楽しかったお誕生日の夜から一夜明け、今日のお昼には飛行機に乗らなきゃならないってことで、朝からバタバタと荷造り中のマサルさんサトミさん

そんなお二人に最後まで宮古を感じてもらおうと、三線を手に取りBGMを奏でる粋な計らいを見せるヒロユキさんです。そして一曲終わるたび、奥の部屋からパチパチパチ♪ サトミさんの拍手が・・・

もしかして逆に手を止めさせてる!?

だけど”意外に”そうでもなかったみたい。(ちなみに”意外に”はサトミさんの口癖で、事あるごとにやたらと連発していたのでした。)

すっかり準備が整ったら、やっぱり最後は一緒に・・・

今日は邪魔しないんだね!?

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サトミさんにとってはもちろんマサルさんにとっても意外に”思い出に残る誕生日に、そして宮古の旅になったんじゃないかなあと思いつつ、空港でお別れするのでした。

次はまたマサルさんの誕生日に!

そして今日は旧暦の1月16日ということで、旧十六日祭(後生の正月)の日となります。島中の人達がそれぞれのお墓に家族・親族が一同に集まってご馳走を用意し、ご先祖様の供養をする日なのです。 だけど今日は全国的に大荒れのお天気で、宮古もその例に漏れず強い風と時折降る雨が横殴りに打ち付けてます。

そして夜はプキの家のある久松地区では恒例の十六日祭久松のど自慢大会が催され、今年も久松出身のミュージシャン 下地勇がライブをするって事で公民館へとやって来ました。 いつもは公民館横の広場にステージを組んでやるんだけど、今日は風が強く公民館内に急きょ機材をセッティングしたようです。準備の方々本当にご苦労様です。

まずは小学生以下の子供達によるチビッコのど自慢です。

お揃いの衣装でカワイイね!

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可愛い振り付けや、三線で民謡を歌う子供や、下地勇の歌を宮古方言で歌う女の子など、みんなそれぞれ練習の成果を発揮し、会場は温かい拍手と声援に包まれてます。

そしてこちらでも手拍子しながらチビッコ達のステージを楽しんでる4人組が・・・

あれれっ!?

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これはもしや・・・

手前からヒロユキさんメグミさん、そしてもう一人のメグミさんケンジさん??

ということで、なぜだか今日も登場しましたケンジさんとメグミさん。プキの家に宿泊というわけではないんだけど、是非一緒に見たいです!ってことで仲良く手拍子です。

舞台は一般の部に移り、上手な歌声を披露する人や、すでに酔いが回ってるような怪しいテンションの人、そして・・・

歌の途中でオトーリですか!?

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慌てて舞台の上でのオトーリはご遠慮くださ~い!と司会のおじさんからアナウンスが。

と思ったら今度は歌い終えた女性に花束を渡す人が・・・

サトウキビの花束・・・ですか!?

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そして受賞者には地元の人が作ったゴーヤーがプレゼントされるというとっても宮古らしい、久松らしいローカルな雰囲気ののど自慢大会は和やかな雰囲気のまま終了し、お次は皆さんお待ちかね、下地勇のライブが始まるよ!

待ってました~!

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宮古の方言で歌う勇の歌声に、最初は歌詞の意味が全く理解できずポカ~ンとしていた二人もどんどんその魅力に引き込まれ、最後はみんなノリノリで・・・

踊っちゃえ~!!

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沖縄へ旅行に来て地元の小さなのど自慢大会を見るなんて事はなかなかないかも知れないけれど、とっても楽しめたようで良かった良かった。

きっと下地勇の歌声は、言葉の意味の通じない観光の人達にも、そして久しぶりに下界へと帰ってきたご先祖様の心にも響き渡った事でしょう。

来年はのど自慢、参加してみようかな!?