざ出発。
向かうは我が町根瀬部を越えた大和村、島で海の仕事していた頃からの友達ヒロシとバス停前で待ち合わせして2分遅れでなんとか到着したら久々の再会に笑顔で握手して、ここから懐かしい道を懐かしい話ししながらドライブスタートです。

あの頃毎日通った海沿いの道、奄美大島は山の島だから急カーブの続く道が多いんだけど、島の西側を通るこのルートが一番のワインディングロードだから本当に大変で、当時僕の愛車の軽ワンボックスは3ヶ月に1回くらいのペースでタイヤ交換してたからね。そんなルートを よくこんな道を毎日通ってたよなあ!って助手席のヒロシと語りながら、この12年を埋めるようにいろんな話しをしながら僕らが働いていた養殖場を目指します。途中には僕らがいた頃にはまだなかったトンネルが出来ていて随分近く便利になったよねって、するとパッと視界が開け海が見えてきたら下って最初の集落に懐かしき職場が。

変わらぬ景色と変わった景色と・・・

職場の建物も事務所も巨大な冷蔵庫が並んでた倉庫もエサの倉庫も桟橋に浮かぶ船もあの頃のまま、だけど今はもう養殖はしていないから湾内に浮かんでいた養殖の生け簀はなくなっていて、唯一すぐ目の前にタイとかフグとかちょっとだけ入れていた生け簀がポツンとひとつだけ残っていて、今はもうほとんど役目を終えたように見えるその生け簀には熱帯魚やウミガメが元気に泳いでいてメグミさんがひとり嬉しそうに見ています。

社長に会えたらと思って来たんだけど留守のようで、いつもこの陰で昼休みに寝転がってたよな!とか ここで朝ラジオ体操して俺はこの辺に立ってたな!とか当時を懐かしみながら二人で語ってたら車が入ってきて運転席にあの頃と変わらぬ社長の姿が。一瞬誰だか気付いてない顔の後に おぉヒロユキか!って笑顔で握手を交わし、まあゆっくりして行けと甘い甘いコーヒー入れてくれてお昼も食べていけと魚やらおにぎりやら出してくれて、コーヒーと南蛮漬けは合わんな!って笑いながら、僕が去った後の話しなんかを熱く語ってくれてます。

これもまた懐かしい時間!

いっぱいおしゃべりしてすっかり長居しちゃったらお元気でと言葉を交わし車を走らせたら、当時のメンバーなんかの話しも出てきて懐かしいねまた会いたいねって言ってたのがいきなり願いが叶い、車走らせ5分と経たぬ内に あれそうじゃないか!?ってヒロシが言うから車止めたらまさにそれ、共に汗を流したオジサン達MMコンビが今も一緒に仕事中。

お腹はLLコンビだけど・・・

そうか宮古島で頑張ってるか!って大きなお腹から大きな声出して言っては懐かしんでくれて、早く言ってくれたら一緒に飲めたのに!ってヒロシに言ったら ワンだって今朝電話もらったのによ!って確かに悪いのは僕なのです。

そんなお二人さんとお別れしたらメグミさんが行きたがってたお店でランチを、だけどさっき社長に振る舞われた料理で結構満たされてるから、せっかくだしと食べたけどもうお腹パンパンはち切れそうだね。ではここでようやく登場タプーちゃん、ここまでずっと島一番の山道に揺られっぱなしだったからハウスから出た瞬間ダッシュしまくったり僕らにアタックしてきたり。だけどなぜだかヒロシの方には全然行かず、空気のように無視されまくりで両手広げたまま固まっては苦笑いのヒロシなのでした。ではそろそろ行きますか、帰りもまた同じ山道を本当によく毎日通ってたよなあとつくづく思いながら車走らせて、待ち合わせたバス停までやって来たら 頑張れよ、今度は宮古に来いよ!って声掛けここでお別れです。

今日はまだまだ行くところがあって、電話したら 今ならいるからおいでおいで!ってことでひと山越えたら下り坂の向こうに、いつもプキちゃんとお散歩したり泳いだりした根瀬部の浜が見えてきて・・・

いい景色!

ここで車止めて散策したい気持ちをグッと堪えまた後でとトンネル抜けたら、やって来たのはハルユキ兄タカヨ姉の待つお家です。

まあお家っていうか車エビの養殖場っていうか、ひとまずある人へのお土産をと車エビを贈る段取りしたら、作業の手を止めおしゃべり楽しんでます。そしたら水を抜いた生け簀で作業するスタッフの中に懐かしい顔が、いや懐かしいっていうか顔見た瞬間メグミさんと二人揃って笑っちゃったからね、どうしたマサシそんなにポッチャリして!って。あの頃はまだ二十歳過ぎでちっちゃくてすばしっこくて可愛かったマサシも結婚して子供3人30半ばのお父さん、今でも走るのは速いんだ!って言葉もまた虚しく響いて笑っちゃう微笑ましい姿に思わず 12年ぶりに来てマサシが一番変わったよ!って不名誉な第一位の称号を与えてしまったからね。

せっかくだから写真を一枚撮ってみたけど、一段低い生け簀の中にいるのを利用して・・・

お腹は写らぬよう撮ってみたよ!

明日はまた朝来れる!?って最終日はお昼過ぎの飛行機だからまあなんとか段取りつけられるけど何って聞いたら、お土産渡そうと思ってるから!って言葉に 来る来る!ってまあ軽い二人だこと。

それじゃあ今からちょっと行って来るわとお別れしたら、またトンネル抜けて根瀬部の集落へ。今度こそと車止めたらタプーちゃんも一緒に降りて、ここからは懐かしき集落内を散策して回ろうかと。

なにげなくそして懐かしい景色!

この角曲がった奥が確かあの人のお家だったよねって、そうそうこの川でウナギ突いたり手長エビ取ったりしたよなあって、この先にイノシシの檻があったけどなくなってるねって、当時の記憶や想い出を振り返りながらの散策はなんだか帰省以上に帰省感があって、そんな景色を眺めながらのんびり歩いてるとワンコに遭遇ワンワン吠えられて、家の人が出てきたらマサカズ兄昨夜はどうも!ってマサカズ兄には当時買ったボートを運んでもらったりお世話になったしちょっとおしゃべり楽しんだら、その奥ショウヘイ兄のお家を訪ねてみることに。

ヒロヤス兄とかスエアキ兄とかカラオケ大会でいろんな人の顔を見れたけど、当時青壮年団で一番お世話になっていたショウヘイ兄には会えなかったのでピンポン鳴らしてみたら、残念ながら山へ出掛けてるということで奥さまとおしゃべりしてはよろしくお伝えくださいと。

そこからは道路を渡っていつも遊んだ浜へ、ずっとメグミさんが違和感あるって言ってた理由が分かって僕らがいた頃より道路から浜に降りるところの波除けが50センチくらい高くなっていて集落内から海が見えなくなってたんだね。確かに当時はみんなここに腰掛けておしゃべり楽しんだりしていたけど今じゃそれも無理、だけど理由を聞いたら数年前の台風で大波が集落の中まで押し寄せかなりの被害が出たんだそうな。そんなわけで入り口は変わったけど根瀬部の浜は変わらぬ景色のまま、当時プキちゃん連れてお散歩していた砂浜を・・・

抱っこはしないよタプーちゃん!

