アルミサッシは特注の分も含め全て入りガラスも一部交換しなきゃいけないのもあるけど全部付いていて、残り外部に晒され雨が心配だったのは玄関ドアだけだったんだけど、昨日ようやく完成したということで納品されていて、今日取り付けますということだったので朝からその準備をしております。

準備してますといっても僕が取り付けするわけではなく、まあ僕みたいな素人がドアノブや鍵付けたり収まり具合の微調整なんて出来るはずもありませんので、僕のやる準備は塗装の準備です。玄関ドアも含め外部の仕上げはこちらも自然塗料を使うことにしていて、特にドアやデッキは素手や素足で直接触れる場所なので、強力な防虫防カビ剤を混入した塗料を使うのは躊躇われるので色々と調べまくってこの塗料に辿り着きました。

小袋ですけど・・・

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試供品かと思うような出で立ちではありますが、とはいえ侮ってはいけません。この100gの粉が入った小袋1個で玄関ドアからウッドデッキに後付けの屋根に使う木製の柱や梁まで、すべてを賄おうっていうんだから自分でもビックリです。

この小袋を19Lのお水に溶かしてから塗るということなので、先日使った屋根の遮熱塗料のペール缶に水を溜めたらそこにサラサラと粉末を投入し、混ぜ混ぜしてペットボトルに移し替えると・・・

泥水か!?

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なんか変なお茶っ葉っぱみたいなのも浮いてるし、本当にこれで大丈夫なのかと心配になるようなビジュアルですがハーブや鉱物によるものだそうで、これで殺虫成分もカビ菌を殺す成分も含まない人と自然環境に優しい木材保護塗料の完成です。

では準備が出来たらいざ出発、とりあえずはマスキングテープやマスカー、それに刷毛なんかを調達してから現場へと車走らせてますが、ここで思いもしなかった物に遭遇してしまうのでした。

それはこちら・・・

上手にカットしてますね!?

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初めて通る道でもなんでもないのに今まで気づかず素通りしていたみたい、だけど今の僕は道沿いにこんなものを見つけてしまったら、そのまま通り過ぎることなんてできようはずもありません。といいつつちょっと通り過ぎちゃったので慌ててUターンして、奥で作業していた社長さんに話しかけてみるのでした。

僕が2日間かけて切りまくったサンゴの石を、見事なまでのプロの技で製品にしちゃってるこの石屋さん。タイルのような薄いものから巨大なテーブル状にカットしたものまで、どうやって作ってるんだろうと見せてもらうと、あの日の僕の苦労を嘲笑うかのような・・・

巨大カッターで切りまくってます!

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あんまり悔しいから この薄く切ったヤツはいくらするの?この棒みたいなのは!?って速攻使い道がひらめいて価格交渉に入っております。全然悔しくなんかないのです。もっと早くに出会っていたならあんな苦労は、いや苦労したからこそ味わいも思い入れもあるわけだから、あの時流した汗になんの悔いもありません。

現場に到着するとしばらくして監督がやってきて、まずは予定通り整地前に隣接する土地との境界の復元を。

メジャー持ってお手伝い!

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今日もまた次々登場するいろんな問題を頭ひねってひとつひとつ解決しながら先へと進めてますが、あいかわらず亀の歩みの現場作業でございます。

楽しみにしていた玄関ドアの取り付けは明日ということで、そしてこちらも本当は今日するはずが明日か明後日に延期になった整地作業ですが、その前に図面に指示を書き込んで監督に手渡したり、それから実際庭にマーカーで印しを・・・

怪しげですね!?

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写真では表現しきれないけど、これを見た大工さんが ナスカの地上絵か!?って言った言葉がピッタリな感じの不思議な線が描かれた庭ですが、完成したらその意味も分かっていただけるのではないかと思ってます。

内部がまだ手を付けられない状態なので、せめて外部からでもやっていかねばならぬ故、なんとか明日に整地作業を完了してほしいなと思っているのですが、なんてったて・・・

明後日から晴れマークが見えないからね~!