晴れを願った朝はなんだかいい感じの空が広がる朝で、雨だったら今日は何しようかと心配していたけど大丈夫そう。

そんな朝はもちろん朝食のお手伝いからスタートで、バッチリお目覚めのヒビキくんマサトくんタカヤくんヒロトくんはエプロン装着したらそれぞれ持ち場について僕らの指示通り動いてくれてるんだけど、まあ一筋縄でいかないのは想定内ということで・・・

本人的には想定外!?

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やっちゃったのは生徒会長ヒビキくん、玉子割って熱したフライパンに流し入れたらボールの底に水滴が付いてたのが垂れたようで、フランベしたように思いっきり炎が上がり(後で本人は フラッペしたみたい!って言ってましたけど・・・)パニクって4分の1くらいこぼしちゃうのでした。

それでもなんとか完成したらみんな手を合わせていただきますの掛け声を。砂糖もミルクも入れずにコーヒー飲んだら大人だ!って高2とは思えないお子ちゃまトークを展開しながらの楽しい朝食タイムですが、ハプニングがありつつ作ったスクランブルエッグを口にした僕が思わず一言 炭火の香りが口いっぱいに広がるぞ!?って、みんなも食べた後口々に ホンマや妙に香ばしい!って言いながらヘタレな生徒会長の顔を見ては笑ってます。

では色々と作業もあるけどせっかくの天気だしいつ崩れるかも分からないからまずは遊ぼうって事で、朝から最終の屋根工事に来てくれてる大工さん達によろしくとお願いしたら海に向けて出発です。

気合い入れていこう!

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前回プキビーチに行ったら他のチームが結構多かったりしたもんだから、今日は隣のビーチに行ってみると正解だったか誰も来てなくて、昨日は到着遅かったから初めて見る宮古の青く澄んだ海にみんな一気にテンション上がったら、気持ちの高ぶりを抑えきれない少年がひとり・・・

若いってスバラシイ!

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そんなヒビキくんをみんな呆れながら見てたんだけど、結構波が高いから足だけチャプチャプするつもりがびしょ濡れになるメンバーがいたり、ビデオカメラ構えたマサトくんは写真部魂を見せ少しでも被写体に近付こうと膝まで入って撮影していたり。

サンゴや貝殻拾いながらビーチを端まで歩いたら、隣の浜へと繋がる岩場に全員登って・・・

いい景色です!

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さらにその先には小さな島みたいになった場所に渡れるところがあって、そこではちっちゃい露天風呂を楽しんだり魚釣りしてるお兄さんに勇気を出して話しかけてみたり。帰る頃になって畑のお手伝いを終えた他のチームがやって来たら、そろそろお昼だし名残惜しそうなみんなを引き連れて帰りますか。

お昼もみんな協力してご飯作ってモリモリ食べて、片付けが済んだら作業に取りかかります。今回の作業は先日買ってきたハイビスカスの苗木を植えてもらいましょうということで、穴掘り担当・植え付け担当・支柱切り担当・支柱取り付け担当に分かれて頑張ってもらい、みんなで協力して・・・

テキパキこなしてます!

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みんなの協力もあって思ったよりも早くに作業が終了したら、ご褒美に真っ赤に実った島唐辛子をプレゼントしたらマサトくん躊躇なく囓って ココイチの10倍より辛い~!って悶絶してるし、隣ではちょっと囓っただけのヒロトくんもヒィヒィ言ってるし。

最後は夕飯の食材ゲットしたらちょっとだけ休憩タイム。その後はまたみんな行きたいということで夕暮れ時のビーチまで歩いたら、またサンゴ拾ったり石投げて遊んだり変わりゆく景色を眺めたり。

日が暮れプキの家に帰ってきたら待ってるのはまたまたお料理体験で、包丁握らせたら右に出るもののいないマサトくんが軽快なリズムでタマネギ刻んでは涙流してるし、テーブルでは謎解きみたいなことが行われてます。

変な体勢!?

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何してるのかっていうとポーク缶の開け方が誰ひとり分からず、ああでもないこうでもないと言いながらヒビキくんが悪戦苦闘していて、そんな姿を見ては パンくんみたいやなあ!って言ったら 誰がチンパンジーやねん!って返しながら、持てる知恵をフル活用して見事パンくんからの卒業が出来ました。

だけど夕飯のお手伝いその最後に待ち受けていたハプニングは、上手にフライパンが振れずにみんなから下手くそ呼ばわりされたタカヤくんのガラスのハートが完全に砕かれ戦意喪失、どうせ俺なんて・・・って言いながら放棄しちゃったタカヤくんをみんなでフォローしてみたりと大変だったね。

そんなこんなでようやく料理は完成。結局どれもこれも美味しく出来ていて全く問題なし、昨夜の反省を生かし今夜は量を調整したからちょうどおなかいっぱいで完食です。食べ終わったらまだごちそうさまも言わないままに話しが盛り上がっちゃってさっき凹んでいたタカヤくんも楽しそうで、そんな中マサトくんがヒビキくんとの出会いの話しをし始めて、新しいクラスになってまだ友達のいなかった頃ヒビキが・・・って話してるところで突然の出来事が。

それはそれは・・・

なぜに号泣タカヤくん!?

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彼もまたクラスでひとりぼっちのところをマサトくんが声掛けてくれて救われたんだそうで、マジありがとうな!ホンマに感謝してる!!って。

なんて言えばいいのでしょうか、青春だね、友情だね、熱いね、素敵だね!

だけどとりあえずその場にいた全員、ビックリの次の瞬間爆笑してたからね。せっかく感動的なシーンなのにね。全然笑うところじゃないのにね。

そんなわけでさらに友情深まったメンバーは、今夜もまた4人揃ってお部屋に入ったら・・・

仲良く眠りにつくのでした!