ではそろそろ行きますか、昨夜カラオケ大会の時隣のオバアに会って 明日家に遊びにいらっしゃい!って誘われてたので訪ねてみることに。あ~いらっしゃい私がいない間に来たのかと思ってたの!って嬉しそうな笑顔で迎えてくれて、まあまあ上がって上がってと中に通されました。昨夜の公民館も底冷えっていうか本当に寒かったけどやっぱり宮古より全然寒いから、オバアのお家もコタツにホットカーペットで暖をとっていて、ほっこりしながら出してくれたお茶とそれからイカ味噌をいただきつつおしゃべり楽しんでます。

あの頃は毎日のようにバッタンバッタン大島紬を織る機織りの音が響くお家だったけど、足を悪くして去年でやめたんだということで織り機も手放したそう。私も来年80だからね・・・って言うんだけどまだまだ若い、っていうか逆に当時はまだ60代だったんだね。あの頃と全然変わらないよ!って言いながら逆に当時からもう80近いかと思ってたとは言えない失礼極まりない僕なのです。

では最後に一枚・・・

いつまでもお元気で!

また会いに来るからねって声掛けたらお外に出て、見送ってくれるっていうんだけどその前にちょっと見ておきたいと細い路地をもう少し奥へ。一軒隣りに何があるといえばもちろん僕らが住んでいた家で、今は別の人が住んでるということだけど留守のようなのでちょっと外から眺めては、当時と変わらぬ姿にここに明かりを灯し僕ら2人と1匹住んでたんだねと物思いに耽ってみたり。

懐かしき我が家です!

本当はもっとゆっくり色々見て回りたかったけどすっかり日も暮れ辺りも暗くなってきたから行かねばと、表通りに出てオバアとお別れしたら、ちょうど仕事を終え山から下りてきたタクちゃんの軽トラがやって来て 今から晩飯行く!?ってことで一旦帰って迎えに来てくれることに。

軽トラだし まさか荷台に!?って聞いたら3人乗れるから大丈夫と、なのでホテルの前で待ってたら確かに3人乗れる車でやって来た。旅の始まりは那覇で焼き鳥からだったけど最後の夜もまた焼き鳥で締める事となり、タクちゃんの運転でお店までやって来ましたが・・・

こちら3人乗りの愛車です!

農業青年タクちゃんなので軽トラともう1台でっかいトラック持っていて、生ビールとウーロン茶で乾杯したらまた色々とおしゃべりしては飲んで、最後は農業について熱く語ったら奄美大島特産のタンカンを無農薬で作ってるタクちゃんなので 時期になったら送ってね!って美味しいタンカン楽しみにしております。

せっかくだし夜の街を歩いて帰るからとお店の前でタクちゃん見送ったら、最後の夜だしもうちょっとだけと二人で飲んでは色々語り合って、タプーちゃんの待つホテルの部屋にフラフラとした足取りで帰るのでした。

今日もたっぷり遊んだね!

島を走ってゴールはテープで盛大に!?

今朝はなかなか起きるの辛い朝も目覚ましとキュンキュン呼んでるタプーちゃんのコラボで目覚めたら、まずは足湯で残った疲れを取ってます。

そしてタプーちゃんのお散歩ついでに朝食は昨日買ったパン屋さんの隣にサンドイッチ屋さんがあったからメグミさんが買ってきてくれて、ではタプーちゃんも一緒に、いやタプーちゃんの入ってるハウスをテーブル代わりに・・・

いただきます!

あの頃が懐かしいビクトリーのサンドイッチ風のボリュームたっぷりサンドに満足したら、さあ昨日は島の北側見て回ったから今日は南側ということで張り切って出発です。

レンタカーに乗り込みまずは街の景色を楽しみながら最初に向かうはコンビニです。コンビニといってもみんなが知ってるようなお店は島にはなく地元ローカルなお店ばっかりで、でも買いたいものが買えればなんの問題もなし、今週分のジャンプをゲットしたらこれで一安心とまた車を走らせ街を抜けます。

本当はジャングルの景色を楽しみに金作原原生林に行きたかったんだけど、地面ぬかるんでるしいつものバモスじゃないから無茶は出来ないと諦めて、でもそんなときはトンネルの脇から続く旧道に出ればプチジャングル体験出来るの知ってるから、今はもうほとんど誰も使わない山道を突き進むと・・・

これぞ奄美って景色が迎えてくれます!

そんな懐かしい景色の中に僕らの知らないものが2つ。ひとつは数年前に奄美大島を襲った豪雨災害以降発生し続けているという土砂崩れの跡で、あっちの山にもこっちの山にも崩れた痕跡が残っていて今も尚片側通行だったり次の災害に備えて土嚢が積まれていたり痛々しい光景が広がってること。そしてもうひとつは緑の山に立ち枯れた木がたくさんあることで、それは全てリュウキュマツで原因は松くい虫による被害だそうな。なので道路沿いには倒木注意の看板があっちにもこっちにも立っていて、広がる山の景色も違う場所に来たような感じ。

そんなわけで山道をドライブ楽しみながら途中で滝を発見したり昔の小さなトンネルを通ったり島を南へ下っていって、眼下に海が見えたらクネクネした道を下ってそろそろひと休みとやって来たのは住用のマングローブ。プキちゃんともここで遊んだり走り回ったりしたよねと懐かしく思い出しながら、まだ地面がぬかるんでるからタプーちゃん歩く場所を選んでもらったり抱っこしたりでお散歩です。

そして展望台へと続く階段にやって来たら、元気いっぱい一気に駆け上がり・・・

いい景色!

奄美のマングローブは西表島に次いで二番目の規模だから、宮古のマングローブに見慣れた目にはスケール感が違うなあと感じちゃいますね。遠くにマングローブツアーのカヤックがゆっくり進む姿を眺めながら自然の景色と美味しい空気と緑の匂いを全身に浴びたら、まだ南の端っこまではまだまだだから張り切って行きますか。

延々山道走ってようやく古仁屋に到着したらもうお昼過ぎ、なのでランチをと思うんだけどこの辺りで何があるのか全然知らないから、こんな時は地元の人に聞けとお魚食べたいし港で網の繕いしてる漁師のオジサン達に話しかけると、この辺は魚は獲れるけどあんまりそういう店はないんだなあ!ってそんなことってあるのかい。それでもなんとか答えは出たようでお店の場所を教えてもらったら、スナックみたいで怪しいけど赤いお店だからすぐ分かるよ!って、そして やってなかったら刺身だったら食わしてやるよ!って言ってくれて、お礼を言ってお別れしたら言われたとおりに車走らせるとあったあった、確かに赤くて怪しげな佇まい・・・

カレーがイチオシっぽいし!?

まあ自分達で探していたら絶対スルーしてるよねって言いながら、でもせっかく教えてくれたし入ってみたらスナックっていうかライブバーみたいな感じで、カウンターの壁には黒糖焼酎と洋酒がずらりと並び反対側にはステージがあってドラムやギターが。さっきの漁師さん達の風貌からは想像できないお店だけど、注文した海鮮丼と角煮丼はどっちも美味しかったからね。ありがとね!

