プキ日記

当時を偲ぶ一日を!

奄美4日目の朝は今日こそ晴れが期待できる朝。なので7時の目覚ましにシャキッと目覚めたらバタバタと準備して、今なら繋がるかと島の友達に電話したらお昼に会うことに。
ではその前に奄美のお土産買っておかねばと歩いて街に出たら、お酒とか美味しそうなのとか、それからこれを・・・

島の味噌!

のんびりお買い物してたらもうこんな時間と慌ててホテルに戻り、タプーちゃん連れていざ出発。
向かうは我が町根瀬部を越えた大和村、島で海の仕事していた頃からの友達ヒロシとバス停前で待ち合わせして2分遅れでなんとか到着したら久々の再会に笑顔で握手して、ここから懐かしい道を懐かしい話ししながらドライブスタートです。

あの頃毎日通った海沿いの道、奄美大島は山の島だから急カーブの続く道が多いんだけど、島の西側を通るこのルートが一番のワインディングロードだから本当に大変で、当時僕の愛車の軽ワンボックスは3ヶ月に1回くらいのペースでタイヤ交換してたからね。そんなルートを よくこんな道を毎日通ってたよなあ!って助手席のヒロシと語りながら、この12年を埋めるようにいろんな話しをしながら僕らが働いていた養殖場を目指します。途中には僕らがいた頃にはまだなかったトンネルが出来ていて随分近く便利になったよねって、するとパッと視界が開け海が見えてきたら下って最初の集落に懐かしき職場が。

変わらぬ景色と変わった景色と・・・

職場の建物も事務所も巨大な冷蔵庫が並んでた倉庫もエサの倉庫も桟橋に浮かぶ船もあの頃のまま、だけど今はもう養殖はしていないから湾内に浮かんでいた養殖の生け簀はなくなっていて、唯一すぐ目の前にタイとかフグとかちょっとだけ入れていた生け簀がポツンとひとつだけ残っていて、今はもうほとんど役目を終えたように見えるその生け簀には熱帯魚やウミガメが元気に泳いでいてメグミさんがひとり嬉しそうに見ています。

社長に会えたらと思って来たんだけど留守のようで、いつもこの陰で昼休みに寝転がってたよな!とか ここで朝ラジオ体操して俺はこの辺に立ってたな!とか当時を懐かしみながら二人で語ってたら車が入ってきて運転席にあの頃と変わらぬ社長の姿が。一瞬誰だか気付いてない顔の後に おぉヒロユキか!って笑顔で握手を交わし、まあゆっくりして行けと甘い甘いコーヒー入れてくれてお昼も食べていけと魚やらおにぎりやら出してくれて、コーヒーと南蛮漬けは合わんな!って笑いながら、僕が去った後の話しなんかを熱く語ってくれてます。

これもまた懐かしい時間!

いっぱいおしゃべりしてすっかり長居しちゃったらお元気でと言葉を交わし車を走らせたら、当時のメンバーなんかの話しも出てきて懐かしいねまた会いたいねって言ってたのがいきなり願いが叶い、車走らせ5分と経たぬ内に あれそうじゃないか!?ってヒロシが言うから車止めたらまさにそれ、共に汗を流したオジサン達MMコンビが今も一緒に仕事中。

お腹はLLコンビだけど・・・

そうか宮古島で頑張ってるか!って大きなお腹から大きな声出して言っては懐かしんでくれて、早く言ってくれたら一緒に飲めたのに!ってヒロシに言ったら ワンだって今朝電話もらったのによ!って確かに悪いのは僕なのです。

そんなお二人さんとお別れしたらメグミさんが行きたがってたお店でランチを、だけどさっき社長に振る舞われた料理で結構満たされてるから、せっかくだしと食べたけどもうお腹パンパンはち切れそうだね。ではここでようやく登場タプーちゃん、ここまでずっと島一番の山道に揺られっぱなしだったからハウスから出た瞬間ダッシュしまくったり僕らにアタックしてきたり。だけどなぜだかヒロシの方には全然行かず、空気のように無視されまくりで両手広げたまま固まっては苦笑いのヒロシなのでした。ではそろそろ行きますか、帰りもまた同じ山道を本当によく毎日通ってたよなあとつくづく思いながら車走らせて、待ち合わせたバス停までやって来たら 頑張れよ、今度は宮古に来いよ!って声掛けここでお別れです。

今日はまだまだ行くところがあって、電話したら 今ならいるからおいでおいで!ってことでひと山越えたら下り坂の向こうに、いつもプキちゃんとお散歩したり泳いだりした根瀬部の浜が見えてきて・・・

いい景色!

ここで車止めて散策したい気持ちをグッと堪えまた後でとトンネル抜けたら、やって来たのはハルユキ兄タカヨ姉の待つお家です。

まあお家っていうか車エビの養殖場っていうか、ひとまずある人へのお土産をと車エビを贈る段取りしたら、作業の手を止めおしゃべり楽しんでます。そしたら水を抜いた生け簀で作業するスタッフの中に懐かしい顔が、いや懐かしいっていうか顔見た瞬間メグミさんと二人揃って笑っちゃったからね、どうしたマサシそんなにポッチャリして!って。あの頃はまだ二十歳過ぎでちっちゃくてすばしっこくて可愛かったマサシも結婚して子供3人30半ばのお父さん、今でも走るのは速いんだ!って言葉もまた虚しく響いて笑っちゃう微笑ましい姿に思わず 12年ぶりに来てマサシが一番変わったよ!って不名誉な第一位の称号を与えてしまったからね。

せっかくだから写真を一枚撮ってみたけど、一段低い生け簀の中にいるのを利用して・・・

お腹は写らぬよう撮ってみたよ!

明日はまた朝来れる!?って最終日はお昼過ぎの飛行機だからまあなんとか段取りつけられるけど何って聞いたら、お土産渡そうと思ってるから!って言葉に 来る来る!ってまあ軽い二人だこと。

それじゃあ今からちょっと行って来るわとお別れしたら、またトンネル抜けて根瀬部の集落へ。今度こそと車止めたらタプーちゃんも一緒に降りて、ここからは懐かしき集落内を散策して回ろうかと。

なにげなくそして懐かしい景色!

この角曲がった奥が確かあの人のお家だったよねって、そうそうこの川でウナギ突いたり手長エビ取ったりしたよなあって、この先にイノシシの檻があったけどなくなってるねって、当時の記憶や想い出を振り返りながらの散策はなんだか帰省以上に帰省感があって、そんな景色を眺めながらのんびり歩いてるとワンコに遭遇ワンワン吠えられて、家の人が出てきたらマサカズ兄昨夜はどうも!ってマサカズ兄には当時買ったボートを運んでもらったりお世話になったしちょっとおしゃべり楽しんだら、その奥ショウヘイ兄のお家を訪ねてみることに。

ヒロヤス兄とかスエアキ兄とかカラオケ大会でいろんな人の顔を見れたけど、当時青壮年団で一番お世話になっていたショウヘイ兄には会えなかったのでピンポン鳴らしてみたら、残念ながら山へ出掛けてるということで奥さまとおしゃべりしてはよろしくお伝えくださいと。

そこからは道路を渡っていつも遊んだ浜へ、ずっとメグミさんが違和感あるって言ってた理由が分かって僕らがいた頃より道路から浜に降りるところの波除けが50センチくらい高くなっていて集落内から海が見えなくなってたんだね。確かに当時はみんなここに腰掛けておしゃべり楽しんだりしていたけど今じゃそれも無理、だけど理由を聞いたら数年前の台風で大波が集落の中まで押し寄せかなりの被害が出たんだそうな。そんなわけで入り口は変わったけど根瀬部の浜は変わらぬ景色のまま、当時プキちゃん連れてお散歩していた砂浜を・・・

抱っこはしないよタプーちゃん!

ではそろそろ行きますか、昨夜カラオケ大会の時隣のオバアに会って 明日家に遊びにいらっしゃい!って誘われてたので訪ねてみることに。あ~いらっしゃい私がいない間に来たのかと思ってたの!って嬉しそうな笑顔で迎えてくれて、まあまあ上がって上がってと中に通されました。昨夜の公民館も底冷えっていうか本当に寒かったけどやっぱり宮古より全然寒いから、オバアのお家もコタツにホットカーペットで暖をとっていて、ほっこりしながら出してくれたお茶とそれからイカ味噌をいただきつつおしゃべり楽しんでます。

あの頃は毎日のようにバッタンバッタン大島紬を織る機織りの音が響くお家だったけど、足を悪くして去年でやめたんだということで織り機も手放したそう。私も来年80だからね・・・って言うんだけどまだまだ若い、っていうか逆に当時はまだ60代だったんだね。あの頃と全然変わらないよ!って言いながら逆に当時からもう80近いかと思ってたとは言えない失礼極まりない僕なのです。

では最後に一枚・・・

いつまでもお元気で!

また会いに来るからねって声掛けたらお外に出て、見送ってくれるっていうんだけどその前にちょっと見ておきたいと細い路地をもう少し奥へ。一軒隣りに何があるといえばもちろん僕らが住んでいた家で、今は別の人が住んでるということだけど留守のようなのでちょっと外から眺めては、当時と変わらぬ姿にここに明かりを灯し僕ら2人と1匹住んでたんだねと物思いに耽ってみたり。

懐かしき我が家です!

