今朝は青空が広がる絶好の観光ガイド日和の中ミユキさんと共に行くわけなんですが、今日は島のお友達と一緒じゃないから予定もハッキリしないミツキちゃんファミリーは 今日はどんなコースを！？って探りを入れてきますが、それは言えないっていうか言ってもついて来れないよきっと。

というわけで準備が出来たら張り切って出発。いきなりのスコールにやられながらも、まずは興味があると言っていた昔の井戸跡へと突撃ですが、思っていたのと全然違ったようで戸惑いながら、さっきの雨で滑りやすくなった石段を・・・

ゆっくり降りていくよ！

するとここんところの台風で雨が続いたからか今までで一番の水量で、普段は歩ける場所まで水位が上がりジャブジャブ歩いてるような状態です。すると女性の声がして何だろうと思い声掛けたら東京農大で水質調査をしているんだそうで、何に使うのかバッテリー持ってきてるから 電極水に刺してビリッとやらないでね！って冗談言いながらお別れするのでした。

そしてお次はちょっと気になるあの場所へ行こうということでまた今日も車のボディー擦りながらガタガタ道を突き進み、誰もいないビーチへとやって来ました。と思ったら地元ナンバーの車が一台無造作に停まっていて、お互い誰もいないと思っていたのにビックリみたいな空気が流れております。

では早速確認しなければということで辺りを見渡すも、それらしい姿はなくホッと一安心。それは先日パンチョさんとアキコさんと共にガイドで来たとき弱ってる鳥を保護した場所で、ちゃんと飛び立ったのか気になっていたので見に来てみたのです。なので鳥さんはいなかったけど波打ち際にこんなのが転がっていたので、砂浜に突き刺して・・・

青い海とホラ貝です！

では行きますかと思ったらさっきの車が邪魔でＵターン出来ず、悪戦苦闘しながらなんとかかんとか脱出に成功して、また今日も妙な達成感に浸っております。

そして次にやって来たのは今度こそ誰もいないサンゴの浜。潮が引きはじめ離れ島までつながってるからジャブジャブ歩き、潮だまりの生き物を観察したり浸食されてポッカリ空いた穴に入ってみたり。するとまたしても誰もいなかったわけではなく、いきなり岩の上にオバサンの姿を発見してビックリ。

何してるのか見てみようと険しい岩場を登ったら岩に咲く草花を採っていて、何するのって聞いたら これを干してから・・・その後の言葉は全然意味不明で聞き返すのも諦めちゃいました。それにしてもオバサンよくこんな場所に来たなあってくらいに険しくて、なんとか登ったミユキさんも降りるのは本当に危なくて、しかもサンゴの岩が剣山のような状態なので・・・

痛いし怖かったね！

というわけで行き先言ったところでミツキちゃんファミリーには到底来れないような場所ばっかり行ってますが、お次はノーマルに展望台から池間大橋を眺めたら 私も歩きたい！ってミユキさん。来間大橋を歩いたときの話を聞いて、自転車じゃなく歩きだったらと思っていたみたい。

では張り切って行きますか・・・

青い海に囲まれた池間大橋です！

するといきなり大きな魚が悠々と泳ぐ姿を見たり小魚の群を見たり、そして真ん中辺りまで歩いたとき、池間大橋から見るのは珍しいウミガメさんが顔を出してくれました。

バッチリです！

残念ながらミユキさんのカメラではまともな写真は一枚もなかったけど、僕が今まで見た中でも最大級のウミガメさんがかなり近くで顔出してくれてラッキー。

そこからまたしばらく歩くと池間島方面から自転車の女性がやってきて声掛けたら、なんとドイツ村から走って来たらしく、しかも池間島で出会った人に一晩泊めてもらって今から帰るところなんだそうで。こういう出会いって素晴らしいし島の人の温かさを感じずにはいられませんが、今から強い南風に逆らってドイツ村まで帰る彼女を思うと大変そうだなあと心配しながらその後ろ姿を見送るのでした。

池間島でお昼を食べたらまた橋を歩いて、帰り道も自転車の今度はオジサン三人組に遭遇し、ヘロヘロで車まで戻ったらその後は東平安名崎へ。さすがに灯台へは上らなかったけど押し寄せる波を飽きることなく眺めたら、途中いくつか寄り道しながら最後のスポットへ。

それは昨日買っちゃうくらいの勢いを見せていた三線を、下見しようとやって来た宮古木工芸。久々に与儀さんが帰ってきていて、いろいろ話をしながら三線を聴き比べたりしてはマイ三線を弾く自分の姿に想いを馳せてるミユキさん。

まだ触ったこともないけどね！

買うとか買わないとか、それよりもまず弾けるのかどうかが先でしょうってことで、今夜は師匠が教えてくれるから楽しみだね。

ミユキさんにとってはもちろん初めての、そして師匠にとっても教えるのは初めての三線体験は、師匠の師匠っぷりがあまりに見事で順調に進んでますが、師匠と師匠がダブるので僕は大師匠ということになり、そして全然弾かないのにやたらと上から目線のナオコさんはボスと呼ばれ、そんなメンバーで寄って集ってミユキさんに教えてるような状態です。

頑張ってますよ！

人に教えるって凄く自分自身の勉強になるもので、ミユキさんに教えながら師匠もさらに成長していってるのが目に見えて分かります。そして最後はボスも重い腰を上げ三線を手に弾きはじめますが、やたらと器用で知らぬ間になんとなく弾けるようになっていたりして。

そんな賑やかで楽しいプキの家の夜ですが、さすがに疲れたか今夜はミユキさんが一番に限界に達しお開きとなりました。

たっぷり遊んだもんね！