多良間島2日目の朝はスッキリ爽やか快晴の朝となり、顔洗って目覚めたらまずは朝食をってことで宿の食堂へ。早朝から動き出してる人が多数いるのを気配で感じていたし今も僕らしか朝ご飯食べてないし宿のオバサンに聞いたら案の定 お二人以外はみんな作業で島に来てる人達だから!ってちょうど先日の新聞に載っていた通り多良間島で新たな製糖工場を作ってるんだけど工事が遅れに遅れてるって、なので大量に作業員が島に投入されているんだそうな。
その後は今日の予定をおおまかに相談したら朝の放送もあったしその流れでいきますかって、まずはタプーちゃんのお散歩がてら集落内の散策からスタートです。そしたらなんなんでしょうかこれは、いきなり僕らの目の前に現れたものは現代アートと言われたらそう見えなくもないし、ラピュタ的と言われたらそう見えなくもないし、単純に捨てられた車がとんでもないことになってると言われたら・・・
さてさてどれが正解か!?
そんな光景を不思議そうな目でマジマジと眺めたら、お次はヤギさんとの遭遇を楽しんだりして、さらには地元のチビッコに遭遇 おはよう!って声掛けたら おはようございます!って元気に返してくれて、そしてすれ違いざま でっか!ってタプーちゃん見てビックリしてるけどそんなにでっかくはないでしょうにって笑ってます。
そして最初の目的地に到着したら見上げる景色は八重山遠見台、ちょっと気の早いデイゴの花とのコラボがいい感じで、だけどそれは新しく出来たコンクリート造りの展望台で元々の遠見台はその隣にちょっとちっちゃく存在してて、メグミさんが上ったら 全然海見えないよ~!って当時はもちろん見えたんだろうけどそれから数百年で周りの木々が成長して見えなくなっちゃったんだろうね。そして見えなくなったのは海だけじゃなくそこへ上る階段もどこにあるのか分かりにくくてね、なのでタプーちゃん遠見台の下をグルグル回って探していてね、ようやく見つけたらダッシュダッシュで・・・
最後までそのままの勢いで!
その後新しい方の遠見台に上がったら、さすが現代版からは360度のパノラマが一望出来て、石垣島の姿は見れずも水納島はクッキリです。
ではそろそろ時間だねというわけで朝の放送で案内していた場所に5分前集合でやって来たら、島の人達が集まりいい感じに賑わってます。村役場の隣のコミュニティーセンターで島野菜の即売会をやりますよってことだったのでせっかくだし覗いてみようとやって来たら、美味しそうなの色々発見争奪戦に負けてゲット出来ないものもあったけど、多良間土産ということで色々買い占めいい感じ。そして抱っこされてるタプーちゃんも、みんなに可愛い可愛い言われては・・・
いい感じいい感じ!
おまけにどうぞ!って巨大なキュウリをもらったりしてニコニコ笑顔で一旦お宿に戻ったら、さあここから今日も気合い入れて行きますよってことでタプーちゃんをカゴに乗せたら力いっぱいペダルを踏み込みます。
昨日は島の北の端っこ前泊港から時計回りにサイクリング楽しんだので今日は同じ前泊港から反時計回りで昨日の場所まで2日間で島一周巡るよということで、まずは海まで出たらそこから車も人も誰もいない一周道路を風切って走ります。今日は綺麗な夕日が見れそうだしここだったらってポイント探しながらいい場所見つけたら、もうちょっと先までは本当に快適なサイクリングコースだったんだけどそれも終了の時が来て、多良間空港にやって来たらここからが大変旧道に入った途端道はガタガタ木々や雑草に行く手を阻まれ完全なるジャングルクルーズとなり、まあガイドで良くこういう道走るよねって感じもそれはあくまで車の話、ママチャリにタプーちゃん乗せてはなかなかハードでガタガタ道や砂交じりの地面にタイヤ取られるし草がバチバチ足に当たるしもう大変。
それでも楽しむ気持ちをなくしたらそんな旅に意味はなしと、気になる細道見つけたらほぼ例外なく突き進んでは誰もいないビーチに降りたり楽しんでます。
タプーちゃんもこの顔ですから!