本当はもっとゆっくり色々見て回りたかったけどすっかり日も暮れ辺りも暗くなってきたから行かねばと、表通りに出てオバアとお別れしたら、ちょうど仕事を終え山から下りてきたタクちゃんの軽トラがやって来て 今から晩飯行く!?ってことで一旦帰って迎えに来てくれることに。

軽トラだし まさか荷台に!?って聞いたら3人乗れるから大丈夫と、なのでホテルの前で待ってたら確かに3人乗れる車でやって来た。旅の始まりは那覇で焼き鳥からだったけど最後の夜もまた焼き鳥で締める事となり、タクちゃんの運転でお店までやって来ましたが・・・

こちら3人乗りの愛車です!

農業青年タクちゃんなので軽トラともう1台でっかいトラック持っていて、生ビールとウーロン茶で乾杯したらまた色々とおしゃべりしては飲んで、最後は農業について熱く語ったら奄美大島特産のタンカンを無農薬で作ってるタクちゃんなので 時期になったら送ってね!って美味しいタンカン楽しみにしております。

せっかくだし夜の街を歩いて帰るからとお店の前でタクちゃん見送ったら、最後の夜だしもうちょっとだけと二人で飲んでは色々語り合って、タプーちゃんの待つホテルの部屋にフラフラとした足取りで帰るのでした。

今日もたっぷり遊んだね!

島を走ってゴールはテープで盛大に!?

今朝はなかなか起きるの辛い朝も目覚ましとキュンキュン呼んでるタプーちゃんのコラボで目覚めたら、まずは足湯で残った疲れを取ってます。

そしてタプーちゃんのお散歩ついでに朝食は昨日買ったパン屋さんの隣にサンドイッチ屋さんがあったからメグミさんが買ってきてくれて、ではタプーちゃんも一緒に、いやタプーちゃんの入ってるハウスをテーブル代わりに・・・

いただきます!

あの頃が懐かしいビクトリーのサンドイッチ風のボリュームたっぷりサンドに満足したら、さあ昨日は島の北側見て回ったから今日は南側ということで張り切って出発です。

レンタカーに乗り込みまずは街の景色を楽しみながら最初に向かうはコンビニです。コンビニといってもみんなが知ってるようなお店は島にはなく地元ローカルなお店ばっかりで、でも買いたいものが買えればなんの問題もなし、今週分のジャンプをゲットしたらこれで一安心とまた車を走らせ街を抜けます。

本当はジャングルの景色を楽しみに金作原原生林に行きたかったんだけど、地面ぬかるんでるしいつものバモスじゃないから無茶は出来ないと諦めて、でもそんなときはトンネルの脇から続く旧道に出ればプチジャングル体験出来るの知ってるから、今はもうほとんど誰も使わない山道を突き進むと・・・

これぞ奄美って景色が迎えてくれます!

そんな懐かしい景色の中に僕らの知らないものが2つ。ひとつは数年前に奄美大島を襲った豪雨災害以降発生し続けているという土砂崩れの跡で、あっちの山にもこっちの山にも崩れた痕跡が残っていて今も尚片側通行だったり次の災害に備えて土嚢が積まれていたり痛々しい光景が広がってること。そしてもうひとつは緑の山に立ち枯れた木がたくさんあることで、それは全てリュウキュマツで原因は松くい虫による被害だそうな。なので道路沿いには倒木注意の看板があっちにもこっちにも立っていて、広がる山の景色も違う場所に来たような感じ。

そんなわけで山道をドライブ楽しみながら途中で滝を発見したり昔の小さなトンネルを通ったり島を南へ下っていって、眼下に海が見えたらクネクネした道を下ってそろそろひと休みとやって来たのは住用のマングローブ。プキちゃんともここで遊んだり走り回ったりしたよねと懐かしく思い出しながら、まだ地面がぬかるんでるからタプーちゃん歩く場所を選んでもらったり抱っこしたりでお散歩です。

そして展望台へと続く階段にやって来たら、元気いっぱい一気に駆け上がり・・・

いい景色!

奄美のマングローブは西表島に次いで二番目の規模だから、宮古のマングローブに見慣れた目にはスケール感が違うなあと感じちゃいますね。遠くにマングローブツアーのカヤックがゆっくり進む姿を眺めながら自然の景色と美味しい空気と緑の匂いを全身に浴びたら、まだ南の端っこまではまだまだだから張り切って行きますか。

延々山道走ってようやく古仁屋に到着したらもうお昼過ぎ、なのでランチをと思うんだけどこの辺りで何があるのか全然知らないから、こんな時は地元の人に聞けとお魚食べたいし港で網の繕いしてる漁師のオジサン達に話しかけると、この辺は魚は獲れるけどあんまりそういう店はないんだなあ!ってそんなことってあるのかい。それでもなんとか答えは出たようでお店の場所を教えてもらったら、スナックみたいで怪しいけど赤いお店だからすぐ分かるよ!って、そして やってなかったら刺身だったら食わしてやるよ!って言ってくれて、お礼を言ってお別れしたら言われたとおりに車走らせるとあったあった、確かに赤くて怪しげな佇まい・・・

カレーがイチオシっぽいし!?

まあ自分達で探していたら絶対スルーしてるよねって言いながら、でもせっかく教えてくれたし入ってみたらスナックっていうかライブバーみたいな感じで、カウンターの壁には黒糖焼酎と洋酒がずらりと並び反対側にはステージがあってドラムやギターが。さっきの漁師さん達の風貌からは想像できないお店だけど、注文した海鮮丼と角煮丼はどっちも美味しかったからね。ありがとね!

食事の後はそのまま古仁屋の街をブラブラと散策し、当時はこうやって歩くこともなかったもんね!って言いながらローカルな田舎の商店を覗いたりして楽しんで。

ではせっかくここまで来たし端っこまで行っちゃうかということで、懐かしい加計呂麻島を右手に海岸沿いを走って東の端っこヤドリ浜へ。だけど僕らもう限界、何が限界って美しいビーチに早く行きたくて我慢できないとかそういうことじゃなく、もう眠くて眠くて我慢ならぬとそのままシート倒して40分ほどお昼寝タイムに突入です。そしてこちら違う意味で限界タプーちゃんにいい加減出ようよと起こされたら、日射しが出たり雲に隠れたりの浜をお散歩楽しんでますが、あっちでもお散歩楽しんでるワンちゃんがいて近付いてきたら・・・

どうなのどうなの!?

互いに興味津々顔会わせるんだけど、とにかくワンワン吠えられっぱなしのタプーちゃんなのでこれは大変と互いに反対側に引っ張られて行くのです。

そこからまた古仁屋の街に戻ったらメグミさんがジェラートのお店に行きたいってことで車走らせながら探すんだけど全然見つからず、最終的には見つけたんだけどわざわざ見つけにくいようにそうしたのか花屋さんの奥がジェラート屋さんという不思議な作りのお店でした。

ちょっと寒いけど海辺で加計呂麻行きのフェリー眺めながら食べたらさあ頑張って帰りますかということで、さすがに疲れたのでここからは運転手交代してもらって名瀬の街を目指します。そして来る途中で行きたかったのに通り過ぎちゃった場所があったから帰りに寄ろうと思ってたらまた通り過ぎて、なので引き返してやって来たのはこちら・・・

奄美らしい海と山!

瀬戸内から加計呂麻の雄大な風景を見下ろす高台から望む景色は雲がなく夕日が出てくれたら最高だったけど、それもまた奄美っぽいというかなんというか曇りや雨の多い奄美らしい色合いということで。

でものんびりとはしてられない、今夜はある場所へ行かねばならぬので急がなきゃと車走らせます。なにげに名瀬の街は宮古よりも渋滞するから結構焦りながら、なんとか裏道使って街を抜けてすでに真っ暗だけど懐かしい道を懐かしい場所目指して急ぎます。

そしてやって来たのはこちら・・・

暗闇の中に人の気配が! 

このサイズの建物があってその手前には屋寝付きの土俵があって、もう何も言わずともお分かりでしょうがここは公民館、僕らが当時住んでいた根瀬部集落の公民館にやってまいりました。ちなみに奄美では公民館と土俵はセットみたいなものなのです。

僕らの帰省に合わせたというわけではないんだろうけど、ちょうどのタイミングで今夜ここで集落のカラオケ大会があるからと誘ってもらったのでやって来たのです。もしこれがなかったら僕らに合わせて青壮年団の忘年会をしようと考えてくれていたみたい、本当に有り難いことです。

ドアを開け公民館に入るとあっちにもこっちにも知った顔が並んでいて、12年の時を経て少々白いものやシワが増えた感じだけど、おぉ久しぶり元気にしてたか!ってみんな声かけてくれて一気に懐かしさが込み上げてきます。僕らがいた頃も別のイベントに合わせてカラオケ大会があるにはあったけど、単独開催はこれが初ということらしくステージの上には第1回根瀬部東西対抗カラオケ大会と書かれていて、司会のイッペイ兄が相変わらずの盛り上げっぷりで開会を宣言しています。

変わらぬ光景です!

集落を西と東に分けての対抗戦だから団体賞もあれば個人賞で商品も出るからってことで、張り切って一組目から熱のこもった歌声が響いては拍手と指笛と声援が響いてます。そんな姿を僕は末席から眺めメグミさんは女性陣と一緒に見たりお手伝いしたりして、そして5組目まで終わったところでゲストの歌の後ひと休み。

するとここで司会のイッペイ兄が 今日はもう一組ゲストに懐かしい顔が二人・・・って僕ら前に呼ばれちゃってちょっと照れつつみんなに挨拶したりして。

皆さんお久しぶりです!

