雨男雨女なタダヒコさんとカオリちゃんvs晴れ男ヒロユキさんの対決は果たしてどっちが勝ったかという朝は微妙に判定の難しい朝で、曇り空に晴れ間が少々で僕が優勢のような気もするけどとにかく風が強く寒い寒い朝となってます。
そんな北風ピューピュー鳴り響く朝は室内も騒がしく、未だかつて見たことない数字だ~!って体重計乗ったカオリちゃんの絶叫が響いてますが気にしない気にしない。では準備が出来たらいざ出発というわけで、さあさあ今日は新婚さんと共に観光ガイドで1日を楽しもう。
タダヒコさんはもう何回も宮古に来てるから普通の観光スポットは自力で行けるので、本日のリクエストは 穴場スポット案内して!ってことでまず最初にやって来たのは猛烈な北風感じようと北の端っこ島の先端で、先頭切って岩場を突き進むカオリちゃんは、激しく砕ける波をバックに気分はもう・・・
遅咲きの新人演歌歌手!
なんだか昨日見せてもらった神社で撮った結婚式の写真からそんなキャラが独り歩きし始めて、すっかりその気でマイクパフォーマンスしてくれてます。
そこからは雲が流れ日射しが出るに従って鮮やかさを増す青い青い海を眺めたり、カオリちゃんが初老のご夫婦に写真撮ってあげたりお礼に僕らのスリーショット撮ってもらったり。池間島では緑のトンネルへ突撃し、ここでも先頭歩くカオリちゃんがクモの巣引っかかって大騒ぎしたり、誰もいないビーチにやってきたらまた レディーファーストだから!ってカオリちゃんに草かき分け先頭行ってもらったら、寒いけど我慢できぬと靴脱いでズボンの裾上げジャブジャブ海へと突撃です。そしてひとしきり遊んだらサンゴの欠片やビーチグラスを拾っては 童心に返るわぁ!って言うので それじゃあ泳いでおいでよ!って言われるとそれは無理と冷静な大人な対応だったりして。
その後はまたレディーファースト険しい道のり乗り越えて隣のビーチまでやって来たら、岩の穴から海をバックに・・・
いい景色!
お次はプキの家の近くまで一旦戻ってきたら、この景色は絶対誰も見れんわ!って感じの場所にやって来たんだけど、その場所はまた険しく怪しい道をカオリちゃんに続いて男二人でついて行った先にありました。
では早くもお昼の時間、せっかく天気も良くなってきたし今日はビーチでランチだとヤマちゃん先生のお店でテイクアウトしたら、次もまた これはレンタカーじゃ来れないね!って険しく怪しいガタガタ獣道を突き進み、その先にはもちろん誰もいないプライベート感たっぷりのビーチが僕らを待ってくれてるのでした。
では早速とシート広げたらいただきますと手を合わせ、凄いボリュームだね!って言いながらカオリちゃんペロッと平らげ さっきのセリフは何だったの!?って感じで青い海を眺めながらの素敵なランチを楽しんだら、いっぱい食べたから運動しなきゃってことで・・・
二人で頑張ってます!
そこからはまた神秘的な穴場スポットに突撃する勇者の後を男二人で着いてったり、タダヒコさんにとっては懐かしの、カオリちゃんにとっては噂に聞いてた旧プキの家を見学したり、丘の上で大勢の人が集まって何かしてるからもしかしてと突撃したら、思った通り発掘作業してるオバサン達でちょっとお話してみたり次々と穴場スポット巡ってます。
そして次なる海へとやって来たらまた裸足になってビーチに降りて、砂がサラッサラで気持ちいい!ってクッキリ深く足跡付けて歩くから、僕そんなに穴空かないけどなんでだろう!?って言いながら・・・
特に悪意はありませんし!
たっぷり海を楽しんだら、お次はでっかいオカガニがいっぱいのポイントを発見したり、巨大な宮古馬やタコやなぜだかイカなんかも見たりして、思いがけず巨大シリーズ楽しんでみたり。
ではそろそろ最後かと思いながらまた怪しさ満点のポイントにやって来たらもう何も言わずともカオリちゃんが先頭って感じになってるんだけど、ここでついにずっと心に引っかかってた一言が。レディーファーストって言うけど実際のところ特攻隊長だよね!?って、そんなわけはないじゃない、そんなつもりはないじゃない、そんなこと言わずに二人並んで・・・
なぜにキャイーンのポーズを!?
ではそろそろ帰りの時間、だけども話しの流れから最後にもうひとつだけ行ってみますかと寄り道車を止めたら、今日は穴場スポットだって言ってるのにメジャースポットに向けて歩き出そうとするからグイッと引っ張って、だけどもカオリちゃんから出た言葉は、穴場スポットっていうか・・・
穴スポットじゃないの!
というわけで精一杯にお二人のリクエストにお応えして観光ガイドは結局僕の勝ちで晴れの1日となり大満足で帰ってきたらタダヒコさん、八重山も行ったけどやっぱりワシは宮古がいいなあ!って嬉しい言葉をパワーに変えて、僕はそのまま夕飯の支度に取りかかってお二人さんはちょっと片付けしたらのんびりと。
一足お先にお散歩行ってたタプーちゃんとメグミさんが帰って来る頃ちょうどいい感じに夕日が赤く染まってきて、ガイドの帰りに今日見れたらいいけど無理っぽいねって言ってたから二人もさぞ喜んでるだろうと料理の手を止めリビングに出てみると・・・・なんで今二人してワンピース読んでるわけ!?って夕日に気付かず自分達が真っ赤に染まってる事にも気付かず完全にマンガの世界に入り込んでるお二人さんは、ハッと我に返ってデッキに出たらカメラを構え、だけどシャッター押す直前雲に隠れて間に合わず。
残念過ぎるやろう・・・
まあ色々ありつつ楽しい1日はいよいよ日も暮れて、待ちに待ったオリオンで乾杯したら楽しかった今日を語りながらまたなんだかんだで食べ過ぎちゃってるし。
今日は一番頑張ったからさすがに疲れたかカオリちゃんが早々と寝ちゃったら、その後も日付が変わるまでタダヒコさんと3人賑やかに語りながら飲み明かすのでした。
特攻隊長お疲れさまでした!