今回の旅で一番の目的はと聞かれたら、八重干瀬ツアーです!きっとそう答えるであろうカズミさんとケイタくんとキミコさんだけど、吹き荒れる風は一向におさまる気配もなく、昨日夕方の時点で中止が確定。
他のポイントなら行けなくはないみたいな感じらしいけど、それも微妙だし。そんな会話を横で聞きながら、これってなんだか妙な展開になりそうな、そんな気配を感じた次の瞬間 ヒロユキさん明日も観光ガイドお願いできますか!?
困ったときのヒロユキさん頼み!?というわけで、今日も曇り空を吹き飛ばす勢いで行っちゃいましょう観光ガイド。昨日と同じく隠れスポットとシュノーケルってことで、まず最初にやってきたのは・・・
いっぱい実ってます!
キヨシさんのマンゴーハウスにやって来たんだけど、マンゴーはまだ苗木なので緑が鮮やかなゴーヤーと一緒に笑顔のケイタくんを。
次にやって来た海岸はまた誰もいないビーチで、と思ったら軽トラが停まっていて沖には素潜りしてる人の姿が。タコを捕ってるのか魚を突いてるのか、こっちへ戻ってきた海人のオジサンに獲物を見せてもらおうと近寄ってみたら・・・・あれれ!?
エイサク先輩じゃないですか!
タコを狙ってたらしいんだけどいなかったみたいで、大きなクモ貝が2つだけカゴの中に転がっていました。
浜に降りたらサンゴの欠片を拾ったり洞窟みたいなところに入ってみたりして遊んでますが、僕が岩陰に珍しいものを発見したらそいつをグイッと掴んだカズミさんは砂浜へ持ってきて、親子揃ってツンツンつついて・・・
ウミヘビさん!
すでに死んじゃってるんだけどその触感はとってもプニプニで、ツヤツヤの肌に縞模様のブルーがあまりにも鮮やかだから 皮を剥いで持って帰れないかなあ!?ってカズミさん、そんな無茶を・・・
その後もうひとつ別の浜で気が済むまでサンゴを拾い、マングローブ林を見ながらゆっくり車を走らせてたらキミコさんが突然・・・・でっかい魚!
違和感がありすぎてパッと見わからないほどの大きな魚が干潮で干上がったマングローブの中洲に打ち上げられていて、思わず車を停め見に行ってみることに。
するとカズミさん、私見に行ってみる!ってことでズボズボと膝下まで砂に埋もれながら歩いて行くんだけど、僕は右手がこんなだしキミコさんは足を怪我してるしケイタくんはちっちゃいし、なので全てをカズミさんに託し お魚持ってきて~!ということで・・・
とったどー!
それはまだ肌に張りがあって 死にたてホヤホヤ!?もしかして食べれるんじゃないかと思うくらいのでっかい魚、多分サワラじゃないかと。
もちろん食べたりしませんが・・・
朝からゴーヤーにクモ貝にウミヘビにサワラと生き物たちとの遭遇がいっぱいですが、その勢いのままお昼はタコを・・・
まるこちゃんのタコスです!
お腹がいっぱいになったらいよいよ海へ、車内ではケイタくんのリクエストで尻取りの真っ最中ですが、サメだけで尻取りやろう!ってそんな無茶な・・・
全部”メ”で終わるやないかい!
そんなこんなでまた誰もいない穴場ポイントにやって来たら、今日も最初はカズミさんとキミコさんで沖へと泳ぎだします。その間僕とケイタくんは海岸であるものを探し回り、そしてついに大輪の花を・・・
ポーズもきまってるね!
実はこれ、甲イカの甲羅です。でっかいのを選んで持ってきたら花びらのように並べてみたんだけど、ケイタくんは これ全部持って帰る!って張り切ってますが、きっと無理だと思うけどお母さんが帰ってきたら聞いてみようね・・・
お次はケイタくんの番、だけどもしかしたら昨日よりも風が冷たく寒いかもって状況の中、まだ乾ききらないラッシュガードは想像以上に冷たくて、しかもそれを着せるお母さんの手も尋常じゃないくらい冷たく、虐待されてるように泣きじゃくるケイタくんに二人掛かりで無理矢理着せてるのでした。
ガンバレよ~!
だけどやっぱりお魚を見れば元気になるみたい。最後は寒さに唇ムラサキ色になってたけど、今日も海が楽しかったようで良かった良かった。
さすがに連日遊びまくりで疲れたか、夜はもうずっと虚ろな表情のまま、最後はソファーでダウンしちゃってるケイタくんなのでした。
今日は初めて見る生き物がたくさんいてとっても楽しかったね。だけど・・・
もう生きてないものが多かったかな!?