12年って言葉にすればただそれだけなんだけどそれはそれは長い年月なわけで、この街には僕らが島を離れた後も何組も人が来ては離れていったりもしてるわけで、もちろん僕らだって懐かしい顔もいれば顔見てようやく思い出したって人もいれば初めての顔もたくさんいるし、時の流れを感じずにはいられないわけで。

そんな中イッペイ兄がマイクを手に 根瀬部を離れて10年以上経ってね、普通は来ないしもう来なくてもいいわけだよ。だけど二人はこうやってずっと思いを持ち続けてまた来てくれて、嬉しいじゃあないですか!その言葉にグッと来たらそのまま深々と頭を下げ、拍手の中また席に戻り後半戦を楽しんでます。

そしてさっき挨拶した時宣言したから有言実行しなければと男はステージに上がりマイクを握るのです。何を宣言したかといえば島にいたときも一度カラオケ歌ったんだけどその時は残念な結果となったから、この12年で成長したってところを見せます!って。そしてその結果・・・

今宵一番の盛り上がりですけど!

いやぁ、本当にみんな喜んでくれて良かったなあ。島の田舎の集落だから過疎化高齢化の波はもちろん押し寄せてきていて、今夜ここに集まったメンバーも平均年齢60は下らないでしょうか。若かりし日の僕は自分の歌いたい曲を歌ってダメダメだったので、すっかり大人に成長した今(あの日もとっくに大人だったけど・・・)みんなが喜んでくれるようにここは演歌でいこうと雪國歌ったら拍手喝采客席から色とりどりの紙テープ持った人が駆け寄っては手渡され、なんだかこんな姿になっちゃってますけど。

そんなわけで西と東の出演者それぞれ10人ずつが歌い終えたらいよいよ集計そして発表となり、第1回根瀬部東西対抗カラオケ大会優勝チームは・・・・5対5の同点引き分けとなりました!ってなんとなく途中からそうなるような気はしていたけれど一応僕も東チームに貢献できたかなと。そして個人賞2人の発表、まずはひとりめは・・・・ヒロユキおめでとう!ってそうですかそうですか、それはそれはありがとう。受賞が嬉しいっていうか記念すべき第1回大会の受賞ということで、また来る日まで僕らのことみんな忘れず憶えてくれるかなというインパクト残せた嬉しさと、もらった商品これどうしようかってのが頭の中を駆けめぐってます。

これにてカラオケ大会は終了ひとまずみんなで片付けしたら、まだ全部は片付けず青壮年団を中心にメンバーが残って二次会がスタートです。

まだまだ歌ってるけどね!

ここからも久々の再会に地元の先輩方といろんなお話して楽しんでは 次は近々餅つき大会があるからおいで!ってそうそう来れはしないんだけど、素敵な時間を過ごさせてもらって僕ら幸せだなあと本当に感謝の気持ちいっぱいの夜となりました。

また必ず会いに来ます!

忘れたことと懐かしいことと!

奄美大島2日目の朝はゆっくり休んだからパチッと目覚め、なんとか雨も止んでくれたようでホッとしながら顔洗ってます。

ひとまずタプーちゃんトイレさせつつ朝ご飯を仕入に行こうと外に出たら、やっぱり奄美寒いよ~!って昨日までの与論からかなり気温下がってる感じ。特に当てもなく適当に歩いていたらパン屋さんを見つけたのでここにしようってことで、タプーちゃんがいるから交代でお店に入っては気に入ったのを選んでるんだけど、普段吠えないのに珍しく外からタプーちゃんの声が聞こえてきたから何があったと飛び出すと、残念というか微笑ましいというか・・・

怪しい人ではありませんから!


ホテルの部屋で朝食済ませたら、タプーちゃんにはちょっとお留守番してもらって街を散策といきましょうか。この12年でどれだけ変わったかなって思いながらまずは空港へと続く大通りを歩いてるんだけど、昨夜と同じで変わったとか懐かしいとかじゃなくメグミさんと二人して こんなに憶えてないもんか!?って本当に断片的にしか思い出せず、しかも今歩いて向かってるのは当時メグミさんがバイトしていたところで久々顔見せに行こうって通い慣れた道なはずなのによ。

残念ながらタイミングが合わず顔見せ出来なかったから、そこからは宮古ではあり得ないくらいの坂道を登って高台から街を見下ろし記憶を辿ってますが、僕ら二人揃って・・・

記憶喪失なのか!?

そこからも市街地を歩いては こんなお店あったっけ!?って、でもどう見ても30年くらい前からありそうな古びた店構えだったりして、自分達でも不思議なくらい。もちろんちゃんと憶えてる場所もあって、ちょっと覗いてみたかった奄美の三線屋さんに入っては奄美独特の弦とバチを買って、帰ってちょっと遊んでみようかと。

ひとまず街ブラ楽しんだら、帰ってタプーちゃん今日はバッグじゃなくケージのまま連れ出して、今日はここからバスに乗って空港を目指します。運転手さんに手伝ってもらってバスの座席に着いて出発したら、与論の倍のスピードにバスは倍揺れて不安そうな顔のタプーちゃんです。懐かしさとこんなのあったっけとが入り交じる景色を眺めながら街を抜け、ここでタプーちゃん人生初の・・・

トンネルだね!

このトンネルがまたガタガタした道で、暗いし激しく揺れるしトンネル抜けたらもうヘロヘロ状態のタプーちゃんなのでした。街から空港までちょうど1時間、ようやく着いたらやっぱり島は適当か、レンタカー屋さんが迎えに来るはずが来てないので電話して、待ってる間に島のオバサンが 可愛いワンちゃんだね!って声掛けて来て、今から飛行機で帰るのって聞くから今からレンタカー借りるんだけど飛行機とフェリーで宮古からワンコも釣れて来たんだって言ったら アゲ~!って、ああ奄美に来たなあって実感。

レンタカー借りたらいざ出発、せっかく島の北側に来たからそのまま北上し、だけどお昼食べられそうなお店もないままどんどん進み、そういえば以前プキの家のお客さんに聞いたカフェがこの先にあったはずと怪しげな細道を進んだら、オーシャンビューのカフェが見えてきた。気分は黒豚とか地鶏とか島の料理だったんだけどここはカフェ、なのでこんな感じの・・・

オシャレランチとなりました!

ポツポツと雨が降ったり止んだりの中ではあるけれど、海を眺めながらのんびりとしたランチタイムを楽しんで、その間タプーちゃんには車の中でひと休みしてもらってます。

ではそろそろ海に行くかと近くの土盛海岸に行ってみると、またポツポツ雨が落ちてきたからタプーちゃんはお留守番でちょっとだけ見に行くことに。住んでた頃はキレイだねと思っていたビーチだけど、どんよりした天気と荒れた天候を差し引いても宮古の海を見慣れた目にはやっぱり奄美色の海だねって感じに映っちゃいます。

とにかく寒いし!

お次はあやまる岬だけどあまりの寒さに今シーズン初のダウン着て、今度は雨が止んだからタプーちゃんも一緒に。海が一望できる場所までやって来たら、こんなのあったっけ!?ってまた見覚えのない公園みたいなのが眼下にあるんだけど、やっぱりどう見てもここ最近のものじゃなく記憶から消えてるだけみたい。せっかくなので下まで降りて荒れた海を眺めたり芝生の公園を走り回ったり、奄美らしい一面ソテツの森を歩きながら よく考えたらハブいるんだった!って急に怖くなったり。

そこから目指すは島の端っこ用岬、ここで道は行き止まりで見上げる絶壁の上に灯台がそびえ立ち、そこへと向かうメチャメチャ急でメチャメチャ怖い階段が。でもね、やっぱり見覚えないっていうかあり得ないけど 来るの初めてだね!?って。高いところ苦手な僕なのでかなり勇気振り絞って登り始めると、やっぱり親子は似るのかタプーちゃんも・・・

端っこ過ぎてそこ階段じゃないから!

頼りなさ抜群の手すりは逆に怖くて手を掛けられないし、ビビリながら登ってくとようやく安心できる場所に。そしたら目の前には何年ぶりでしょうか小さな滝があって思わず写真撮ったりして、最後にもうひと頑張り急な階段上がってるとここでまた雨が降り出し行くか戻るかメグミさんと意見が分かれるも、慌てて降りるのは危ないから行っちゃえってことで、ダッシュで頂上まで上がったら灯台の陰で雨をしのぎます。

屋根はなくても横殴りの雨だから風下にいたら平気、しばらくして止んだら灯台の周りをグルッと回ると、ここでタプーちゃん台風以外じゃ人生マックスの猛烈な風に・・・

耳が耳が~!

というわけで激しく楽しい北の端っこ体験を満喫したら、ここからは海沿いの道をドライブしながら街を目指します。色々寄り道しながら帰ってきたらお風呂入ってサッパリして、もう着いてるから早くおいでよ!って電話があって慌てて外に出たら島の飲屋街屋仁川を目指します。

お店に入ると久々の顔がニッコリ笑顔で迎えてくれました。久しぶりに帰るよ~!って連絡入れてたら今夜飲もうってこととなり集まってくれたのは、僕らが住んでた根瀬部集落で仲良しだったタクちゃんハルユキ兄タカヨ姉と子供達。まずは久々の再会に乾杯したら賑やかな宴が始まって、そしたら見知らぬオジサンが声掛けてきて 写真を撮らせてもらいたいんですが!って何でしょか。お店の宣伝用写真ということで地元の南海日日新聞に載るそうで、いいよ撮って撮ってって・・・

カメラ構えてるところを撮ってみた!

ではせっかくだから僕のカメラでもということでお願いしたら、みんな笑顔で・・・

久々のメンバーで!