食事の後はそのまま古仁屋の街をブラブラと散策し、当時はこうやって歩くこともなかったもんね!って言いながらローカルな田舎の商店を覗いたりして楽しんで。

ではせっかくここまで来たし端っこまで行っちゃうかということで、懐かしい加計呂麻島を右手に海岸沿いを走って東の端っこヤドリ浜へ。だけど僕らもう限界、何が限界って美しいビーチに早く行きたくて我慢できないとかそういうことじゃなく、もう眠くて眠くて我慢ならぬとそのままシート倒して40分ほどお昼寝タイムに突入です。そしてこちら違う意味で限界タプーちゃんにいい加減出ようよと起こされたら、日射しが出たり雲に隠れたりの浜をお散歩楽しんでますが、あっちでもお散歩楽しんでるワンちゃんがいて近付いてきたら・・・

どうなのどうなの!?

互いに興味津々顔会わせるんだけど、とにかくワンワン吠えられっぱなしのタプーちゃんなのでこれは大変と互いに反対側に引っ張られて行くのです。

そこからまた古仁屋の街に戻ったらメグミさんがジェラートのお店に行きたいってことで車走らせながら探すんだけど全然見つからず、最終的には見つけたんだけどわざわざ見つけにくいようにそうしたのか花屋さんの奥がジェラート屋さんという不思議な作りのお店でした。

ちょっと寒いけど海辺で加計呂麻行きのフェリー眺めながら食べたらさあ頑張って帰りますかということで、さすがに疲れたのでここからは運転手交代してもらって名瀬の街を目指します。そして来る途中で行きたかったのに通り過ぎちゃった場所があったから帰りに寄ろうと思ってたらまた通り過ぎて、なので引き返してやって来たのはこちら・・・

奄美らしい海と山!

瀬戸内から加計呂麻の雄大な風景を見下ろす高台から望む景色は雲がなく夕日が出てくれたら最高だったけど、それもまた奄美っぽいというかなんというか曇りや雨の多い奄美らしい色合いということで。

でものんびりとはしてられない、今夜はある場所へ行かねばならぬので急がなきゃと車走らせます。なにげに名瀬の街は宮古よりも渋滞するから結構焦りながら、なんとか裏道使って街を抜けてすでに真っ暗だけど懐かしい道を懐かしい場所目指して急ぎます。

そしてやって来たのはこちら・・・

暗闇の中に人の気配が! 

このサイズの建物があってその手前には屋寝付きの土俵があって、もう何も言わずともお分かりでしょうがここは公民館、僕らが当時住んでいた根瀬部集落の公民館にやってまいりました。ちなみに奄美では公民館と土俵はセットみたいなものなのです。

僕らの帰省に合わせたというわけではないんだろうけど、ちょうどのタイミングで今夜ここで集落のカラオケ大会があるからと誘ってもらったのでやって来たのです。もしこれがなかったら僕らに合わせて青壮年団の忘年会をしようと考えてくれていたみたい、本当に有り難いことです。

ドアを開け公民館に入るとあっちにもこっちにも知った顔が並んでいて、12年の時を経て少々白いものやシワが増えた感じだけど、おぉ久しぶり元気にしてたか!ってみんな声かけてくれて一気に懐かしさが込み上げてきます。僕らがいた頃も別のイベントに合わせてカラオケ大会があるにはあったけど、単独開催はこれが初ということらしくステージの上には第1回根瀬部東西対抗カラオケ大会と書かれていて、司会のイッペイ兄が相変わらずの盛り上げっぷりで開会を宣言しています。

変わらぬ光景です!

集落を西と東に分けての対抗戦だから団体賞もあれば個人賞で商品も出るからってことで、張り切って一組目から熱のこもった歌声が響いては拍手と指笛と声援が響いてます。そんな姿を僕は末席から眺めメグミさんは女性陣と一緒に見たりお手伝いしたりして、そして5組目まで終わったところでゲストの歌の後ひと休み。

するとここで司会のイッペイ兄が 今日はもう一組ゲストに懐かしい顔が二人・・・って僕ら前に呼ばれちゃってちょっと照れつつみんなに挨拶したりして。

皆さんお久しぶりです!

12年って言葉にすればただそれだけなんだけどそれはそれは長い年月なわけで、この街には僕らが島を離れた後も何組も人が来ては離れていったりもしてるわけで、もちろん僕らだって懐かしい顔もいれば顔見てようやく思い出したって人もいれば初めての顔もたくさんいるし、時の流れを感じずにはいられないわけで。

そんな中イッペイ兄がマイクを手に 根瀬部を離れて10年以上経ってね、普通は来ないしもう来なくてもいいわけだよ。だけど二人はこうやってずっと思いを持ち続けてまた来てくれて、嬉しいじゃあないですか!その言葉にグッと来たらそのまま深々と頭を下げ、拍手の中また席に戻り後半戦を楽しんでます。

そしてさっき挨拶した時宣言したから有言実行しなければと男はステージに上がりマイクを握るのです。何を宣言したかといえば島にいたときも一度カラオケ歌ったんだけどその時は残念な結果となったから、この12年で成長したってところを見せます!って。そしてその結果・・・

今宵一番の盛り上がりですけど!

いやぁ、本当にみんな喜んでくれて良かったなあ。島の田舎の集落だから過疎化高齢化の波はもちろん押し寄せてきていて、今夜ここに集まったメンバーも平均年齢60は下らないでしょうか。若かりし日の僕は自分の歌いたい曲を歌ってダメダメだったので、すっかり大人に成長した今(あの日もとっくに大人だったけど・・・)みんなが喜んでくれるようにここは演歌でいこうと雪國歌ったら拍手喝采客席から色とりどりの紙テープ持った人が駆け寄っては手渡され、なんだかこんな姿になっちゃってますけど。

そんなわけで西と東の出演者それぞれ10人ずつが歌い終えたらいよいよ集計そして発表となり、第1回根瀬部東西対抗カラオケ大会優勝チームは・・・・5対5の同点引き分けとなりました!ってなんとなく途中からそうなるような気はしていたけれど一応僕も東チームに貢献できたかなと。そして個人賞2人の発表、まずはひとりめは・・・・ヒロユキおめでとう!ってそうですかそうですか、それはそれはありがとう。受賞が嬉しいっていうか記念すべき第1回大会の受賞ということで、また来る日まで僕らのことみんな忘れず憶えてくれるかなというインパクト残せた嬉しさと、もらった商品これどうしようかってのが頭の中を駆けめぐってます。

これにてカラオケ大会は終了ひとまずみんなで片付けしたら、まだ全部は片付けず青壮年団を中心にメンバーが残って二次会がスタートです。

まだまだ歌ってるけどね!

ここからも久々の再会に地元の先輩方といろんなお話して楽しんでは 次は近々餅つき大会があるからおいで!ってそうそう来れはしないんだけど、素敵な時間を過ごさせてもらって僕ら幸せだなあと本当に感謝の気持ちいっぱいの夜となりました。

また必ず会いに来ます!

忘れたことと懐かしいことと!

奄美大島2日目の朝はゆっくり休んだからパチッと目覚め、なんとか雨も止んでくれたようでホッとしながら顔洗ってます。

ひとまずタプーちゃんトイレさせつつ朝ご飯を仕入に行こうと外に出たら、やっぱり奄美寒いよ~!って昨日までの与論からかなり気温下がってる感じ。特に当てもなく適当に歩いていたらパン屋さんを見つけたのでここにしようってことで、タプーちゃんがいるから交代でお店に入っては気に入ったのを選んでるんだけど、普段吠えないのに珍しく外からタプーちゃんの声が聞こえてきたから何があったと飛び出すと、残念というか微笑ましいというか・・・

怪しい人ではありませんから!


