昨夜は三線が終わっても結局夜中までおしゃべりタイムが終わることはなく、なので今朝は眠い目擦りながらそれぞれお部屋から登場の面々です。
今日はどんな一日にしようかとそれぞれ準備してますが、レイコさんは4日間だけどカズオさんはこれから始まる長旅なので島の知り合いに会いに行ったりのんびりしたりって感じで、ケイタくんは夕方の飛行機までどこへ行こうかカズオさんに色々聞いてたからオススメの場所を巡るってことで。
そしてカブトムシさんは観光ガイドですが、ひとつリクエストを聞いていたので段取りしたら出発しましょうということで、それぞれ準備が出来たら・・・
最後はみんな揃って!
再会を誓いケイタくんとガッチリ握手したらみんなに見送られながらカブトムシさんと一緒に観光ガイドに出発ですが、本日のリクエストは サトウキビの収穫を手伝ってみたい!ということで、ある人にお願いしておいたので約束の時間に約束の場所へ。誰の畑に行くかは言わずにいたので、知り合いのオジーオバーの畑にでも行くんだろうとカブトムシさんは勝手に思っていたみたい。だけど約束の場所は街のド真ん中でなんだか見覚えのある景色、そして僕が停めその横の車に声掛けたら、窓が開いて登場したのはマサ坊です。
そのあまりに意外すぎる僕からのビックリサプライズに鳩が豆鉄砲くらったような、まさにそんな顔のまま完全に固まってるカブトムシさん。ちゃんと挨拶せんかい!って言っても何のリアクションも出来ないままで、だけど車に乗り込み畑に向けて走り出してから溜めに溜めていたその全てを放出するように ビックリするわ!って。
そんなわけでぶんみゃあのスタッフも一緒に畑に到着したら、すでにマサ坊のお父や姉さん達が収穫に汗を流していて、今年もよろしくお願いします!って挨拶したら、マサ坊直々の指導のもと・・・
頑張れカブトムシさん!
普通女性は鎌で葉っぱや穂先を落とし、男達が斧を握りキビを倒すんだけど、こっちをやりたいです!って志願して男達に混じって勇敢にキビと格闘してるカブトムシさんなのです。
だけど今年のキビは大豊作でマサ坊の畑も例に漏れず太く長いキビだから、ちっちゃくてか弱いカブトムシさんはキビに振り回されてるような状態で、だけど思った以上に頑張りやさんだからみんなが感心するくらいに立ちはだかるキビと戦ってます。
ではここでちょっと一息チョーキタイム(おやつタイム)ということで、お菓子やフルーツや飲み物を出してもらったらそれぞれ畑にドンと座って和気藹々と。
のんび~りな時間です!
栄養補給して気合い入れ直したら後半戦も頑張って、午前中の作業が終わったらみんな揃ってお昼を食べに。
マサ坊の車について久しぶりにやって来たのはくになか食堂で、それぞれソバや定食頼んだらそれとは別に大量の天ぷらを注文して、食べ過ぎでお腹はち切れそうな感じですが・・・
労働の後のご飯はウマイ!
マサ坊達は午後もキビ刈りだけど僕ら体験組はここまでということでお別れしたら、午後からは観光らしい観光をってことなんだけど、カブトムシさんのリクエストは 冒険って感じで!
だけど冒険だろうが何だろうがその前に、せっかく持ってきた爺ちゃんのカメラ忘れてちゃしょうがないってことで一旦プキの家に帰って改めて出発したら、冒険らしく険しい道をひた走り・・・
秘密のビーチへやって来ましたよ!
晴れの予報がなかなか青空になりませんが、ビーチを歩きながら一枚撮ってはフィルムを巻き上げ、また慎重に一枚撮ってはフィルムを巻き上げてます。
僕が拾った貝殻を手渡したら並べてそこにヤドカリさんを乗せ写真を撮ってるカブトムシさんですが、なかなか思うように撮れないらしく場所を移したすぐ後に僕が撮ったこの一枚を見せたら 私のと全然違う~!ってそりゃあセンスの差、そして僕のためにバッチリカメラ目線してくれてるモデルのヤドカリさんのおかげです。
途中カメラの調子がおかしくなって慌てたりしたけど凡ミスだとわかってホッと一安心したら、帰りもまた来た道をガシャガシャと草かき分けて車は走り、だけどその途中まさに冒険、っていうかアフリカのサバンナにでも迷い込んだかと一瞬錯覚しちゃうような雄叫びが パオーン!って・・・
一体何だったんだろうか、なんだかよく分からないけどとにかく大音量で パオーン!って。
その後は鬱蒼と生い茂る中を下へ下へと突撃してみたり、真っ暗闇の洞窟を奥へ奥へと進んではビビって後戻りしてみたり、そして目の前に立ちはだかる壁があれば・・・
乗り越えるのみ!
え~っと、ここだけは見ての通り公園の遊具ですが、それ以外は正真正銘の大冒険だったんですよ。
なのでこの後も緑の中を突撃し・・・
石組みのアーチを抜けます!
無人島に来たみたい!って思わず言っちゃう様な道なき道を進みながら、絶景を見たり食料をゲットしたり、さらにはよく分からない実を食べてみたりとリクエストを忠実に守った冒険の旅はまだまだ続きます。そしてようやく道が開け人気のある場所に出たら、帰り道も趣のある集落の小道を散策しながら車を停めた場所へと戻るのでした。
ではそろそろ帰る時間、最後は以心伝心 皆まで言わずとも分かってる!ってことでカブトムシさんが喜ぶ場所へとご案内し、今度こそ最後ということで今回の旅の大きな目的でもある場所を2ヶ所ほどハシゴしたら、そろそろプキの家へと帰りますか。
今日は観光ガイド初となるキビ刈り体験をし、冒険を満喫し、そして将来について真面目なトークも織り交ぜながら、楽しくそして為になる内容の濃いぃ観光ガイドをその体いっぱいに感じることが出来たんじゃないかな。
だけどだけど・・・
明日は筋肉痛かもよ!?