今日は夕方遅くにお客さんがチェックインなので、それまでたっぷり時間があるから久々頑張ってみることに。何を頑張るってそれはもちろん真夏の炎天下には絶対しちゃいけないアレですよ。あれあれ・・・
石積み作業です!
夕方まで頑張ったらもう腰が限界フラフラだけど、これである意味お客さんを迎える準備はバッチリ。まだこれから夕飯の支度とかしなきゃなんだけど、何がバッチリってお酒飲むのを楽しみにしてるって事なので、労働に汗を流してこれでバッチリお相手できるってもんです。
なんとか夕日に間に合うように頑張ります!ってメールだったんだけど、残念ながら間に合うとか間に合わないとかの問題じゃなく広がる空は一面雲が広がってます。そんな中到着したら、デッキに出てお出迎えのタプーちゃんは・・・
短足だねっ!!
そんなタプーちゃんの熱烈大歓迎を受けて大喜びの本日のお客さんは、初めての宮古島と最後の夫婦二人旅を楽しみにやって来たケイさんとフミエさん。最後の夫婦二人旅ってのはどういう意味かと思ったら、フミエさん現在妊娠中なので次からは家族が増えるっていう意味ね。
楽しみにしていた夕日はまた明日のお楽しみって事で、まずはタプーちゃんと遊んで嬉しそうなワンコ大好きご夫婦です。ではチェックインを済ませたらシャワー浴びてるその間に夕飯の仕上げして、テーブルに料理を並べたら歓声が上がり、そしてそして・・・
待ちに待った乾杯です!
もう喉カラッカラの僕は1杯目を誰よりも早くに飲み干して、飲むのを楽しみにしていたというケイさんも着いて来れてないし。今回の旅はフミエさん妊婦さんってこともあってのんびりと基本ノープランだそうで、だけどシュノーケルくらいはと企んでるみたい。そして話しの流れからちょうど一昨日辺りの新聞でオカガニの産卵が池間島で見られたというのに興味津々のお二人さん、後で見に行ってみましょうよ!ってよく考えたら妊婦のフミエさんはお酒飲んでないから運転できるもんね。
というわけで今夜は急遽深酒することなくお出掛けすることになり、フミエさんの運転するレンタカーに4人で乗り込んだらナイトツアーに出発です。だけどフミエさんいきなりバックで駐車場から出るのに手こずる怪しい運転で、この先右ね!って言ったら元気いっぱいの返事とは裏腹に左に曲がってるし、初っぱなから怪しげなドキドキナイトツアーとなってます。
それでもなんとか池間島に上陸したらスピード緩めてカニさんを探しながら走ってるんだけど、たまに見かけるだけで群をなして海を目指すといった光景は見られません。それでもビーチに行ったら見れるかと ここで止めて!って言ったらブレーキ踏んでスッと路肩に寄せて、なのになぜなんでしょう最後に1回アクセル吹かしたからね。ドキドキナイトツアーだからね。
カニさんいませんからね!
それにしてもこちらも変わってるなあと思うのは、ケイさんなぜに初めての宮古旅行にヘッドライト持参してるかね。まあ出番があったからいいんだけど、残念ながら明かりの先にオカガニの姿はありません。
それじゃあ気持ち切り替えて次のポイント行ってみようとビーチを後に車へと戻ろうとしたら、茂みの中に動くものを発見。これはもしやと覗いてみたら、こちらも見たいと言っていた・・・
赤ちゃんだけどヤシガニです!
可愛らしい手のひらサイズのヤシガニさん、ちっちゃいからつかまえてみようかと挑戦してみたけど、やっぱりハサミが怖いし逃げちゃうので無理はせずみんなで観察会して楽しみました。
そこから島の反対側のビーチに行ってみたら、今度は無事車を停めることに成功。ここでもやっぱり産卵シーンは見れなかったけど、代わりにオカヤドカリを発見したらまた鑑賞会して楽しんでます。だけど本命はあくまでオカガニですから、だけどもう産卵シーンは諦めてるのでせめて一枚写真に収めようと車走らせ見つけたら降りて、なんとかいい感じの一枚を・・・
暗闇に浮かび上がってます!
最後は海ホタルを見にポイントへ行くと、ここで止めて!って僕の言葉に頷くフミエさん。だけどなぜなんでしょうか、ゆっくりゆっくり進んでるからね、ドキドキナイトツアーだからね!
では早速海ホタルを見てみるも、確かに見えはするんだけどほのかな小さい光だから満月の月明かりに負けて少ししか光ってくれず、だけども初めて見る光景にフミエさん 本物のホタルも見たことないのに!って感激しちゃってます。
というわけでオカガニもヤシガニも海ホタルも全部見たいものは見れたけど、どれもこれもちょっと残念な感じで、一番印象に残ってるのがフミエさんの運転っていうオチでは・・・
違うドキドキが良かったなあ!