やはり昨日のキビ刈りが効いたのか ちょっと筋肉痛みたい・・・って朝から言ってるカブトムシさん。だけど昨日の今日で痛みが出てるってことは若い証拠と妙に嬉しそうではありますが、それを喜んでる時点で気持が若くないってことなんだけどね。

まだまだやりたいこと行かねばならぬところなどたくさん残ってはおりますが、残念ながら夕方の飛行機で帰らなきゃならないんだけど、とにかくこれだけは行っておかねばということで・・・

プキちゃんのお散歩です!

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今日は朝から約束があるということでちょっと急ぎ足で帰ってきたら、ここでカブトムシさんとお別れ・・・・ではなく 僕らも一緒に行くよ!ってことで、カブトムシさんの運転に身を任せやって来たのは石嶺とうふ店。今日はここで体験をさせてもらう事になってるということで、僕らも来たことがなかったから強引に緊急参戦となりました。

ちょうど滋賀県から修学旅行の団体さんも参加してるということで、到着したらすでに作業の説明を聞きながら生徒達が臼で大豆を挽いてます。そして作業場の中に入ったら出来立ての豆乳が振る舞われ、高校生に混じって 美味しいね!っていいながら熱々の豆乳を、そしてそして・・・

ゆし豆腐も美味い!

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ここのお豆腐は薪で煮てニガリではなく海水で固めるという昔ながらの製法を守り続けていて、お父さんが生徒達と薪割りをしてる間、僕らはお母さんの話を聞きながら豆腐を型に入れる作業を見学してます。

少しずつ木枠に入れては押し込みまた少し入れては押し込んで水分を抜きながら、只今人生の岐路に立つカブトムシさんの心に響くとっても素敵なお話をしてくれて、僕も自分のことのように嬉しくなってしまうのでした。

それにしても気になるのは・・・

おっきくて美味しそう!

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そんな出来立てのお豆腐とこちらも出来立ての湯葉が、月桃の葉をあしらったお皿に大量に盛られて外のテーブルへ。そして高校生達が美味しそうに食べながら最後に生呉を絞ってオカラと豆乳に分ける作業をしたらそろそろ出発のようで、お父さんに見送られながら次なる目的地へとバスは走り去るのでした。

そんなわけで急に寂しくなった感もありますが、何が寂しいってさっきのお豆腐と湯葉、僕らの分も一緒に盛ってあったんだって。

アイツらぁ~!って心の中で叫びながらも(いや実際口にしてたような気も・・・)まあ指名手配の少年は逃亡しちゃったわけだし(実際「指名手配」って背中に書かれたTシャツ着てた子がいたのだ!)仕方ないなあと思っていたら、さすがはお父さんとお母さん・・・

メチャメチャ美味いっす!

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さっき食べたゆし豆腐も豆乳も美味しかったけど、湯葉と出来立て豆腐の味はまさに絶品でした。そんなグルメレポーターかと思うほどの僕らのリアクションに あと半丁切ろうか!?ってお父さん、だけどもう僕らはお腹も心も大満足。

貴重な体験をさせてもらい美味しいお豆腐もたくさん戴いたので、最後はお礼にと大釜を力合わせて・・・

キレイに磨くのだ!

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ピカピカに磨き上げたら うんうんバッチリだ!とお父さんのチェックも合格いただいて、これにて豆腐作り体験は終了です。

最後はまたの再会を誓い、みんな揃って・・・

お世話になりました!

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帰りにお土産にとオカラやお豆腐まで戴いてお店を後にしたら、一旦プキの家に戻ってまた別の約束があるからと急いで出発するカブトムシさんを見送るのでした。

そして夕方になってまた元気に帰ってきたら、みんなで食べましょう!ってことで・・・

三人だよね!?

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大量のケーキに興奮を隠しきれないプキちゃんですが、残念ながらさっきも言ったように三人で食べますから。

今回の旅行にある想いを持ってやって来たカブトムシさん。短い滞在時間の中で予定通りいかずやり残したことはたくさんあったけど、それ以上に素敵な出逢いがあったりいろんな人達からアドバイスをもらったりして、これから自分の目指すべき道、それに向けて帰ってからやらなければいけないこと、物事に対する心構え、目に見えないたくさんの物をその心の中に詰め込んで帰ることが出来たんじゃないかな。

空港まで送ってお別れしたら、乗り継ぎの那覇空港から電話してきて さっきは照れくさくてありがとうって言えなかったから・・・って。

そう言ってもらえると・・・

余は満足ぢゃ!