プキ日記

2008年 4月 20日の投稿一覧

2008トライアスロン後編

さてさてユウジさんのゴールを見届けたら、お次はマリコさんを応援すべくランのコース、中休のコンビニ前辺りに陣取って折り返して帰ってくるマリコさんを待ちながら、懸命にゴールを目指し走る選手達に熱い声援を。

頑張って~!

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だけどコメントと写真が微妙に合ってないのが気になりますねぇ。確かに選手は走ってる、だけど手前の人達は応援に熱が入っていないような・・・

実はコレ、僕らの横で酒飲みながら応援してる島のオジサン達のグループに混じって、楽しそうにオトーリ回してるユウの姿を撮ったもの。ひとりだけ酒飲んでないで僕らにも・・・いや、真剣に応援しなさいよ~!

そんなわけでやって来たマリコさんを力一杯応援したら、また先回りして空港の北側に場所を移動。すると偶然にもユウジさんマリコさんのところで働いてるスタッフの人達がいて、すっかり日が落ちて視界がなくなっていく中一緒に待ってると・・・

来た来た~!

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笑顔で手を上げ僕らの声に応えると、力強い足取りであと数キロ先に迫ったゴールを目指し、また暗闇の中へ消えてゆくのでした。

さあさあこれがラストの先回りということで陸上競技場に車を走らせると、さっきまでとは全然違って路上に駐車してる車の列が凄い。民宿を営むナビゲーターの的確な指示で迷子になったりしつつも、なんとか車を停めたら競技場へと歩いてますが、ひとりオトーリ回していた人は、トライアスリート並のスピードでトイレへと猛ダッシュ!

夕方トップの選手がゴールしたときとはまるで別世界のように、人・人・人で埋め尽くされ熱気ムンムンの競技場に入って入り口付近でその時を待っていると、まるで後光が差したかのような輝きと共に走ってきたマリコさん。

後光の正体はテレビカメラに音声さんに照明さん、密着取材をしてるようでカメラクルーを従えたマリコさんを先頭に、僕らも一緒に感動のゴール目指して後を追います。

もうすぐだ~!!

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そのままゴールへとなだれ込み、僕らはもちろんユウにコウジくんに海坊主&小ミキさんもテンション上がりまくりの感激しまくりです。

ゴールしたマリコさんの元へ駆け寄ると待っていたユウジさんと共にインタビューを受けてるところで、息を切らしながらも笑顔で答えるマリコさんの表情は、とっても満足げで達成感に満たされてるって感じ。

おめでとう~!!

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最後はまた競技場の入り口に戻り、21時の制限時間が目前に迫った緊張感と盛り上がりを感じつつ、その時を待ちます。

次々と競技場へ飛び込んで来る選手達は、優勝争いをしているトップランナー達とはまた違った喜びを味わいつつ、時間ギリギリ間に合って完走できた喜びに浸りながら満足げな笑顔で人で埋め尽くされたゲートをくぐってきます。

お祭り騒ぎですよ~!

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マラソンでもなんでも、普通スポーツの大会でこんなゴールのシーンって有り得ないよね。コース上を人が埋め尽くし、その中を選手達が走り、そして家族や仲間達と一緒にウイニングランの如く最後のトラック一周ですから。

そんな和やかなシーンもこれが最後、ついに最終ランナーを迎え入れたゲートは21時のタイムリミットと共に無情にも閉ざされ、これ以降帰ってくるランナーをその中に受け入れることを拒み、レースの厳しさと来年へのリベンジの思いを完走できなかった選手達に無言で伝えているかのようです。

最後は盛大な花火で締めくくり。完走を果たした選手達にはご褒美のような綺麗な花火、まだコース上で懸命に走っているランナーにはレースの終わりを告げるサイン。

選手の皆さんお疲れさまでした!

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まだ多くの人で賑わう会場を後に買い出ししてプキの家に戻ったら、一日中応援して日焼けしてノドもカラッカラ、約一名を除き待ちに待ったこの時を。

カンパ~イ!

