プキ日記

NEWプキの家

入り乱れてます!

週明けからまた張り切って壁塗りしてるプキの家ですが、あまりに集中してやってるもんだから写真もほとんど撮らないまま、そして基本的には同じ作業の繰り返しなので、やっぱり面白味に欠けるというかなんというか。

なので書きようもなく昨日は日記お休みしちゃいましたが、頑張ってましたとだけ報告しておきましょう。

こんな感じで!

Dsc014604

狭いエリアを攻めるときはヤマちゃん先生と入り乱れるように作業してるんだけど、二人が離れた場所でやるとメグミさんが材料を渡すのも大変だし、塗りつけの後僕がパターン付けをするのでそれもまた大変になっちゃうわけ。

逆に広い壁なんかだととってもやりやすくて、二人並んで上から下へ塗り進め、一番下まで来たら・・・

のんびりしてるみたい!?

Dsc014654

写真では全くといっていいほど伝わらないけど、かなりのハイペースで作業は進んでいるのですよ。

そんなわけで天井は今日で全て塗り終えたから後は壁を全部やっつけるだけ、これで辛かった首と肩の痛みも少しは和らぐのではなかろうかと思ってます。天井を塗るときはかなり首に負担がかかるから、痛みというかコリというか、酷いときは痺れて電気が走ったみたいになって、この夏の電力不足を一気に解消できるんじゃないかと思うくらいのビリビリ状態になっちゃうのです。

午後からは突然の来客が、三線仲間のシマジリさんが様子を見にやって来て、せっせと壁塗りしてる僕に どこでこんなの習ったか!?って、どこで習ったもなんで出来るも関係ない、やるしかないからやってるわけ!と答えておきましたが、自分も家の車庫を塗ってみようかなと興味津々覗いて帰りました。

そんな今日の作業もいよいよラストの1袋となりまた細かい場所を塗ってますが、トイレの奥の壁をヤマちゃんが塗りつけそいつが乾かない内に僕が追っかけでパターン付けをするもんだから、さらに入り乱れた感じに・・・

狭いところは大変です!

Dsc014714

そんな共同作業で生み出される珪藻土の塗り壁は、細部はやっぱりプロとの違いを感じざるを得ませんが、それでも最初から比べたらかなり上達していい感じに仕上がるようになってきました。

珪藻土の仕上げパターンも色々あるけどその中から僕が選んだのは、こんな感じのパターン仕上げです。

いかがでしょう!?

Dsc014524_2

これは木ゴテランダムヘッドカットという少々手の込んだパターンで、まずは金鏝である程度平らになるよう材料を配ったら、その後すぐに例の手作り木鏝で自由な感じのランダムウエーブを描き、さらにその後下敷きで軽く表面の毛羽立ちを押さえてあげると柔らかい表情に仕上がってくれるのです。もちろん細かい場所ではチビ木鏝も活躍してくれてますよ。

キッチリしたラインや同じ模様が連続するパターンは素人がやると粗が目立つし、上下左右の方向性のないパターンは特に天井に向いてるし、表面が荒れた感じの方が表面積が増えて調湿効果も一段と上がるらしいし、なにより見た感じが気に入ったってのが一番です。まあ普通の金鏝でのラフ仕上げだったら1行程で済むところを、金鏝-木鏝-ヘッドカットと3行程で手間暇かけないといけないから大変ではあるんだけど、これがいいと思ったんだからしょうがない、最後まで頑張るのみです。

なんだかんだでもう半分は来たんじゃないかなと思うんだけど、なんだかもう頭も体もいっぱいいっぱい過ぎてよくわからん状態です。

さあ明日も頑張って・・・

ひたすら塗りまくります!

二日酔いにはやや辛い・・・

昨夜は若干飲み過ぎたような気がしないでもないですが、疲れてダウンしてしまったのが幸いしたか猛烈な二日酔いというほどではなくギリギリセーフな感じ。それでもちょっと遅めの朝を迎えたら、日曜日も何も関係ないですから張り切って現場に向かいます。

今日も珪藻土塗りはひと休みして、昨日下地を準備しておいた厨房と浴室のペンキ塗りを早速開始しちゃいましょう。

頑張ってますよ!

Dsc014474

それにしても厨房の方はまだ良かったけど浴室を塗ってるときはなかなか辛く、何が辛いって二日酔いに塗料の臭いがこもる空間はたまらなくて、それでもまだ近頃は水性で性能のいい塗料があるから助かってます。これが油性の塗料じゃないとってことになったら、それこそ本当に大変だからね。

そんなわけでなんとか1回目の塗装を終えたら早くもお昼だけど、あんまり食欲もわかないからジューシーおにぎりと、それからこちら・・・

懐かしい感じのかき氷!