あれから12年、互いに色々変わった事もあるし聞きたいこともあるし、だけど一番変わったのはユウカアリサ、すっかり成長して高校生と中学生だけど僕らがいた頃はまだ4歳と2歳とかだったかな。アリサは絶対憶えてないだろうと思ったけどユウカはどうかなと聞いてみたら ワンちゃんは憶えてるよ!ってそうかそうかそうだよね、僕らだって色々忘れてるもんね。

いっぱい語っていっぱい飲んで気がついたらもうこんな時間、っていうか子供達ずいぶん前から座敷で転がって寝ちゃってたけどね。タカヨ姉と子供達が先に帰ったら、ハルユキ兄とタクちゃんと4人で奄美の夜の街を歩いてバーに行き、二次会に・・・

また乾杯!

また熱く語ってはカクテルとか黒糖焼酎とか飲んで、そして最後は カラオケ歌ってよ!って言うからじゃあ先にタクちゃん歌いなよって。さっきは12年経って互いに成長したなって話してたのに残念っていうかなんていうか、最初出会った時メグミさんが 怖い人がいたよ絶対あの人元ヤンだよ!ってビビってた強面タクちゃんが、12年の時を経て嬉しそうな顔してAKB歌ってるこの変わり様。

今夜はハルユキ兄にすっかりご馳走になっちゃったのでお礼を言って、フラフラと真夜中の道を奄美寒い寒い言いながらホテルの前でお別れするのでした。

久々の再会嬉しかったよ!

さよなら与論そしていよいよ・・・

昨夜から降り出した雨は夜中も降ったり止んだり繰り返したようで、目覚めたらメグミさんが準備してる間にタプーちゃんのお散歩はカッパ着せてちょっとだけ歩かせて、8時になったら宿で食べる最後の食事をテレビで流れる朝ドラ見ながら頂きましょう。

和洋折衷な朝食でした!

この辺りから本格的に雨の天気となってきたから、食事の後行けそうだったら近くのビーチまでお散歩しようと思ってたけど食堂とお部屋の往復でも大変な状態だからもちろん行けません。

お父さんが早めに出発するかと声掛けてくれてたのでのんびりと準備して、ではここでお別れ お世話になりました!ってお母さんと言葉を交わしたら、お父さんの運転する車は一昨日来た道を港まで。とはならずちょっと時間があるから色々見ながら行こうって言ってくれて、あっちのビーチこっちのビーチと・・・

ありがとう!

結局昨日と一昨日歩いたのと合わせて、ほぼ島一周見て回ったことになるのかな。
港に着いたらタプーちゃん全然歩かせてあげられてなかったし今日はこの後奄美大島に着くまでハウスに入りっぱなしになっちゃうから、地面の濡れてないとこ選んで歩いてもらっては、フェリーを待つ人達や港のオジサン達に愛想振りまいたりして。

ではフェリーもやって来たしプチお散歩もここまで、最後に喉を潤しなさいということで・・・

もうそこまで来てるからね!

ではいよいよ別れの時、ありがとうございますと握手したら昨夜言ってた通りあるものをひとつずつ手渡され、来たとき同様重い重いスーツケースとタプーちゃん持って階段上がったら、ひとまず手続き済ませタプーちゃんをペット部屋に入れてデッキに出ますか。

宿のお見送りとか色々いたけどすでにそこに残ってるのは港湾作業員の人達の他にはお父さんひとりで、いよいよ出航というタイミングでお父さんが指笛鳴らすと僕らさっき手渡されたものを思いっきり投げて、人生初のテープ投げを・・・

届くのか!?

今日も結構な北風が吹き荒れた天気なもんだからメグミさんのテープは下の階へと逆戻り、僕のは途中で切れちゃって結局お父さんの手にはもう片方の先が届くことはなく、ヒラヒラと風に舞う二色のテープを握りしめ・・・

イメージとは違うけど構わん構わん!

船の別れってこうだよね・・・って車や電車や飛行機とは違う余韻というか切なさというか、見えなくなるまで手を振る豆粒みたいにちっちゃいお父さんを見ながら思い、最後はゴミにならぬよう糸巻き巻きの要領で紙テープ回収したら、ここから夜の到着まではのんびりしたりネットは繋がらないけどパソコンに向かったり。

出航して2時間くらいで次なる島沖永良部に到着したら僕ら降りるわけじゃないからデッキから眺めてたんだけど、さっき与論の港で積まれたブタさん達が、ブタさん達が・・・

ここで降ろされどうなるの!?

そんな姿を見届けたらちょっと休憩お昼寝タイムに突入したり、奄美でも全力で遊べるように体休めてます。

そして次なる島は徳之島、もう日が傾き始めてるとはいえ船は北上を続けてるから海の色も島ごとに変わってきて、沖永良部までの青い海から徐々に奄美っぽい色合いに変わってきてる感じがします。それにさっきまでの珊瑚礁の島とは違って、雲に隠れるくらいの・・・

山だってあるし!

ここでもまたデッキに出て景色を眺めるんだけど、日が傾いてきたせいかそれとも北上してきたからか、はたまたその両方か、急に寒くなって 早く中に入ろう!って逃げちゃうくらい。
そんな感じなのでタプーちゃんは大丈夫かなと見に行ってみると、暗闇に浮かび上がるその姿は・・・

恨めしや~!?

やっぱり寂しいようでハウスのドア開けたらガシッとしがみついて離れなくて、だけどもうちょっとの辛抱だからと我慢してもらってペットルームのドアを閉めます。

なかなかこういう船旅ってのも出来ることじゃないし、奄美に着く時間も遅いし今日は車の運転もないから船で窓から海の景色を眺めつつ飲むってのをひとつの楽しみにしていたんだけど、なので与論出る前にちょっと買い出しとかしてきたんだけど、そろそろいい時間じゃないと思ったらなんだか聞こえてくるのは風の音、ではなく気がついたらメグミさんまたしても船酔いでフーフー辛そうです。

なので計画は断念僕はひとりプシュッと缶ビール開けては窓の外を眺め、そうこうしてる内に奄美大島にそろそろ到着の時間。すっかり日も落ち真っ暗な中、デッキに出て外を眺めると・・・

懐かしき名瀬の街灯り!

船が接岸するとこれが最後と頑張って荷物とタプーちゃん担いで船から降りると、奄美らしいといえば奄美らしい、冷たい雨が落ちる船着き場です。なのでホテルまですぐなんだけどタクシー乗って車窓からの景色を眺めては、懐かしい・・・っていうかここはどこ!?って懐かしいって言いたかったのに今どこを走ってるのかも分からないような感じ。よくよく考えたら島に暮らしていて船に乗るってことはなかったから、フェリーターミナルなんて島を離れる友達の見送りで1回来ただけかも。

そんなわけで12年ぶりの奄美再上陸は、連続で船酔いメグミさんなのでホテルに着いたら明日からに備えてゆっくり休む夜となりました。

復活して明日から楽しまなきゃ!

今日もいっぱい歩いたね!

与論二日目の朝は与論献奉にやられてお酒の残る朝で、メグミさん 最後はどうやって寝たのか覚えてない・・・とか言ってるし、天気も曇りでどんよりとした雰囲気からスタートです。

まだもうちょっとだけ寝させてと思ったら6時半頃から朝の放送大音量で流れてくるし、タプーちゃん歩き疲れて爆睡かと思いきや夜明けと共にキュンキュン寂しそうな声がお外から聞こえてくるし、仕方がないなと窓を開け抱っこするとなぜだかお腹ギュルギュル鳴ってるし。

どうしたタプーちゃん!?

なので 昨夜ちゃんとご飯あげたよね!?って言いながら、8時の朝食に合わせて食堂に行ったら和食の朝ご飯久しぶりとか思いながらお腹を満たすとようやく目覚めた感じ。

今日もバスと歩きで頑張るぞということで準備したらいざ出発、バス停でタプーちゃんカバンに入ったらやって来たバスに乗り込み今日はちゃんと乗り放題券ゲットして、のどかな道をのんびりと・・・

バックミラーに映ってます!

昨日と同じバス停で降りたらそこからバスの通りをのんびり歩き、途中史跡があったり小学校の校庭に土俵があるのを見つけては、やっぱりこの辺の文化は奄美って感じだねと思ってみたり。

そこから急な坂を上ったら到着した場所は与論城跡、お城の跡といっても石垣が残るだけでそこに神社が建ってたりして、当時に思いを馳せながら時の王様も見たであろう眼下に広がるこの景色を、タプーちゃんと共に・・・

やっぱり宮古っぽいけどね!

そこからは下り道をどこまでも、今日はまだ海に辿り着いてないやと思いながらテクテク歩き、まだ海まではかなり下らなきゃだけど途中で昨日は見えなかった沖縄本島が水平線の向こうかすかに見えて来ましたよ。

思ったよりも近くてビックリはしたけれども、さすがに思ったより近いとはいえ飛べないから来れないだろうと思っていたのに、まさかまさかこんなところに・・・

あの姿はもしや!?

そう、沖縄本島北部にのみ生息する国の天然記念物ヤンバルクイナ、もちろん本物なはずもなくその巨大な像じゃないですか。緑に埋もれて最初顔だけ見えた時にはドキッとしたけど、海の向こうに見える生まれ故郷をまっすぐな目で見つめるヤンバルクイナさんなのでした。

そこからさらに海目指して坂道降りてくと、途中でなんだか景色に違和感が。何かなこれと思いながらガードレールの下に目をやると、そこにはヤンバルクイナよりも巨大な・・・

クジラだね!