ホテルの部屋で朝食済ませたら、タプーちゃんにはちょっとお留守番してもらって街を散策といきましょうか。この12年でどれだけ変わったかなって思いながらまずは空港へと続く大通りを歩いてるんだけど、昨夜と同じで変わったとか懐かしいとかじゃなくメグミさんと二人して こんなに憶えてないもんか!?って本当に断片的にしか思い出せず、しかも今歩いて向かってるのは当時メグミさんがバイトしていたところで久々顔見せに行こうって通い慣れた道なはずなのによ。

残念ながらタイミングが合わず顔見せ出来なかったから、そこからは宮古ではあり得ないくらいの坂道を登って高台から街を見下ろし記憶を辿ってますが、僕ら二人揃って・・・

記憶喪失なのか!?

そこからも市街地を歩いては こんなお店あったっけ!?って、でもどう見ても30年くらい前からありそうな古びた店構えだったりして、自分達でも不思議なくらい。もちろんちゃんと憶えてる場所もあって、ちょっと覗いてみたかった奄美の三線屋さんに入っては奄美独特の弦とバチを買って、帰ってちょっと遊んでみようかと。

ひとまず街ブラ楽しんだら、帰ってタプーちゃん今日はバッグじゃなくケージのまま連れ出して、今日はここからバスに乗って空港を目指します。運転手さんに手伝ってもらってバスの座席に着いて出発したら、与論の倍のスピードにバスは倍揺れて不安そうな顔のタプーちゃんです。懐かしさとこんなのあったっけとが入り交じる景色を眺めながら街を抜け、ここでタプーちゃん人生初の・・・

トンネルだね!

このトンネルがまたガタガタした道で、暗いし激しく揺れるしトンネル抜けたらもうヘロヘロ状態のタプーちゃんなのでした。街から空港までちょうど1時間、ようやく着いたらやっぱり島は適当か、レンタカー屋さんが迎えに来るはずが来てないので電話して、待ってる間に島のオバサンが 可愛いワンちゃんだね!って声掛けて来て、今から飛行機で帰るのって聞くから今からレンタカー借りるんだけど飛行機とフェリーで宮古からワンコも釣れて来たんだって言ったら アゲ~!って、ああ奄美に来たなあって実感。

レンタカー借りたらいざ出発、せっかく島の北側に来たからそのまま北上し、だけどお昼食べられそうなお店もないままどんどん進み、そういえば以前プキの家のお客さんに聞いたカフェがこの先にあったはずと怪しげな細道を進んだら、オーシャンビューのカフェが見えてきた。気分は黒豚とか地鶏とか島の料理だったんだけどここはカフェ、なのでこんな感じの・・・

オシャレランチとなりました!

ポツポツと雨が降ったり止んだりの中ではあるけれど、海を眺めながらのんびりとしたランチタイムを楽しんで、その間タプーちゃんには車の中でひと休みしてもらってます。

ではそろそろ海に行くかと近くの土盛海岸に行ってみると、またポツポツ雨が落ちてきたからタプーちゃんはお留守番でちょっとだけ見に行くことに。住んでた頃はキレイだねと思っていたビーチだけど、どんよりした天気と荒れた天候を差し引いても宮古の海を見慣れた目にはやっぱり奄美色の海だねって感じに映っちゃいます。

とにかく寒いし!

お次はあやまる岬だけどあまりの寒さに今シーズン初のダウン着て、今度は雨が止んだからタプーちゃんも一緒に。海が一望できる場所までやって来たら、こんなのあったっけ!?ってまた見覚えのない公園みたいなのが眼下にあるんだけど、やっぱりどう見てもここ最近のものじゃなく記憶から消えてるだけみたい。せっかくなので下まで降りて荒れた海を眺めたり芝生の公園を走り回ったり、奄美らしい一面ソテツの森を歩きながら よく考えたらハブいるんだった!って急に怖くなったり。

そこから目指すは島の端っこ用岬、ここで道は行き止まりで見上げる絶壁の上に灯台がそびえ立ち、そこへと向かうメチャメチャ急でメチャメチャ怖い階段が。でもね、やっぱり見覚えないっていうかあり得ないけど 来るの初めてだね!?って。高いところ苦手な僕なのでかなり勇気振り絞って登り始めると、やっぱり親子は似るのかタプーちゃんも・・・

端っこ過ぎてそこ階段じゃないから!

頼りなさ抜群の手すりは逆に怖くて手を掛けられないし、ビビリながら登ってくとようやく安心できる場所に。そしたら目の前には何年ぶりでしょうか小さな滝があって思わず写真撮ったりして、最後にもうひと頑張り急な階段上がってるとここでまた雨が降り出し行くか戻るかメグミさんと意見が分かれるも、慌てて降りるのは危ないから行っちゃえってことで、ダッシュで頂上まで上がったら灯台の陰で雨をしのぎます。

屋根はなくても横殴りの雨だから風下にいたら平気、しばらくして止んだら灯台の周りをグルッと回ると、ここでタプーちゃん台風以外じゃ人生マックスの猛烈な風に・・・

耳が耳が~!

というわけで激しく楽しい北の端っこ体験を満喫したら、ここからは海沿いの道をドライブしながら街を目指します。色々寄り道しながら帰ってきたらお風呂入ってサッパリして、もう着いてるから早くおいでよ!って電話があって慌てて外に出たら島の飲屋街屋仁川を目指します。

お店に入ると久々の顔がニッコリ笑顔で迎えてくれました。久しぶりに帰るよ~!って連絡入れてたら今夜飲もうってこととなり集まってくれたのは、僕らが住んでた根瀬部集落で仲良しだったタクちゃんハルユキ兄タカヨ姉と子供達。まずは久々の再会に乾杯したら賑やかな宴が始まって、そしたら見知らぬオジサンが声掛けてきて 写真を撮らせてもらいたいんですが!って何でしょか。お店の宣伝用写真ということで地元の南海日日新聞に載るそうで、いいよ撮って撮ってって・・・

カメラ構えてるところを撮ってみた!

ではせっかくだから僕のカメラでもということでお願いしたら、みんな笑顔で・・・

久々のメンバーで!

あれから12年、互いに色々変わった事もあるし聞きたいこともあるし、だけど一番変わったのはユウカアリサ、すっかり成長して高校生と中学生だけど僕らがいた頃はまだ4歳と2歳とかだったかな。アリサは絶対憶えてないだろうと思ったけどユウカはどうかなと聞いてみたら ワンちゃんは憶えてるよ!ってそうかそうかそうだよね、僕らだって色々忘れてるもんね。

いっぱい語っていっぱい飲んで気がついたらもうこんな時間、っていうか子供達ずいぶん前から座敷で転がって寝ちゃってたけどね。タカヨ姉と子供達が先に帰ったら、ハルユキ兄とタクちゃんと4人で奄美の夜の街を歩いてバーに行き、二次会に・・・

また乾杯!