Dsc014544

見た目も懐かしい感じなら味もそのまんま懐かしい味で、だけど昔と違うのは、アイスが上の方しか入ってなくてケチケチな感じになっちゃってたこと。まあ二日酔いさんにはその方がありがたいのですが。

午後からは他の作業も入れつつ塗装が乾くのを待って、そろそろいいかなってことで2回目に突入です。ネズミ色だったモルタル壁は薄~いピンクがかったアイボリー系の塗装を施され、するとなんということでしょう、電気点けたみたいにパッと明るくなりました。

とってもいい感じ!

Dsc014564

今日はまた帰ってからの作業が大変なので、塗装が終わったらノルマ達成早めに切り上げて帰りますか。予報が外れて雨降りじゃなくなったから僕は最後にお庭の水撒きを、メグミさんは道具を洗ってくれてます。

今日はこれにて終了です!

Dsc014554

実際には肉体労働の部は終了というのが正しいのかも。

なんとかこの1週間で珪藻土塗りを終わりにしたい、そう思ってるのですが予定通り行ってくれるかどうか。僕らの頑張りとヤマちゃん先生の体調次第といったところでしょうか。

明日からまた気合い入れて頑張ろうっと!

溜まってますから・・・

今日はヤマちゃん先生が用事でお休みということで、僕ひとりで珪藻土塗っても効率が悪いから別の作業をしようと思っておりますが、だけど段取り考えたらどうしても今日の内にやっておかねばならぬ壁があることに気づいたので1袋だけ塗ることに。明日厨房と浴室のペンキ塗りをやってしまいたいから、ペンキ塗った後に汚れをつけないよう先に浴室と接する壁の珪藻土を塗ってしまわねばということなのです。

そんなわけで必要な場所を塗り終えたら残った材料で小さい壁を塗って1袋終わったら、その後は明日ペンキ塗りをするための下処理として、メグミさんと共に厨房と浴室の壁にシーラーを塗っていきます。塗った感じあんまり綺麗には見えませんが、まだ下地の段階なので・・・

ムラがあってもいいんです!

Dsc014074

その後はリビングのこれまた下地処理をということで、こちらには珪藻土用の下地材を塗っていきます。

今日のところはここまで、下処理ばっかりだからこれといった面白みもないので写真は以上。だけど地味にしんどかったりもするわけで、作業の後はもちろんこれ・・・

オリオンです!

Dsc014084

今夜は久しぶりに浜の会の集まりがあって、いつもは久松の海辺で飲むんだけど今回はぶんみゃあでの飲み会となってます。なぜならメンバーに泡盛メーカー関係者が3名もおりまして、そして只今ぶんみゃあではキャンペーンでブラウンが格安で提供されているのです。

そんなわけでオリオンさんは一杯だけ、その後はメンバーもマサ坊師匠もオススメのこちら・・・

ブラウンです!

Dsc014094

周りのお客さん達にも宣伝しなきゃということらしく、早くも空いたボトルを下げずにそのままテーブルに並べて飾ってますが、その数が恐ろしいペースでどんどん増えていってます。

そして宣伝部長役のタケさんは早々とステージの前で踊りはじめて場を盛り上げ、その後も隣のテーブルの女性グループにボトルを1本プレゼントしたり、菊之露のTシャツが気に入られたようで一緒に写真撮られまくって嬉しそうな顔してますが、残念ながら・・・

バックプリントですから!

Dsc014314

来月にはハーリーもあるしそんな話しもチラホラ出たりもしてますが、今年は僕らもそうだし他のメンバーも日程的になかなか難しいらしく、初めての欠場ということもあり得るかも。

そんなこんなでオトーリは回り続け踊りの輪も回り続けてますが、僕は知らぬ間にダウンしていたようで。

疲れが溜まってますからね・・・

Dsc014404

最後は起こされお店の外に出ると、タクシーに乗り込んだ女性グループの面々に ヒロユキさん今度は泊まりに行くからね~!って握手されちゃってますが誰なんだか何なんだか理解不能状態なんだけど、どうやら僕がダウンしてる間に隣のテーブルと合体したようで、僕が何者でなぜ倒れてるのかって話しになったみたい。

ちょっと恥ずかしいではありますが、ぜひぜひ遊びにいらっしゃい。そしてそして・・・

あの日の僕を笑うがいいさ!

あの姿を目指して!

珪藻土塗り初日の昨日はなかなか上手くいかずに惨敗の1日となり、だけど今日からは皆さんの目に留まる場所をやっていかねばならぬので失敗は許されないということで、昨日お願いした大将が珪藻土塗りのスペシャリスト、マエダさんと一緒に朝から来てくれました。

ちょうど材料も練り上がったところで、だけど思いの外柔らかくなりすぎちゃったからどうしたものかと思ったら、こんなもんで大丈夫、もっと柔らかくてもいいよ!って、僕らの塗ってたのはあれでもかなり固かったみたい。柔らかい材料は鏝にも乗せにくいし本当に扱いが難しく、だけどちょっと塗ってみるからと材料を乗せたマエダさんの鏝は、キャンバスに絵を描くが如く滑らかに伸びやかに壁一面を隙間なく撫で、その軌跡には珪藻土がスーッと伸びていき僕らの時とはまるで別物のよう。

惚れ惚れしちゃいます!

