今日も早起き曇りではあるけれど爽やかな朝、そして朝の港は行き交う人々で活気に溢れ、島と島とをつなぐフェリーは今日もこの場所から僕らを乗せて出航するのです。
平良港の浮き桟橋です!
本当なら今日の僕はヤマちゃん先生と共に新しいプキの家の工事をする予定だったのが、なぜなんだろうこの場所からフェリーに乗り、昨日の電話の相手タダシさんと海を眺めては・・・
さらば宮古島!
というわけではるばるやって来たのは伊良部島、はるばるという程の距離ではないのだけれどもそう言いたくなるのも分かって欲しいわけ。なぜなら今日ここに来たのは他でもない、宮古島一週かと思いきや島を飛び出しキビ刈りの応援で伊良部島まで来たんだもの。そりゃあはるばるとも言いたくなるってもんですよ。
宮古島は全域キビ刈り終了したんだけど伊良部島のサトウキビはまだまだ残っているらしく、僕的にはっていうか誰もが初めてとなる伊良部島への応援となったのです。なので昨日で終了だと思っていたのは撤回、あと1週間くらいは掛かるらしいということです。春休みに突入し僕的には明日以降は全然来れない感じなので、今日こそが僕にとってのキビ終了祝いとなるんだけど、結局中途半端な終了であることに変わりはないようで。
目的の畑へと向かう途中、大きな畑にたくさんの人達が集まりキビ刈りに汗を流す姿が。
ユイマールですね!
伊良部島ではこうやって仲間が集まりひとつずつ収穫しては次の畑へと移動して、みんなの畑をみんなで刈り取るというユイマールの習慣が今でもあるんだそうな。宮古島でも昔はそうやって協力していたらしいんだけど今ではもうなくなっていて、なので今ではこういった光景を見られるのもここだけとなってしまったそうです。大切に残していって欲しいものですね。
それにしても伊良部島の畑はなかなかに大変でした。それに関係者や見物人などたくさん集まってきては伊良部方言で普通に話しかけてくるので全く何言ってんだか意味不明だし、その辺は宮古の人の方が相手を見て話し方を変えてくれるというか、いや待てよ、もしかしてこの黒さで島の人と思われたのか!?
そんなこんなでなんとか最後まで頑張って、最終フェリーの時間に間に合うように仲間と共に港を目指し、ひとり今日は伊良部島に泊まって飲んでいくという強者もおりましたが、動き出したフェリーの最後尾で疲労感たっぷりの体を風に当てつつ、こんな経験するとは思わずやって来た伊良部島を後に・・・
さらば伊良部島!
こんな40年ぶりの不作でもない限り伊良部島にキビ刈りの応援なんてあり得なかっただろうから、これはこれで貴重な経験ということで、とりあえず僕のキビ刈りはこれにて終了となりました。
なので帰って体重計に乗ってみたら、ついにキビ刈りダイエットの結果が出ましたのでご報告を。まあ早々と目標の3キロを達成してしまったから、その後は頑張ってもいないしお祝い続きだったりしたので結局最終的には4キロ減となりました。
そんな身軽になった僕にかけっこで挑戦したいという陸上やってるアスリートなお客さんが明日からやって来て、ガイドの時にプキビーチで対決というプランが組まれているようです。たとえお客さんであっても勝負は勝負、わざと負けるなんて失礼なことは出来ないし、大きな壁として僕は彼女の前に立ちはだかり、小学生だからって手加減なしに全力で戦うことをここに誓うのです。
っていうかつまりは・・・
小学生の女の子との対決なのですよ!