また熱く語ってはカクテルとか黒糖焼酎とか飲んで、そして最後は カラオケ歌ってよ!って言うからじゃあ先にタクちゃん歌いなよって。さっきは12年経って互いに成長したなって話してたのに残念っていうかなんていうか、最初出会った時メグミさんが 怖い人がいたよ絶対あの人元ヤンだよ!ってビビってた強面タクちゃんが、12年の時を経て嬉しそうな顔してAKB歌ってるこの変わり様。

今夜はハルユキ兄にすっかりご馳走になっちゃったのでお礼を言って、フラフラと真夜中の道を奄美寒い寒い言いながらホテルの前でお別れするのでした。

久々の再会嬉しかったよ!

さよなら与論そしていよいよ・・・

昨夜から降り出した雨は夜中も降ったり止んだり繰り返したようで、目覚めたらメグミさんが準備してる間にタプーちゃんのお散歩はカッパ着せてちょっとだけ歩かせて、8時になったら宿で食べる最後の食事をテレビで流れる朝ドラ見ながら頂きましょう。

和洋折衷な朝食でした!

この辺りから本格的に雨の天気となってきたから、食事の後行けそうだったら近くのビーチまでお散歩しようと思ってたけど食堂とお部屋の往復でも大変な状態だからもちろん行けません。

お父さんが早めに出発するかと声掛けてくれてたのでのんびりと準備して、ではここでお別れ お世話になりました!ってお母さんと言葉を交わしたら、お父さんの運転する車は一昨日来た道を港まで。とはならずちょっと時間があるから色々見ながら行こうって言ってくれて、あっちのビーチこっちのビーチと・・・

ありがとう!

結局昨日と一昨日歩いたのと合わせて、ほぼ島一周見て回ったことになるのかな。
港に着いたらタプーちゃん全然歩かせてあげられてなかったし今日はこの後奄美大島に着くまでハウスに入りっぱなしになっちゃうから、地面の濡れてないとこ選んで歩いてもらっては、フェリーを待つ人達や港のオジサン達に愛想振りまいたりして。

ではフェリーもやって来たしプチお散歩もここまで、最後に喉を潤しなさいということで・・・

もうそこまで来てるからね!

ではいよいよ別れの時、ありがとうございますと握手したら昨夜言ってた通りあるものをひとつずつ手渡され、来たとき同様重い重いスーツケースとタプーちゃん持って階段上がったら、ひとまず手続き済ませタプーちゃんをペット部屋に入れてデッキに出ますか。

宿のお見送りとか色々いたけどすでにそこに残ってるのは港湾作業員の人達の他にはお父さんひとりで、いよいよ出航というタイミングでお父さんが指笛鳴らすと僕らさっき手渡されたものを思いっきり投げて、人生初のテープ投げを・・・

届くのか!?

今日も結構な北風が吹き荒れた天気なもんだからメグミさんのテープは下の階へと逆戻り、僕のは途中で切れちゃって結局お父さんの手にはもう片方の先が届くことはなく、ヒラヒラと風に舞う二色のテープを握りしめ・・・

イメージとは違うけど構わん構わん!

船の別れってこうだよね・・・って車や電車や飛行機とは違う余韻というか切なさというか、見えなくなるまで手を振る豆粒みたいにちっちゃいお父さんを見ながら思い、最後はゴミにならぬよう糸巻き巻きの要領で紙テープ回収したら、ここから夜の到着まではのんびりしたりネットは繋がらないけどパソコンに向かったり。

出航して2時間くらいで次なる島沖永良部に到着したら僕ら降りるわけじゃないからデッキから眺めてたんだけど、さっき与論の港で積まれたブタさん達が、ブタさん達が・・・

ここで降ろされどうなるの!?

そんな姿を見届けたらちょっと休憩お昼寝タイムに突入したり、奄美でも全力で遊べるように体休めてます。

そして次なる島は徳之島、もう日が傾き始めてるとはいえ船は北上を続けてるから海の色も島ごとに変わってきて、沖永良部までの青い海から徐々に奄美っぽい色合いに変わってきてる感じがします。それにさっきまでの珊瑚礁の島とは違って、雲に隠れるくらいの・・・

山だってあるし!

ここでもまたデッキに出て景色を眺めるんだけど、日が傾いてきたせいかそれとも北上してきたからか、はたまたその両方か、急に寒くなって 早く中に入ろう!って逃げちゃうくらい。
そんな感じなのでタプーちゃんは大丈夫かなと見に行ってみると、暗闇に浮かび上がるその姿は・・・

恨めしや~!?

やっぱり寂しいようでハウスのドア開けたらガシッとしがみついて離れなくて、だけどもうちょっとの辛抱だからと我慢してもらってペットルームのドアを閉めます。

なかなかこういう船旅ってのも出来ることじゃないし、奄美に着く時間も遅いし今日は車の運転もないから船で窓から海の景色を眺めつつ飲むってのをひとつの楽しみにしていたんだけど、なので与論出る前にちょっと買い出しとかしてきたんだけど、そろそろいい時間じゃないと思ったらなんだか聞こえてくるのは風の音、ではなく気がついたらメグミさんまたしても船酔いでフーフー辛そうです。

なので計画は断念僕はひとりプシュッと缶ビール開けては窓の外を眺め、そうこうしてる内に奄美大島にそろそろ到着の時間。すっかり日も落ち真っ暗な中、デッキに出て外を眺めると・・・

懐かしき名瀬の街灯り!

船が接岸するとこれが最後と頑張って荷物とタプーちゃん担いで船から降りると、奄美らしいといえば奄美らしい、冷たい雨が落ちる船着き場です。なのでホテルまですぐなんだけどタクシー乗って車窓からの景色を眺めては、懐かしい・・・っていうかここはどこ!?って懐かしいって言いたかったのに今どこを走ってるのかも分からないような感じ。よくよく考えたら島に暮らしていて船に乗るってことはなかったから、フェリーターミナルなんて島を離れる友達の見送りで1回来ただけかも。

そんなわけで12年ぶりの奄美再上陸は、連続で船酔いメグミさんなのでホテルに着いたら明日からに備えてゆっくり休む夜となりました。

復活して明日から楽しまなきゃ!

今日もいっぱい歩いたね!

与論二日目の朝は与論献奉にやられてお酒の残る朝で、メグミさん 最後はどうやって寝たのか覚えてない・・・とか言ってるし、天気も曇りでどんよりとした雰囲気からスタートです。

まだもうちょっとだけ寝させてと思ったら6時半頃から朝の放送大音量で流れてくるし、タプーちゃん歩き疲れて爆睡かと思いきや夜明けと共にキュンキュン寂しそうな声がお外から聞こえてくるし、仕方がないなと窓を開け抱っこするとなぜだかお腹ギュルギュル鳴ってるし。

どうしたタプーちゃん!?

なので 昨夜ちゃんとご飯あげたよね!?って言いながら、8時の朝食に合わせて食堂に行ったら和食の朝ご飯久しぶりとか思いながらお腹を満たすとようやく目覚めた感じ。

今日もバスと歩きで頑張るぞということで準備したらいざ出発、バス停でタプーちゃんカバンに入ったらやって来たバスに乗り込み今日はちゃんと乗り放題券ゲットして、のどかな道をのんびりと・・・

バックミラーに映ってます!