Dsc013864

デモンストレーションということで金鏝で一面塗ったら、この後木鏝で仕上げたいんです!ってマイ木鏝を手渡すと、昨日僕がやったのとは全然違う滑らかな動きで頭に描いていた通りのラインを見事に描くその様に、また惚れ惚れしながらみんなで見とれているのでした。

そんな凄技に見とれたら、その後は昨日やってみて要領や進め方が分からないことなんかを大将にも聞いたりして、昨日僕らがやった試し塗りの現場を見てもらいながら的確なアドバイスをもらってます。

有り難き幸せ!

Dsc013974

頑張るから完成を楽しみにしててね!ってことで感謝の気持ちを込めた手土産を担いで帰ってもらったら、ここからはあのマエダさんの華麗なる手さばきを目標にヤマちゃん先生と共に気合いも充分塗り始めます。

するとやっぱり気になったのか、集中してる僕らは最初気が付かなかったんだけど、背後からじっと見つめる目標の人は、これなら大丈夫!そういい残してその場を立ち去るのでした。

バッチリ仕上げてみせますから!

Dsc014024_2

今日はまず僕らの部屋の天井を仕上げ、その後は客室の天井を2カ所、その頃にはもう昨日までの僕らとは別人のようにいい感じに仕上げて行き、次に客室の壁に取りかかると今まで天井ばっかりやってたから呪縛から解放されたように生き生きと鏝を滑らせ、その姿はまるでプロの左官職人のよう。な気分。

でもちょっと気を抜くと材料が固くなり仕上がりが滑らかでなくなったりして、かなりシビアな感じではありますが、要領が分かってきたからスムースに作業は進み楽しく気持ち良くとってもいい感じ。

お昼からはまた天井塗りということでシャワーに脱衣室をそれぞれ2カ所、ヤマちゃんと二人同時進行で塗り進め、お願いします!って声掛ける度にあっちへこっちへ材料を配るメグミさん。そして本日最後は廊下の天井をということで、塗ったところが乾くと塗り継ぎした部分がムラになるから小さいスペースを区切って二人で塗り進め、片方が終わった時点で僕が木鏝を手にパターン付けして回り、その後さらにひと手間加えて仕上がりのレベルアップを目指します。

チームワーク命です!

Dsc014054_2

昨日は顔に材料ぶちまけたヤマちゃんを笑って見てたけど、今日は僕が頭に思いっきり乗せちゃって、真っ白な珪藻土はしばらくしたらガチガチに固まって、帰ったらシャンプー3回はしないと落ちないだろうなあと思いながらもそんなこと気にせず全力で塗り続けるのでした。

まだまだ手際の悪い部分も仕上がりのムラもあるけれど、今日で珪藻土塗りの手応えを完全に掴みました。きっと完成した姿を見たら、プロに頼んだんじゃないの!?って部分と やっちゃったね!って微笑ましい感じの部分とが混在した感じの壁や天井になってるだろうけど、それもまた成長の軌跡と笑って楽しんでもらえれば、それはそれでプキの家っぽくていいんじゃないかなあと思ってみたりも。

昨日は珪藻土を4袋分、今日は6袋分塗れたから、この分だと・・・

来週中には終われるかも!?

真剣だからこそ面白い!

さあ今日こそはいよいよ珪藻土塗りが始まりますよ。

ヤマちゃん先生とメグミさんと僕と三人現場に集合したら、まずは材料の練り方をマニュアル見ながら全員で確認していきます。新しいプキの家で使うことになった珪藻土は、これもまた色々探してこれだというのに辿り着いた一品で、通常の珪藻土より調湿性能に優れしかも空気を綺麗にしてカビの発生を防いでくれるという高温多湿の宮古島にピッタリな珪藻土なのです。そのために特殊な材料を調合しないといけないから、まずは全員で材料の練り方を確認してるってわけなのです。

では早速塗り始めちゃいましょう。

まずは練習がてら自分達の部屋から塗ろうということで、ヤマちゃんと二人並んで鏝を滑らせます。

さてさてうまく塗れるかな!?

