この時期の大潮は一年で一番潮が引くので、毎年旧暦の3月3日(今年は3月31日です)は干上がった海に大勢の人が出て潮干狩りを楽しみます。

そんなわけで今日はマサ坊と愉快な仲間達!?が集まって、ほとんど人が入らない秘密の場所へ潮干狩りに出掛けました。

こんな道だもの、誰も入れませんって!

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ほとんど道なき道と言っていいような道を、マサ坊の車を先頭に、トシちゃん号、そして我々も便乗させてもらった乱さん号の3台は、草をかき分け進んでいくのでした。そしてこれ以上は普通の車では進めませんってところで停めて、そこからは歩いて海を目指します。 ほとんど人の入らない緑の道は、ひと目20匹か30匹かというほどの蝶々が飛び交い、みんなの目を楽しませてくれました。

そしてようやく海へ到着。我が家は去年もマサ坊に連れてきてもらったから要領はわかってるけど、その他のメンバーは全くの初めてで一体どれが食べれるとか全然分からない状態なのに、ひとり獲物を探して先へ先へと行ってしまうマサ坊です。

そんなに集まっても獲れないよ!

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だけどこのメンバー、ある意味獲物を獲るというよりは水中観察を楽しんでるという感じでもあります。 なぜならほとんどがサンゴ礁ガイドのメンバーなもんで・・・

今日は大潮ではあるものの、まだ潮の引きがそれ程でもなく水位が高いからなかなか獲物を見つけることが出来ません。マサ坊は早々とマスク着けて泳ぎながら獲ってるけど、観察組は箱メガネで水中を覗いてます。そして私は・・・こんなこともあろうかと持参してきたマスクを装着し、意を決して・・・

冷た~い!!!

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最初の年は確か2月に初泳ぎをし、次の年は3月に。そして去年が5月、年々軟弱になっていくこの身体でまた3月に泳ぐことになろうとは思ってもみませんでした。だけど頑張った甲斐はあるもんで、それなりに貝も獲れたし手つかずのサンゴのお花畑も見れたし、リーフエッジから深場へ落ちる景色も楽しめたし(でっかい魚がいっぱいいて、釣りしてぇ~!!って感じでしたよ)

今日は晴れて日射しはあるものの気温が上がらず(多分20℃もなかったはず)それに風が強くて海から上がると震えが止まらずプルプルしながら岸へと一直線に向かうのでした。

焚き火があったか~い!

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焚き火を囲んでランチタイム、心も身体も暖まるひとときです。約30年ぶりに海で泳いだという生粋の宮古人、マサ坊は、子供の時以来見るカラフルなサンゴや熱帯魚に感動した~!って興奮を隠せません。

結局私の本日の収穫は、クモ貝が2つとテラジャが30か40個程。大漁には程遠いけど今日の潮じゃあ仕方ないね。やっぱりマサ坊が一番獲ってたけど、それでも去年程じゃなかったもんね。

ちなみにクモ貝はそのまま焚き火に放り込んで焼いて食べちゃいました。茹でても美味しいけど焼いて食べるのが一番かも。香ばしさが加わって美味! ちなみに忘れられて炭になってしまった可愛そうなヤツもいましたが・・・

そしてテラジャはどうなったかっていうと・・・

お皿に盛られて出てきましたよ!

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海から上がって一旦家に帰ってシャワー浴びたらちょっとお昼寝。そして夜はまたぶんみゃあで全員集合すると、テラジャは茹でられてむき身になって綺麗にお皿に盛りつけられて出てきました。

マサ坊ご苦労様です・・・

今日は初泳ぎもしたし、みんなも朝から遊んで少々お疲れの様子。

この人以外はね・・・

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さてさてみなさん明日も朝から大変だから、

今日はこの辺で終わりにしますか。。。