昨日と同じバス停で降りたらそこからバスの通りをのんびり歩き、途中史跡があったり小学校の校庭に土俵があるのを見つけては、やっぱりこの辺の文化は奄美って感じだねと思ってみたり。

そこから急な坂を上ったら到着した場所は与論城跡、お城の跡といっても石垣が残るだけでそこに神社が建ってたりして、当時に思いを馳せながら時の王様も見たであろう眼下に広がるこの景色を、タプーちゃんと共に・・・

やっぱり宮古っぽいけどね!

そこからは下り道をどこまでも、今日はまだ海に辿り着いてないやと思いながらテクテク歩き、まだ海まではかなり下らなきゃだけど途中で昨日は見えなかった沖縄本島が水平線の向こうかすかに見えて来ましたよ。

思ったよりも近くてビックリはしたけれども、さすがに思ったより近いとはいえ飛べないから来れないだろうと思っていたのに、まさかまさかこんなところに・・・

あの姿はもしや!?

そう、沖縄本島北部にのみ生息する国の天然記念物ヤンバルクイナ、もちろん本物なはずもなくその巨大な像じゃないですか。緑に埋もれて最初顔だけ見えた時にはドキッとしたけど、海の向こうに見える生まれ故郷をまっすぐな目で見つめるヤンバルクイナさんなのでした。

そこからさらに海目指して坂道降りてくと、途中でなんだか景色に違和感が。何かなこれと思いながらガードレールの下に目をやると、そこにはヤンバルクイナよりも巨大な・・・

クジラだね!

宮古もでっかいの好きな島だけど与論も負けず劣らずそういうの好きみたい、やっぱり似てるよなあと思いながら、すでに結構歩いてるから疲れが出てるけど頑張ってまた歩き始めます。

途中タプーちゃんに興味津々の牛さんが顔近付けてきてビビッたり、そんなことしながらようやくビーチに出たら、大波にやられたか護岸の手すりが倒れていたりコンクリートが剥がれて歩けないような場所があったり、後で聞いたら去年の記録的な台風でみんなやられちゃったみたい。ビーチの先にはギリシャ風の別荘らしき建物が並んでいて、だけどほとんどが空き家状態で荒れ果てた様子。その中に一軒カフェがあったからここでようやくひと休みと思ったら、月・水・金はお休みですって休みすぎじゃない?

そんなわけでかなり疲労が溜まってるけどもうバス停まで行くのも街に出るのも距離変わんないし海沿いの道を諦め街を目指して歩いてますが、ちょっと腰を下ろせる場所を見つけたらひと休み、すでにお水飲み干したタプーちゃんに僕らのお茶分けてあげたらガブガブ飲んで、さすがにタプーちゃんも・・・

疲労困憊の様子!

それでも気合い入れ直して頑張って歩きようやく街に入ったか本日ひとつ目の信号を発見してテンション上がったら、ひとまずランチだとメインストリートを見て回るもそれっぽいお店もないしタプーちゃん入れてもらうことも繋いでおくことも出来ないし、ならば海もすぐだし景色眺めながらお弁当にするかということでなかなか素敵な品揃えのお店を見つけたら、与論風の弁当でも何でもないですが・・・

こんなのありました!

与論もやっぱり沖縄風のボリューミーなお弁当が主流のようで、だけど僕らそんなに食べれないからこれはいいやってことで、ウ・ドアンペンさんが作ったというタイ料理のお弁当を ドアンペンさん辛いよぉ~!って言いつつ海眺めながら食べてます。

今日はさすがにここから宿まで歩く元気はないし気力もないしバスの乗り放題チケットはあるし、タプーちゃんも限界来てるからやって来るバスをしばらく待つことに。そしたら島のオバサンが近寄ってきて、可愛いワンちゃんだね!って話しかけてきては珍しそうに見てるんだけど、今までも何人かに声掛けられたけどみんな可愛いねの後にでっかいねとか太ってるとか足が短いとか尻尾がないとか、きっと与論にはコーギーいないんだね。奄美の時も最初みんなそうだったし。

そんなオバサンとおしゃべりしてたらバスが来て、乗り込んだらあっという間に宿近くのバス停に。歩いてたら宿の隣のオジサンと目があったから 終わりが見えてきましたね!ってねぎらいの言葉を。何が終わったって、今朝出発するとき新築のお家の庭にせっせと芝生を張ってる姿を見つけ声掛けてたわけ。で、帰ってきたらちょうどもう一息で終わりってところまで作業が進んでたからまた声掛けてみたんだけど、その首で本当にご苦労様です!ってオジサン首を骨折して2ヶ月入院してたんだって、コルセット着けながら芝貼りしてたからね。あと1日いたらウチの新築祝いに招待したのに!って言われながらお別れです。

帰ってハウスに入った瞬間バタンキューのタプーちゃんをそっとしておいてあげて、お風呂入って準備したら今夜は街へ飲みに出掛けることに。お父さんオススメのお店にやって来たら、ネタケースには新鮮な島のお魚メインに並んでいて、そしてネタケースの上には・・・

何人前握ってるのでしょうか!?

地元の忘年会があるそうでひたすら握り続けてる大将ですが、宮古から来たんだと話したらそこから話は弾んでおしゃべりしながら美味しいの食べつつビール飲んで、今夜は飲み過ぎないように軽めで終わらせたら ごちそうさま!とお店を後に。お父さんが迎えにまで来てくれたので宿まで帰ったら、今夜はまたいいのがあるんだ!って昨夜はこちらも最後の方記憶がないんだというお父さんだけど今夜も飲む気満々の様子。

今夜は与論献奉やらないからということで これを飲みなさい!って出してくれたのは・・・

鹿児島の芋焼酎!

そして以前宿のお客さんの結婚式をやったんだとビデオ上映会が始まったら、お次は先日やった十九の春世界大会ってイベントの上映会が始まって、そして最後は生演奏で・・・

三線の音色が響きます!

その後は アンタも弾いてみなさい!って渡されたので普通に弾いたらビックリされちゃったけど、それにしても弾きにくい、三線弾くツメがね、プラスチックの水道パイプを削って作ったやつで、しかも釣り糸で三線と連結されて 酔っぱらって弾くとすぐどこかへ行っちゃうもんだから!って無くさない仕様になってるわけ。

そんなわけで与論最後の夜はお母さんによる強制連行もなく無事終了し、今日は覚えてる!ってお父さんのしっかりとした言葉で締めくくりとなりました。

今日も楽しかったけど・・・

さすがに2人と1匹揃ってヘトヘトです!

色々似てるよ与論島!

旅行2日目の朝は雨も上がっていい天気のはず、なぜにはずって言葉を使うかと言えばまだ夜も明けぬ5時起きだから。都会の夜空は星も見えず晴れてるのかどうかもホテルの小さな窓からは分かりにくいけど、ひとまず雨は大丈夫そうだし一安心。

バタバタと準備したらお願いしていたタクシーの時間にギリギリ間に合いまだ夜も明けぬ内にチェックアウトですが、朝食の時間前にチェックアウトと聞いて有り難いことにホテルでお弁当用意してくれていましたありがとう。

5分ほどで乗り場に到着したら、まだ時間に余裕があるのでひとまずハウスに入りっぱなしのタプーちゃんを出してあげてちょっとだけお散歩しますか。

今からこれに乗るんだよ!