Dsc013574

塗るのは塗りやすいんだけど思いの外乾燥が早く、一旦平らにならしてから木鏝でパターンを付けるつもりなんだけどその時間さえ与えてくれない感じで、パターン付けしようとしたらすでに乾き始めていてザラザラボロボロと崩れてくるような感じ。なのでこれは何か問題がある、っていうかとりあえずどうにもならないのでそのまま金鏝でラフに仕上げちゃって、最初の壁1面目は完全なる失敗に。

それを踏まえて次なる壁に挑みますが、そろそろ次の材料を練らなきゃということで、僕ら二人が塗ってる間にその周りを補助して回ってもらわねばならぬメグミさんなので、練り作業も段取り説明してやってもらうことに。

頑張って!

Dsc013494

そんな2面目は最初よりはマシっちゃあマシだったけど、窓周りの細かい部分がどうにもこうにもならなくて、面が入り組んで作業が進まないのにどんどん材料が固まっていっちゃって、最後は水でゆるゆるにした材料でならしてなんとか仕上げたけど、これまた失敗な感じの2面目の壁なのでした。

さすがにこれではダメだってことで、こんな時のためのホットライン、僕の左官の師匠である大将に電話してアドバイスをもらうことに。だけどやっぱり現場に来て見てみないことにはなんとも言えず、とにかくもう少し水を足して様子を見てというアドバイスをもらい、今日は無理だけど明日の朝見に行くからそれまで頑張って!ということで、今日のところは自分達で試行錯誤しながらお客さんの目に触れない場所からやっていくことに。

なので休憩の時間もヤマちゃんと二人、ああでもないこうでもないと言いながら・・・

どうやろうか意見出し合ってます!

Dsc013714

建築関係全般なんでもやるよというヤマちゃんも左官だけは手を付けたことがないらしく、昨夜は夢の中で左官しとったよ!とか 今朝は緊張して早くに起きてしもうたわ!って、大変な思いをさせてしまって申し訳ないが、ぜひぜひ力合わせて頑張ろう。

2面目の壁の後は収納の壁を、ここでようやくちょうどいい材料の水分量というか固さを見つけることが出来、やっとまともな感じで塗り始めることが出来ました。続いてはその勢いに乗って厨房の天井を、だけどこの天井ってヤツが本当に大変で、上を向いての姿勢は苦しいし鏝の感覚も難しくなるから上手く平滑に伸ばしづらいし、それでもなんとか木鏝でのパターン付けまで出来るようになってきました。

本当は今日のところはここまでにして残りの時間で他の作業をとも思ったんだけど、もうちょっとで終わりというところで材料が足りなくなっちゃって、ならばもう一袋練るしかあるまいというわけで、今の僕らなら行けちゃうんじゃない!?ってことで客室の天井を塗ることに。

それにしても本当に天井の珪藻土塗りは・・・

キツイっす!

Dsc013824

最初の塗りやすさ優先の固さから仕上がり重視の固さに変更したから、柔らかくて結構材料がポタポタ落ちるわけ。そしてそれが天井ということになれば上を向いての作業になるわけで、ポタポタの先は床ではなく自分自身だったりもするわけです。

つまりはそれってどんな感じなのって聞かれたならば、こんな感じだよって答えるわけで・・・

罰ゲームではありません!

Dsc013854

ポタポタと顔に落ちるのも気にせず黙々と塗り続けてるヤマちゃんだけど、真剣だからこそ面白すぎてメグミさんと二人爆笑しちゃって手が止まってますが、なんとか僕の方は顔には落とさず笑われずに済みました。

最後はヤマちゃんも顔洗って帰ってから、残った材料でトイレの天井も一面終わらせ本日の作業はようやく終了です。最初はどうなることかとハラハラしたけどなんとか形になってくれて、明日は朝から大将が教えに来てくれるからもっといい感じで仕上げられるのではないかと思ってます。

今日は初日ということもあって壁3面に天井3面終わらせるのがやっと。使った材料から計算するとまだ10分の1も進んでないことになるけど、明日からはもう少し効率良く進められるかなと思ってます。

どっちにしてもまだまだ先は長いのです。そしてそして・・・

早くも首がコリと痛みで悲鳴あげてます!

明日こそはいよいよ!

昨日はなんとか目標の下地処理を完了する事が出来ましたので、いよいよ今日は待ちに待った・・・

下処理2回目行っちゃいましょう!

Dsc013404

これが昨日までで完了した状態。マスキングテープの上からマスカーでビニール養生して、コンクリート面はシーラー処理、そしてボード面はジョイント部分とビス穴をシーラーの後パテ処理を1回。

今日の作業はまず1回目のパテ処理した後をバリ取りして回り、メグミさんには昨日の残りのシーラー塗りを、そしてヤマちゃん先生には2回目パテ処理前にジョイント部やコーナーの強度を上げるファイバーテープを貼っていってもらってます。

そしてまずは僕のバリ取り作業が終了したので2回目のパテ処理をテープ貼ってるヤマちゃんの後を追っかけてやっていくから、まずはちょっとお手本で塗ってみてよ!ってことで、ヘラを操ってパテを塗っていくヤマちゃんなのですが・・・

苦戦しております!

