プキ日記

いよいよスタート!

皆さんおはようございます。只今4月22日午前4時・・・・眠いです! だけどそれより何より外の状況がちょっと気になります。雨こそ降ってはいないものの風はピューピュー雷ゴロゴロと、みんなが動き出してもプキがハウスから出てこない程のお天気です。とはいえ去年の嵐のような天気ではないのでまあ大丈夫でしょうが。

いよいよ第23回全日本トライアスロン宮古島大会当日の朝がやって来ました。朝食を済ませたタケヒロさんケンジさん、そしてマユちゃんを乗せてまだ真っ暗な道をスタート地点の東急リゾートへと車を走らせます。応援のサチヨさんとメグミは7時半のスタートに合わせて後から合流ってことで。

それぞれ登録を済ませバイクや荷物の最終チェックをしたら、ウエットスーツに着替えてスタート地点のビーチへ。同じような格好した1500人に同化して二人の姿を見失っちゃったけど、なんとかタケヒロさんを発見。それじゃあスタート直前カメラの前で気合の入ったところを頼むよ~

う~ん、どうも頼りないなぁ。。。

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ゼッケン46番、おっとりして控えめな性格とは裏腹に、そのゼッケンから実は招待選手じゃない!?と噂されてるタケヒロさん。その実力はこの後明らかに・・・

そしてマユちゃんとサチヨさんとメグミとみんな揃って見守る中、午前7時30分、過酷なレースの始まりを告げる号砲とともに一斉に海へとなだれ込む選手達。

みんな頑張ってね~!

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トライアスロンの応援が初めてというサチヨさんは、あまりの迫力に圧倒されたようで興奮を隠し切れない様子。そしてスタートを見届けたらスイムのゴール地点へ移動して、海から上がってくる選手達を待ちます。

スタートから30分、先頭集団の水しぶきが見えてきてトップを争う3人のデッドヒートが展開され、目の前のビーチをウエットスーツを脱ぎながら短距離走のようなスピードで駆け抜けて行きます。それからしばらくして後続の選手が次々と目の前を通り過ぎ、ちょうど1時間になろうかという頃、プラン通りのタイムで上がってきたのは・・・

ケンジさん!

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こちらの声援に気付き、元気そうに手を振りながら力強い走りで駆け抜けて行きました。それじゃあ行くぞ!マユちゃんに声を掛け、バイクのスタートに間に合うようダッシュで移動です。そしてケンジさんを探しながら次々と走り出すバイクを見ていると・・・

お~い! こっちに向かって手を上げて通り過ぎるバイクが一台。なんとマユちゃんと二人して気付かずに、通り過ぎた後ろ姿しか見れなかったのでした・・・・ゴメンよケンジさん。

それから10分少々遅れてタケヒロさんがスイムを終え上がってきました。笑顔で通り過ぎるその姿を見送ったら、今度こそ見逃すまい! そう思いつつ全員揃って待っていると・・・・なかなか来ないね!? だけど集中力を切らさずさらに待っていると・・・

来た来た来た~!!

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ここでも控えめに笑顔で目配せしただけで走り去ったタケヒロさん。それにしてもスイムからバイクまで時間掛かりすぎだよね!? みんなでそんな事を言いながら移動のため車に向かって歩いていると、目の前にエイドステーションが。ここでムシャムシャ味わいながら食べてたんじゃない!?甘い物好きのタケヒロさんの事だから間違いない、全員一致の意見でした。

交通規制のかかった大通りは走れないから選手を追い抜いて応援することは出来ないので、一旦プキの家に戻って一休み。そしてバイクの2周目に合わせて作戦会議で決めていたポイントで応援を。追い風に押されるように猛スピードで次々と走り去るバイクを応援しながら待ってると、猛スピードで”走ってくる”人が! 変なのがいるなぁと思いながら近付いてくる姿を見ていると・・・

ケンジさん!!

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その元気っぷりを猛烈にアピールしながら、そして周りからも人一倍の声援を受けながら走り去っていきました。みんなで大笑いしながらも、タイムも上々まずは元気に走ってるってことで一安心。

さあ次はタケヒロさんの番ってことで応援しながら待つも、なかなかその姿が見えません。スイムは15分遅れで上がってるのでそろそろか?もう来てもいいんじゃない!?って思いながら早1時間。

するとすると・・・

やっと来た~っ!!

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笑顔で控えめなガッツポーズで元気なところを見せつつ走り去っていきました。まずはホッと一息、だけどのんびりしちゃあいられない! 慌てて車に乗り込んだら次の応援ポイント、バイクフィニッシュの場所へと車を走らせるのでした。

応援の人垣の中、続々と選手が帰って来ては最後のランに挑んでいきます。そんな彼らを応援する沿道の人々、そして・・・

エイサーも盛り上げてるね!

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ここバイクフィニッシュのポイントには放送席があって、帰ってきた選手一人一人をその順位と共に紹介していて、到着したときはまだ60番台の順位だったからどうやらケンジさんの応援には間に合ったみたい。

そしてもうすぐ予定のタイムになろうかという頃、元気いっぱいケンジさんが帰ってきました。

調子良さそうね!

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実はロングのトライアスロンは初めてというケンジさん、後半までスタミナが持つか少し心配はしていたようだけど今のところ全然問題なさそう。バイクを置いて着替えたら、いよいよ最終種目、42.195キロのランに突入です。

頑張って~!

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全員とハイタッチして元気いっぱい走り出す後ろ姿を見送ったら、そこから1時間少々遅れてタケヒロさんが帰って来ました。

お疲れさ~ん!

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ところがここで思いがけない出来事が!!

バイクを置いたら元気に走り出すものだとばかり思っていた僕らプキの家応援団の目の前で・・・

食べてる食べてる~!!

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バイクで疲れきった身体に栄養と水分を補給するためドリンクのカップやバナナを手に走り出す選手はいるけど、立ち止まって何にしようか品定めして、オレンジをかじったかと思えば次はサンドウィッチに手を伸ばし、どうもどうもとボランティアの人にお辞儀をしながら、タケヒロさんのグルメ紀行!?が始まりました。

食べ終わったらちゃんと走るんだよ~!

そうこうしている内に、トップの選手がもうすぐランを終え競技場に帰ってくると放送席のスピーカーからアナウンスが。 そういえば毎回友達やお客さんの応援をしてるから優勝の瞬間って見たことないよなぁってことで、せっかくだから見てみようねと陸上競技場の中、ゴール直前に陣取って選手が帰ってくるのをトラックの中に設置されている巨大なモニターを見ながら待っていると、競技場入り口の歓声と共にトップの選手が飛び込んできました。

誇らしげに、そして満面の笑みを浮かべながら国旗と花束を高々と両手に走ってきたのは去年の優勝者、韓国のパク選手!

おめでと~う!

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2位に18分余りの差をつけて、圧倒的な力を見せつけ二連覇の快挙を成し遂げたパク選手。本当におめでとう!

さてさてトップはゴールしたものの、我らプキの家の選手達のレースはまだまだ終わりません。これからどんなドラマが待っているのか、果たして二人揃って完走し、目標を達成できるのか・・・

後半戦をお楽しみに♪