というわけで今回旅の目的は奄美大島なんだけど、せっかくだから与論島にも行ってみたい!というメグミさんのリクエストで今日はこれから早朝のフェリーに乗って与論島を目指します。波の高さ3mにうねりを伴うとか言われたらビビッちゃうけどアネロン飲んだから大丈夫か、だけどまだ二人してお酒残ってるし初日から飲み過ぎたなって思いながら、乗船の時間になったらまずは最初の関門長くて急な階段を20キロオーバーのスーツケース持って上がるのに一苦労。

タプーちゃんをペット部屋に入れたら暫しのお別れだけど、それにしても那覇の街は宮古と全然違ってちょっと歩いただけでタプーちゃん足の裏真っ黒大変だったね。ひとまず落ち着いたら目覚めのコーヒー飲んで、船が動き出したら上の階のデッキに出ては景色を眺めると、ようやく夜が明け那覇の街並みが浮かび上がり・・・

与論目指して出航です!

では目覚めのコーヒー飲んだところだけどやっぱり眠いねってことになり、ひとまず二等の雑魚寝部屋に転がったら、目覚めてちょっと遅めの朝食は窓際のテーブルで海を眺めながらホテルのテイクアウトグルメをいただきますか。

ちょっとオシャレやん、「遅めの朝食は窓際のテーブルで海を眺めながらホテルのテイクアウトグルメを・・・」ってイメージ的にはなかなか素敵な感じだけど、まあ実際のところは・・・

笑っちゃってるし!

ホテルのテイクアウトグルメはお茶碗2杯分はあろうかというご飯をパンパンに詰めてあって、いかにも沖縄って感じガテン系の弁当で重い重いし絶対食べきれないし、サンドイッチとかだと思ったら・・・って受け取ったときの重さで大体予想はついてたけどね。

ここまでずっと沖縄本島を横に走ってたフェリーだったけど、それまでも波とうねりで結構揺れてたのが横に島影がなくなったらさらに揺れが激しくなって、気がついたらメグミさん三度寝突入してると思ったら船酔いでフーフー辛そうです。
なのでせっかく与論島が見えてきたのに起きれないから僕ひとりで最上階のデッキに出たら、宮古っぽい平らな島を境界に上も下も・・・

青一色!

重い重いスーツケースとタプーちゃんを抱えてフェリーを降りたら今日からお世話になる民宿のお父さんお母さんが迎えてくれて、景色を楽しみながら宿を目指して出発です。と思ったら走り出してすぐに 与論にはカメが2匹いるのを知ってるか!?と仰るのでもちろん存じ上げませんと。そしたら車を止め言われるままに海をバックに並んだら僕のカメラで写真撮ってくれるんだけど、なんだかゴチャゴチャいじってるなと不安に思っていたら・・・

真っ白ですよ!

後で気付いたら案の定設定いじっていてISO6400ってそりゃあ真っ白にもなるよね。ちなみにカメは僕らの背後にある岩のことでした。
宮古よりさらにちっちゃい街を抜け、サトウキビ畑が広がる景色を眺めながらしばらく走ると民宿に到着です。

今日からお世話になります!

ひとまずお茶いただいたら 黒糖とか珍しくないよね!?って宮古から来た僕らにいつもと勝手が違うねってお母さんなので、先日も黒糖作りしたんですよ!って言っては笑ってます。

では張り切って出発しますかということで、レンタカー借りようかレンタサイクルにしようか色々考えたり事前にタプーちゃん自転車と一緒に走る練習してみたりしたんだけど、残念ながら上手くいかなかったのでならばと今回はバスと徒歩で島を楽しむことに。

すぐ近くのバス停まで歩いたら、事前練習の成果を発揮してよということで・・・

これでバッチリ!

バスの中でも静かにお利口さんしてくれていて、宮古でも乗ったことのないバスは宮古のバスよりのんびりゆっくり島の道を進み、僕らの他に乗客3人も乗っててビックリだったり。メグミさんが事前に調べて2日間乗り放題券があるってことで降りるとき運転手さんに言ったら 今は持ってないから券は明日渡すよ!ってひとまず支払いは明日でいいよと今日のところは無銭乗車に、こんな適当な感じもまた島っぽいよね。

バスを降りたらタプーちゃんを先頭に元気いっぱい歩き出しては与論島の景色を楽しみながら海を目指してるんだけど、タプーちゃんは気付いているんでしょうか・・・

いつもの散歩道じゃないことに!

もうね、僕らでさえ思わず 一緒やん!って言っちゃうくらいに同じ景色、サトウキビ畑が広がり山のない平坦な島には遠くに風車も回っていて、海の色もすぐ手前ヤンバルの海とは全然違ってやっぱり宮古っぽいブルーの海なのです。唯一違うのは宮古の箱みたいなコンクリートの家はほとんどなくて、トタン屋根のお家が多いのはやっぱり奄美諸島なんだなって感じたり。

そしてこんなところまで似るのかと思いながら、最初に着いたビーチは前浜海岸って。ここでは魚釣りしてるオジサンに声かけたら 今日はダメだよ!って本命の魚は釣れていないようで。

釣れてないわけじゃないけどね!

そこからは風車を通り過ぎ灯台まで着いたけど、ここでカメラが壊れてちょっと焦ったけどしばらくしてなんとか復活したら、ここからちょっと海を離れて畑の道を歩き、またビーチに出たら・・・

やっぱり宮古っぽい!

こっちの方が前浜って雰囲気のビーチだけど、こちら与論で一番広く一番有名な大金久海岸です。何故に有名かといえば遠く沖合に干潮の時だけ出現する百合ヶ浜があるからね。だけど今日はそんなに引かないし風も強く波も高いから沖にはグラスボートが1艘だけ浮かんでいて、のんびり浜辺を歩いてるとボートが戻ってきたからなんとなく眺めてます。

そしたらボートは砂浜に頭から突っ込んで女性がひとり浜に降り、ショップのオジサンも降りたらカバンをひとつ置いて慌てて戻るんだけど、一歩間に合わず押し寄せる波と風に流されボートは浜に座礁。オジサンひとりで頑張るんだけどすでにプロペラも砂に埋まってるようで全然動かないから、そんな予定ではなかったけど仕方がないとジーパンの裾上げサンダル脱いだら駆け寄って、二人並んでジャブジャブと・・・

無事脱出成功です!

なんとか脱出したら沖のブイに係留してるのを見ながら 百合ヶ浜キレイでした!?って女性とおしゃべりして、どこから来たの!?って聞いたら 石垣島です!って、なので僕らは宮古からって言ってはすごい偶然だねって。石垣から宮古から与論に来たのも偶然なら、島一番の1.5キロは続くビーチに僕ら3人が唯一の観光客だったから本当に凄い偶然だよね。

ボートを沖に留めたオジサンがサーフボードで浜まで帰って来るんだけどその姿がまた面白くて、いつもあんなドキドキ状態でやってるのってハラハラ&笑いながら3人で見ては、またどこかでとお別れしてまだまだ続く砂浜を歩いてはタプーちゃん好みの岩穴があったから、これは突撃しなきゃと潜ったら・・・

アラいい感じ!