Dsc013424

元々ファイバーテープはボードの繋ぎ目を止めるものだからコンクリートとの相性はあまり良くなくて、塗ってると浮いてきてずれちゃうみたい。なので慎重に慎重に作業を進めてるけど大変そうで、一面終わったら こんなもんかな!?って僕にバトンタッチされてもド素人の僕に果たして出来るものなのか不安たっぷり。

それでもやるっきゃないってことで、僕はヘラではなく鏝を手に、天井のモルタル塗りをした辛かったあの日のことを思い出しながら、大将直伝の技を駆使してやってみますか。すると意外というかなんというか、最初こそ鏝の扱いがぎこちなかったり材料の伸び具合に対応しきれなかったりしたけれど、慣れてきたら結構いい感じに塗れて来てるじゃあないですか。

ヤマちゃんもテープ処理が終わったらパテ処理に加わって、メグミさんもシーラー塗りが終わったけどさすがに左官は難しいから庭仕事をしてもらうことに。お昼をのんびり休んだら、午後からはリズムに乗って鏝板から材料を取る ジャッ、ジャッ!っていう音が小刻みに響かせ職人モードに入ったら、気になってヤマちゃんが見に来たから熟練の技風の動きをしてみたんだけど、これがなかなか様になっていて 上手いなあ!って言われた次の瞬間失敗しちゃったりして、だけどなんていうか・・・

左官楽しい~!

Dsc013464

ここまではまだ下処理だからまあいいんだけど、本番仕上げ塗りは一発勝負だから失敗は許されないしやり直しもきかないから、本当に気合い入れて行かねばなるまいと思ってます。

とりあえず今日のところは思いの外早くに目標達成、これで2回目のパテ処理まで終わったから、明日は明日こそは珪藻土の仕上げ塗りに入ることができます。そんなわけで久々に6時には作業を終了し明日に備えて早めに帰ったら、なにげに集中しすぎて今日は全然写真撮ってないやということに気づき(実際今までの3枚しか撮ってなかったからね)そしたらちょうど宅急便が来てこんなものが届いたので一応撮ってみました。

いかがでしょう!?

Dsc080314

これは外玄関と外部に使う照明で、色々探したり考えたりした結果、新しいプキの家ではマリンランプを使うことといたしました。真鍮製のマリンランプなので、木の玄関ドア同様単に古くなっていくのではなく宮古島の日差しや風を浴びて経年変化を楽しめるのではないかと思ってます。

では明日こそ本当に・・・

いよいよですよ~!

下積みみたいな毎日です!

昨日でようやく養生も終わり、今日からいよいよ珪藻土塗りの下地に取りかかることが出来ます。いよいよ仕上げ塗りでないところが辛い現実なわけで、本当に下地下地で下積みみたいな毎日ですがここが正念場、張り切っていきましょう。

メグミさんには昨日塗った梁だけがまだ養生終わってなかったからそれをやってもらって、僕はボード壁のジョイント部分をシーラー塗りしていきます。

丁寧に塗らなきゃね!

Dsc013344

そしてヤマちゃん先生にはコンクリートの壁と天井に、こちらもシーラーを塗っていってもらってます。

まずは刷毛で隅を塗っていき、その後はローラーで縦と横と2回塗ったらムラなく仕上がるってわけで、暑い中ではありますが・・・

よろしくです!

Dsc013324

玄関ドア以外、窓も換気口も全て養生して塞いじゃってるから熱気ムンムン、しかも壁と天井一面にシーラー塗ってるから湿度もどんどん急上昇して不快指数マックスです。

養生が終わったらメグミさんにもヤマちゃんにやり方教えてもらってシーラー塗りを手伝ってもらい、ボードの下処理が終わった僕は今度はボードのジョイントやビス穴をパテ処理しなきゃなので、電動ドリルに小さな撹拌羽根を取り付けたら・・・

材料練ってます!

Dsc013354

さっきまでの刷毛とバケツをヘラと鏝板に持ち替えて丁寧に塗り進め、午後からもみんなで汗だくになりながら、しかも湿度を抑えるために持ってきた除湿器回しながらだからさらに気温も上がっちゃって大変ですが、そんな中 お邪魔しま~す!って聞き覚えのある声が。

ちょうど近くまで来たからと立ち寄ってくれたのは、お世話になってる不動産屋のチーさんです。興味津々中を見て回ったり、やっぱりいい眺めだね!ってお庭も楽しんでます。その隣には見知らぬ人が一緒に来ていて誰だろうと思ったら息子さんだそうで、そんな初めましての息子さん、只今絶賛再生中のモンパさんに近付くとせっかく出てきた新芽を食い荒らす毛虫を発見して払い落としたら、土ごと持って・・・

畑に投げてます!

