プキ日記

これにて気持ちも一区切り

今日から数日間はお客さんが途切れ、やらねばならぬことも山積み状態だったし気持ちを切り替えるにもちょうどいいということで、天気もいいし朝から出掛けるつもりで準備をしております。

すると今日もまた荷物が届き、箱を開けるとお世話になった作業服院長から・・・

可愛らしいプリザーブドフラワー!

Dsc01172

花というよりまるでケーキのような、「プキちゃんへ」って書いてあるし、きっとプキがいたなら食べたい食べたいってうるさかっただろうなあ。

今でも毎日のようにプキのためにメールが届き涙ながらに電話してきてくれる人もいたりして、僕らもふとした瞬間プキがいるような、そしてプキがいないことを実感しては涙がこぼれたりしてますが、この休みで気持ちを切り替えねばということで、今日はプキの遺骨を抱いてドライブに出発です。

プキと一緒にこの島に来てもう9年目かな、島全体丸ごとプキとの思い出の場所だから全部とはいかないけれど、一緒に遊んだ場所や一緒に泳いだビーチを巡ってます。

ここでもいっぱい泳いだね!

Dsc01215

そして一緒に来たかったこの場所にも立ち寄ったら、遺骨の入った紙袋を抱きながらプキに話しかけてます。

ここで駆け回るプキを見たかったなあ・・・

Dsc01196

東平安名崎にやって来たら、こんな天気ですからもちろん人力マンがいて、プキのこと話したら堪えきれないんじゃないかと思いながら行くと、二人だけで来るのが珍しいからプキは一緒じゃないのって聞かれ、なので プキも一緒なんですって。

もしかして・・・そんな顔した人力マンにプキのこと伝えたら隣でポロポロと泣き出すメグミさん。僕らが宮古に来て最初に出会った人力マンだからプキとの思い出も多く、彼もまたショックを受けていたけど、懐かしい話をしたりして最後は気を落とさず頑晴れよって言ってくれて。

さあさあ顔あげて、プキも大好きだった景色を見に・・・

灯台のてっぺん目指そう!

Dsc01241

ピョコピョコと跳ねるように先頭切って歩く姿を見ながら上った螺旋階段を今日は二人で上り、眼下に広がる雄大な景色を眺めたら、その後もプキの大好きだった場所を巡り最後の場所へと向かうのでした。

その場所は最後のお散歩となった来間大橋。邪魔にならない場所に車を停めたら橋の真ん中までプキを抱えて歩き、オリオンのプルタブを開けたらプキのために海へ。

プキちゃん乾杯!

Dsc01275

そして骨壺を開け、ほんの少しだけプキの大好きだった海へ。

好きなだけ泳いできなよ!

Dsc01268

これにて僕らの気持ちも一区切り、プキのこと忘れるわけじゃないけれどいつまでも下を向いていたんじゃプキも悲しむだろうから、僕らがプキの分まで今までの2倍も3倍も頑張らなくちゃ。

自分でも言ってたしみんなからも言われていたけど、プキは看板犬ではなくプキの家の主だったから、主を失ったプキの家ではありますが、これからメグミさんと二人で今まで以上に盛り立てていきたいと思ってます。

さあ気合い入れて頑張るぞ~!