宮古もでっかいの好きな島だけど与論も負けず劣らずそういうの好きみたい、やっぱり似てるよなあと思いながら、すでに結構歩いてるから疲れが出てるけど頑張ってまた歩き始めます。

途中タプーちゃんに興味津々の牛さんが顔近付けてきてビビッたり、そんなことしながらようやくビーチに出たら、大波にやられたか護岸の手すりが倒れていたりコンクリートが剥がれて歩けないような場所があったり、後で聞いたら去年の記録的な台風でみんなやられちゃったみたい。ビーチの先にはギリシャ風の別荘らしき建物が並んでいて、だけどほとんどが空き家状態で荒れ果てた様子。その中に一軒カフェがあったからここでようやくひと休みと思ったら、月・水・金はお休みですって休みすぎじゃない?

そんなわけでかなり疲労が溜まってるけどもうバス停まで行くのも街に出るのも距離変わんないし海沿いの道を諦め街を目指して歩いてますが、ちょっと腰を下ろせる場所を見つけたらひと休み、すでにお水飲み干したタプーちゃんに僕らのお茶分けてあげたらガブガブ飲んで、さすがにタプーちゃんも・・・

疲労困憊の様子!

それでも気合い入れ直して頑張って歩きようやく街に入ったか本日ひとつ目の信号を発見してテンション上がったら、ひとまずランチだとメインストリートを見て回るもそれっぽいお店もないしタプーちゃん入れてもらうことも繋いでおくことも出来ないし、ならば海もすぐだし景色眺めながらお弁当にするかということでなかなか素敵な品揃えのお店を見つけたら、与論風の弁当でも何でもないですが・・・

こんなのありました!

与論もやっぱり沖縄風のボリューミーなお弁当が主流のようで、だけど僕らそんなに食べれないからこれはいいやってことで、ウ・ドアンペンさんが作ったというタイ料理のお弁当を ドアンペンさん辛いよぉ~!って言いつつ海眺めながら食べてます。

今日はさすがにここから宿まで歩く元気はないし気力もないしバスの乗り放題チケットはあるし、タプーちゃんも限界来てるからやって来るバスをしばらく待つことに。そしたら島のオバサンが近寄ってきて、可愛いワンちゃんだね!って話しかけてきては珍しそうに見てるんだけど、今までも何人かに声掛けられたけどみんな可愛いねの後にでっかいねとか太ってるとか足が短いとか尻尾がないとか、きっと与論にはコーギーいないんだね。奄美の時も最初みんなそうだったし。

そんなオバサンとおしゃべりしてたらバスが来て、乗り込んだらあっという間に宿近くのバス停に。歩いてたら宿の隣のオジサンと目があったから 終わりが見えてきましたね!ってねぎらいの言葉を。何が終わったって、今朝出発するとき新築のお家の庭にせっせと芝生を張ってる姿を見つけ声掛けてたわけ。で、帰ってきたらちょうどもう一息で終わりってところまで作業が進んでたからまた声掛けてみたんだけど、その首で本当にご苦労様です!ってオジサン首を骨折して2ヶ月入院してたんだって、コルセット着けながら芝貼りしてたからね。あと1日いたらウチの新築祝いに招待したのに!って言われながらお別れです。

帰ってハウスに入った瞬間バタンキューのタプーちゃんをそっとしておいてあげて、お風呂入って準備したら今夜は街へ飲みに出掛けることに。お父さんオススメのお店にやって来たら、ネタケースには新鮮な島のお魚メインに並んでいて、そしてネタケースの上には・・・

何人前握ってるのでしょうか!?

地元の忘年会があるそうでひたすら握り続けてる大将ですが、宮古から来たんだと話したらそこから話は弾んでおしゃべりしながら美味しいの食べつつビール飲んで、今夜は飲み過ぎないように軽めで終わらせたら ごちそうさま!とお店を後に。お父さんが迎えにまで来てくれたので宿まで帰ったら、今夜はまたいいのがあるんだ!って昨夜はこちらも最後の方記憶がないんだというお父さんだけど今夜も飲む気満々の様子。

今夜は与論献奉やらないからということで これを飲みなさい!って出してくれたのは・・・

鹿児島の芋焼酎!

そして以前宿のお客さんの結婚式をやったんだとビデオ上映会が始まったら、お次は先日やった十九の春世界大会ってイベントの上映会が始まって、そして最後は生演奏で・・・

三線の音色が響きます!

その後は アンタも弾いてみなさい!って渡されたので普通に弾いたらビックリされちゃったけど、それにしても弾きにくい、三線弾くツメがね、プラスチックの水道パイプを削って作ったやつで、しかも釣り糸で三線と連結されて 酔っぱらって弾くとすぐどこかへ行っちゃうもんだから!って無くさない仕様になってるわけ。

そんなわけで与論最後の夜はお母さんによる強制連行もなく無事終了し、今日は覚えてる!ってお父さんのしっかりとした言葉で締めくくりとなりました。

今日も楽しかったけど・・・

さすがに2人と1匹揃ってヘトヘトです!

色々似てるよ与論島!

旅行2日目の朝は雨も上がっていい天気のはず、なぜにはずって言葉を使うかと言えばまだ夜も明けぬ5時起きだから。都会の夜空は星も見えず晴れてるのかどうかもホテルの小さな窓からは分かりにくいけど、ひとまず雨は大丈夫そうだし一安心。

バタバタと準備したらお願いしていたタクシーの時間にギリギリ間に合いまだ夜も明けぬ内にチェックアウトですが、朝食の時間前にチェックアウトと聞いて有り難いことにホテルでお弁当用意してくれていましたありがとう。

5分ほどで乗り場に到着したら、まだ時間に余裕があるのでひとまずハウスに入りっぱなしのタプーちゃんを出してあげてちょっとだけお散歩しますか。

今からこれに乗るんだよ!

というわけで今回旅の目的は奄美大島なんだけど、せっかくだから与論島にも行ってみたい!というメグミさんのリクエストで今日はこれから早朝のフェリーに乗って与論島を目指します。波の高さ3mにうねりを伴うとか言われたらビビッちゃうけどアネロン飲んだから大丈夫か、だけどまだ二人してお酒残ってるし初日から飲み過ぎたなって思いながら、乗船の時間になったらまずは最初の関門長くて急な階段を20キロオーバーのスーツケース持って上がるのに一苦労。

タプーちゃんをペット部屋に入れたら暫しのお別れだけど、それにしても那覇の街は宮古と全然違ってちょっと歩いただけでタプーちゃん足の裏真っ黒大変だったね。ひとまず落ち着いたら目覚めのコーヒー飲んで、船が動き出したら上の階のデッキに出ては景色を眺めると、ようやく夜が明け那覇の街並みが浮かび上がり・・・

与論目指して出航です!

では目覚めのコーヒー飲んだところだけどやっぱり眠いねってことになり、ひとまず二等の雑魚寝部屋に転がったら、目覚めてちょっと遅めの朝食は窓際のテーブルで海を眺めながらホテルのテイクアウトグルメをいただきますか。

ちょっとオシャレやん、「遅めの朝食は窓際のテーブルで海を眺めながらホテルのテイクアウトグルメを・・・」ってイメージ的にはなかなか素敵な感じだけど、まあ実際のところは・・・

笑っちゃってるし!

ホテルのテイクアウトグルメはお茶碗2杯分はあろうかというご飯をパンパンに詰めてあって、いかにも沖縄って感じガテン系の弁当で重い重いし絶対食べきれないし、サンドイッチとかだと思ったら・・・って受け取ったときの重さで大体予想はついてたけどね。

ここまでずっと沖縄本島を横に走ってたフェリーだったけど、それまでも波とうねりで結構揺れてたのが横に島影がなくなったらさらに揺れが激しくなって、気がついたらメグミさん三度寝突入してると思ったら船酔いでフーフー辛そうです。
なのでせっかく与論島が見えてきたのに起きれないから僕ひとりで最上階のデッキに出たら、宮古っぽい平らな島を境界に上も下も・・・

青一色!

重い重いスーツケースとタプーちゃんを抱えてフェリーを降りたら今日からお世話になる民宿のお父さんお母さんが迎えてくれて、景色を楽しみながら宿を目指して出発です。と思ったら走り出してすぐに 与論にはカメが2匹いるのを知ってるか!?と仰るのでもちろん存じ上げませんと。そしたら車を止め言われるままに海をバックに並んだら僕のカメラで写真撮ってくれるんだけど、なんだかゴチャゴチャいじってるなと不安に思っていたら・・・

真っ白ですよ!

後で気付いたら案の定設定いじっていてISO6400ってそりゃあ真っ白にもなるよね。ちなみにカメは僕らの背後にある岩のことでした。
宮古よりさらにちっちゃい街を抜け、サトウキビ畑が広がる景色を眺めながらしばらく走ると民宿に到着です。

今日からお世話になります!

ひとまずお茶いただいたら 黒糖とか珍しくないよね!?って宮古から来た僕らにいつもと勝手が違うねってお母さんなので、先日も黒糖作りしたんですよ!って言っては笑ってます。

では張り切って出発しますかということで、レンタカー借りようかレンタサイクルにしようか色々考えたり事前にタプーちゃん自転車と一緒に走る練習してみたりしたんだけど、残念ながら上手くいかなかったのでならばと今回はバスと徒歩で島を楽しむことに。

すぐ近くのバス停まで歩いたら、事前練習の成果を発揮してよということで・・・

これでバッチリ!

バスの中でも静かにお利口さんしてくれていて、宮古でも乗ったことのないバスは宮古のバスよりのんびりゆっくり島の道を進み、僕らの他に乗客3人も乗っててビックリだったり。メグミさんが事前に調べて2日間乗り放題券があるってことで降りるとき運転手さんに言ったら 今は持ってないから券は明日渡すよ!ってひとまず支払いは明日でいいよと今日のところは無銭乗車に、こんな適当な感じもまた島っぽいよね。

バスを降りたらタプーちゃんを先頭に元気いっぱい歩き出しては与論島の景色を楽しみながら海を目指してるんだけど、タプーちゃんは気付いているんでしょうか・・・

いつもの散歩道じゃないことに!

