プキの手術から数日が経ち、今回お世話になった動物病院から病理検査の結果が届きました。

結果は「今回摘出された腫瘤は非腫瘍性病変であり腫瘍性病変は認められず、この病気に関しては摘出により今後は良好と考えられます」ということで、先生からも電話があって今回取ったシコリは悪性の腫瘍ではなかったので心配いらないということでした。

手術が終わってからこの連絡をどれほど待ちわびたことか、どれほど心配し色々な思いが頭の中を駆けめぐったことか・・・

ただこの検査結果、2度目の摘出となったお尻のシコリのことではありません。

それは手術当日、浦添の病院を閉め沖縄市の病院へと先生が移動しそこで待ち合わせた午後10時半、真っ暗な病院の中そこだけに灯りがともる手術室には先生とスタッフの女性が2名に僕とプキ。血液検査のため嫌がるプキをなだめながら注射を打ち、続いてのエコー検査では前回見つかった尿道結石が全く見られなくなっていてホッと一安心。だけどその後内臓へと検査が移るとモニターを見る先生の表情が強張り、脾臓に2センチくらいの影が見えますね・・・

このまま放置できるものではないということで、急遽お尻とお腹と同時に2ヶ所メスを入れる事に。麻酔を打たれグッタリとしたプキは台の上で上向きにされ口を金具で固定され、もうこれ以上は見ていられないと僕はひとり待合室へ。心配しながら待つと先生が僕を呼ぶので診察室に入ると今摘出した脾臓を見せられ 脾臓は全摘しました。これがエコーで見えていた黒い影です。ってその姿はビー玉を中に埋め込んだようにパンパンで、もし発見が遅くこれが破れていたら・・・その後お尻の方も摘出し手術は無事終了。

術後の先生からの説明では、もし悪性の腫瘍であれば心臓に影響が出る場合もあるし、とにかく病理検査の結果が出ないことにはということで、ただひとつ言えるのはこのタイミングでお尻のシコリが見つかって病院に来たのは幸いだったと。もし何事もなく脾臓の腫瘍に気付かなかったら、元気だったのが何の前触れもなくある日突然最悪の状況もあり得たということでした。

その後ありのままを報告すると、真夜中ひとりぼっちの宮古島で受話器の向こう泣いてるメグミさん。僕だって泣きそうなのをグッと堪えながら、とにかく病理検査の結果報告を待とうと、それまではこのことは胸にしまっておこうと決めていたのでした。

なんだか重い感じの日記となってしまいましたが、プキは無事に手術を終え正真正銘検査の結果も良好ということでご安心ください。これからは年一回は先生に診てもらうため沖縄本島に渡ろうと思っています。

これからも元気でいてね!

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プキあってのプキの家、プキちゃんに会いたいと楽しみにやって来るお客さんのためにも、ギネスブックに載るくらい長生きしてもらわなきゃ。

ぜひ元気になったプキに会いに来てね!