昨日はちょっと残念な出来事があって久々に嫌な気持ちになったりもしましたが、今日は気持ちも新たに早起きしたらトッシーパパさんとメグミさんと共にまだ薄暗い中を前浜ビーチ目指して走ります。

そう、今日はトライアスロン当日というわけでスタートから応援しに行っちゃいますよ。

まずはスイムから!

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スタートの号砲と共に1500人が一斉に泳ぎ出す様はそれはもう迫力満点で、その会場の盛り上がりにトッシーパパさんはもう夢中でカメラ持ってはあっちへこっちへ移動して写真撮りまくってます。

毎年盛り上がる宮古島のトライアスロンはボランティアの数が約5000人、実に島民の10人に1人はボランティアに出て、その他の人達もみんな沿道で応援するという島の一大イベントなのです。なのでスタート地点にはあっちにもこっちにも知った顔が、そしてオカベさんファミリーと一緒にスイムを見ていたら、マッチが出場してるらしいよ!って、選手の一覧を見たら確かに東京都 近藤真彦 45歳って書いてある。だけどマッチがトライアスロンしてるなんて聞いたことないし 単なる同姓同名同郷同学年・・・う~ん、そこまで一緒の人っているもんかい!?と思いながら次々にスイムを終え浜に上がってくる選手を応援していたら、いたいた確かにマッチです。

そのままバイクのスタートを見送ったら、一旦プキの家に帰ってひと休み。そしてお次はトップ選手のバイクフィニッシュを応援しようと陸上競技場へ。エイサーの太鼓が鳴り響く中トップで帰ってきたのはアメリカの選手。

お帰りなさい!

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力強い走り、そしてまだまだ余裕たっぷりといった軽い足取りで最後のランに突入していきます。トップの何人かを見送ったら、それじゃあまたマッチを見に行くかってことでバイク2周目のコースに戻り応援していたら、来た来た真っ赤なバイクに赤い靴とパンツで揃えたマッチの姿が。

ガンバレガンバレ~!

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沿道で応援してると選手のリアクションって様々で、ガッツポーズしながら走っていく人、ありがとうって応援に応える人、苦しそうな表情で通り過ぎる人、マッチの場合は俯きながら歯を食いしばって力走していくって感じでしたね。

ではそろそろお昼にしようってことで、応援している場所からすぐ目の前のレストランへ。窓からは選手達が走っていく姿が見え、みんな頑張ってるのにのんびりお昼なんか食べてたらバチが当たっちゃうよなんて思っていたら、隣のテーブルの子供がジュースこぼしてベチャベチャにするし、お店のオバチャンがお皿片付けに来たらトレーに乗せすぎで僕らのテーブルにグラスや氷ぶちまけるしでもう大変。

やっぱりバチが当たったか!?

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その後はまたプキの家に戻り、今日からのお客さんと合流です。本日のお客さんはダイバーのトシミツさん、早朝の便で到着してダイビングショップの車でやって来ました。

まあせっかくなので・・・

ショップのお姉さんも一緒にのんびりと!

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今日はこれからショップのメンバーと一緒にトライアスロンの応援ということで、一旦チェックインしたらまた別れてレース会場へと戻りましょう。

そろそろトップ選手がゴールする時間、競技場に戻るとまだしばらく時間があるって事で競技場入り口のランとバイクコースが交差するポイントで応援していたら、さっき見送ったマッチのバイクが池間島を回って戻ってきました。これからいよいよ最後のフルマラソンが待ってるわけですが、そんなマッチを見送ってほんの数分で、42キロを走ったトップの選手が帰ってきましたよ。

一番に競技場へと帰ってきたのは最初に走り出したアメリカの選手ではなく、ランの途中で見事逆転したカナダのグエルベン選手

おめでとう!!

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なかなかいいアングルで撮れたなあと思っていたら、気付いたらパパさんの姿が見えません。ゴールの瞬間せっかくのシャッターチャンスにどこ行っちゃったのかと思ったら、オフィシャルのカメラマンに混じって、その一番前から・・・

張り切り過ぎじゃない!?

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そこからランのコースへと車を走らせ応援したら、またプキの家に戻ってひと休み。早朝から応援してパパさん疲れてるからお昼寝するだろうと思っていたら、どうやら疲れてるんだけど興奮して眠れないみたい、ちょっとその辺お散歩してきます!って夕暮れ時のお散歩に出発するのでした。

そして最後は大会の最後を締めくくる制限時間間近の陸上競技場へ。トップ選手が帰ってくる時間帯とは全く別世界、夜の競技場は人で溢れお祭りさながらの熱気が立ちこめてます。

競技場に入ってすぐの場所に陣取ると人混みをかき分けるように選手が走り込んできて、みんなで お帰り~!お疲れさま~!って声掛けてはハイタッチで迎えます。

スイム3キロ、バイク155キロ、ラン42.195キロを駆け抜けた選手達は笑顔で帰ってくる人、目にいっぱいの涙を浮かべて帰ってくる人、家族と手を繋いでゴールへと向かう人、生徒達に囲まれ歓喜のゴールへとなだれ込む島の先生、そんな中制限時間10分前になって・・・

マッチも帰ってきたよ~!

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そして制限時間の午後8時半、最後の選手が通り過ぎた陸上競技場の門は無情にも閉められて、大会の終わりを告げる花火が打ち上げられます。

今年も感動をありがとう!

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トライアスロンを応援していて毎年感じるんだけど、競技場からの帰り道、いい映画を見た後みたいな気分になるんですよね。その世界に一日中引き込まれて、花火が上がるのを合図に現実世界に戻って来るみたいな。

僕は自分が出来る気は全くしないんだけど、去年一緒に応援して回ったアツシさんが完全にその気になってしまい、その時一緒に応援したエイコさんのサポートもあって練習に練習を重ね、来週行われる石垣島の大会に参加することになったのです。

もちろん最終目標は宮古島トライアスロンということなんだけど、まずは来週・・・

健闘を祈ってます!