もうね、僕らでさえ思わず 一緒やん!って言っちゃうくらいに同じ景色、サトウキビ畑が広がり山のない平坦な島には遠くに風車も回っていて、海の色もすぐ手前ヤンバルの海とは全然違ってやっぱり宮古っぽいブルーの海なのです。唯一違うのは宮古の箱みたいなコンクリートの家はほとんどなくて、トタン屋根のお家が多いのはやっぱり奄美諸島なんだなって感じたり。

そしてこんなところまで似るのかと思いながら、最初に着いたビーチは前浜海岸って。ここでは魚釣りしてるオジサンに声かけたら 今日はダメだよ!って本命の魚は釣れていないようで。

釣れてないわけじゃないけどね!

そこからは風車を通り過ぎ灯台まで着いたけど、ここでカメラが壊れてちょっと焦ったけどしばらくしてなんとか復活したら、ここからちょっと海を離れて畑の道を歩き、またビーチに出たら・・・

やっぱり宮古っぽい!

こっちの方が前浜って雰囲気のビーチだけど、こちら与論で一番広く一番有名な大金久海岸です。何故に有名かといえば遠く沖合に干潮の時だけ出現する百合ヶ浜があるからね。だけど今日はそんなに引かないし風も強く波も高いから沖にはグラスボートが1艘だけ浮かんでいて、のんびり浜辺を歩いてるとボートが戻ってきたからなんとなく眺めてます。

そしたらボートは砂浜に頭から突っ込んで女性がひとり浜に降り、ショップのオジサンも降りたらカバンをひとつ置いて慌てて戻るんだけど、一歩間に合わず押し寄せる波と風に流されボートは浜に座礁。オジサンひとりで頑張るんだけどすでにプロペラも砂に埋まってるようで全然動かないから、そんな予定ではなかったけど仕方がないとジーパンの裾上げサンダル脱いだら駆け寄って、二人並んでジャブジャブと・・・

無事脱出成功です!

なんとか脱出したら沖のブイに係留してるのを見ながら 百合ヶ浜キレイでした!?って女性とおしゃべりして、どこから来たの!?って聞いたら 石垣島です!って、なので僕らは宮古からって言ってはすごい偶然だねって。石垣から宮古から与論に来たのも偶然なら、島一番の1.5キロは続くビーチに僕ら3人が唯一の観光客だったから本当に凄い偶然だよね。

ボートを沖に留めたオジサンがサーフボードで浜まで帰って来るんだけどその姿がまた面白くて、いつもあんなドキドキ状態でやってるのってハラハラ&笑いながら3人で見ては、またどこかでとお別れしてまだまだ続く砂浜を歩いてはタプーちゃん好みの岩穴があったから、これは突撃しなきゃと潜ったら・・・

アラいい感じ!

その後もビーチの清掃してるオジサン達に声掛けおしゃべりしたり、まだまだ歩いて最後は皆田海岸に。

到着して早々から3時間以上は歩いたでしょうか、帰ったらもう足クタクタでも大満足。お風呂で疲れを癒したらちょうど夕飯の時間となったので、タプーちゃんにはお留守番してもらって食堂の方へ。ちなみにここはワンコOKの宿ではないんだけど、ハウスに入れてテラスに置いておくならいいよということでご厚意に甘えてお世話になった次第。

オフシーズンだから今日も明日も他にお客さんがいないということで、もちろんプキの家みたいに宿のオーナーが一緒に食卓囲むわけじゃないからメグミさんと二人の夕飯です。缶ビールがあるって書いてあったからお願いしたら、あれれこっちしかないね!?ってことで・・・

久々の瓶ビール!

しかもサッポロだし、意外にも与論はオリオン率がそんなに高くないみたい。乾杯してさあ食べようと思ったら箸がない、なのでお母さんに伝えたらハッとした顔で そうそう与論にはお箸がないからね!って笑いながら、そしてようやく食べ始めると今度はお刺身の醤油がない、なのでお母さんに伝えたらハッとした顔で そうそう与論には醤油がないからね!って、何カ月ぶりのお客さんだから段取り忘れちゃったね!って冗談言っては笑いながら、島の魚や野菜を使った美味しい料理をいただいてます。

そしてひとしきり食べ終わった頃合いを狙っていたかお父さんが張り切って登場したら、今夜は飲むぞ!って片手に与論のお酒島有泉と、もう片方の手になぜだか宮古のお酒菊之露。黒糖焼酎と泡盛の違いはあるけど与論と宮古はまた似たところがあって、宮古はオトーリがあるように与論には与論献奉ってのがありまして、まずはお父さんがレクチャーしながら回してくれたら 次はご主人の番だから!ってことで・・・

初めてのようないつも通りのような!?

お父さんから島の歴史だったり文化風習だったりいろんなお話聞いたりしつつ、与論献奉の後は乾杯して楽しく飲んで、先日旅のお供にとシホちゃんから頂いたお菓子をツマミに楽しい夜を。

上機嫌なお父さんですがこれがいつものことなのかそろそろという頃合いでお母さんが登場したら、ひとまず一緒に楽しんで・・・

これにて終了強制連行されちゃいました!

プキの家だとここでもう日付が変わってるってパターンだけど、与論の夜は早いのかまだ10時とかですけどさすがに疲れたし飲み過ぎたから、お部屋に戻ったら二人揃って知らぬ間に倒れていたようで。

いろんなものが似ている島だから旅行気分があるようなないような、あやふやな感じではあるけれど・・・

楽しいってことだけは間違いなし!

第二の故郷に帰ってきます!

お休み初日の朝はなにげに早く、ゆっくり体を休めたいところではありますが夜明けと共に動き出してます。

朝食の後はタプーちゃんのお散歩にと思ったらポツポツと雨が、なので昨日シャンプーしたばっかりだし汚したくないしひとまず無理だね後で止んだら行こうってことでバタバタと準備に取りかかり、しばらくしたら止んだし地面も濡れてないからこれなら大丈夫と出発です。昨日のお散歩は気が抜けたかヘロヘロで歩いた僕だったけど、一夜明けたらすっかり元通りで元気いっぱい歩いて気がついたら海中公園まで来てて、でもよく考えたら危険だねと思った次の瞬間危険が迫ってきたから・・・

走って走ってタプーちゃん!

雨が止んだとはいえ今日は1日降ったり止んだりの予報だから、油断して遠くまで来ちゃったらまた降り出して朝からダッシュで結局帰ったらヘロヘロみたいな状態です。

そこからはまたお出掛け準備を頑張って、そしてこちら昨夜試行錯誤して1回だけ成功したから少しでも本番までに慣れておいてもらわねばということで、出発前にもう一度・・・

お利口さんに出来ました!

旅の途中カバンに入ってもらわねばならない状況が発生しそうなので、もちろん島暮らしにそんなシチュエーションありませんから初めての経験だし、もちろん犬用のカバンじゃなく普通のボストンバッグだからちょっとだけ工夫して、なんとか入ってくれたからお部屋の中をお散歩楽しいねって歩き回ったらまんざらでもない顔のタプーちゃんです。

では出発今回の旅はどこへ行くのかと言いますと、一昨年は僕の実家&神戸で飲み会&お泊まり会の旅、去年はメグミさんの実家&横浜で飲み会&鎌倉観光&ナベの家お泊まり会の旅だったので、今回は帰省は帰省でも僕らにとって第二の故郷奄美大島に帰省旅行となってます。宮古に来て早12年、その前に住んでいた奄美大島へは宮古に来てから初の帰省だから12年ぶりとなるのでメインの奄美は観光っていうよりも帰省の旅って感じになりそうです。

ではでは準備も万端今回はタプーちゃんも連れてっちゃおうということで、旅行の前のエチケットとして昨日シャンプーしたり準備したから、車に乗り込んだら・・・

いざ出発!


空港へと向かう前にちょっと寄り道は市役所で、期日前投票ってヤツを済ませてから空港に着くと、手続きしてタプーちゃんを預けるけど全然不安そうなそぶりも寂しそうな声もなく普通に連れてかれちゃってるタプーちゃん。ちょっとくらい寂しい感じ出してくれてもいいんだよ。

雨はなんとか降らずにいてくれてるけど上空は結構荒れ模様で、揺れが激しいからタプーちゃん大丈夫かなと心配しつつ那覇空港に到着したら、ケージに入ったタプーちゃんが出てきて空港のお姉さん達が、グルグル巻のテープを剥がしてくれてますが・・・

大丈夫っぽい!


ひとまず元気そうで良かったと安心したら、重いの抱えてゆいレールでホテルまで。本島は曇りの予報も残念ながら宮古よりも悪天候で、駅からホテルまでも歩いて5分って距離なのにタクシー使って到着したら、一息ついてからホテルの大浴場で疲れた体を癒そうかと。

夕方5時からということでちょうどの時間に行ったらまだ準備中、なのでメグミさんと二人で待つも沖縄時間ってヤツか全然誰も来ないから自分達で照明スイッチ入れて入っていたら、しばらくしてガチャガチャ音が鳴り人の気配がしてたけど15分遅れだからね。それにしてもこの大浴場、湯温40度って書いてあったけど足先つけたら34度くらいだし中に入ったら底の方水だし寒いし冷たいし、ライオンの口からお湯出てるからここならと近付くも、出てるの水だし寒いし冷たいし。

というわけでお風呂で温まってから夜の街へと繰り出しオリオン飲みながらブラブラ歩く作戦は雨だし寒いし冷たいし中止となり、傘さしてお出掛けしたらこんな場所を・・・

いわゆるディープって景色だね!


