さてさて民泊2日目の朝がやってまいりましたが、今日は農業体験ということなんだけどプキの家は農業やってませんから、別グループの受け入れしてる近所のサダヒロさんの畑で一緒に作業させてもらうことになっていて、8時集合っていうからちょっと早めに起きたら朝食で栄養補給して張り切って向かいましょうか。
アツシくんとキョウヘイくんとヒロキくんを車に乗せてサダヒロさんの家に行くと誰もいない、偵察隊のキョウヘイくんに家の周囲を見てきてもらうも誰もいなくてどうしたのかと思ったらしばらくして軽トラで帰ってきて、どうやらあちらのグループはすでに早々と畑で作業しているらしく、プキの家チームで良かったねと言葉に出さずともみんなして思うのでした。
今日はちょうど時期を迎えているサトウキビの植え付け作業のお手伝いということで畑にやって来たら、先に来ていたグループに混じって肥料袋いっぱいのキビ苗をそれぞれ引っ張りながら一畝ずつ並んで蒔いては踏み固めていきます。
頑張れ少年達よ!
そんなことを言ってますが、キビ刈りは冬の作業だから毎年やってる僕もキビ植えはプキの家が忙しい夏の作業なので実はやったことがなくて、みんなと一緒にキビ植え体験してるような状態になってます。
慣れない作業に悪戦苦闘の子供達、作業用の靴は持ってきてないけどスニーカー汚すの嫌だってことでビーサン履いてきたんだけど、さすがにこれでは畑の中で思うように動けず、きっとこうなるだろうなあと思っていた通り・・・
裸足が気持ちいい!
さすがにキビ刈りの時は切り倒した株が地面から出てるから危ないけど、今ならフカフカの土が逆に気持ち良かったりするのです。
1時間やって休憩してその後また1時間弱、みんなの頑張りで大きな畑の半分はキビ植え終わっちゃったね。オジサン達からジュースやパンが振る舞われてますが、汗かいてグッタリな少年達は青空の下でヘトヘトな表情です。
ご苦労様でした!
ここで別グループのみんなとお別れしたら、昨日約束したとおり夕方見た色とは違う海を見せてあげようと、昨日と同じ池間大橋にやって来ました。すると青空に輝く宮古ブルーの海が広がり 全然違う~!と3人声を揃えてテンション上がっちゃって、橋の上から見下ろす海は透明度も抜群で、しかもラッキーなことにウミガメさんが顔出してくれてこれにはみんなテンションマックスだけど 携帯忘れた~!って写真が撮りたかったみたい。
なので帰って準備して時間があったらもう1回見に来ようって事でプキの家に戻ったら、まずはシャワー浴びてサッパリして、みんなが荷物まとめてる間にお昼を作ったら・・・
最後の食卓です!
荷物もまとめて準備が出来たら集合の時間まで少し時間が取れたから、最後にもう1回海の写真撮りに行こうってことで、その前にみんな揃って看板の前に並んだら・・・
記念の一枚を!
わずかな残り時間で海までやって来たら、さっきよりさらに鮮やかさを増した青い青い海を眺めては、それぞれ思い思いに写真撮りまくったりただただ眺めたり。
残念ながらウミガメには遭遇しなかったけど、巨大なダツや小魚の群れや気持ちよさそうに漂うサヨリを見ては 泳ぎてぇ~!ってこのまま飛び込まんばかりの勢いだけど、飛び込んだら最後上がって来れないことを昨日学んでるのでグッと我慢の3人なのです。まあお昼からは泳げるんだし・・・
今は見るだけね!
最後は池間島1周してビーチからの景色を眺め集合時間ギリギリまで楽しんだら、集落センターにはすでにほぼ全員集まっていて、どうやら僕らが一番最後まで楽しんでたグループのようで。
今回は1泊だけということであっという間、本当はもっとゆっくりとお話ししたりもっと島のいいところを見せてあげたかったけど、また大人になって戻ってくればいいじゃない。離村式が終わりみんなバスに乗り込んだら、一番後ろの席から思いっきり手を振る姿に僕らも手を振り応えたら、走り出すバスを見送るのでした。
またおいでよ~!
そんなわけでプキの家初の民泊はあっという間に終わっちゃって、短い時間ながらも楽しんでもらえたかな、想い出に残ってくれたらいいなと思いながら不思議な余韻を残し終了するのでした。
またいつの日か成長した姿を見せてくれたなら・・・
本当に嬉しいなあ!