その後もビーチの清掃してるオジサン達に声掛けおしゃべりしたり、まだまだ歩いて最後は皆田海岸に。

到着して早々から3時間以上は歩いたでしょうか、帰ったらもう足クタクタでも大満足。お風呂で疲れを癒したらちょうど夕飯の時間となったので、タプーちゃんにはお留守番してもらって食堂の方へ。ちなみにここはワンコOKの宿ではないんだけど、ハウスに入れてテラスに置いておくならいいよということでご厚意に甘えてお世話になった次第。

オフシーズンだから今日も明日も他にお客さんがいないということで、もちろんプキの家みたいに宿のオーナーが一緒に食卓囲むわけじゃないからメグミさんと二人の夕飯です。缶ビールがあるって書いてあったからお願いしたら、あれれこっちしかないね!?ってことで・・・

久々の瓶ビール!

しかもサッポロだし、意外にも与論はオリオン率がそんなに高くないみたい。乾杯してさあ食べようと思ったら箸がない、なのでお母さんに伝えたらハッとした顔で そうそう与論にはお箸がないからね!って笑いながら、そしてようやく食べ始めると今度はお刺身の醤油がない、なのでお母さんに伝えたらハッとした顔で そうそう与論には醤油がないからね!って、何カ月ぶりのお客さんだから段取り忘れちゃったね!って冗談言っては笑いながら、島の魚や野菜を使った美味しい料理をいただいてます。

そしてひとしきり食べ終わった頃合いを狙っていたかお父さんが張り切って登場したら、今夜は飲むぞ!って片手に与論のお酒島有泉と、もう片方の手になぜだか宮古のお酒菊之露。黒糖焼酎と泡盛の違いはあるけど与論と宮古はまた似たところがあって、宮古はオトーリがあるように与論には与論献奉ってのがありまして、まずはお父さんがレクチャーしながら回してくれたら 次はご主人の番だから!ってことで・・・

初めてのようないつも通りのような!?

お父さんから島の歴史だったり文化風習だったりいろんなお話聞いたりしつつ、与論献奉の後は乾杯して楽しく飲んで、先日旅のお供にとシホちゃんから頂いたお菓子をツマミに楽しい夜を。

上機嫌なお父さんですがこれがいつものことなのかそろそろという頃合いでお母さんが登場したら、ひとまず一緒に楽しんで・・・

これにて終了強制連行されちゃいました!

プキの家だとここでもう日付が変わってるってパターンだけど、与論の夜は早いのかまだ10時とかですけどさすがに疲れたし飲み過ぎたから、お部屋に戻ったら二人揃って知らぬ間に倒れていたようで。

いろんなものが似ている島だから旅行気分があるようなないような、あやふやな感じではあるけれど・・・

楽しいってことだけは間違いなし!

第二の故郷に帰ってきます!

お休み初日の朝はなにげに早く、ゆっくり体を休めたいところではありますが夜明けと共に動き出してます。

朝食の後はタプーちゃんのお散歩にと思ったらポツポツと雨が、なので昨日シャンプーしたばっかりだし汚したくないしひとまず無理だね後で止んだら行こうってことでバタバタと準備に取りかかり、しばらくしたら止んだし地面も濡れてないからこれなら大丈夫と出発です。昨日のお散歩は気が抜けたかヘロヘロで歩いた僕だったけど、一夜明けたらすっかり元通りで元気いっぱい歩いて気がついたら海中公園まで来てて、でもよく考えたら危険だねと思った次の瞬間危険が迫ってきたから・・・

走って走ってタプーちゃん!

雨が止んだとはいえ今日は1日降ったり止んだりの予報だから、油断して遠くまで来ちゃったらまた降り出して朝からダッシュで結局帰ったらヘロヘロみたいな状態です。

そこからはまたお出掛け準備を頑張って、そしてこちら昨夜試行錯誤して1回だけ成功したから少しでも本番までに慣れておいてもらわねばということで、出発前にもう一度・・・

お利口さんに出来ました!

旅の途中カバンに入ってもらわねばならない状況が発生しそうなので、もちろん島暮らしにそんなシチュエーションありませんから初めての経験だし、もちろん犬用のカバンじゃなく普通のボストンバッグだからちょっとだけ工夫して、なんとか入ってくれたからお部屋の中をお散歩楽しいねって歩き回ったらまんざらでもない顔のタプーちゃんです。

では出発今回の旅はどこへ行くのかと言いますと、一昨年は僕の実家&神戸で飲み会&お泊まり会の旅、去年はメグミさんの実家&横浜で飲み会&鎌倉観光&ナベの家お泊まり会の旅だったので、今回は帰省は帰省でも僕らにとって第二の故郷奄美大島に帰省旅行となってます。宮古に来て早12年、その前に住んでいた奄美大島へは宮古に来てから初の帰省だから12年ぶりとなるのでメインの奄美は観光っていうよりも帰省の旅って感じになりそうです。

ではでは準備も万端今回はタプーちゃんも連れてっちゃおうということで、旅行の前のエチケットとして昨日シャンプーしたり準備したから、車に乗り込んだら・・・

いざ出発!


空港へと向かう前にちょっと寄り道は市役所で、期日前投票ってヤツを済ませてから空港に着くと、手続きしてタプーちゃんを預けるけど全然不安そうなそぶりも寂しそうな声もなく普通に連れてかれちゃってるタプーちゃん。ちょっとくらい寂しい感じ出してくれてもいいんだよ。

雨はなんとか降らずにいてくれてるけど上空は結構荒れ模様で、揺れが激しいからタプーちゃん大丈夫かなと心配しつつ那覇空港に到着したら、ケージに入ったタプーちゃんが出てきて空港のお姉さん達が、グルグル巻のテープを剥がしてくれてますが・・・

大丈夫っぽい!


ひとまず元気そうで良かったと安心したら、重いの抱えてゆいレールでホテルまで。本島は曇りの予報も残念ながら宮古よりも悪天候で、駅からホテルまでも歩いて5分って距離なのにタクシー使って到着したら、一息ついてからホテルの大浴場で疲れた体を癒そうかと。

夕方5時からということでちょうどの時間に行ったらまだ準備中、なのでメグミさんと二人で待つも沖縄時間ってヤツか全然誰も来ないから自分達で照明スイッチ入れて入っていたら、しばらくしてガチャガチャ音が鳴り人の気配がしてたけど15分遅れだからね。それにしてもこの大浴場、湯温40度って書いてあったけど足先つけたら34度くらいだし中に入ったら底の方水だし寒いし冷たいし、ライオンの口からお湯出てるからここならと近付くも、出てるの水だし寒いし冷たいし。

というわけでお風呂で温まってから夜の街へと繰り出しオリオン飲みながらブラブラ歩く作戦は雨だし寒いし冷たいし中止となり、傘さしてお出掛けしたらこんな場所を・・・

いわゆるディープって景色だね!


国際通りからはそんなに離れていないけどちょっと奥に入ったら昭和な感じ、大阪で言う新世界みたいな空気感の細くてゴチャゴチャした路地が続いていて、そんな場所を抜けお目当てのお店にやって来たら、ひとまずここから旅の始まりと・・・

冷え冷えジョッキで乾杯です!


沖縄に来たからには沖縄の料理を食べたいなんて思いは僕らにはないので普通に赤提灯がぶら下がった焼き鳥屋さんだったりするんだけど、焼き加減も上々で熱々美味しいの食べながら冷え冷えビールで流し込み、これからの旅の話しだったりここ最近プキの家に遊びに来たみんなの話しで盛り上がったり、初日の夜は那覇だしまだそこまで旅行気分でもないままに・・・

スローなスタート切ってます!