国際通りからはそんなに離れていないけどちょっと奥に入ったら昭和な感じ、大阪で言う新世界みたいな空気感の細くてゴチャゴチャした路地が続いていて、そんな場所を抜けお目当てのお店にやって来たら、ひとまずここから旅の始まりと・・・

冷え冷えジョッキで乾杯です!


沖縄に来たからには沖縄の料理を食べたいなんて思いは僕らにはないので普通に赤提灯がぶら下がった焼き鳥屋さんだったりするんだけど、焼き加減も上々で熱々美味しいの食べながら冷え冷えビールで流し込み、これからの旅の話しだったりここ最近プキの家に遊びに来たみんなの話しで盛り上がったり、初日の夜は那覇だしまだそこまで旅行気分でもないままに・・・

スローなスタート切ってます!

ひとまずこれにて一区切り!

今の季節は朝日が昇る時間も遅く、夜明け頃に目が覚めたらお二人さん綺麗な朝日見れてるかなと窓から外を眺めると、残念ながら雲が広がり太陽を隠してらっしゃる。なのでセイジさんユウコさんが帰ってきたらやっぱり朝日は見えなかったそうで、それでも海も景色も綺麗でしたよ!って頑張って早起きした甲斐はあったようで良かった良かった。

朝食タイムはまたのんびりとおしゃべり楽しみながら、食事の後はお散歩も行きます行きますってことで準備したらいざ出発。景色や植物やサトウキビ畑を眺めながらビーチまでやって来たら、やっぱりこっちの海はいいですね!って昨日物件探しで見た東側の集落や海は重々しい雰囲気があってどうもお気に召さなかったようで、この辺りの雰囲気がお気に入りっていうんだけど・・・

結構どんよりしてますね!?

そしてセイジさんがカニの穴に棒突っ込んだらタプーちゃんが同じ穴に鼻突っ込むからみんなで笑って、今度は必死に穴掘りしては顔中砂で真っ白になってる姿にまた笑ったら、さあそろそろ戻りますか。

帰ってきたらプキマウンテンの周りを走り回るタプーちゃんを見ては やっぱり芝生いいなあ!って言ったり、アプローチを興味津々見てるから廃材使って自分で作ったんだよって言ったら コレいいアイデアですね!ってマジマジと眺めたり、そしてこちらデッキの石壁も自分で作ったんだよって言ったら・・・

興味津々母と子です!

もうね、あまりにもプキの家気に入り過ぎちゃってるから、それじゃあ僕らがこの世からいなくなったら次住めばいいんじゃないって、だからぜひ僕らよりも長生きしてね!って言ったら さすがにそれは無理!って即答でしたね。

では名残惜しいがそろそろ行かねばならぬ、ちょうどのタイミングで雲も切れて青空広がってきたから、看板に並んだら・・・

今度は家族揃って来るのかな!?

男3人兄弟それぞれ家族連れで貸し切っちゃおうかなってセイジさん言ってたけど、人数聞いたら完全にキャパオーバー。だけどみんながいいなら家族だしそれもまた楽しいし、ひとまずまた遊びに来るのは確定のようなので また会う日を楽しみにしてますよ!って。

そんなわけで沖縄本島も楽しんでねと、そして移住計画頑張ってねと出発するお二人を見送ったらひとまずプキの家はこれにて一区切り、明日から1週間ほどお休み取ってるのでそのための準備に取りかかります。

荷物詰めたり片付け頑張ったりやるべき事を二人それぞれ頑張ったら、ちょっと早めのお散歩は西平安名崎まで往復1時間半。一区切りついて気が抜けたか歩いてるだけなのに脱力感がハンパなくヘロヘロですが、この距離の何倍も、この時間の何倍もかけてシホちゃん那覇マラソン頑張ってるんだろうなあ、そろそろゴールしたかなとか思いながら帰ってきたら、明日からに備えてタプーちゃんシャンプーで綺麗サッパリしてもらって、タオルでゴシゴシ拭いた後は・・・

ダッシュダ~ッシュ!

なぜだかタオルで濡れた体を拭いた後、僕と一緒にお部屋を廊下を全力で走り回るのが恒例行事になってるタプーちゃんです。

お天気大丈夫かな、寒くないかな・・・そんなことを考えながら天気予報をチェックして、きっとみんなも旅行前ってこんな感じなんだろうなと思いながら、お休み前日はお酒も断って早めに寝るとしましょうか。

明日から第二の故郷に帰ってきます!

二夜連続で熱い夜を!

荒れた天気が続いた宮古島ですが、今朝はようやく朝日も見えていい感じ。そんな中夜明けと共に早朝のお散歩楽しんでるのはシホちゃん、さすがに本番前日に走るのは良くないからと遠見台行ったりサトウキビ畑の道をのんびり歩いてきたようで、笑顔で帰ってきたら 暑いわぁ!ってそれはこの時期幸せなことで。

そしてこちらゆっくり寝ていたハンさんキムさんも起きてきたから、ほら見て見て!って呼んだらデッキからの景色を眺めては キレイですね!ってこちらも笑顔になってます。

では朝食の準備が出来たらそんな景色を眺めながら・・・

素敵な1日になりそうだね!

食事の後はみんな揃ってタプーちゃんのお散歩に出発したら、さっきシホちゃんが暑い暑い言ってたからシャツ1枚で出て来たのに寒い寒い。しかもハンさんもキムさんもあり得ないくらいに厚着してるし出発前に笑ってたはずが、結局僕ひとり騙されてたみたいな感じに。それでも子供は風の子平気平気と歩き出し、シホちゃんにリード託して写真撮ってあげようとするも前から撮ろうとすると僕を追いかけタプーちゃんダッシュするから違う違うって言いながら、そんな姿にみんな笑ったり。

プキビーチにやって来たら海を眺めてのんびりしたりハンさんタプーちゃんの写真を撮りまくったり、そしてタプーちゃんはそっとキムさんのところに近付いて、辺りを一周それと気付かれぬようグルッと回ったら・・・

捕獲成功ニッコリ笑顔!

そんなお散歩から帰ってきたらシホちゃんが そうや忘れてた!って言うから そうだよそうだよ見せてよ!ってまだ何も言ってないのに意志疎通もバッチリで、先日撮ったんだというちっちゃくて可愛らしい子の写真見せてもらっては タダちゃんにそっくりやな!って。こちらもプキの家大大大ファンのモーヤン&タダちゃん家に先日遊びに行って、生まれてまだ3ヶ月のアスミちゃんと撮ったんだという写真を見せてもらってはワイワイと。

そこからはそれぞれに出発準備して、その間にちょっとパソコンメール覗いてみたら届きたてホヤホヤこんなメッセージが。

昨日も今日も美味しいご飯ありがとうございます。 いろいろ勇気をもらえて帰ります。まだいつになるか分かりませんが私達からの招待状を送れる日がくるまで頑張ります。その前に宮古島の夏を見に来なきゃ行けないですね、ではまた来ます! 
そんなお二人さんからの嬉しいメッセージにニッコリしたら、そのまんまの顔でお見送りの時間となりました。

また会う日まで!

まずはお昼の飛行機ギリギリまで楽しむんだとお二人さんが笑顔で出発したら、お次はシホちゃん 明日は頑張って完走してね!って声掛けて、そして別れ際もしかして今回が最後かもしれないから改まった感じてシホちゃんにフルネームで声掛け別れの言葉を言って、手を振り走り出す車を見送るのでした。

ではここからはまた次なるお客さん迎える準備して、そしたらお昼に電話があって 18時頃に到着します!ってことなので早めにタプーちゃんのお散歩行っておこうかなと思ったらまた電話があって、どうしたんだろうと思ったら あっ、間違えました!っていきなり間違い電話ですか。

そんなわけで日が落ちるちょっと前に到着本日のお客さんは、移住に向けて物件探しにやって来たんだという息子と母、セイジさんユウコさんです。到着して早々不動産屋さんと物件巡りして、間違い電話も不動産屋さんにかけようとしてプキの家に電話しちゃったそうで、いい物件には巡り会えたの!?って聞くまでもなく、ここすっごくいいですね! こんな素敵なところもあるんですね!ってその言葉で全ては理解できたみたいな。というわけでチェックインもまだなのに熱く語り合ってますがひとまず続きは乾杯してからということで、夕飯の準備したら飲む方もしゃべる方も待ちきれないから・・・

さあさあここから始めますか!

寒い夜ではありますがそれでもやっぱりオリオンは美味しくて、ひとり飲めないユウコさんも手料理とっても喜んでくれて、母は気に入ったらすぐ真似して作っちゃうんですよ!ってことで正月実家に帰省したら今夜の料理を真似たものが出てくるかもってセイジさん。

それにしても僕ら勘違いしてたけど宮古に住みたいっていうのは母ユウコさんだけだそうで、だけど物件見て回ったりオフシーズンの島を見て回ったりして色々思うところもあるようで、家買っちゃうのがいいかそれとも長期旅行で遊びに来るのがいいか、そんな話しを今夜もまた熱く語ったり島の暮らしを色々話してはその度に一喜一憂してみたりグラグラと心揺れちゃってます。

そんな中にタプーちゃんが登場したら、ちょっと一息・・・

和みと癒しを提供中!?

