予定通り最後の朝はグダグダの朝で、もちろん一番のグダグダさんは昨夜ピッチャー飲み干したヒサシさん。それでもちゃんと起きてきたら僕らが朝食作ってる間、頑張ってダイビング機材片付けたりして偉い偉い。
では朝食が出来上がったらチカコさんもマサオさんもみんな揃ってテーブル囲み、手を合わせていただきますだけど・・・
ちゃんと食べれるかな!?
みんな普通なのにヒサシさんだけはリクエストに応えて最初から朝食少な目に作ったのに、さらにパンを半分マサオさんのお皿に乗せたりしながら 昨夜は飲み過ぎたなあ・・・って胃を押さえて辛そうな顔してます。
そんなわけなので出発までの時間をゴロゴロダラダラ過ごしてしまいそうな感じだけど、敢えてここはシャキッとしてもらわねばと強引にタプーちゃんのお散歩連れ出したらプキビーチへと向かいます。
冬の海って感じ!
結局今日もまだ波風落ち着いたとはいえないお天気で、それでもなお青い海を眺めては やっぱり綺麗だね!って言いながらのんびりとした時間を過ごしたらさあそろそろ帰りの時間だね。
本当は明日まで宮古にいたかったんだけど飛行機の都合で那覇に1泊しなきゃならなくて、帰らなきゃいけないかぁ・・・って名残惜しさでいっぱいだから最後の朝は晴れてほしくなかったみたい。だけども車に荷物積んで最後の写真を撮ろうとお外に出たら、さっきまでの雲は薄く途切れて・・・
晴れ間出ちゃったね!?
というわけで見たくないけど見ちゃったし、行きたくないけど行かなきゃだから、今度はいつ来れるかなあ!?って言いながら再会を誓いお別れするのでした。
ところでさっきお散歩で前を通ってちょっとだけ顔出したんだけど、今日は冬至、ここ狩俣集落では冬至の夜に班ごとに集まってお祝いをする習慣があるので今夜の宴の準備を朝からやってるのです。なので僕も途中参加ではありますが遅ればせながらやって来たら、大鍋でグツグツと100人分くらいでしょうか、豪快に料理してるところをお手伝い。
メニューは毎年一緒で、具だくさんのソーキ汁に近海マグロのお刺身にそれからチーイリチー。チーイリチーは豚肉に豚の血を入れて炒め煮したもので、大量に作るから船を漕ぐ櫂で焦げ付かないよう鍋底からかき混ぜながら作るんだけど、そこへドボドボと惜しげもなく大量に投入されたのは・・・
見たくない~!
って見たくないの意味は2つあって、ひとつはもちろん昨夜さんざん飲んで僕も二日酔い気味なので大量投下されてる泡盛見たくないってのと、今や幻の存在となった地元のお酒千代泉を料理酒として使っちゃうのがあまりにもったいなくて、そんな使い方するなら飲んだらいいのに!いや今日は飲めません・・・みたいなのが頭の中でグルグル回っていたり。
そんなこんなでお昼過ぎにはなんとか完成し、みんなでまかないランチ食べたらそれぞれ一旦お家に帰り夜はまた集まってオジーオバー達をもてなすのです。
今夜はお酒見たくないのです。。。