この険しい道はどこまで続くのかいつまで続くのかどれだけ進んでるのかもよく分からなくなってきて、と思った次の瞬間後ろから軽トラのオジーがやって来たから声掛けると地図見ながら今の場所を教えてくれたり有難いことで。
この辺島の南側は何もないよ!って言った次の瞬間ちょっとバツの悪そうな顔して まあ北の方にも何にもないけどな!って。
心優しきオジーです!
そんなオジーにお礼言ってお別れしたら、その先に岩穴がいい雰囲気出してるビーチを発見したりオジーに聞いたガーにメグミさんが突撃したりやっとやっとでアスファルトの道に出たら ようやく脱出だぁ~!ってテンションマックスになったりしてね。
ここまでで一気に体力使ってヘトヘトになったし木陰か岩陰のある場所でちょっと一休みしますかと、いい感じのビーチに降りたら岩陰に腰を下ろして喉潤しそしてお昼用にと持って来たパンを齧りながら海の景色楽しんでるんだけど、そんな僕らの目の前では日曜日だし家族総出で来ましたって感じの島の大家族が仕掛けた網に掛った魚を収穫楽しそうに賑やかな声響かせてます。
ワンコがいるしメグミさんはジーパンに靴だし、僕ひとりで様子見に行っては声掛け いっぱい掛かってますね!って。そんないっぱいの中には沖縄らしいカラフルなのから凶暴なウツボにそれからでっかいハリセンボンまで。そして一番の大物はウミガメ掛っちゃってるし網から外したら、ちゃんと海に帰るんだよって・・・
無事にお家に帰れたでしょうか!
そんなほのぼのとした光景ではありましたがウミガメさんの泳ぎの早いこと早いこと、これはお礼とか恩返しとか期待できないね!って笑ったら、ちょっとこっち手伝って!って魚を網から外す作業をっていうんだけど、そこまでジャブジャブ行ったら引き上げた網から出てきた魚は2匹だけだし網から外してるの2人だし結局僕の出番はなしでおしゃべり楽しむだけでした。
ではでは出発そこからもうしばらく走ったら、昨日の到着地点が見えてきたからここまでだねと、これで一応多良間島一周だねってことでそこからは時間もまだまだ余裕だし気になったところに寄り道しつつ内陸の道を宿のある集落目指して走ります。
一旦宿に戻ったらちょっと歩いて気になってたお店を訪ねたら、そのままお店のお姉さんと立ち話は長話。帰って来たらもう体力の限界とそのままバタンと倒れてお昼寝タイム、シャキッと目覚めたらシャワー浴びて準備して、今朝この場所がいいよねって言ってたビーチを再び訪れます。そんなビーチの流木に腰掛け見る景色はもちろん・・・
綺麗な夕日でありました!
のんびりと語らいの時間楽しみ沈む夕日を見届けたら、さあさあ急いで帰らなきゃ宿の夕飯時間に間に合わないよ。といってもプキの家スタイルでみんな揃って手を合わせたり乾杯したりってわけじゃなく、僕ら以外はやっぱり労働者系の人達が普通に夕飯食べてますって感じでここでの交流は宿のオバサンに僕らから話し掛けた時のみって感じ。
食事の後は防寒仕様に着替えたら、またまた自転車こいで宮古より真っ暗レベルが上の道を港まで行ってみたら思った以上に明るくこれじゃあダメだねと、結局朝夕夜と本日3回目となるビーチへやって来ましたよ。
対岸に水納島があるけどひと家族しか住んでない島に街明かりはなく本当に真っ暗で、ちょっと雲が出てたけどスーッと流れてくれたら今がチャンスと、適当だけど星空撮ってみたら・・・
夜の多良間はこんな感じ!
宮古の中でもプキの家がある狩俣地区は市街地から離れてるし田舎の集落だし星はバッチリ綺麗だけれど、ここはさらにもう一段星の数が増えるなって感じで田舎に行けば行く程いいものいっぱいあるよねと、そんなことを思いながらでも二人して一番思ってるのは 帰って寝ますか!って自転車で走り回ってジャングルにまで突撃し、夏のような日差し浴びてさすがにもうヘトヘトだから、帰ったら今夜もまたバタンキューの夜でありました。
今日も全力出し切りましたよ!