プキ日記

海の幸とお手伝いを少々・・・

今日は朝からバナナさんと共に観光ガイドを楽しむ予定なのですが、なんだか予報が外れて今にも雨が降り出しそうなお天気になっちゃってます。

それでも色々準備したら張り切って出発、今日はモズクと貝を獲りたいってのと新しいプキの家のお手伝いってことで、本日の干潮はお昼過ぎなのでまずは新しいプキの家に行ってみることに。前回バナナさんが来たときはちょうど基礎のコンクリートを打ってるところで、活気溢れる現場で職人の皆さんに飲み物配ってまわったりしてたんだよね。

あれから3ヶ月、ずっと日記で見ては想像を膨らませていたけどその全容までは分からなかったから、どんなコンセプトで新しいプキの家を作ってるのか昨日から色々話をしたり、そしてついにその姿を目の当たりにしたら・・・

とりあえず目で手で確認してます!

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これが左官屋さんの大将がやった壁だね!って、それからは中を案内して回ったりして、まだ完成してないけど見学会となっております。

そして不思議なことにバナナさん新しいプキの家で一番気になっていたのは屋上の遮熱塗料なんだそうで、ならばご覧なさいということで脚立で屋上まで上がったら うわぁホンマに真っ白やなあ!って・・・

妙にテンション上がっちゃってます!

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本当はどれくらい遮熱効果があるものなのか確かめてみたかったってことなんだけど、残念ながら今にも雨が降りそうな、いや今雨が降り出したね!?というわけで、ポツポツと降り出した雨に打たれながら屋上でのんびりとした時間を過ごし、近所のオジサンに不思議そうな目で見られてたね。

こんな天気になっちゃったからお手伝いしてもらえることもないまま現場を後に、そこからは雨の漁港でモズク船が水揚げしてる姿をヨダレ垂らしそうな顔で眺めたり、そしてその横の浜で何かしてる人を発見したので見に行ってみると、その手前の波打ち際に黒く漂う何かを発見したら、もしかしてモズクじゃない!?って半信半疑のまま近付いてみると本当にモズクなのでした。

そしたら姉妹揃ってモズク大好きなバナナ家の血が沸き立つのか、波打ち際に漂うモズクを手にしたらチャプチャプと海水で洗い、そのまま大きな大きなひと掴みを・・・

豪快にパクリ!

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う~ん美味しい!そう言って満面の笑みを浮かべるバナナさんの横では、思った通りモズクを洗ってる人がいて話しかけてみると、ご主人が摂ってきたモズクを洗ってるんだという女性なのでした。

それじゃあ僕らもモズクを獲るか!ってことでバケツ持ってきたらさっきの漂ってたモズクを獲ろうとするんだけど、思った以上に潮の引きが早くすでにモズクは浜辺に打ち上げられていて、そのへばりついたのを一生懸命獲ってるバナナさんが一言、なんか違う~!

それでもみんなで食べる分以上には獲れたので満足したら、さっき港で見たモズクが運ばれた加工場に足を踏み入れ話しかけてみると、このモズクは冷凍されて本土へ出荷されるんだそうな。そして期待していた一言が。食べてみるか!?というわけで、取れたて新鮮モズクを試食させてもらいました。

良かったね!

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とりあえずモズクはゲットしたし食べたから、その後はお昼からの貝獲りポイントを下調べしてみようと浅瀬の浜に降りてみたりして、では干潮の時間に間に合うようにとお昼は宮古そば食べて栄養補給したら、さっき見た浜に降りてみることに。

すると何人か沖の方で獲物を狙ってる人がいて、そこまで急いで行ったら何獲ってるのか見せてもらうと残念ながらバケツいっぱいの海藻でした。なのでポイント変更とまた慌てて浜に上がったら、なんだか団体ツアー的な人達がぞろぞろ降りてきて、まあそれはいいんだけどその人達の車が狭い道に5台も並んで停めてくれてるから僕らが閉じこめられたような状態になっちゃっていて、いつもならのんびり待つところだけど今は急がなきゃなのでお願いして移動してもらうのでした。

そんなわけでやって来た次のポイントではほんの少しだけどお目当ての貝がいて、だけどバナナさんは全然見つけられず、それどころか・・・

どうしたバナナさん!?

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思いがけず深みにはまって腰に付けた鞄も濡れちゃったから、慌ててカメラ取り出しては無事を確認してるところです。それにしても景色に見とれていて深みにはまるならまだわかるけど、海底の貝を探しながら深みにはまるのはなかなか普通の人では出来ないことではなかろうかと。

そんなバナナさん、貝は全然見つけられなかったけどその代わり、こんなものを・・・

浅瀬で泳ぐニモさんです!

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そんなわけで潮が満ちてきてもう無理ってくらいになるまで2時間はジャブジャブと歩いたでしょうか、貝の方はあんまりだったけど海中散歩は思いの外楽しかったし妙に疲れちゃったね。

ではそろそろ帰らねばならぬ時間ではありますがバナナさんには心残りがひとつ、それは新しいプキの家のお手伝いが出来なかったこと。なので再び戻ったら玄関ドアの塗装をしようということになり、まずは手本を見せたら慎重に丁寧に・・・

マスキングしております!

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一見簡単そうに見えるマスキングの作業ですが、意外にも細かい作業で「ガサツな姉」を持つバナナさんは悪戦苦闘しながらも時間をかけてキッチリ仕上げてくれたので、残念ながらここでタイムアップとなってしまいました。

新しいプキの家が完成して遊びに来たら この玄関ドアは私が塗ってんで!ってみんなに自慢できたはずが、この玄関ドアは私がマスキングしてんで!ってちょっとマニアック過ぎてみんなもリアクションに困っちゃうのではないかと今から心配してしまうのでした。

そんなわけで本日の観光ガイドは全てのリクエストにお応えしたといえばしたけれど、モズクは浜に打ち上げられてるのを拾ったし、貝はほんのちょっぴりしか獲れなかったし、新しいプキの家のお手伝いはマニアックな内容だったし、微妙といえばかなり微妙な感じになっちゃったけど・・・

それもまた貴重で素敵な想い出よ!