Dsc013374

ナイス!虫嫌いの僕は、そんなふうに手で持って捨てれやしないからね。また落ち着いたら飲みましょう!ってチーさんから嬉しいお言葉頂戴しましたが、果たしていつになったら落ち着くのやら。

その後は観光協会の方々も差し入れ持って様子見に来てくれたりして、なんとか今日中に切りのいいところまで終わらせようと頑張ってます。そしたら作業の段取りでほんの少しだけ勝手口のドア空けたら蚊がいっぱい入って来ちゃって、顔の周りで飛び回っては刺そうとしてくるから手で払おうとしたら、あろうことか自分の鼻を思いっきり爪で削っちゃって鼻の頭から流血しちゃってます。

そんなこんなで色々ありつつ僕の方は目標だった1回目のパテ処理まで終了し、コンクリートのシーラー塗りはあと少しってところまでで終了です。

今日もまた梅雨らしからぬ綺麗な夕日が西の空に輝き、そんな時ふと思うのは・・・

ビール飲みてぇ~!

Dsc013394

だけどそうはいかないのです。お楽しみは車運転して帰ってシャワー浴びてから、だけど1杯だけにしておかないとその後作業出来なくなっちゃうからね。

明日はいよいよですよ!

ようやく完了の巻!

5月21日は金環日食の朝、全国的に皆さん朝から空を見上げていらっしゃるのでしょうけど、ちょうどその頃僕はひとり現場へと車を走らせてましたので、見てないっていうか見れないっていうか、以前の皆既日食の時もメガネがなくてちゃんと見れなかったのに今回も準備してなかったから(そんな暇あったら作業してるし)見れず終いとなってしまいました。

だけど一応写真くらいはと、だけどまともには撮れないから雲に隠れてうっすら見える瞬間を狙って車から撮ったら、太陽は写らなかったけど・・・

 三日月型の光が!

Dsc013134

さすがのテクニックと誉めてくださるな、完全なる偶然のたまものですから。

ところで昨日の日記が飛んじゃってますが、別に作業をサボってたわけじゃあないのですよ。日曜日だしヤマちゃん先生は来ないからメグミさんと二人で一日中頑張ったんだけど、やり直しの分も含めずっと養生ばっかりしてたから、まあなんの面白みも変化もないことよ。日曜日だから誰も来ないしね。帰ってからもやるべきことが常に山積してるから、ちょっとサボりで日記をお休みしてみました。

今日はメグミさんには細々した用事や買い物をお願いしたのでひとりで現場に向かい、こんなものを作ってみました。

それはそれは・・・

 チビ木鏝!

Dsc013094

珪藻土の仕上げ用に以前加工して作った木鏝、ちょっとサイズが大きかったのでカットして、切れっ端の方も細かい作業に使えるかもということで、ミニサイズも作ってみました。実際こいつの出番があるかどうかは分かりませんが。

そして今日はヤマちゃんが、朝から化粧梁の仕上げを頑張ってくれてます。

いい感じに仕上がってきました!

Dsc013154_2

僕の方は、不具合があって一旦持ち帰ってもらっていた建具が昨日手直し完了して帰ってきたので、そいつをペーパーで磨いてその後ワックス仕上げをしております。

もう手慣れたもの!

Dsc013164_2

今朝から分かってはいたんだけど、梁の仕上げをやり終えたら 悪いけど今日は帰るわ!ということでヤマちゃんがリタイヤ。朝からダメダメな顔して来て、だけど自分にしかできない作業だけでもして帰らねばと頑張ってくれたのです。ゆっくり休んでね!

というわけでひとり黙々と作業していたら、お昼からはメグミさんも合流して養生作業を今日で終わらせようと頑張ってます。

そしてこちら養生が終わる前にお願いと頼んで来てくれたのは、玄関のやり直しがあるから中途半端で作業をストップさせられちゃってたタイル屋さん。

ご苦労様です!

Dsc013204

今出来る範囲のことをやって帰ってくれたけど、またもう一回は来てもらわねばならぬのです。

夕方養生も先が見えてきたので、ヤマちゃんが仕上げてくれた化粧梁に塗装をしていきます。使用した塗料は玄関ドアと同じ怪しげな泥水のような塗料ですが、昨日塗装屋の社長も この玄関ドアいい色だな!って言ってたように化粧梁もいい感じの色合いに変化していってくれるんじゃないかと期待しております。

塗りたてはこんな感じ!

Dsc013254

コンクリ屋根にシルバーグレーに染まった渋い色合いの梁が重く感じられますが、徐々に色が変化していくはずだし珪藻土が塗られたら一気に雰囲気変わるはず。それともちろん青く縁取られたように見えてるマスキングテープも外しますので、そんな意味でも雰囲気変わるはず。

夕方にはギリギリなんとか全ての養生が完了、明日からは珪藻土塗りの下地へつ移ることが出来そうです。窓も全部養生したから風も通らず西日がきつくて大変だけど、それでもなんとか作業できるのはやっぱり屋上&外壁塗装のおかげかと。

さあさあ明日からも頑張るよ~!

