あんなに早くからハウスに入って寝てたのに、タプーちゃんやっぱりまだ足が完治してないから普段のお散歩も距離を短くしてる分体力落ちてるか、いや体力落ちてるのは飼い主さんも同じだけれど、昨日の疲れが抜けきれず一家揃ってダラダラした感じの朝を迎えてる快晴の宮古島でございます。
まずは目覚めのコーヒー飲みながら新聞めくってるんだけど、新聞めくりたいんだけど・・・
読みたいんですけどタプーちゃん!
そんな感じなので朝のお散歩はパスして今日も午前中に集中してやるべき事を片付けたら、午後からはあれから1年ようやく重い腰を上げアレをやっちゃおうかという事になりました。
重い腰も何も自分でやりたいって買ったのにちょっとお庭で練習しただけでずっと放置状態だっただけで、危うく倉庫の奥に眠り続ける事となりそうになっていたアイテムを取り出したら、ひとまず練習とお庭で投げるも散々で不安ばかりが募ります。それでもやると決めた以上はやらねばと、重い腰上げた以上はやらねばと車走らせ近くの浜までやって来たら、何より一番に思うのは・・・
誰もいなくて良かったぁ!
泳ぐわけでもないのにビーチにやって来たのは他でもない、去年の春に買ったっきり一度も実践投入されぬまま1年間温め続けた投網を持っていよいよ海デビューを果たそうと思ったわけ。
このためにと買った偏光グラスをかけて魚の群れを探しながらビーチを歩いて行くんだけど、5キロくらい重りが付いてるからなにげに重い投網をバケツに入れて砂浜歩くのは結構な運動だねと思いながら、しばらくしてようやく小魚の群れを発見。慣れない手つきで網を準備して、でっかい輪を海いっぱいに広げるイメージで投げます、投げました、広がりませんでした・・・
1匹しか入りませんでした!
そして魚の群れは跡形もなく消え去り静寂が辺りを包みます。でも静寂に包まれてる方がまだマシ、たくさんのギャラリーの失笑を買うのに比べたらね。というわけでまた振り出しに逆戻り、重い投網を手に群れを探して砂浜を歩いては、また見つけた群れに向かって投げるとさすが飲み込み早いのが取り柄のヒロユキさん、さっきの倍獲れたからね、つまりは2匹しか入ってなかったってことだけど。途中からは群れがいるとか関係なく投げる練習に切り替えて、後半やっと少し広がるようになってきたけどその頃にはもう潮も引きはじめお魚さんも沖の方へ行ったか単にバシャバシャやり過ぎただけか、網に入るのは海草や貝殻ばかりです。
そんなこんなで1年かかってようやくの海デビューはほろ苦デビューとなりまして、心身共にヘトヘト重い足取りで帰ってきたら、網洗って干してタプーちゃんのお散歩行ってシャワー浴びて・・・
そして綺麗な夕日が沈みます!
本当はね、いっぱい獲れたら明日から来るお客さんと大漁を祝って食べようかなとか思っていたんだけど、さすがにこのちっちゃいのをこんなちょっとじゃ大漁なんて祝えないし分けようもないし、仕方がないので今夜二人で食べますか。
二人分でも少ないけれど・・・
今日の悔しさをバネに次こそは必ず大漁の報告出来るように頑張らねば、その前にこの悔しさに心折れて次はまた・・・
1年後なんて事にならぬようにしなければ!