トライアスロン当日の朝は3時起きの朝。そして気になるお天気は、雨こそ落ちていないもののさらに風が増して荒れに荒れてる感じ。だけども数年前にもっと酷い状況の時もあったし午後から回復するみたいな予報だから、まあ気にしない気にしないって言いながら朝食済ませたら、準備万端のシンイチさんノリオさんを車に乗せてチームの本隊がいる民宿ゆくいへ。

そこからワゴン車に乗り換え出発するメンバーを見送ったら、一旦帰って僕らも応援の準備したりタプーちゃんに早めのゴハンあげたりしてから出発です。スタート地点の東急リゾートに到着したらマイティのメンバーを捜しながら、だけどなんだかいつもと会場全体を包む雰囲気が違ってなんだろうと思ったら、みんなを見つけて原因が分かりました。

ウエットスーツ脱いでるし・・・

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そう、海が荒れてスイムが中止になり、今年の宮古島トライアスロンは29回大会にして初のデュアスロン(ラン・バイク・ラン)となってしまったのです。

なので選手達も動揺を隠せないしスイムが得意な選手は特に残念そうだし、それ以前にシューズがないって選手もいたりして、大会の運営側も初めてとはいえ情報が錯綜して混乱しまくり状態。そんなスタートは1時間遅れの8時ということで、それまでにギリギリなんとか体勢を整えいよいよスタートの号砲が。

いつもと違う光景です!

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プキの家に泊まってるお二人さんを含め、マイティのメンバーは全部で10人。メンバー表で確認しながらお揃いのオレンジのユニフォームが通過するたび マイティ~!!って叫んで応援してます。

ひとしきり通過したらゴールの場所へと移動して、6.5キロのファーストランを走り終えた選手達が戻ってきたらまたカメラ構えつつ精一杯の応援を。スイムと違ってランの6.5キロではほとんどタイムに差がつかず団子状態でバイクのスタートとなるから危険度はかなり増してるけど、みんなが無事出発するのを見送ったら次は場所を移動してバイクの応援に。

交通規制があって選手達を追い越すことは出来ないので狩俣に戻って応援とはいかず、南清園の先のちょうどカーブのところが減速して応援しやすいかと先回りしたら、ギリギリ先頭の選手に間に合いそこから応援スタート。スイムが中止になるくらいに北風強くコンディションはかなり悪いけど、ここは追い風受けてスピード出るから軽快な足取りでマイティの選手達も次々目の前を駆け抜けていきます。

シンイチさんは事前に聞いてたより速いペースで通過して、だけど集中してるからか僕らの声に気付かずに、だけどその後やって来たノリオさんは・・・

笑顔で手を振り余裕の表情!

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そんなわけで元気いっぱい走り去る姿を見届けたら、一旦プキの家に戻って早めのお昼を僕らもタプーにも。そしてバイクの2周目に合わせて、今度は狩俣のエイドステーション前に向け出発です。

プキの家の二人はもちろん他のメンバーも応援するんだけど、さっき応援していて別宿のメンバーは僕らのこと分からない人もいるから 応援してくれてるダウンの二人は誰!?って感じだったりして、これはいけないということでタダちゃん&モーヤンがプレゼントしてくれたミニ看板で応援ボードを作成。っていうか4月後半の宮古でダウン着てさらに震えてるってどんだけ寒いの今日の宮古島は。

狩俣でシンイチさんの走りを見届けたら、すぐに移動して先回りでバイクのフィニッシュ地点へ。まだメンバーはやって来ませんが、せっかく作ったので・・・

こんな感じで応援してますの図!

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もちろんこれでは選手に見えないので、実際には反対向けて頭上に掲げて応援してるんだけどね。

すでにトップ選手は最後のランに突入していて上位選手が続々バイクフィニッシュしていく中ひとりまたひとりとマイティの選手達も駆け抜けていき、シンイチさんがやって来たらさっきは応援に気付いてくれなかったんだけどまた気付かぬままにバイクは通り過ぎボードの効果なし状態だったけど、ランのスタートではさすがに気付いて・・・

手を上げ力強く応えてくれました!

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そのままこの場所でランのスタートを応援しながら見送り最後はバッシライン前でノリオさんを待ってたんだけど、先回りしたはずが遅れたようで結局会えないままにそろそろプキの家へと帰らねば。

なぜに応援の途中で帰るのかといえば、それはこのような状況になってるから。

日常の暮らしですか!?

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いえいえ夕方チェックインのお客さんを迎えるためで、そんなトライアスロン当日にやって来た本日のお客さんは、レースのことなど一切知らぬまま宮古にやってきたサオリちゃん。なので普通にチェックインして普通におしゃべりして、そしてその後普通にタプーちゃんのお散歩でプキビーチまで。ただひとつ普通じゃないのはここでも海が荒れてるってことだけで、危うく波に飲まれそうなタプーちゃんなのです。

お二人は全員のゴールを待ちレースを最後まで見届けてから戻ってくるということで、僕らは先に夕飯済ませて帰って来てから乾杯するためにお酒は控え・・・・たりせず、物忘れキャラを確立したサオリちゃんと楽しい時間を過ごしてます。そして 無事ゴールしたよ!って笑顔でお二人さんが帰ってきたらまずはシャワー浴びてサッパリしてもらい、もちろんその後は・・・

おめでとうの乾杯を!

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もちろんレースの話しで大いに盛り上がりながら、その存在さえ知らなかったサオリちゃんもわからないまま輪に入って楽しんでます。

この後ゆくいでメンバー揃って飲むんだということで、プキの家での乾杯を終えたら出掛けていき、残った僕らはそのまま日付が変わる頃まで楽しく飲んだらそろそろお開きに。今日は朝3時起きでハードな1日だったから、もちろん選手達の大変さとは比べるべくもないんだけど、お先に寝ましょうかと思った次の瞬間 ただいま~!って帰ってきたのでまた飲み直すことに。

だけども何でしょうかこの感じ、疲れて目がおかしいのかもしれないけれど・・・

人数増えてない!?

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というわけで別宿メンバー2名も一緒に乗り込んできたら、ここからはちゃんとしたアスリートなトークもありつつ笑ったりスベったり残念だったり失礼だったりの賑やかな時間を共に過ごして知らぬ間に夜中の2時を過ぎようとしております。

今回は悪天候で初めてのデュアスロンになって残念だったし過酷な条件の中でのレースだったけど、納得のレースだった人も悔しい思いをした人もそれぞれ持てる力をフルに発揮した結果だもんね。僕らは声枯らして応援してたけど、みんなに努力の素晴らしさやチームの良さみたいなものを教えてもらったり、ありがとうと言われてるけど逆にありがとうを言いたいくらいの思いになったりして。

アスリートの皆さん本当にお疲れさまでした!