旅行で来るってのと実際暮らすってことは似てるようでまた違ったりして、まだ今回が2回目の宮古島だっていうし、のんびり楽しみながら考えてもいいんじゃないかなと。

ひとまず明日には那覇に飛んでまた別の場所も見てみる予定ってことで、明日はお天気良さそうだし朝日を見に行ってみますと張り切ってるから、今夜は日付も変わる前に終了最後はタプーちゃんの歯磨き姿を これは可愛すぎる!って写真撮ったらお休みなさいの挨拶交わすのでした。

ぜひ明日は水平線から朝日が昇りますように!

朝と夜でまたひと味違うプキの家!

思った通りというかなんというか、昨夜お休みの挨拶交わしたのは11時過ぎだったけど修学旅行最後の夜は結局2時か3時頃までワイワイ楽しんだようで、今朝はその反動で時間になっても起きて来ず起こしても死体のように転がり微動だにしない女子高生が4人。

それでもなんとかひとりまたひとりと目覚めたら、なかなか開かない目をゴシゴシ擦りながら一言 寒い・・・っていやいや朝とはいえ19度だからね、今夜京都に降り立ったら1度って予報出てるからね、雪マークついてたからね。

ひとまず顔洗ったらキッチンに集合し、朝も役割分担したらこちらパン切り係りのキリちゃんナギサちゃんは、上手に切ってくれてはいるんだけど・・・

顔がまだ起きてないね!?

それでもなんとか出来上がるもので、今朝もまだ風が強く荒れた海を眺めながらの朝食タイムはまだまだ目覚めぬ皆さんですが、東側の窓から日射しが入ってきたら景色もパッと明るくなって、ようやく目覚めてきたような気がするようなしないような。

朝食の後はひとまず身支度して、とりあえず集合の時間になったらまだ化粧とか途中の方もいらっしゃいますがどうせ誰にも会わないし気にしない気にしない、雲の切れ間から時々朝日が見える空の下タプーちゃんのお散歩張り切って出発です。そして今日もまたプキビーチにやってきたら、昨日よりは波も穏やか色合いも綺麗に見えてるから 毎日こんなお散歩いいなあ!って言いながらポカポカの日射しを背に浴びて、寒いだろうと履いてきたあったか靴下脱いだはいいけど・・・

タプーちゃんを釣らないで!

最後にサンゴの欠片お土産にと拾ったら、帰って芝生でタプーちゃんと遊んで温かいお茶入れてティータイムという名のお絵かきタイムを。

今日は帰りの飛行機が早く離村式がお昼に集合その前に早めの昼食をということなので、帰り支度を完璧に済ませてる間にランチの下準備だけ僕の方でやっておいて、準備万端整ったらなぜだか昨日もらったサトウキビを気合い入った感じで構えては 沖縄のヤンキー!って絶対そんなヤンキーいないからね。ではではもう慣れたものだからパパッと仕上げたら、最後の食事に手を合わせます。そしたらまたここでも美味しい美味しいと喜んでくれて、ホンマにウチら勝ち組やなあ!って今クラスで流行ってるらしい表現で嬉しさ喜び表してます。

ではそろそろ出発の時、最後にタプーちゃんも一緒に看板前で写真撮ろうってことで、さっきお散歩中にハイビスカスの花が欲しいって言ってたけど人のだからダメだよって言ってたので、ウチのならいいから髪に飾る!?って言うと大はしゃぎでひとつずつ摘んではニッコリ笑顔。みんな並んで写真撮ったらその後は、タプーちゃんと一緒にスマホでも写真撮りたいってギュギュッと寄って並んだんだけど、シャッター押した瞬間なぜだか・・・

爆笑しまくってます!

何があったかといいますと、モエちゃんがシャッター押したちょうどその瞬間タプーちゃんが隣で顔寄せてたカエデちゃんの髪に飾ったハイビスカスをパクリと口に入れちゃったのです。バッチリ証拠写真撮れてたからね。面白かったけどタプーちゃん食べたらダメだからね。

車に乗り込み集合場所へ向かう途中も 帰りたくないなあ・・・って来たときと同じセリフ言ってるから、そう思える修学旅行もなかなかないよって。離村式が終わったら最後にお別れ言って、バスに乗り込み身を乗り出して手を振るみんなを見送るのでした。大人になって帰っていらっしゃい!

そこからはまたお客さん迎える準備をクソ、いやオニ頑張って、そして夕方レンタカーが到着したら コンニチハ!ってカタカナ表記してみましたがそんな必要ないくらいに日本語お上手な本日一組目のお客さんは、韓国からやって来たハンさんキムさんです。昨日から宮古に来てるということで荒れた天気で残念ではありますが、それでもここから見る景色に感激してるお二人さん。そして建物にも興味津々 自分で建てたんですか!?って色々質問されるのでそうだよって、そしたらお二人もいつか自分達でマイホームをデザインしたり作ったりしたいんだっていきなりそんな話しで盛り上がったり、韓国からのゲストはプキの家初だねって一番乗りに喜んだり。そんな新婚ホヤホヤお二人さんとまずはおしゃべり楽しんだら宿帳書いてもらってるんだけど、どうしたどうしたキムさん・・・

まさかそんな事ってあるのか!?

自分の名前がね、あれれどうだったっけ!?って書けないわけよ。普段ハングル使ってるから久々漢字で書こうとしたらって字が微妙に違ってて そこ突き出ちゃダメ!とか言われながら結局3度目の正直でようやく書けたら金が3つ並んだような感じになっちゃって、キム・キムキムさんだね!とか言っては笑いながら、こんなことも確かにプキの家初だねって言ったらさすがにそんな記念はいらないって。

そうこうしてる内にも雲の隙間から夕日が見えたり隠れたり、タプーちゃんのお散歩行きたいけどまだもう一組お客さんが来るからなあということで電話したら もう2~3分で着くから待って~!ってことで、やって来たのはちょうど1ヶ月ぶりのシホちゃんです。先月はねーちゃんと一緒に遊びに来て今回は明後日開催される那覇マラソンに合わせて来たんだけど、せっかく近くまで来たんだからと那覇のホテル捨てて1泊だけでもと遊びに来たプキの家大大大好きシホちゃんです。

意味不明で申し訳ありませんがまずは頭皮チェックからスタートしたら OK大丈夫!ということでホッと胸をなで下ろし、お二人さんとご対面して挨拶交わすとチェックインもしないままに もう消える消える早く行こう!って今にも分厚い雲に隠れそうな夕日に大慌てでお散歩出発したら、のんびりワイワイ楽しみながらプキビーチを目指します。太陽はすっかり雲に隠れちゃったけど、うっすらとピンクに染まる景色を眺めながら写真撮ったり撮ってあげたり楽しんで、ではではみんなで・・・

仲良く楽しくいきましょう!

初めての宮古島を楽しみにやって来たお二人さんだけど、お天気に恵まれてないから 本当はこんな景色なんだよ!って今撮った写真と同じプキビーチからの夕日写真を見せたら これが見たかった~!って。そんなお二人のために夕日が無理なら別のお楽しみをってことでタプーちゃんとシホちゃんに笑いを提供してもらったりしては、夕日が落ちて暗くなる中またのんびりとおしゃべり楽しみながらプキの家へと帰ります。

そこからは夕飯の仕上げを頑張っていたらシホちゃんから 今度のお休み旅のお供にしてね!って美味しそうなお土産酒のつまみを頂いて、ハンさんとキムさんからも美味しそうな韓国海苔を、そしてシホちゃんからはさらにメグミさんにって頂き物だというあったかズボンを2本、僕にはないの!?って言ったら 女性用やけど履けるんちゃう!?って入るか知らんけど絶対キショイからね、言いながら想像して笑っちゃってるからね。

ではではみんな揃って最初で最後の夜だから、僕らも3日ぶりの乾杯だから、オリオンに合うメニューで攻めてみましたので・・・

ガッツリ飲もう!

乾杯してグイッと喉に流したその後は、みんな揃って同じの頬ばってはひと口目から これは合う!って嬉しいようなヤバイような顔してますが、ヤバイのはキムさん昨夜は飲まされ過ぎて今朝も辛かったって言ってたのにグイグイ飲んじゃってるし、シホちゃんは明後日フルマラソンだから今夜は1杯だけって決めてるのに早くも半分くらいになってるし、結局誘惑に勝てず ビールはアカンから水割りで・・・って言っちゃってるし。

そんな夜はシホちゃんがマラソンへの想いを語ったり、ハンさんとキムさんに韓国のこと色々聞きまくったり二人が日本語ペラペラな理由に迫ったり。それにしても二人が日本語上手だからってシホちゃん大阪弁丸出しでしゃべるから、その後僕が標準語に直して同時通訳しては 通じてるやんそれ全然いらんから!って笑ったり、韓国の人にも笑いは通じるんだと調子に乗って面白トーク展開してたら「ルー」の話しにひとりツボに入って笑いを堪えきれないシホちゃんにパシって突っ込んだらハンさん、大阪では普段からそうやって頭バンとかするの!?ってそれについてまた解説してみたり。

そんな賑やかな会話の後は二人が将来の夢を熱く熱く語ったらそれに応えて僕も色々体験談や想いを語ったり、そして二人の思いはいつの日かこの夢叶えたいって方向にしっかりと向いたようで、本当にプキの家に来れて良かった!って言ってもらえたりして。天気には恵まれてない今回の宮古旅行だけど、ここに来て出会いがあって何か得るものがあったならそれはやっぱり受け入れる側としては嬉しいもので、最後は見えない星を見上げてはシホちゃんと二人で笑い納めしたら今夜はこの辺でお開きに。

明日くらいは晴れてくれてもいいんだよ!