あっちもこっちもいい感じ!

晴れの朝は気持ちのいい朝、そんなリビングからお庭の景色を眺める僕よりも、もっともっと気持ちよさそうな人が目の前に。

それはお庭に作業台出してる・・・

ヤマちゃん先生です!

Dsc012844

こんな気持ちのいい建築現場もそうそうないでしょう。

そんな現場には次々と人が集まってきて、まずは塗装屋のカツヤのチームがやって来たら昨日クロス屋さんが貼ったシートの上からパテを盛って、珪藻土仕上げの下処理をしてくれてます。クロス屋さんの仕事にも実は色々問題あったんだけど、カツヤ達が出来る範囲で手直ししてくれて、さすがこのチームはみんなレベルが高い。

見てるだけで気持ちいい仕事っぷり!

Dsc012894

ついでにこの後やる珪藻土塗りのアドバイスをもらったりしてたんだけど、ここで非情なるアドバイスをもらうことに。それは2日間かけて半分以上進んでるマスキング作業のことで、端から何ミリ空けてる!?って聞くから マニュアル通り塗り厚分だけ逃げてるよ!って言ったらそれじゃあ後で難儀することになるよと。僕はマニュアルに書かれてる通りのことをやっていたんだけど、プロがそう言うんだからそうなんでしょう。そう僕に説明するカツヤの横で、若い職人さんも大きくうなずいてたからさらに言葉に説得力が。なので苦渋の決断ではありますが、今までやったところ全部やり直そう!そう言ってメグミさんと二人で一旦はがしてから貼り直しの作業を開始するのでした。

それからすぐ後にはサッシ屋さんがやって来て厨房の窓にパーツを取り付けて行き、そこをまた塗装屋さんがコーキング打っていきます。

やっぱり塗装屋さんは塗装や塗料のことが気になるようで、内装に使ってる自然塗料のことを聞いてきたり、舐め回すように見ては このドアは誰が塗ったか!?って僕の仕事を褒めてくれたり、そしてこの外壁の塗料は何を使ったかって聞かれたので例の遮熱塗料を使ったんだって言ったら、宮古であれを外壁に使ったのはここが初めてなはず!ということで、塗装屋さんも興味津々のようです。

そんな皆さんが作業を終え帰ったら、昨日持ってきた材料をいよいよ取り付けるということでヤマちゃんと二人で共同作業。昨日持ってきた無垢の杉材は・・・

こんなことになってます!

Dsc012924

お分かりでしょうか、天井に打ち付けられたこれは化粧梁。

広いリビングの天井全てが珪藻土仕上げになるので、ちょっと間延びした空間になっちゃうかなと思ったから、引き締め効果を狙ってずっと前から考えていたこんなものを付けてみることにいたしました。もちろんコンクリートの建物ですから実際の梁も鉄筋コンクリートで、なのであくまでこれは化粧梁、お部屋のアクセントになればと思ってます。

そしてこちら、昨日設置した洗面台のタイルに目地を埋めていくヤマちゃんですが、この作業は結構時間との勝負な感じだったので僕は手出しせず、後ろから応援しつつ作業しながら見守ってました。

いい感じだね!

Dsc013044

タイル自体はピカピカ真っ白ってものではないんだけど、白い目地が入ったら天板の色合いと合わさって思った以上にカワイイ雰囲気の洗面化粧台となりました。まだ単なる台でしかないのでこれから益々雰囲気変わっていくんだろうなあと、こちらも完成を楽しみに頑張りますか。

僕らの作業は今日も珪藻土塗りの養生で、外壁の比じゃないくらいに膨大な量のマスキングテープがなくなっていきます。そんな感じで頑張ってたら、夕方今日も電気屋のタテツさんがやって来たんだけど、彼もまた弘法も筆の誤りの仲間入りを果たしていたのでした。それは昨日のこと、スリーブのカバーや換気口のフードを付けてくれてたんだけど、帰りに確認したら残念ながらリビングの換気フードを付け忘れて帰っちゃっていたのでした。

そんなこんなで日も西の空に傾きはじめ、曇りのち雨の予報も当たる気配なし。ならば1日の最後はこの作業で締めくくらねば。

お庭の水やりです!

Dsc013054

では作業終了あとは戸締まりして帰るだけ。その前に今日の時点での状況の把握と問題点がないかチェックしたり、明日のプランを考えたりとやるべきことをやったら、昨日までとはちょっと雰囲気変わったリビングを。

締まった感じ!?