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トライアスロンを楽しみにやって来たユウ、宮古に来てからトライアスロンを知って旅の予定を変更してプキの家に戻ってきたコウジくん、そしてトライアスロンまでには引っ越しして見たいと張り切って宮古へとやって来た海坊主&小ミキさん。その誰もが思っていた以上の楽しさと興奮と感動を味わうことが出来ました。

全てを出し切って頑張った選手のみなさん、5千人近いボランティアの方々、老若男女問わず早朝から最後まで沿道で応援した島の人達、その全てが島の宝、宮古島トライアスロンなんだなあとあらためて思いました。

感動をありがとう、そしてまた来年!

2008トライアスロン前編

昨夜は早く寝るつもりが結構遅くなっちゃって、しかも今年からスタートが30分繰り上げということで、今朝は5時過ぎの起床でなかなか目が開きません。ユウコウジくんを起こしたら、バタバタと準備して朝食におにぎりを作ったら出発だよ!

ジゲンファミリーは午前中のフェリーで伊良部島に渡るということで、まだ夢の中ですがこれにてお別れです。まだまだ宮古を楽しんでね!

おにぎり頬ばりながら車を走らせスタートの前浜ビーチまでやって来たら、今日一日一緒に応援することになった海坊主小ミキさんと合流してワクワクドキドキスタートの時を待ちます。

そして号砲が鳴り響き、いよいよ2008トライアスロン宮古島大会の開幕です。今回スターターを務めた小泉元首相の見守る中一斉に海へとなだれ込むアスリートの群れに、トライアスロンの観戦が初めてのみんなは興奮を隠しきれない様子。

小泉さんは感動してる様子!?

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みんなの願いが叶って今日のコンディションは最高です。空には薄雲がかかり強烈な日射しを遮り、気温もやや低めで風も波も穏やか、これ以上ないトライアスロン日和です。

選手達が泳ぎ始めるとスイムのスタート地点からゴール地点へと観客の波も移動し始め、狭い狭い通路を無理矢理通って頑張って良い場所を確保したら、選手達が帰ってくるのを待ってます。

みんなで応援してるからね~!

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スタートから30分が過ぎ、3キロのコースを泳ぎ切ったトップの選手が砂浜へと上がってきました。次々と力強く走り抜けていく選手達を見送ったら、そろそろ今回僕らが応援してるユウジさんマリコさん、まずはユウジさんが上がってくる頃だと注意深く見ていたんだけど、みんな黒のウエットスーツでしかも一斉になだれ込んできたもんだから、見つけたのは目の前を通過した直後、なので僕らの声は届かず写真も撮れず・・・

次こそはとマリコさんが帰ってくるのを待つも、今度は目の前を通り過ぎた事にも気付かぬまま最後の選手を見送ったら、一旦プキの家へと戻りましょう。

ジゲンファミリーを見送ったメグミさんと合流したら、バイクの2週目を応援すべく再びコースへと車を走らせます。

我ら酢コンブTシャツ4人組!

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すっかり酢コンブ臭は落ちましたのでご安心を。

しばらくしてトップの選手がやって来たんだけど、あまりのスピードにまともな写真がなかなか撮れないぞ!

ということで・・・

流し撮りの練習してます!

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選手はブレずに後ろの景色だけが流れてるのでスピード感、躍動感が出てるでしょ。何回も繰り返してこれでバッチリだと安心していたんだけど、ひとつだけ、だけど大きな落とし穴があることに気が付いたのでした。

二人のシャツの色を聞いてなかった・・・

40キロオーバーで疾走するバイクをメット被ってサングラス掛けた顔や、腕に書かれたレースナンバーで遠目に判断する事は不可能で、気付いたら時すでに遅し、走り去る後ろ姿を小さくそしてブレブレの写真に収めるのが精一杯。それに、またしても僕らの声援に気付いてもらえなかったかも。

だけどさすがに6人いればなんとかなるもので、海坊主さんのカメラだけが力強く走る姿を鮮明に捉えていたのでした。

バッチリだね!

