良い子は眠る午前3時、気持ちよく見ていた夢を振り下ろした斧でぶった切られたように目覚めたら、まずはデッキに出て外の様子を確認すると天気は快晴風も穏やかいい感じ。

ギリギリまで寝て3時半に朝食お願いしますということだったのでメグミさんと共に眠い目擦りながら準備して、レース前最後の食事だからリクエストに応えてパワーが出るよういつもよりボリュームたっぷりな朝ご飯が出来上がる頃コウジさんがお目覚めです。そしてゆっくりしっかり噛みしめながら栄養を体内に取り入れるって感じで食べてる真夜中の朝食タイムは、僕も眠気覚ましのコーヒー飲みながら今日のレースについておしゃべりしつつ過ごしてます。

では着々と準備したら予定通りの4時30分、そろそろ出発しますかという頃目覚ましが鳴り宣言通りミドリちゃんが起きてきました目は開いてないけれど。では気合い入れて行ってきますということで・・・

頑張って!

P1060163jpg5

そのまま二度寝に突入のお二人さんに見送られつつ真っ暗闇の道をスタート地点目指して車走らせながら、レースナンバーの318っていい番号だね!って318はみーや、みーやは宮古島市のゆるキャラの名前だからみんなも覚えやすいしいい番号だねということで。

ちょっとでもリラックスできるようにとそんなこと話しながら走ってるんだけど、忘れ物してないかなあ!?って本人ちょっと心配してたりして、だけど残念ながらありました忘れ物、レース用の腕時計忘れてきた!ってもうスタート地点目前だからね。なのでひとまず僕の腕時計渡したらバイクの応援の時に手渡すからってことで、頑張ってと声掛け一旦お別れプキの家へと戻ります。

朝7時にレースはスタート1時間足らずでスイムを上がって次がバイクだから狩俣を通過するのが8時半くらいの予定ということで、それに合わせてみんな起きたら朝食食べて、ミドリちゃんもヤマちゃんカズヒコさんもタプーちゃんもメグミさんも一緒に沿道へ応援に向かいます。僕は一眼レフ構えてメインのカメラマンしなきゃだから時計手渡す大役は 私ですか!?ってプルプル震えて緊張した顔のミドリちゃんにお願いしたものの、その姿を見て我ながら内心人選ミスだったかと思ったりしつつも、コウジさんのご指名だから頑張って!とか適当なこと言ってはきっと上手に受け取ってくれるさと楽観的な僕なのです。

今か今かと待ってる間も走ってくるバイクに手渡す練習してみたり写真も流し撮りの練習してみたりして、活気溢れるエイドステーションはドリンク補給しつつ次々とバイクが走り去り、そしてその中に吸い込まれるようにヨタヨタと横断するオバアが危うく轢かれそうになって周りの人にメッチャ怒られてたりして。そうこうしてる内に あれじゃない!?って赤と黒の姿が近付いてきて、ほんの少しだけ減速したらミドリちゃんに向けて手を差し出して・・・

バッチリ受け取れた!

Dsc03555jpg5

もっとスピード落とすのかと思っていたからハラハラしたけれど、無事大役を終えホッと安堵の表情を浮かべるミドリちゃんと、ヤッタヤッタと優勝でもしたような喜びっぷりのメンバーはどんだけミドリちゃんのこと信用してなかったんだって失礼な話しです。

その後も池間島1周して帰ってくるのを次々通過する選手達に声掛け応援しながら待って、しばらくしたら戻ってきたコウジさん僕らに手を振る余裕を見せ、そしてその手には・・・

ちゃんと腕時計が2つ!

Dsc03581jpg5

ひとまずこれにて朝の応援は終了そのままタプーちゃんのお散歩海まで行こうということで、カズヒコさんはお出掛けするってことなのでミドリちゃんとヤマちゃんと共にプキビーチへ。

朝のちょっとの時間応援しただけでかなり日射しもきつく気温もグングン上がってくるから選手達は大変だねって言いながら、タプーちゃんは岩の辺りでお休みしてもらって僕ら3人揃って足をチャプチャプクールダウンで気持ちいい時間を過ごしてます。

楽しいお散歩でした!

