プキ日記

ただただありがとう!

朝、カーテンを引けば一瞬視界を失うほどの眩しさ。

ヒロミちゃんと行く観光ガイドの朝は絶好のお天気で、まずは二人で頭を下げ、ありがとうとテルテル坊主さんに感謝の気持ちを捧げることからスタートです。明日はたっぷりお相手してあげるから今日は勘弁ねってことで、お散歩に連れてってと言わんばかりのプキを残し、朝食の後はパパッと準備したら早速出発です。

リクエストは来間島とビーチを2つほど聞いていたので、まずは海沿いの道を走らせやって来たのは・・・

青空の前浜ビーチ!

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うわぁスゴイ~!!って、初めての沖縄旅行で先に八重山の島々を巡ってきたとはいえ、他に誰もいない快晴の前浜ビーチ見ちゃったらそりゃあ感動しちゃうよね。嬉しそうに波打ち際をチャプチャプしては、カメラと携帯渡されて僕は頑張ってカメラマンやってます。

心ゆくまで満喫したら、右も左も上も真っ青に囲まれた橋を渡り来間島へ。途中橋の上で釣りしてる人がいたから車の速度を落とし、ヒロミちゃんが大声で 釣れましたか~!って聞いたら 今来たところ!ってことなので、本当かなあと思いながら 絶対帰りも聞くぞ!って。

島に渡ってしばらく走った頃、昨日さらに痛めた僕の手を気遣って 運転代わります!ってことなので、ではお言葉に甘えて遠慮なく。ちょっと緊張気味にアクセルを踏みすぐ目の前を右折したら はい到着~!ほんの20メートルくらいで目的地に着いちゃいました。

ありがとね、その気持ちだけ有り難く受け取っておきますよ。

竜宮展望台から絶景を眺めたら、対岸に見える前浜ビーチを見て大事なことを忘れてきたことに二人して気付いちゃいました。ここから眺めたときに見えるくらいの巨大文字を砂浜に書こうって昨日言ってたんだった。

気を取り直して島の裏側に、全然人が入ってないようで伸び放題の草に覆われた小道を進めば・・・

青い海が見えてきたよ!

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ここでもまた青い海と真っ白な砂浜を二人占めして、待ちに待った快晴の宮古島を楽しんでます。

それでは次行ってみようと車を走らせ橋を渡り来間島を後に。だけどその前に、さっきの釣りしてたオジサンにまた声を掛けてみたら 釣れてるよ!ってちょっと誇らしげに言うので車を停め見てみたら、クーラーボックスの中には良いサイズのイラブチャーとアイゴが。透明度バツグンの海を見下ろしながら これだったらエサ食べる瞬間とか見えるんじゃない!?って言ったら 見えるよ!って言いながら仕掛けを投入。するとエサ目掛けてでっかいお魚さんがワラワラと群がって来るではないですか!

それは相変わらず宮古釣れない病に侵され続けてる僕にはたまらない光景で、今度絶対来てやるぞと思いながら現場を後にするのでした。

お昼はせっかくのお天気だし景色の良いところでお弁当がいいってことで、これからのルートを考えてひまわりさんのお弁当に。お弁当買ってお店を出た次の瞬間、お店に入ろうとする現場系のオジサンにヒロミちゃんが突然タックルするという珍事件に大笑いしつつ、やって来た本日のお弁当ポイントは・・・

絶景だね~!

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僕の真似して海とお弁当の写真撮ってるヒロミちゃんだけど、その姿を撮ってる方がなんかおもしろいよね。

絶景を満喫しながらお弁当食べたらそこから海沿いの遊歩道をのんびりと歩き、車を停めた場所にある記念碑を眺めながら僕から一言、これ感情込めて読んでみて!

なりやまあやぐ、宮古島の民謡です!

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もちろん純度100%宮古方言で歌われてるこの歌を、感情込めて読めというのは 棒読みの女王!?として世に名を馳せるヒロミちゃんには酷ってもんで、抑揚のない途切れ途切れの音声がまるでモールス信号のように流れ続けてるのでした。

それじゃあそろそろ海ばっかりも飽きただろうし(飽きないんだけどね)また全然違う感じの所に行ってみようってことで、やって来たのは・・・

幻想的だね!

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まあ本人はあまりの真っ暗闇にビビリまくってましたが、その前に入り口付近で出くわしたでっかいカエルに一番ビックリしてたね。

そこからまた色々と寄り道しつつリクエストにあった砂山ビーチを楽しんだら、本日最後の海は決してレンタカーでは行けないプライベートビーチ。そのビーチの端っこまで歩いたら、潮の引いた海をさらに進み洞窟みたいになったところでひと休み。

いい感じだね!

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そうそう、言った本人でさえうっかり忘れちゃってたけど、本日最後のリクエストにお応えしてやって来たのは、パイナガマビーチを車窓から。まあこれだけ綺麗なビーチをいっぱい見てきて最後にパイナガマ行ってもしょうがないからね。

というわけで、テルテル坊主さんのおかげでバッチリ快晴の宮古島を満喫した観光ガイドから帰ってきたら、夕日の時間に合わせて海までお散歩です。

だけどなんだかんだで出発が遅れたもんだから二人して息切らしながら走り、それでも日没までに海にたどり着けないかもってことで途中で諦めて歩きはじめると、水平線に落ちる前に霧状の雲に消されつつある太陽が、まるで落ちる寸前の線香花火のような赤い球となり、そいつを手のひらに・・・

浮かせてみました!

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そのまま海まで行って刻々と変化する空の色に見とれ、すっかり暗くなった帰り道は突然キビ畑から ガサガサガサ!!ってでっかい生き物が走り回るような音にビックリして、悲鳴を上げるヒロミちゃんをとっさに庇って右手をグキッ!!

実は昨日の朝もプキのお散歩中に、同じようにヒロミちゃんを庇ってやっちゃったんだよね。でも自分の右隣を歩いてるヒロミちゃんが次の一歩ででっかい芋虫を踏みそうになってるのに気付いたとき、とっさに右手が出るのをきっと誰にも止められないよね。

今夜は楽しかった一日をメグミさんに語りながら(残念なことにそれさえも棒読みでしたが・・・)そして僕から最後の夜のプレゼントは、記念碑を前にまたしても棒読みしてしまった宮古民謡なりやまあやぐを、たっぷりと気持ち込めて歌わせてもらいました。

そして最後は楽しみにしていた星空を見に行って、帰ってきたら寝る前はまたテルテル坊主さんの前に二人並んで、今日一日晴れさせてくれたお礼を・・・

ただただありがとう!