新しいプキの家の建築もいよいよ中間地点を迎えようとしておりまして、明日はいよいよスラブ打ちのお祝いとなります。スラブ打ちのお祝いっていうのは本土でいう上棟式(棟上げ式ともいいますね)と同じように行われるお祝いですが、儀式的なことは一切ないみたいで職人さんや仲間を集めて賑やかに飲んで食べてといった感じのようです。そしてもうひとつ上棟式と違うのは、木造建築ではないので棟を上げるという行程がないため、コンクリート住宅の多い沖縄では屋根のコンクリートを打設する日にお祝いをすることになってます。
そんな祝いの日を翌日に控え、それまでに作業を終わらせておかねばならない大工さんは大忙し。今日もキビ刈りの後現場にやって来るとまずは皆さんが明日迷わず来れるよう曲がり角に看板を設置し、そして現場の方ではイケマさんが薄暗い中ひとり残って追い込みの作業をテキパキとこなしてます。
本当にご苦労様です!
キビの時期は本当に人が集まらなくて・・・ってことで、今日は日曜日だから休みの仲間を応援に呼んで作業を手伝ってもらったんだそうで、昨日もそして今日も真っ暗になるまでひとり残って作業を続けてくれています。
なのであんまり邪魔しないように建物を見て回ると、一昨日設置してくれた電柱がバッチリ立ってましたが、本当に頑張ってくれたんだなあと・・・
足場の中を貫いてるからね!
そんな足場に上ってみれば見晴らし最高なのはもちろんですが、型枠の中には縦横無尽に張り巡らされた鉄筋が、その間には電気の配線があっちにもこっちにも。さらにはエアコンの穴や換気口や雨樋の穴なんかも開けられていて、本当に職人の皆さんご苦労様でございます。
バッチリですよ!
型枠の準備は明日のお昼、スラブを打ち始めるギリギリまでかかりそうな雰囲気ですが、なんとか間に合うようにやってくれるものと信じてますので全く心配しておりません。
足場込みの全体像はこんな感じですが、こうやって見ると・・・
不思議な形に見えるね!
実際にはほとんど凸凹のないシンプルな形になっているんだけど、それは数週間後、スラブが固まって型枠を外したときに全貌が見えるのではないかと思ってます。ちなみに写真がみんな薄暗いのは、天気が悪いのとキビ刈り終わってから現場に行ってるからなのですよ。
そんなわけで現場を後にしましたが、明日職人の皆さんには作業を頑張ってもらうので僕らは皆さんをもてなす料理とお酒を用意しなければということで、帰りにトヨイチお父のお家に寄って、こんなものを借りて来ましたが・・・
でっかいお鍋!
およそ一般家庭には必要ないくらいの巨大な鍋ですが、明日は朝からこの鍋いっぱいのお汁と他にもたくさんの料理を張り切って作らねば。大変だけどお手伝いしてくれる仲間も来てくれるから、大変有り難くそして心強いのであります。
さてお天気はいかがなもんでしょうか。ここ最近はずっと曇りや雨の天気が続き、さらには北風が猛烈に吹いてるから心配ではあるけれど、なんとか青空広がるスラブ日和をお願いしたいと思ってます。
どうぞ宮古島の天の神様よろしくです!