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だけどこの位置でこの表情この顔の向き、完全に僕らには気付いてないようで・・・

お次はバイクのゴール、そしてランのスタート地点へと場所を移し、今度こその思いを胸にみんな揃って応援にも力が入ります。次々と選手が駆け抜ける中、155キロの道のりを走り抜いた白いシャツに黒のパンツ、今度こそユウジさんの姿が遠くからハッキリと見えました。

精一杯の声援で見送ったらバイクを降りて、最後は42.195キロのランに突入です。

頑張って~!

力一杯声を掛けたら走り去る後ろ姿に思わず僕も走り出し、途中でサンダルも脱ぎ捨てて裸足でダッシュして追いついたらもう一度声を掛け写真を一枚。

なのに残念!!

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その勇姿をバッチリ撮るつもりが、後で見たら左の端っこにちっちゃく写ってるだけなのでした・・・

ユウジさんを見送ったら、すでにお昼を過ぎてみんなお腹も減ってきたということで、ランの応援に行く途中に食堂で腹ごしらえを。

小さく古ぼけたお店は基本的にオバアが一人で切り盛りしていて、いろんなメニューがあるんだけど一気に入ってきた6人のお客さんを目の前に、宮古ソバが美味しいよ! あからさまに同じものを頼みなさいよというアピール。結局宮古ソバを2つに肉ソバを4つ注文、すると包丁を手に厨房の前のテーブルでおもむろにキャベツを刻み始めるオバア・・・・ここで作るわけ!?

そして待ってる間に食べてねということで、トウモロコシを持ってきてくれたオバア。ひとり1つずつ食べなさい!そう言って差し出したお皿には美味しそうなトウモロコシが3つ。

どう見ても僕ら6人なんですけど・・・

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ひとり半分ずつ仲良く食べてると、厨房で電話してるオバアの話し声が。早く早く、いいから早くいらっしゃい! 同時に6つも注文が入ってかなりパニックの様子。しばらく待つとようやく出来上がったようで、トレーに乗ったボリュームたっぷりの宮古ソバが3つ・・・

いやいや宮古ソバは2つ頼んだはずだけど!?

そうだった? 宮古ソバ3つに肉ソバ2つだと思ったんだけど!?

だからどう見ても僕ら6人なんですけど・・・

そんなこんなで大笑いしながらオバアのソバでお腹いっぱいになったら、早くもトップの選手がゴールする時間が迫ってきたので陸上競技場へと向かい、ゴール付近に陣取ってその時を待ちます。会場に設置された大型スクリーンには激しいバトルを繰り広げるレース展開が映し出され、そしていよいよトップの選手が競技場へ。

お帰りなさ~い!

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まわりの温かい拍手と声援に包まれながら見事トップでゴールテープを切ったのは、河原勇人選手です。

おめでとう~!!

会場を盛り上げるエイサー太鼓、そして獅子舞を従えてゴールテープを切ると両の拳を高々と掲げ、待ちに待ったこの瞬間を噛み締めています。

獅子舞くんご苦労さんです!

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それからも続々と帰ってくる選手達を見届けたら、折り返して帰ってくるユウジさんを応援に行くぞということで、空港の裏側に陣取って往路と復路、両方からやって来ては走り去る選手達に旗振りながら精一杯の応援を。

しばらくしたらユウジさんの姿が。ワイドーワイドー!!

走り去る姿を見送ったら、また陸上競技場に先回りして帰ってくるのを待ちます。そしてみんなでワクワクしながらその時を待ってると・・・

来た来た来た~!!

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途中から足がつっちゃって・・・と僕らの目の前で軽く屈伸したら最後のトラック一周を噛み締めるように駆け抜け、その間に僕らはトラックの内側を真っ直ぐゴールへショートカット、ゴールの目の前で最後の応援を。

目標タイムに10分ほど及ばず本人的には悔しいレースになったようだけど、無事走り切れたことがまずは何より。ユウジさんのゴールを見届けたら、次はまだ全然その姿を見れていないマリコさんの応援に行きましょう。

さあさあ後半も張り切って応援するよ~!