プキ日記

2006年 12月 17日の投稿一覧

心に響く八重山の唄を・・・

楽しかった観光ガイドから帰るとしばらくしてお客さんがやって来ました。本日のお客さんは、去年結婚30周年の記念旅行で遊びに来てくださったヒロシさんカズコさんのお知り合いということで、八重山の島々を巡ってから来られたマナブさんです。そしてもう一組、愛犬を生まれ故郷に、そして親に会わせてあげようと西表島からやって来たヒコさんケイコさん、そしてライカルルです。

でっかいプキにビビってます!

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ライカは笑顔のプキが近付くと歯をむき出して怒るものの、明らかにビビッてるだけなのが見て取れます。そしてルルはもうあからさまにプルプル震えちゃってます。

そんなワンコ達も落ち着いた頃、ヒコさんが三線を手に取りそれじゃあ私が八重山の唄を歌うのでご主人は宮古の唄を・・・ということで二人で三線の演奏会となりました。なんと三線歴30年という大先輩なヒコさんです。

う~ん、さすがっ!!

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トゥバラーマ、デンサ節など八重山の唄を披露してくれました。三線の腕前はもちろんのこと、歌声がまた素晴らしい!以前はかなりのヘビースモーカーだったのが、タバコをやめてから声が出るようになったんですよと嬉しそうに語るヒコさん。その言葉に反応したのはヨシさん。タバコで苦労して、それを乗り越えたもの同士意気投合してました。

惚れ惚れするような歌声でしたよ!

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それじゃあ僕も負けないようにと三線を手に宮古の島唄を弾き、心を込めて歌うんだけど・・・

ダメだダメだ、声が出な~い! 昨夜のカラオケでノドが潰れてるよ~!!

ってなわけで、残念ながら素晴らしい美声!?を披露することは出来ないのでした。

その頃二人の歌声を子守歌に、部屋の隅っこで二人仲良くハウスに入って寝ている様子のライカとルルを写真に撮ってあげようとカメラを構えると・・・

☆キラ~ン☆

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バッチリカメラ目線、しかもフラッシュを浴びてピンクとグリーンに輝く瞳が眩しい2匹なのでした。

ライカとルルも聞き惚れていたのかなぁ。。。

嵐を呼ぶ男!?

最初に来たときはほとんどが曇りや雨で、ほんの2時間ほど陽の光を浴びただけでした。そして2回目はおもいっきり台風の直撃をくらい、お出掛けさえもままならないってな状態に。というわけで今回三度目の正直を期待していたわけですが・・・

昨日の朝は曇ってはいるものの穏やかな空だったのが、ヨシさんが到着したお昼頃から一気に荒れ模様となって分厚い雲が駆け足で西の空へと流れ、なんだか台風が迫ってきたような雰囲気さえ醸し出しているのでした。

だけどそんな天気にへこんでるヨシさんではありません。前回、前々回と行けなかった観光ガイドにようやく三度目の正直で行けることになったのだから!

というわけで早速出発です。まず最初にやって来たのは・・・

崩れた橋ではないですよ!

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伊良部島へと橋を架ける工事をしているところです。今日は日曜日で工事はお休みだけど、いつの日かこの橋が架かったら島の人達の暮らしも随分変わるのだろうなぁと思いながら、今日もどんよりと垂れ込める雲を眺めピューピュー吹き荒れる風に晒されているのでした。

そして次に向かった来間島のビーチでは・・・

イテテテテッ!!

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吹き荒れる風にビーチの砂が舞い上がり、バチバチと足に手に顔に容赦なくぶち当たってきます。たまらず逃げるように車へ戻るも、他に誰もいないビーチには綺麗な風紋が描かれ、こんな日にやって来た変な人達にほんの少しのご褒美を見せてくれるのでした。

そしてこんな風の日にはここへ来てみたくなっちゃいますね。

ブンブン回ってますよ!

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遠目に見るのどかな景色とは裏腹に、羽根ごともぎ取れるんじゃないかと心配しちゃう程の勢いで回る風車に圧倒されるのでした。

次にやってきたビーチでは、風の裏側なのである程度波も穏やかだろうと思っていたのに予想に反して荒れまくっていて、しかも満ち潮に向かう時間だったようで打ち寄せる波が引く一瞬の隙に・・・

ダ~ッシュ!!

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だけど満ち潮に向かう時間というだけあって、行きは良い良い帰りは・・・ってヤツで、岩に砕ける波を二人して思いっきり被るし、ダッシュで砂浜を走るときも足元ビショビショになっちゃうし・・・・

もう楽しい楽しい♪

東平安名崎では覚悟を決めて灯台に上り、案の定・・・

今日一番の暴風です!

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僕は人一倍安定感があるけど人一倍風の影響を受けるから大変なんだ!と言いながら体を斜めにして風とのバランスを取ってるヨシさんでした。灯台を降りるとちょうど人力マンがお客さんに三線を弾いて聴かせているところで、その目の前を踊りながら横切り、キッチリお客さんの笑いと歓声をさらっていくのでした。

最後は願いが通じたか、それともそろそろ勘弁してやろうとお許しを戴いたということなのか、こんな感じで・・・

抜けるような青空が!

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まあまあ、終わりよければ全て良し。台風のような風を楽しめたし日本海のように荒れ狂う南国の海も見れたし、最後にはこんな青空も見れたし良かった良かった。

さあさあ帰ったら新たなお客さんが待ってるよ!