Dsc03615jpg5

お散歩から帰ったらお二人さんも海を目指して出発し、そこからはレースの状況をネットで見つつやるべき作業をテキパキと。だけどもネットのレース速報が見れたのはバイクフィニッシュまで、予定よりもいいペースで来てるなと思っていたらその後全く画面が表示されなくなって、一応ゴールしたら連絡もらって迎えに行くよとは言っていたんだけど、せっかくだからミドリちゃんとヤマちゃん早めに帰ってきてゴールを応援に行きたいって言ってたのにこれじゃあ状況が全く読めません。

それでも予定通りお二人さんが早めに帰ってきたら、予定ではギリギリ間に合うかくらいのタイミングだから速攻準備したらゴール地点を目指して車走らせ出発です。そしたら途中でメグミさんから電話があって30キロ地点の通過タイムが出たっていうんだけど、これは本格的にギリギリのタイミングもしかしたら間に合わないかも。コウジさん今まで宮古の大会ではいつもランの途中で腹痛に襲われたんだって言ってたから、お腹下してトイレに駆け込んでたらいいのにって レースより応援優先ですか!?って不謹慎な言葉を発しつつ車走らせて、ゴールの陸上競技場には車で入れないからギリギリのところまで進んで止めたらそこからはダッシュで競技場を目指します。

競技場まではほんの200mくらい、なのでコウジさんよりも先に競技場に入らねばと全力疾走してるんだけど、早く早く走って走って!って二人して全然足上がってないし全然進んでないしそのわりに息も絶え絶え 自分でもビックリだわ・・・ってあまりの体力のなさに衝撃受けながら、もう歩いてるのと変わらんくらいのスピードだから。

遅すぎさん達頑張って~!

Dsc03630jpg5

最後は息も絶え絶えなんとか競技場の入り口まで辿り着いたら続々と帰ってくる選手達に声掛け応援して、200km以上を駆け抜け帰って来るであろうコウジさんを待っていると、電話が鳴ってまさかまさかと思ったらそのまさか・・・

ゴールしちゃってたし!

Dsc03643jpg5

というわけで聞いていた予想タイムよりもかなり早くにゴールした早過ぎさんと、ほんの200mダッシュも出来ずに間に合わなかった遅すぎさん。その差わずかに1分か2分、本当に悔やまれるけどもしギリギリ間に合ってたらそこから一緒に競技場1周400m走らなきゃだったからね、足手まとい確定だったからね。

暫しゴールの余韻に浸ったり写真撮ったり他の選手の写真撮ってあげたりしつつお二人さんもゴール会場の雰囲気味わって、全てを出し切ったコウジさん動くのも辛そうなので荷物まとめたら3人で持って会場を後にし車に戻ってレースの話しを聞きながらプキの家へ。

帰ってきたらメグミさんとカズヒコさんが出迎えてくれて、シャワー浴びたり片付けしたりしてる間に夕飯の仕上げしたら、コウジさんもついに解禁ですから・・・

みんなで乾杯です!

Dsc03647jpg5

今夜はヤマちゃんに乾杯の挨拶頑張ってもらったら、ジョッキをグラスをガチャンとやって乾杯して祝いの夜が始まります。

ロングの大会はレース中に1万キロカロリーくらい消費するんだって聞いていたので、その分補給してもらわねばと美味しいのいっぱい作ったから、だけども満身創痍のこの体じゃ料理取るのも一苦労なので、気の利く遅すぎさん達が・・・

精一杯のおもてなし!

Dsc03656jpg5

ワイワイ賑やかに飲んで食べて、そんな宴の夜はカズヒコさんが三線弾いてくれたりそれから今夜一番のヒットはミドリちゃんの手を着かずにするでんぐり返し。元体操部ということでみんなからのリクエストで渋々やってくれたんだけど、手を着かないように両手広げて白鳥のポーズみたいな態勢からゴロンと転がり見事着地して、一瞬間を置いて で、どうよ!?みたいな微妙な空気がたまらん面白かったね。

本当はその後全身マッサージも予定していたんだけど 日焼けが痛いからそれはいいよ!ってことで、疲れているだろけど結局楽しんでいたら知らぬ間に日付も変わっていて、真夜中から夜中までレース以外もロングな1日ご苦労様でした。

応援のみんなも今日は1日お疲れさまでした!