台風一過の朝は晴れの朝、とりあえずは被害をもたらすような台風ではなかったので一安心です。
今日もまずはヤマちゃん先生の作業場へ向かいさらなる工作物のお願いをし、頼んで加工してもらっていた中から一部を車に詰め込んだら現場へと向かいます。現場では今日も大工さんが玄関の手直しとドアの取り付けを頑張ってくれていて、その横で僕はまた細々とした作業を・・・
照明器具のセッティングを!
こちらは以前加工して塗装しておいた手作りの照明ですが、実際付けてみないとどんな感じになるのかまだわからんですね。
そしてお次は昨日ノコギリで分解カットしていたパーツを使っての、リメイク作業をやっちゃいましょう。何をリメイクするのかというと・・・
ウォールハンガーです!
今のプキの家で使っていたものなんだけど、結構華奢な作りだし結構使い込んだ感じになってきていたので新しいお部屋に合わないなあと思っていて、ならばフックの部分だけを取り外して再利用、ベースの部分はひと回り長さも厚みもあるパインフローリングの端材を使って作ろうと思い、作業のついでにサイズ指定してヤマちゃんにカットしてもらっていたのです。
位置を出すために表側から下穴空けて裏側からコーススレッドで木工ボンド付けたフックを固定したら、ちょっと色味に違和感あるものの形としては完成。それに蜜蝋ワックスを丁寧に塗り込んで、ウエスで磨き上げたら・・・
しっとりいい感じの風合いに!
元のより幅も厚みも出てしっかりとしたいい感じに仕上がってくれて、リメイクもまた良しと思える出来映えです。
そんな僕の作業の隣では客室のドアが取り付けられ、続いてトイレそして脱衣所と順番に枠にドアが装着されていきます。とりあえずは仮に付けて微調整してから順番にドアノブつけていくんだけど、ひとつひとつ確認しながら見て回るとトイレのドアもちゃんと付いてるし、脱衣所のドアもドア枠や床との隙間なくビシッと入っていて・・・・いやいやダメじゃん!
脱衣所のドアは開けたとき邪魔にならないように内開きにしていて、だからバスマットに当たらないようアンダーカットしてもらうよう頼んでいたのにビシッと隙間なく作られていて、これじゃあドア開けられないようって状態です。現場監督に連絡してとりあえず一旦建具屋さんに持って帰ってもらって、手直し後あらためて取り付けすることとなりました。
そしてこちら青空に映えるのは、ようやく新しい枠が入れられお役ご免となった旧玄関ドア枠ですが、改めて見てみても・・・
仕事がが荒い!
その後は水道屋のカツオさんが来て便器の設置をしたり洗面台の作業をしてくれたり、そして僕の方は残りの珪藻土を塗る場所のマスキングをしたり畳が入る前に塗らなきゃだから畳寄せのマスキングと表面の研磨をしたり。
そして早くも日が暮れ始め、職人さん達が帰って僕ひとりで作業続行してから最後は片付けして、そんなことしながらリビングの入り口に片方だけ取り付けられた無双ドアに目が行ったら、これってなんだか・・・
間口が狭い!?
設計と監督と実際この場で協議して決めたドアだからそんなはずはないと思いながら図面と合わせてみると、やっぱり開口部が狭くなってる。何がどうなってこうなるのかひとつひとつサイズをチェックしていくと、枠の部分だったり戸当たりの部分の強度を確保するためにサイズアップして、だけどその分ドアの幅を縮めてないから結果そのしわ寄せが開口部に来ちゃってるって状態です。本来一番大切な開口部のサイズに周りを合わせるのではなく、ドアサイズに周りを合わせてしまったってことなんだろうけど、このドアもなんとかしなければでっかい荷物抱えてお客さんが入ってくる場所だからね。
そんなこんなで日々トラブル発生プキの家、過去・現在・未来へとこのスパイラルは変わることなく続くのでしょうか。
明日は明日のトラブルが・・・