願いは届かず今朝はメチャメチャ寒く、風ピューピューの曇り空が広がる宮古島でございます。けれども僕らはそれに立ち向かわねば、今日はリョウスケくんとエイコさんと共に観光ガイドですから。
まずは気になっていたという建設真っ只中の伊良部大橋が見えるビーチにやって来ましたが、結構進んでるね!って言ったらもう満足、とにかく急いで急いで・・・
寒いから車に帰ろう!
さすがに3月に入ってここまでの寒さは予想外だったから、たまらず車のヒーターONにして まさか宮古で暖房入れるとは・・・って言いながらも暖かい車内で笑顔がはじけ、昭和のテレビか!?っていうようなヒーターONのやり方に二人して大笑いしております。
すると寒い寒い窓の外に信じられない光景が。それはパイナガマビーチの前を通った時に見えてきたんだけど、この寒い中なぜに?どんな荒行苦行!?にわかには信じられない光景に思わず車を停めて現場に駆け寄ったら、それはこの寒い中ハーリー体験で波しぶき浴びながら舟を漕いでる修学旅行の一団なのでした。
体罰・・・ではないですよね!?
あまりの寒さにブルブル震える生徒達、それでもなおレースは続行され次々と海に漕ぎ出すんだけど、あまりの波風に翻弄されあらぬ方向へ流される舟が続出。もう見てるだけで凍えそうな、そんないつまでも想い出に残るであろう修学旅行の1ページを見届けたら、次に向かう先は前回来れなかったんだという砂山ビーチ。
せっかくだから裸足で行こうって言ったんだけどそれに応えたのはエイコさんだけ、だけど今日ばかりは素足は失敗だったか、最初こそ気持ち良かったもののあまりの冷たさに徐々に足の感覚がなくなっていくような。
お次はキャーキャー言いながら道なき道を突き進み、他に誰もいないビーチに辿り着いたまでは良かったが、ここでもあまりの寒さに・・・
丸いのが2つ並んでます!
お次はリクエストにお応えして暗く幻想的な場所へご案内したら、ここいらで甘いものでもいかがということで、エイコさんサトウキビを囓ったことがないということなので収穫作業中の畑にお邪魔して食べさせてもらおうとレクチャーしたら、大きな畑で一人黙々と汗を流す優しそうなオバアを発見し突撃することに。
最初はどう話しかけて良いのやら戸惑っていたエイコさんも意を決して話しかけたら、逆にオバアの方から 食べて行きなさい!って優しく手を差しのべてくれて、ではお言葉に甘えて・・・
戴いちゃおう!
更にはお土産にと何本か切ってくれて、そんなオバアにお礼を言ってお別れしたら、次はまた緑の小道を歩いて進み、思いっきり吹きつける海風にプルプル震えながらもその先に広がる絶景に見とれています。
僕的には次の場所に行くつもりはなかったんだけど、エイコさんから突然のリクエストで、とある場所を見学に行くことに。事前にお伝えしてはいたのですが想像以上のガッカリ感を感じながらその場を後にしたら、そろそろお昼ということなんだけどさすがにビーチでお弁当という雰囲気ではなく宮古そばを食べにやって来たら、食べるというよりは・・・
宮古そばは飲み物です!?
あまりにも体が冷え切ってたもんだから、みんなしてスープを一気飲みの勢いです。
そんなランチを堪能したら、小さな展望台とビーチでまた体は冷え切って、だけどそろそろ本日のメインイベントの場所へと向かわねば。今日3月4日は三線の日、というわけで車には三線が積まれており、リョウスケくんのリクエストは ビーチで三線を弾きたい!ということだったので、寒くないよう風が吹きつけない海岸を選んでこの場所へとやって来たのです。
その甲斐あってギリギリなんとか大丈夫そうってことでケースから取り出したら、三線を手に早速波打ち際へ行き嬉しそうに弾いてます。そしてこっちに帰ってきたら、岩場に腰掛けて・・・
念願叶いました!
本当は朝一番でビーチに行った時点であまりの寒さに心が折れていたリョウスケくんだったけど、なんとか寒風をしのげる場所を選んでやって来たので、海は鮮やかなブルーじゃなかったしそんなに長い時間でもなかったけど無事その夢を叶えてあげることが出来たのでした。
後半戦はマサ坊発祥の地!?を見学したり雑貨屋さんや三線の楽譜を買いに本屋さんへ、そして三線のバチを買いに楽器屋さんへ行って思いがけず一五一会(BEGINが作った楽器)を店のオバサンと一緒に弾いて歌ったり。最後はたまたま信号待ちで憧れのマサ坊師匠に遭遇したりとたっぷり遊んだら、さあさあプキの家に帰りますか。
帰ったらまたプキがリョウスケくんにまっしぐらかと思ったら、どうやら違うようで・・・
サトウキビにまっしぐら!
そんな勢いのまま今夜は話しに花を咲かせつつ飲んで笑って楽しんで、気が付いたらもう夜中の1時を過ぎてますよ。
今日は本当に寒い寒い一日ではありましたが、そんな中でも楽しく充実した一日をお届けできたのではないかと、僕的には思っておりますが・・・
いかがだったでしょうお二人さん!?