2011年3月11日、あの日からもう一年が経ちました。

あの日の僕は今日と同じくキビ畑にいて収穫作業の真っ只中、軽トラのラジオで速報を聞いたあの瞬間を、流れる涙を止めようもなかったあの日を今でも忘れることは出来ません。

プキの家のお客さんは幸いにも地震で命を落とした方はいらっしゃいませんでしたが、避難を余儀なくされた方々がいらっしゃったり、そして地震と原発の影響で今でも不自由で不安な毎日を過ごされている方も多いかと思います。幸いにも被災されなかった方の中にはボランティアで現地を訪れた方、募金をされた方、支援物資を送られた方、得意の三線で義援金を募るチャリティーライブをされた方もいらっしゃいました。

僕らは遠く離れたこの場所からなかなか出来ることもないままに過ごしてきましたが、一年が経った今改めて思うのは、僕らは僕らなりの精一杯をしていくしかないんだということ。それが僕らにとってはプキの家で、縁あって訪れた人達に元気と安らぎと楽しさを、被災された方にも被災地を応援する人達にも精一杯に伝えていくことなんだと思ってます。

みんなみんな全ての人は繋がってるから、遠く離れたこの小さな島からだって、想いを届けることは出来るから・・・

心ひとつに力合わせて乗り越えよう!