今日も波は穏やか快晴の朝を迎え、少々早めに目覚めたらダイビングに行くノブヒロくんとエリちゃんは張り切って出発です。だけどしばらくしたら電話がかかってきたから何かあったのかと思ったら、あと1泊お願いしたいんですけどいいですか!?って、すっかり気に入っちゃったようで2泊の予定が3泊に、新しいプキの家初の延泊となりました。
一方のコズエちゃんは、今回の旅は新しいプキの家を満喫するというプランなので、午後からは予定が入ってるんだけどまずはのんびりゴロゴロしたらプキビーチへとお散歩です。そして僕の方はといえば太陽が真上に上がる前にやってしまわねばということで、初めての作業に悪戦苦闘しながらも・・・
洗い場のレンガ積みを!
レンガ積みといっても1段だけなんだけど、なんせ初めての作業なので段取りも分からぬままとりあえずはレンガを水に浸けてる間にモルタル練って、仮置きしたらひとつずつ目地の間隔あけながら固定していって、その後目地にも流し込んだらはみ出た部分を水刷毛でならしていって、最後にシャワーの水で洗い流して出来上がり。出来映えはいかにも素人といった感じかもですが、まあ例の如く細かいことは気にしないということで、急激な乾燥を防ぐためにすだれを掛けたら明日まで触らず置いておきますか。
そんな作業に汗を流していたら、朝から電話して頼んでいたものが到着しました。そして指定した場所までバックで入ってもらったら、勢い良く・・・
ジャラララ~っとね!
前回は2トン車にいっぱい、そして今日は本番10トンダンプに満タン降ろしてもらいました。
後で撒くことを考えて運転手さんにお願いして奥から3ヶ所に分けて降ろしてもらったら、なんということでしょう、プキマウンテンより大きなお山が・・・
3つも出来ちゃった!
さあこれからこいつを庭一面に敷き詰めなきゃなんだけど、今日の僕には強力な助っ人さんがいるのです。それは言わずと知れたコズエちゃん、お昼食べて帰って来る前に準備だけ済ませておいたら早速作業開始。
僕がシャベルで砂利の山を切り崩しながらネコで運んで端から順番に降ろしていくと、それをレーキで均していくコズエちゃん。だけど前回使っていたレーキは大工さんが持って帰っちゃったので、そこら辺に転がっていた端材でそれっぽく作ったお手製即席レーキで頑張ってもらってます。
たまらなく暑いッス!
写真見てるだけだといい景色の中で気持ちよさそうに汗流してる感じだろうけど、実際には声も出ないほどの酷暑の中、フラフラになりながら黙々と作業しているその姿はとてもとても観光客とは思えないものなのです。だけども 宮古に来たらダイビングよりやっぱり砂利だよね~!って言いながら止めどなく流れ落ちる汗を拭いつつ頑張ってます。
なので間に何回もお茶休憩を挟みながら、そしてコズエちゃんは何回も日焼け止め塗り直しながら、だけども元々白い顔が見る見るうちに真っ赤になっちゃって、それでも プキの家のお手伝い頑張るんだ!って懸命に頑張ってくれてます。だけどもそんな僕らに試練が、突然ネコが動かなくなり無理しすぎてパンクでもしたかと思ったら、フレームの溶接が3カ所同時に外れて完全に壊れちゃってます。大工さんに借りていたネコ、元々怪しいではあったけどこりゃあ弁償しなきゃだね。
というわけで一気にペースダウンしちゃったら、とにかくここまでと決めたところまで終わらせたら、コズエちゃんの頑張りもあって3つあった山のひとつ半は跡形もなくなくなりました。もちろん頑張った人にはご褒美が、シャワー浴びてサッパリしたら・・・
お疲れさま!
昼間っからこんなに美味しいオリオンを飲めるのは頑張った人の特権、この味はやった人にしか分からないだろうなあ。
そんなわけでグッタリな夕方、敷かれたばっかりの砂利の上を踏みしめダイビングから帰ってきたお二人さんのレンタカーが到着。僕らの頑張りに感心しつつ、だけど彼らにもまた試練があったようでノブヒロくん久々のダイビングで1本目に怖い思いをして心折れそうになったんだそうな。それもまた延泊なんて羨ましい事しちゃうから プキの家ファンの怨念かもよ!?なんて言いながら、今夜もまた楽しく賑やかな夜を過ごしております。
そして今夜は7月7日、七夕ですから天の川を見なければということで、お月様が出る前に綺麗な星空眺めようとみんなでプキビーチを目指して歩きます。するとあまりの暗さに道さえも分からないような状態で、カーブしてる事にも気付かず側溝目指してまっしぐらのノブヒロくんに 危ないストップストップ!って、僕が気付いてなかったら溝にはまって流血事件になっていたことは間違いなかろうかと。
そんな真っ暗な道をやって来たら当然の如く待っているのは満天の星空なわけで、それぞれ思い思いにビーチで寝転がったり座り込んだりしながら、天の川もバッチリな夜空を眺めてます。
写真はブレブレだったけどね!
というわけでそんな余韻に浸っていたい気もするのですが、プキの家の夜はこれにて終了。プキビーチから帰ってきたら砂利と格闘した人もダイビングで溺れかけた人もみんなフラッフラの目ショボショボで、充実しすぎた1日は唐突に幕を下ろすのでした。
しっかり休んでまた明日!