Dsc013064

この後梁には塗装が入り、珪藻土で天井が塗られたらまた雰囲気変わるんだろうなあと想像しつつ、洗面台も完成のイメージを頭に描いたら・・・

あっちもこっちもいい感じ!

弘法も筆の誤りすぎ!?

今日は昨日までとは打って変わっていい天気、湿度計の針が100%を指すジメジメの毎日から一転、カラッとした空気とお部屋を通り抜ける風が気持ちいい。

気分も上々です!

Dsc012664

そんな晴れを待ちわびていたのは僕だけではなく、こちらの方もまた梅雨の晴れ間をずっと待っておられました。

それは電気屋のタテツさん、配管の穴が空いたまんまで一応詰め物して埋めてはいたんだけど、激しい雨だと漏れて中にまで雨水が入ってきて壁を伝っていたりしたから、外壁も終わりようやく取り付け出来るようになったから今日この晴れの日にエアコンスリーブのカバーや自然換気のフードを取り付けていってます。

これで雨でも安心だね!

Dsc012654

そしてこちら、昨日ブロック切って加工したりして一応準備が完成したのは、外の洗い場の排水です。本当は洗い場も自分達で作る予定にしていたんだけど、ここまで工事が遅れるといくらヤマちゃん先生がいるとはいえ時間との勝負なので、一部作業を建築屋さんに割り振ってお願いすることとしたのです。

なのでとりあえず僕がする下準備は・・・

 ここまでです!

Dsc012694

そうそう、昨日帰り間際に発見したトラブルっていうのはヤマちゃんに設置してもらってる洗面台のことで、メグミさんがどうも高い気がするっていうから、ちゃんと考えて高さ設定してヤマちゃんに作ってもらったのに、そんなはずが・・・・って高さが違~う!

というわけで、天板の面はここでお願いと指示した場所にそれを支える木枠が来ていて、なので天板の厚み分30ミリ上がっちゃってるではないですか。慌てて手直ししてくれてるヤマちゃんだけど、怪我の功名というか実際台が乗った状態で見てみたらもう少し低い方がいいかもということになって、なのでついでにあと20ミリ下げてもらうことに。

僕は今日で木枠の塗装を終わらせるべく塗りまくり、メグミさんにはまたマスキングと僕が塗った後の拭き取り作業をお願いして、まあ僕らの作業はひたすらそれを進めるだけなのでなんの面白みもないから写真はなしということで。

そんな中こんなものが現場に運び込まれていて、それはヤマちゃんが加工してきてくれた・・・

床板ではありませんよ!

Dsc012714

これは杉の無垢材を指定したサイズ合わせてカットし面取りしてプレナー加工したもので、幅はちょうどフローリングと同じ170ミリ。まあ同じである必要はどこにもないんだけどなんとなくね。何に使うのかはまた後のお楽しみということで。

そんなわけで作業していたら、ヤマちゃん先生が ちょっと見てもらっていいか!?っていうから洗面台の方へ向かうと高さの確認してますが、いやいやだからここから天板の厚み分引いたのが台の高さだからね!ということで弘法も筆の誤りの誤り、さらに手直ししてもらうこととなりました。

そしてようやく洗面台が所定の高さで設置できたら、今度は水はね防止でヤマちゃん寄贈のモザイクタイルを壁面にグルリと貼っていきます。だけどこれがなかなか難しく緊張感漂わせながらヤマちゃんが貼っていくので、僕もちょっとやってみるよということで・・・

選手交代!

Dsc012744

うんうん確かに難しい、だけど貼った後からでもしばらくは微調整できるから、グリグリ押したりしてそれっぽく仕上がっていきます。

タイルが貼り終わったら目地入れはまた明日ということで、今度はリビングで天井に墨打ちしちゃいましょう。こちらもまた僕が指定した場所にヤマちゃんがチェック入れて、その中心から左右に振って位置決めしたら、僕が片方持って伸びたラインの先をヤマちゃんが弾くとバシッと真っ直ぐなラインが天井に引かれました。

だけどなんか変、天井はサンダーかけて磨いて目地も埋めたけど、それでもやっぱり型枠の痕跡は残ってるわけで、だけどそのラインと今引いたラインが全然平行じゃない。なので なんか変じゃない!?って測り直してみたら、またしても弘法も筆の誤り・・・

慌てて消してるヤマちゃんなのです!

Dsc012794

その後はちゃんと墨が打たれて、まだ線引きしただけなんだけどなんとなくイメージが湧いてきて、僕の脳内ビジョンではなかなかいい感じになるのではなかろうかという映像が映し出されてます。

この作業と業者さんの手直しが終わったら、あとは今進めている養生が終わり次第内装のメイン、壁と天井の珪藻土塗りに取りかかることとなります。

毎日ちょっとずつ完成に向け進んでますが・・・

まだまだ先は長いなあ!